ガルフォード

忍犬パピーを連れたアメリカン忍者。
半蔵との大きな違いは飛び道具で、ため入力のないガルフォードは半蔵より自由に動き回れる。
ただし、爆炎龍ほど隙の少ない飛び道具はない。
他の必殺技も、ストライクヘッズよりモズ落としの方がダメージが大きいなどわずかに差異がある。

通常技も主力武器となる遠立ち中斬りのキャンセルがガルフォードの方が早めでキャンセルしにくい。
ダッシュ攻撃にも微妙な違いがある。

■通常技

・遠立ち小斬り
リーチは短いが、判定の強い優れた牽制技。
シャルロット、幻庵の突きにもある程度は切り合える。
小斬りにしては出した後の隙が大きいので注意。
モズキャンは遠立ち中斬りよりやりやすい。
相手のダッシュ投げ封じには足払いよりこちらのほうがいいこともある。

・遠立ち中斬り
足元が弱く空振りの隙も大きいが、リーチが長く発生も早い斬り技。
忍者の生命線となる技で、モズキャンで隙をフォローできればさらに使いやすくなる。

・遠立ち大斬り
足元への攻撃をすかして攻撃できる大技。
隙だらけで一見使えそうにない技だが、十兵衛など相手によって使える場面がある。

・しゃがみ大斬り
ダウン属性のある忍者の切り札。
相手をダウンさせられるこの大斬りは他のキャラクターを使っていればよりありがたみが増すはず。
遠立ち中斬りを足払いで潰そうとする相手の伸びきった判定に重ねるなど狙いどころも多い。
判定が強めなので乱戦で差し込んでいってもいい。
相手をダウンさせれば、そこから起き攻めに入れる点も大きい。

・遠立ち中斬り(武器なし)
真剣白刃取りを狙うならこの技がいい。
蹴り技と同じく判定は強いので武器なし時は遠立ち小蹴りと合わせて使う。

・遠立ち小蹴り
実は遠立ち小斬りよりリーチの長い蹴り技。
蹴り技の判定は斬り技より強いことが多く相手の攻撃を潰すことができる。
モズキャンのフォロースルーにも使っていける。

・しゃがみ小蹴り
忍者の通常技の中では発生の早い小足払い。
乱戦やジャンプ攻撃からの起き攻めなどに使っていく。
こちらもモズキャンのフォロースルー候補。

・遠立ち大蹴り
地上での対空技。
そこそこ信頼できるが相打ちや打ち負ける技も多い。

・ジャンプ小斬り
上方にも強く信頼性の高い空対空。
ジャンプ中斬りでは不利な間合いではこのジャンプ小斬りで迎撃する。
地味に2ヒットするため、お好みでジャンプからの起き攻めのバリエーションに加えてもいい。

・ジャンプ中斬り
上方には弱いが、こちらも信頼性の高い空対空。
早出しのジャンプ蹴りには潰されるので、一度これで落とした後は地上対空かくぐり投げなどで対応した方がいい。

・ジャンプ大斬り
こちらは下方向に強い飛び込みからの斬り技。
忍者のジャンプは高いので、起き攻めから狙うことが多い。
めくり攻撃でガード方向を揺さぶってやれば、なお強力。

・斜めジャンプ大蹴り
蹴り技なので、ジャンプ大斬りより地上技につなげやすい。
ジャンプ大斬りより発生も早く判定も強いので空中衝突にも強い。

・垂直ジャンプ大蹴り
ジャンプ昇りから技を出すと地上でヒットするほど発生の遅いジャンプ攻撃。
起き攻めのバリエーションの一つとして使えないこともない。

■必殺技

・プラズマブレード 236+斬る
電撃をまとった苦無を投げつける必殺技。
初代では基本的に飛び道具は多用できないが、プラズマブレードも例外ではない。
ジャンプの遅い相手に小のプラズマブレードで牽制するのが主な使い方になる。

・ラッシュドッグ 214+斬る
忍犬パピーが体当たりする必殺技。
「コマンド入力が完成していれば必ず発動する」という性質がある。
この性質を利用して、攻撃を受けた時や起き上がりにパピーを仕込んで相討ちを狙うのが主な使い方。
飛び道具として使うときは遠立ち中斬りがヒットした時、近立ち大蹴りで相手を落とした時など相手がすぐに飛んでこられない状況で使う。

・マシンガンドッグ 214+C
忍犬パピーが相手にかみつく必殺技。
ラッシュドッグよりも硬直時間が長いので飛び道具としては使わない方がいい。
モズキャンセルはCボタンで入力することがほとんどのため、この技が暴発することがあるので注意。

・ダイビングドッグ 214+D
忍犬パピーが相手にかみつき引き倒す必殺技。
こちらもマシンガンドッグ同様、ガルフォード本体の硬直時間が長すぎて普通には使っていけない。
橘右京限定だが連続技につながるのでマシンガンドッグより使い道がある。

・シャドーコピー 64123+AorBorCorD
ガルフォードが4体に分身して、それぞれボタンが対応する位置に実体化する必殺技。
出掛かりにも実体化時にも隙がある上、パピーがガルフォードについてくるというおまけ付き。
半蔵には使い道がある必殺技だが、ガルフォードの場合は死に技となっている。

・ストライク・ヘッズ 623+蹴る
コマンド入力式の必殺投げ。
ダッシュから直接狙っていけるが、半蔵のモズ落としと違ってまったく減らないので無理に狙っていく必要はない。
それもあって、投げ技としてよりモズキャンセルのために使っていくことになる。
ちなみに小ヘッズは小モズより投げ間合いが狭く、大ヘッズは大モズより投げ間合いが広い。

・リア・レプリカアタック 63214+BCD
その場から消えて相手の頭上から奇襲をかける必殺技。
半蔵のうつせみより発生は早いが、ガード後のはね返りが小さくガード後反撃を受けやすい。
当たるか当たらないかのタイミングで使って起き攻めに利用するか、削り目的の必殺技の回避に使う。

・ヘッド・レプリカアタック BCDを押したまま攻撃を受ける
相手の攻撃を受けると丸太変わり、リア・レプリカアタックと同じように上空から攻撃を仕掛ける必殺技。
勿論ダメージはそのまま受けてしまうので、気絶しそうな時や即死クラスの連続技を受けそうな時に使う。

■特殊技

・三角跳び 画面端でジャンプ方向と逆にレバーを入れる
レバー入力方向で軌道を変えられる。

・空中投げ 相手と空中で接近して3or2or1+中斬りor大斬り
投げ間合いのやや狭い空中投げ。
相手の上を取るようにすると決めやすい。

■連続技

・近立ち大斬り>大ラッシュドッグ

・近立ち中斬り>(ABD同時押しモズキャンセル)しゃがみ大斬り

・ジャンプ大蹴り>しゃがみ大斬り

・ジャンプ大蹴りorジャンプ大斬り>近立ち大斬り

・ジャンプ大蹴りorジャンプ大斬り>近立ち大斬り>大ラッシュドッグ(画面端限定)

・ジャンプ大蹴りorジャンプ大斬り(めくり)>近立ち大斬り>(犬キャンセルorモズキャンセル)>近立ち大斬り

■地上戦

地上戦で使うのは遠立ち中斬り、遠立ち小斬り、遠立ち小蹴り、しゃがみ大斬り。
リーチが長く突きが強い相手との切り合いは不利なので、相手の動きを見ながら遠立ち中斬りを差し込んでいく。
攻撃を潰すために判定の強い技を置いてくる相手には技の戻り際に遠立ち中斬りを入れる。

遠立ち中斬りがヒットした時にモズキャンセルが成功すれば、遠立ち中斬りの隙を消して動けるようになる。

画面端の相手に対しては、キャンセル飛び道具は使わない方がいい。
相手のガード硬直が減少しているので普段は受けない反撃を受けることがある。
ナコルルにはプラズマブレードも犬技もすべてアンヌムツベでガルフォード本体ごと斬られてしまうので注意。

ここぞという時に頼りになるのは遠立ち小斬り。
リーチの長い相手の攻撃もガードしていればダメージを受けない。
むしろ、起き攻め狙いのダウン属性攻撃、ダッシュ投げを警戒しておく。
ツバメ返し、跳尾獅子、肉転突きの削りについても、必要経費と考えた方がいい場合も。

相手が隙を見せたら、すかさずしゃがみ大斬りや歩き投げで転ばせ起き攻めへ。
起き攻めから当て投げを狙う時は、中斬り投げが隙も少なく投げが発生しない時も中斬りになるので使いやすい。

接近戦に持ち込まれた場合だが、右京や幻庵のスライディング連打には立ち小斬りの方が使えることもある。
ただし、右京の立ち小斬りは忍者の立ち小・中斬りを潰すのでそこは読み合いになる。

奇襲を仕掛けるなら、6623+ABDのダッシュしゃがみ大斬りという選択肢もある。
これは中斬りと大斬りを同時押しすると大斬りが出るため使える奇襲技。

気絶受付時間が長く気絶規定値が普通なのでダメージの蓄積には注意すること。

■対空技

相手がジャンプ斬りで飛び込んできたら、ジャンプ中斬りで返せることが多い。
ガルフォード側が不利な場面で飛び込まれたら、無理せずジャンプ小斬りで落とす。
十兵衛のようなジャンプ蹴りが強い相手にはジャンプ中斬りよりジャンプ小斬りの方がいい。
十兵衛相手では、ジャンプ小斬りでも打ち負けることがあるので注意する。
空対空も読み合いなので、ジャンプ蹴りや早出しのジャンプ小斬りには負けてしまう。
そこで地上対空の近立ち大蹴りやくぐりからの投げやしゃがみ大斬りなどを使い分ける。
相手の下に潜り込むような形で近立ち小蹴り、近立ち中蹴りで相手の攻撃をすかす手もある。
これは、近立ち小蹴りと近立ち中蹴りの当たり判定が前に出ているため。
ここからキャンセルストライク・ヘッズも狙えるので画面端など空対空が狙いにくい場面やすかし投げを狙う相手に有効に使える。

画面端に追い込まれた時は逃げジャンプ斬りができず間合いが殺されるため、空対空は潰されることが多い。
画面端に追い込まれた時なら、ガードから小ストライク・ヘッズを狙ってもいい。
ジャンプ攻撃をわざと喰らって、地上で犬技をぶつける荒業もある。

■犬技の応用

「コマンド入力が完成すれば必ず発動する」犬技はガルフォード本体が攻撃を受けても発動する。
そこでレバー入力を終えておいて敵の攻撃を受ける直前でボタンを押す。
相手が出したのが小技であれば「骨を切らせて肉を断つ」ことができる。
この犬技の特性は起き上がりにも応用できる。
ただし、ガルフォードは気絶受付時間が長いため連続でダメージを受けないようにしたい。
体力をリードしていて残り時間が短い時など、相手が攻めざるをえない状況で使うのが理想。

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最終更新:2015年05月06日 13:51