は行

パーセク
距離を示す単位。主に天文学の分野で使用されている単位で「pc」と表記される。
1パーセクは3.26光年。ちなみに1光年をkmに換算すると9兆4600億kmとなる。(ep2n)


ハードとソフトの双方からプロテクト
レアリエンの中枢組織に関係する事らしいが現時点でその詳細は不明。(ep1)


ハイアムズ
ヴェクターと並ぶ巨大コングロマリット。元は移民船団系列の企業体で、連邦に編入される際にその名称をハイアムズ重工に変えている。
代表はハインラインという人物で、オルムスの枢機卿の地位に当たる。(ep3)


ハイパースペース
直訳すると"超空間"。ゲートジャンプ時に船などが通過する特殊な空間の事。
視覚的にはチューブ状となっており、俗に言うワームホール等と同様の物と思われる。(ep1)

直訳すると超空間。視覚的には光り輝くチューブのような形状をしており、ゲートジャンプを行う際宇宙船はその中を通過することになる。
ハイパースペースの境界面、つまりチューブの内面に物質が接触すると、そこに膨大な熱量が発生し原子レベル以下に分解されてしまう。
放射線も飛び交っているためハイパースペース内の研究、解析には危険が伴い、未だ多くの謎が残されたままになっている。(ep3)


ハイパースペース航行
通常空間から特殊空間であるハイパースペースへ移行することで、遠距離を瞬時に移動する航法。
大抵の場合はU.M.N.を解することが不可欠で、ハイパースペースへの転移ゲートを利用するには課金が伴う。
ハイパースペース内は視覚的にチューブ状になっており、境界面であるチューブ内壁に接触すると原子レベル以下に分解されてしまう恐れもある。(ep2n)


ハイパースペース内での戦闘
ハイパースペースの境界面(チューブ内面)に接触した物質は原子レベル以下に分解されてしまう。
マシューズはそういった場所での戦闘行為事態の危険性のことを言っている。(ep1)


ハインライン
ハイアムズ社代表であり、オルムス枢機卿の一人。
オルムスにおいては異端審問官を統べる立場に立ち、技術開発や資金の調達などをも一手に引き受けており、
実質的にセルギウス17世を凌ぐ実力者である。
だが、これまで人前にその姿を表したことはなく、マーグリスたちでさえその姿を直接見ることはない。
オルムスによるロスト・エルサレムへの回帰を悲願とし、マーグリスを含め多くの者が彼の遺志に賛同し従っている。
セルギウス17世亡き今、オルムスの実権を握りオルムスの聖地ミクタム奪還を実行に移した。
彼の正体はヴィルヘルムであり、ヴェクターもハイアムズもヴィルヘルムによって管理・運営されてきた。
劇中でヴェクター製のE.S.の開発がラビュリントスで行われていたのも全てはヴィルヘルムによって計画されていたものである。(ep3)



デュランダル展望室でのアレンの回想。二年前のシオンがすがっていた墓石はケビンのもので、曙光内中央墓地にある。
墓石の表面に書かれている文字は、
Kevin Winnicot
4739-4765
ecce universa terra coram te est recede a me obsecro
ラテン語で意味は――地は皆汝の前にあるにあらずや 請う我を離れよ 汝若<もし>左にゆかば我右にゆかん 又汝右にゆかば左にゆかん――
となる。
アブラムがロトに向けて言った言葉で、連邦政府のマークにも似た言葉が記されている。
旧約聖書「創世記」第13章9節より抜粋。(ep1)


ハカセ
本名ハクシーヌ・ホワイト。ボロメオ大学を主席で卒業した天才科学者。
大学卒業を控えた頃はヴェクターを始め、数々の有名企業の開発部門からスカウトを受けていたにも関わらず、その全てを振り払って姿を消してしまう。
クーカイ・ファウンデーションでロボットアカデミーなる怪しげな研究所を開設してた際にシオン達に出会う。
その出会いは無敵の巨大ロボットを完成させる夢を果たすきっかけを作った、まさに運命的なものであった。
………って、どうしてこうなった。(ep3)


白化
グノーシスに接触された人間が真っ白となり砕け散る現象の事。
シオンとアンドリューも一度は白化しかけた。
アンドリューはその後グノーシスに変異したが、シオンもやがてそうなるのかは不明。(ep1)

グノーシスに接触された人間には、大抵の場合、身体が白く変化して粉々に砕け散る現象が起こる。
身体の白化からグノーシス変移する事例も稀ではあるが確認されている。
シオンとアンドリューは、ヴォークリンデにおけるグノーシス襲撃事件の際、グノーシスに襲われ僅かな時間だが白化現象に陥る。
両者は一命を取り留めたが、その後アンドリューだけがグノーシスに変異した。
白化した者、グノーシスと接触したものはいつか必ずグノーシス化するという事実に反して、現在もシオンは最悪の事態を免れ続けている。
そこに如何なる理由があるかは不明である。(ep3)


ハマー
T.C.4740年生まれ。27歳。
航宙貨客船エルザのナビゲーター。
外見に似合わず、10代の頃は天才ハッカーとしてその名を欲しいままにしていたが、調子にのって、とある犯罪組織のデータベースに手を出してしまい、結果、命を狙われる羽目に陥る。
それを救ったのがマシューズであり、彼とはそれ以来のつき合いとなる。
操舵手のトニーとは幼なじみ。お調子者だが、ナビゲーター、エンジニアとしての腕は一級品。(ep1)

クーカイ・ファウンデーション所属の民間航宙貨客船エルザ号のナビゲーター。
10代の頃、天才ハッカーとして名を馳せていたが、調子に乗ってとある犯罪組織のデータベースに手を出してしまい、その結果命を狙われる羽目に陥る。
それを救ったのがマシューズで彼とはそれ以来の付き合いである。操舵手のトニーとは幼なじみ。
ナビゲーターとしての腕は一流でマシューズやトニーからの信頼も厚いが、
軽く見られるその態度のせいか、知り合ったばかりのものからはただのお調子者に見られがちである。
軽いノリの発言がマシューズの怒りを買うことも多いが、本人たちはそれもスキンシップの一環であると思っているようである。
好奇心旺盛で何事にも積極的に関わろうとするが、反面気が小さいところがあり、おっかなびっくりですぐに関わりと絶とうとする所も多い。(ep3)


パラダイム汚染
パラダイムとは、ある時代や分野において支配的規範となる「物の見方や捉え方」の事であり、
それが非連続的に変化する場合に「パラダイムシフト」などと呼ばれる。
劇中ではコンピューターなどのメインフレームやOSなどをハッキング、侵食されていくような絶望的な状況に陥る意味として使用されている。(ep3)


バリアント
異なる複数のプロセッサから成る"中央電脳ピエタ"の、メインプロセッサ以外のコプロセッサの総称。(ep1)


パワーローダー
ヴォークリンデ内で、主に物資運搬の作業を行っている人型機械。
ごく一般的に、連邦全体に配備されている作業機械である。
腕部先端に火炎放射器を装備したタイプも存在する。(ep1)


反ウ・ドゥ波動
U.R.T.V.が形成する思念波を指す。ウ・ドゥとは逆相違の波形を持っているため、ウ・ドゥが発生する波動を相殺できる。
ゾハルをエネルギー源とする機動兵器へのエネルギー供給は、このウ・ドゥ波動を用いており、ミルチア紛争でのU.R.T.V.部隊展開の意義は、
このエネルギー供給を寸断することにあった。(ep2n)

ウ・ドゥが発生させる波動とは反対の波動を発生させる能力のこと。相殺波とも言えるものでU.R.T.V.に施されている。(ep3)


反教皇派
ユリウス18世の製作に反対意見を唱えた者たちを指して使われた言葉。
T.C.4600年代後半、移民船団の教皇ユリウス18世はゾハルを所蔵する惑星アブラクサスの統治に関して
星団連邦との分割によって統治を行うべきではないかという考えを提唱する。
しかし、当時移民船団・星団連邦内には依然としてゾハルをめぐるパワーゲームが続いており、
融和政策を推し進めるユリウス教皇の考え方には必ずしも多数の賛成があったわけではなかった。(ep3)


PM
マカロフ。
Jr.がガイナンから貰った旧ソビエトの自動拳銃。PMとは"Pistolet Makarova"の略。
1951年、それまでのトカレフTT1933に代わってソビエト軍に採用された。
9mm×18とおいう低速弾を使用している為、貫通力は旧型のトカレフに比べかなり劣る。装弾数は8+1発。
ガイナンの落札した銃は、旧ソビエト連邦が外国要人への贈答用として特別に生産したもの、という設定。
実はこの時すでに、Jr.は別のオークションでSPP-1を、ガイナンには内密に落札していた・・・という事実を知っている者は少ない。(ep1)


ピーキー
車や飛行機といったメカニックの調整などによく使われる用語。
操作性や安定性をある程度犠牲にする代わり、特定の性能や機能を突出させるチューニングを意味する。(ep2n)


PTカートリッジ
Phase Transitions cartridge
相転移砲のシステム発動キーを兼ねたエネルギーカートリッジ。(ep1)

相転移砲のシステムを発動させるための鍵となるカートリッジ。
PTカートリッジには、通常真空の潜熱エネルギーを解放する一次相転移を発動させるものが使用される。(ep3)


額のマーキング
アンドリューの額に浮き出たしるし。
人格矯正処置を受けた者には、必ずこのマーキングが施される。
真皮部分に分子レベルで加工を施し、その部分と矯正した脳神経とを結節するため、限度を超えた感情の発露によって露わになる。(ep1)


百式観測器
ヴォークリンデに搭載される予定であった、対グノーシス用索敵レアリエンのこと。
ヒルベルトエフェクト展開能力を持っている。(ep1)

D.S.S.S.とヒルベルトエフェクトを統合した百式システムと連動する対グノーシス観測用レアリエン。
ヨアキム・ミズラヒ博士によって設計された幼体偽装のレアリエンである、プロトタイプM.O.M.O.を基に、
星団連邦政府機関接触小委員会により量産された。
また、ミズラヒ博士はプロトタイプM.O.M.O.を開発するにあたり、キルシュヴァッサーと呼ばれる
データ収集用のテストベッドを数多く製造しており、その100体目としてプロトタイプのM.O.M.O.が製造された。
現状百式システムは数十tのシステム容積を必要とするものであり、理論的にヒト型サイズまでそのシステムを小型化することは不可能とされている。
実際、軍で正式採用となった百式システムは、その本体(10m司法の大型コンピューターのような機械)と
パーソナルデバイスとしての量産型百式レアリエンというシステム構造になっている。
この百式システムは、KOS-MOSに装備されているものと同様の技術であることから、両者に何らかの関係があるものと思われる。
百式観測器全てに幼体偽装が施されているのはヨアキム・ミズラヒの設計思想によるものであり、
博士の死後、接触小委員会にその開発が引き継がれた際、博士の設計した各システムを有効に機能させるために
そのまま幼体偽装が引き継がれることとなったと言われているが、
幼体偽装用に調整された各システムを再構築することが不可能だったため、そのままの形で量産された、というのが真実のようである。(ep3)


百式汎観測レアリエン
ヨアキムが開発した対グノーシス用索敵レアリエン。
見た目は幼い少女だが、これは彼の娘である故サクラ・ミズラヒを模して設計されたためである。
このレアリエンには虚数領域への干渉が可能な「百式システム」が搭載されており、
これを用いたヒルベルトエフェクトによりグノーシスを物理固着化出来る。
現在ではモモのデータ収集用だったキルシュヴァッサーと、プロトタイプであるモモ、量産型の3種類が確認されている。(ep2n)


百式レアリエン
百式観測器と同義。
D.S.S.S.とその組となるヒルベルトエフェクトを統合したシステム「百式システム」は、実現されて間もない最新技術であり、
数十トンのシステム容積を必要とするものである。
よって理論的に人型サイズまでそのシステムを小型化する事は不可能とされており、実際軍で正式採用となった百式システムは、
その本体(15メートル四方の大型コンピューターの様な機械)とパーソナルデバイスとしての量産型百式レアリエンというシステム構成になっている。
この百式システムは、KOS-MOSに装備されているものと同様の技術であることから、両者には何らかの関係があるものと思われる。(ep1)

対グノーシス用に開発された百式観測器レアリエン。百式観測器の項目を参照。(ep3)


ビンディング
KOS-MOSを物理的に固定する為の拘束具の事。調整糟内部に取り付けられている。(ep1)


ヒルベルトエフェクト
虚数領域へと干渉するための限定領域発生装置。正確には限定"知覚"領域発生装置。
実数、虚数…、重なり合って存在するそれぞれの波動を"共通言語"に"翻訳"し、
プランクスケールまで縮小している虚数領域への干渉可能範囲を意図的に拡大する。
これにより、物理法則の異なったグノーシスに対しての実在事象からのアプローチが可能となる。(ep1)

虚数領域に存在するグノーシスに対し、実在事象面からの干渉手段として開発された限定知覚領域発生システム。
虚数領域の波動を「共通言語」に翻訳することで、プランクスケールまで縮小している虚数領域への干渉可能範囲を意図的に拡大させ、
実数世界の人間による干渉を可能にした。
これにより、物理法則を無視していたグノーシスに対して、通常兵器での攻撃が可能となった。
通常、KOS-MOSの場合、その展開範囲は30万km程度だが、最大出力時にはその範囲を数百万天文単位にまで拡大させることが可能である。
M.O.M.O.及び百式観測器は、専用の大型アンプリファイアーを使用することで百kmまで範囲拡大が可能であるが、
単体でのシステム使用時の有効展開範囲は数百mが限界とされている。(ep3)
…ということはつまり、プランクスケールまで縮小したロスト・エルサレムに干渉可能となる、ということになるような…。


ファクトリーロード
工場から出荷された製品の事を意味する。
レアリエンの場合は、通常出荷後の調整は相応の設備が整った場所か、
その資格を持った者にしか出来ないよう何重ものプロテクトがかけられている。
この処置は、レアリエンを犯罪等に悪用できないようにする為の安全処置。(ep1)


VXシリーズ
ヴェクター製のA.G.W.S.。民生用の機体であるが、スペック的には軍用のAGシリーズを上回る。エルザにも数機が配備されている。(ep3)


フィッティングルーム
A.G.W.S.調整用の設備が整った整備室の事。
エルザでは、A.G.W.S.格納庫脇の部屋がその役目を持っている。
KOS-MOSはコ・ジェネレーターから、調整糟の置かれているこの部屋へバイパスを引いた。(ep1)


フィフス・エルサレム
星団連邦の主星。
立法、司法、行政の中枢機関がおかれている惑星。
接触小委員会の本部もここにある。
フィフス-とはこの惑星が、数えて五番目の連邦主星であることから。(ep1)

星団連邦政府の主星。ここにはプロジェクトゾハルの要である接触小委員会の本部を始めとして、立法、司法、行政の中枢機関が置かれている。
「エルサレム」はヘブライ語で「平和の都」という意味があり、星団連邦政府の主星には必ずこの言葉が冠されている。(ep2n)

連邦の中心星であり、立法・司法・行政の中枢機関がある。接触小委員会本部などが存在している。
エルサレムはヘブライ語で「平和の都」という意味。(ep3)


フェブロニア
エンセフェロンの教会内に居た女性型レアリエン。
シオンの幼い頃に起きた出来事に関係しているらしい。
ネピリムとも何らかの接点があるようである。
KOS-MOSに撃たれた直後のバージルの回想に出てきた点からも、バージルとも何らかの関係があると思われる。(ep1)

過去にシオンと深い関係にあったと思われるレアリエン。ネピリムと同様に、意識の世界という別次元に存在するため、
現実世界にはほんの僅かしか干渉できない。
妹であるカタリナとセシリアを解放するため、また、すべての意識が存在し続けるためにと、シオンにゾハルの制御システムを破壊するように願い出た。
ちなみにバージルが死亡する直前にフェブロニアを回想することから、彼にもフェブロニアとの接点があったことがわかる。(ep2n)

U-TIC機関が画策するゾハル統御計画の被験体として、ゾハルとの接続実験のために
ヨアキム・ミズラヒによって設計されたトランスジェニックタイプのレアリエン。
その他、彼女を母体として、セシリア、カタリナ、アルマデルの山体が製作されている。
ミルチアでのゾハル接続実験に利用された。ミルチア紛争時に幼少時代のシオンと出会っており、
入院しているシオンの母の代わりにシオンの面倒を見ていた。
また、戦闘で負傷したルイス・バージルと出会い、彼の命を救うため自分の体組織を移植した。
このことがきっかけとなり、僅かな時間ではあったが人間であるバージルと逢瀬を重ね、愛を育んだ。
だが、ネピリムの歌声が発動した際、暴走した戦闘用レアリエンからバージルとシオンを守るため彼らの盾となり、バージルたちの目の前で惨殺された。(ep3)


フォービドゥンデバイス
ヴェクターから流出したU.M.N.アーキテクチャーを元に民間の企業間で開発された違法のエンセフェロンダイブデバイス。
生体の転送実験が禁止された以降も民間各企業は秘密裏にこのエンセフェロンを利用し、転送実験を行っていた。
しかしながら通常のエンセフェロン同様に、実験後の生体への影響は惨憺たる状況であった。
現在は星団中に数箇所放置されたデバイスが残ったのみである。(ep3)


輻輳
電話などで、回線が混雑してつながらなくなる事。(ep1)


フライパン
ファウンデーションコロニーの雑貨屋で売られている、うーくんのイラストが入ったフライパン。
モモがシオンから料理を習うために、ケイオスに頼んで購入してきてもらったものでモモのお気に入り。
形状、重量ともにモモの手にジャストフィットする至高の逸品。(ep3)


プライマーウォーキング
ゾハル残存波動を検出する技術。
語源は塩基配列解析方法の一名称。(ep1)

ゾハルから発せられるエネルギーの残滓を検出・取得し、存在位置を解析すること。
一般的にはDNAからエられた配列情報を利用しながら、その下流の配列を解析、そして全長塩基配列を決定することを言う。(ep3)


ブラックエルデカイザー
ブラックハカセが作り出したエルデカイザー烈によく似た漆黒のエルデカイザー。
「似ている」と言えば聞こえはいいが、事実上はデッドコピーであり、完全なる烈の同系機である。
ハカセはこの点について公式の抗議のコメントを出しているがブラックハカセは現在もこれを認めてはいない。
しかし、そんな成り立ちとは別にその性能面は確かなもので、ブラックハカセの信念基づき、
安定性を犠牲にしてもピークパワーを求めるというピーキーなチューンが随所に施されており、純粋な攻撃力は烈をもうわ回す数値をはじき出す。
ダークヒーローのオーラを纏ったその躯体が繰り出す必殺技「真・無双焔神剣」の威力はブラックホールをも吹き飛ばす。
ちなみに、ブラックハカセの新年は”POWERED BY BLACK”で、直訳すると「力のブラック」となる。
戦闘ロボは、とにかく最大出力が全てというわりかしアナクロな設計思想。
ちなみにハカセの信念は「全てを最高に!」という考えに基づき、結構意外にもバランス重視型。(ep3)


ブラックボックス
直訳すると、"黒い箱"。
第三者には、それがどのような機能や構造を持っているのか解らない物の事を総じてこのように呼称する。
ここでは、KOS-MOSの中枢素子構造とその基幹プログラムの事を指してそう言っている。
我々にとってはパソコンなどもブラックボックスといえるかもしれない。(ep1)


ブラックハカセ
ボロメオ大学時代からのハカセのライバル。在学時代からハカセとはトップの座を奪い合うほどの明晰な頭脳の持ち主。
しかし、卒業以来忽然と姿をくらます。
学生時代からの二人の夢であった無敵の巨大ロボをハカセが完成させたという話を聞きつけ、
自らもブラックエルデカイザーを生み出し、ハカセに挑戦状を叩きつける。
しかしながらその勝負の軍配もやはりハカセに上がってしまう。
勝負後、ブラックハカセは再びハカセの前から姿をくらまして、どこかで再びハカセに戦いを挑むチャンスを狙っているというが…。(ep3)


ブラックハカセの秘密研究所
第二ミルチア・ペディア島にある秘密研究施設。
ハカセにブラックエルデカイザーを倒されてしまったブラックハカセが更なる最強の巨大ロボットを作り出すために準備したラボ。
ブラックハカセはここで愛猿ココナッツザルと共に日夜研究に明け暮れている。(ep3)


プラン31
U-TIC機関第474特務艦隊に対して下された命令。
ゾハル確保に関する、何らかの対処を意味する命令らしい。
詳細はJr.登場時に明かしたい。(ep1)

ヴォークリンデに積まれたゾハルエミュレーターの確保に失敗したU-TIC機関が474特務艦隊に対して下した命令。
U-TIC機関はヴォークリンデがグノーシスの襲撃を受けて撃沈した座標に、
同じくゾハルエミュレーターを確保するためにデュランダルが現れるであろうと読んでいた。
デュランダルは待機していた474特務艦隊に攻撃を受けてそれに応戦するが、
その交戦記録映像はデュランダルが連邦艦隊であるヴォークリンデに攻撃し撃沈させた映像に合成処理されて全宙域に流された。
罠にかかってしまったクーカイ・ファウンデーション、及びミルチア自治政府は連邦艦隊によって包囲され、
関係者に至っては拘束される事態に陥った。(ep3)


プラン401
マーグリスが下した命令。
こちらはU-TIC機関の保持する艦隊ではなく、政府を通じて連邦軍部そのものを操作する事を意味していたらしい。
ミルチアを支配下の艦隊に包囲させ、その既得権を剥奪する事を目的としている。(ep1)

U-TIC機関が第二ミルチア自治政府の既得権を剥奪するためにプラン31と連動させて画策した作戦。
U-TIC機関の保有する艦隊ではなく、政府を通じて連邦軍部そのものを操作することを意味している。
デュランダルがヴォークリンデを攻撃している合成映像を全宙域に流すことにより、
クーカイ・ファウンデーション及び第二ミルチア政府を星団連邦に対する反逆罪として陥れ、ゲダルヤ方面軍第四二二艦隊の展開を行った。
その後、連邦議会にて第二ミルチア自治政府の既得権剥奪を発議、連邦に潜伏するU-TIC機関の残党を通じて、
再びY資料のカギを握るモモを手中に収めようとした。作戦を指示したマーグリスにとってモモを手放すことも想定内であったことが伺える。(ep3)


古教会
ミルチア首都ダスグプタ近郊にある古教会。打ち捨てられてかなりの年月が経っているが、元はオルムス系の境界であったと思われる。(ep3)


ブレインジャック
U.M.N.や仮想空間に精通しているものは、仮想空間にダイブしている者のアクセスログをたどることにより、
ダイブ者の脳に働きかけることが出来る。
ブレインジャックはたいてい悪意のある人間が行うもので、ジャックされた者は精神や神経回路を破壊され死に至る。
辛うじて死を免れたとしても、脳や精神、神経に重度の障害が残り、元通りの生活に戻ることは不可能である。
仮想空間内での犯罪捜査において、ブレインジャックが必要とされた場合、連邦警察上層部に許可を得ることにより行うことが出来る。
しかしそのことは星団連邦の最高機密であり、一般人はもちろんのこと、連邦警察内でも一部の者を除いて知る者は居ない。(ep3)


プレロマ
モモがU-TIC機関に換金されていた要塞で、ユング心理学の用語が語源。
ユングは「無」を「充満」と等しく扱い、なおかつすべての特性を持っているとした。
この無と充満こそが「プロレマ」である。
そもそもプロレマは人類が地球圏脱出時に用いた移民船に付けられた名前であり、
これをオルムス教皇が記念碑的なものとして、U-TIC機関が所有する要塞に名づけたものである。(ep2n)

U-TIC機関が潜伏している小惑星で、複数の小惑星を連結して建造されている。
外見は荘厳で神聖なムードが漂っている。かつてはオルムスによって使用されていた礼拝施設であり、
数世紀の間放置されていたものをミルチア紛争後にU-TIC機関の施設として再利用した。
プレロマという名は、教皇によって付けられたもので、オルムスが地球圏脱出時に使用した移民船の名から取ったものである。
マーグリスによって、M.O.M.O.が捕らえられ軟禁されていた場所である。(ep3)


フロースヒルデ
ラインの乙女を搭載したヴェクター製新造艦。ヴォークリンデ級巡洋艦四番艦。(ep3)


プローディギウム
全長8000mを超えるオルムスの機動戦艦。異端審問官艦隊の旗艦として運用されている。
プローディギウムとは奇跡を意味する言葉である。(ep3)


プロキュレーター
ユーザーの要望に従い、U.M.N.から特定のサービスを引き出すエージェント指向のAIを指す。
広大な情報ネットワークであるU.M.N.を利用するためには、プロキュレーターによるナビゲーションは欠かせないものであり、
U.M.N.に関わる日常的な作業のほとんどは、このプロキュレーターが代行してくれる。
例えば、メールの送受信の際には"メールポーター"と呼ばれるAIの一種がその配送を行っているのだが、
プロキュレーターがユーザーとメールポーターの橋渡しを行う事によって、
ユーザーはプロキュレーターに指示するだけで(メールポーターを意識する事無く)、メールの送受信を行う事が出来る。
環境シュミレーターの利用やデータベースの参照も、プロキュレーターを介して行うことが出来る(要各種プラグイン)。
プロキュレーターへの指示は、基本的には音声で行うが、複雑なオペレーションの際にはキーボードによる指示が必要となる。
コネクションギア等のモバイルツールにも小型のプロキュレーターが常駐しており、ヴェクター製のコネクションギア"リオス"シリーズにも「ANGE」というプロキュレーターが常駐している。
ちなみにシオンは自作のプロキュレーターである"うーくん"に入れ替えて使用している。(ep1)

膨大な情報ネットワークであるU.M.N.から、ユーザーの要望するデータを引き出す役目をするA.I.のこと。
U.M.N.内において、情報は様なA.I.に管理されている。
その情報を管理しているA.I.にユーザーの代わりとしてプロキュレーターがアクセスするのである。
そうすることにより、ユーザーは効率よく自分の求める情報を得ることが出来る。
プロキュレーターへの指示は主に音声で行われるが、細かな設定が必要な場合はキーボードによる指示が必要となる。
コネクションギアなどのモバイルにも小型プロキュレーターが駐在している。シオンは自作のプロキュレーターであるうーくんを使用。(ep3)
このシオン自作のプロキュレーターは実はもの凄いA.I.で、シオンの才能の一端を垣間見れる数少ないアイテムなのだが、
そのシオンの才能がストーリーに活かされることはなかった。合掌。


プログラム・カナン
ヴェクター社が基本概念を考案した、アニマの器への適合者、
テスタメントとなるために必要とされる特別な因子を持った人間を捜索するためのシステム群の総称。
レアリエン開発の黎明期にきわめて少数の個体にのみ脳幹の基礎システム部に組み込まれる形で搭載されていた。
このプログラムが搭載されたレアリエンは、その意志とは無関係に適合車を見極め、覚醒を手助けする役割を担う。
少数とはいえ、星団全域への配備を目的としていたことを考えると、
あくまでもその数は生産されたレアリエンの総数に対しての相対的な目安としてのものだろう。
開発はヴェクター社内で極秘裏に行われ、その存在を知るものは上層部の限られて人間のみであった。
プログラム・カナン搭載型のレアリエンはその本来の役目を終えるとヴェクターによって回収される。
T.C.4700年代中期にはその99%以上が既に役目を終えている。
しかしながら”他の役割”をもった”カナン”が未だ星団のどこかに配備されているという。
また、カナンが収集したデータだが、ある個体のカナンが得たデータは即座にヴェクターのデータベースへアップロードされ、
別のカナンへと自動的に分配される。ただし、一部のデータに関しては防壁が敷かれデータの分配が制御されている。(ep3)


プロジェクト・ゾハル
連邦政府、接触小委員会、第二ミルチア、そしてヴェクター等が関与している計画。
それがどのようなものであるのかは次作以降に開示しておきたい。(ep1)

星団連邦政府とその関連機関によって推進されている対グノーシス一大計画。
元々はオリジナルゾハルをエネルギー機関として利用するための研究であったが、
加速度的な広がりを見せるグノーシス現象に対応するために計画の内容が一部変更された。
現在は接触小委員会がその中心となり推進していたが、ディミトリ・ユーリエフの復帰後は軍主導で行われている。
その名の通り、オリジナルゾハルが計画の中心となっており、そのサルベージが急務とされている。
百式システムやKOS-MOS計画、U-TIC期間により研究されていたウ・ドゥシステムなどもプロジェクトゾハルの成果の一部である。
ミルチア宙域での局所事象変異後にディミトリ・ユーリエフの生存が確認されてからは、彼が計画の指揮をとることとなり、
ザルヴァートル派の議員達の働きかけにより、計画の主導が接触小委員会から軍へと移管され、
メルカバ、オメガ・レース・ノワエ、T兵器等の開発など、その内容が大きく偏向されることとなった。(ep3)


プロトオメガ
ラビュリントス最深部にあった、オメガシステムの中核をなす巨大な物体。プロトオメガはオリジナルゾハルを取り込み、これを動力源としている。
U-TIC機関によって建造されたプロとオメガにはU.M.N.相転移砲が搭載されており、
教皇はこれを利用して星団全てをオルムすの統治下に置こうと目論んだ。(ep2n)

ミルチア紛争後、U-TIC機関で建造運用された神の遺物の1つ。
元々はアブラクサスで建造されていたものだが、ミクタム崩壊の折にミルチアへと持ち込まれた。
その後、ゾハルとの連動運用実験が繰り返され、第一次、第二次ミルチア効果作戦時に連邦軍迎撃に出撃した。
第三次効果作戦時も出撃する手はずになっていが、グノーシス出現の混乱により、格納庫に放置されたままとなってしまう。
その後、ミルチアへと降り立ったセルギウス17世によって再び運用され、Y資料に基づいた最終的な改修を受ける。(ep3)


プロプリエタリ
ある企業によって独占された技術や情報のことで、劇中ではT-elosの開発に関する情報は連邦軍の管理下にあり、
全てがロート・マンテルによって独占されていたため、ヴェクター開発部といえど、その内部にアクセスすることが出来なかった。(ep3)


分割統治案
星団連邦と移民船団国家の両勢力によって惑星アブラクサスを分割統治しようとする考え。
T.C.4500年代にミクタム星系に出現した移民船団の本団は、自らの聖地として惑星アブラクサスの領有権を主張した。
その後、ミクタム星系において両者の間に絶え間ない紛争が続くことになり、T.C.4600年代になると実際の領有権は移民船団のものとなっていた。
しかしながら、移民船団国家の教皇に穏健派のユリウス18世が就任すると、移民船団サイドからアブラクサスの分割統治が唱えられるようになる。
戦力差で言えば星団連邦側が有利であるはずなのに、一向に移民船団の制圧が捗らないことに危惧を覚えた連邦首脳陣も
この案に同意する意向を示し、T.C.4667の巡礼会議を持って惑星アブラクサスを完全に分割統治する動きが現れていた。(ep3)


ペシェ
Pecher
仏語で"桃"の意。(ep1)
Pecher
仏語で"宗教上の罪"の意。(ep1)

劇中で使われるフランス語のペシェには、「モモ」と「宗教上の罪」という2つの意味がある。
アルベドの「あぁ、そう震えないでくれ、可愛い桃(ペシェ)、俺を罪人(ペシェ)のような気分にさせないでくれよな」
というセリフはそれらの意味も踏まえて語られている。
アルベドがM.O.M.O.はキルシュヴァッサーという屍の上に経っている存在だと告げていることから、
彼がM.O.M.O.をペシェという愛称で呼ぶのには、桃という意味だけでなく罪人という意味も込められているのかもしれない。(ep3)


ベティ
クーカイ・ファウンデーションが保有しているグノーシス変容体標本。
遺品に"B"のモノグラムがあったことから、仮にベティと呼ばれている。(ep1)

グノーシスと接触した人間は大抵の場合、白化して砕けてしまうが、稀にグノーシス化してしまう場合があり、
べティはそのグノーシス化した人間の遺体である。グノーシス化する以前は女の子だった。
こんな姿になっても、モノや数として見たくない、というJr.達のおもいやりにより、遺品にBのモノグラムがあったことからこう呼ばれている。
人間だった頃の名前は不明。(ep3)


ペディア島
第二ミルチア・ウェルテクス諸島に存在する外周2km程の小さな島。
観光名所としても有名たウェルテクス諸島であるが、人々のほとんどは第二ミルチア政府が観光地化を推奨しているファタ・モルガナ島に集中してしまっているために、この島に観光客が訪れることはあまり無く、まさに隠れた観光名所となっている。(ep3)


ヘルマー
T.C.4711年生まれ。56歳。
現ミルチア 自治州政府代表討議員。
元軍人でJr.、ガイナンの善き理解者。
クーカイ・ファウンデーションの設立にも一役買っている。
U-TIC機関の台頭と、ウ・ドゥの目醒めを警戒している。(ep1)

第二ミルチア自治政府代表討議員。
ガイナン・クーカイやJr.の良き理解者で、クーカイ・ファウンデーション設立の立役者。
用心深く、常に先手を打ち、根回しを欠かさない知謀家である。
普段は物腰が柔らかく穏やかな風貌であるが、元軍人らしくその瞳の奥に時折鋭い輝きを見せる。
実際、クーカイ・ファウンデーションに嫌疑がかかった際も、ガイナンたちを救う手はずを迅速に整えた。
ゾハルとウ・ドゥシステムの危険性に早いうちから気付いており、それらを未然に防ぐ為、クーカイ・ファウンデーションと共に様々な活動を行っている。
軍籍に身をおいていた当時はジンの上司であり、U-TIC機関の台頭とウ・ドゥの目覚めを警戒し、ジンを使って情報収集を行っていた。
グノーシス・テロ事件以降は、ファウンデーションと接触小委員会の協力の下、独自にヴェクターとディミトリ・ユーリエフの監視を行っている。(ep3)


ヘルマン
審問官長マーグリスの摩下にあたる、オルムス異端審問官。棍の使い手。
かつては星団連邦軍海兵隊所属の上等兵としてマシューズ軍曹の分隊に配属されていた。
除隊後はU-TIC機関のダミー企業であるヘイズポーターサービスの社長役を勤めることになる。
移民船搭乗時よりヘルマンの家系はリヒャルトの家の個人的家臣であった。その為ヘルマン自身もリヒャルトの出生時より忠誠を誓っている。(ep3)


ペレグリー
T.C.4732年生まれ。35歳。
U-TIC機関女性司令官。
小惑星プロレマでマーグリスの副官を務める。(ep1)

オルムスの異端審問官の一人。マーグリスの片腕としてU-TIC機関及び、オルムスの実働部隊の指揮をとっている。
その言動から穏健派の印象を受けるが、組織の目的達成のためには非情に徹する。
マーグリスと同じく、ミクタム出身のゾハルの民として生まれ、母なる聖地ロスト・エルサレムへの帰還を果たすため、
最期まで異端審問官としてその使命を全うした。
過去にジン・ウヅキと何らかの関係を持っていたようで、お互いにその時のことを未だに引きずっているようでもある。(ep3)


ペンダント
シオンが身につけているクリスタル状のペンダント。
ケビンより送られたものであり、幼いころに死んだケビンの母の形見。単なるクリスタルの結晶ではなく、内部にピンク色の物体が埋め込まれてる。
これはケビンが幼いシオンと育てた花の花びらであり、シオンとの大切な思い出として母親の形見に封じ込めたものだった。
このことからケビンのシオンに対する思いの強さが伺える。(ep3)
このペンダントを何故ケビンの母が持っていたのか、そんなものを持っているケビンの母は何者なのか等、この辺りには謎が多い。


ペンフィールドマッピング
大脳新皮質が関係する各体領域を示す脳内地図のこと。
ここでは、シオンの各体領域とKOS-MOSの領域とをリンケージするデジタル処理過程の事を指している。(ep1)


ホアキン・ロサス
シャロン・ロサスの息子で、幼いころに景観であった父を失ったために自立心が強く、常に母親を気遣う優しさも持ち備えている。
シャロンの仕事の関係でジャントである。ジャンに亡き父親の姿を見出し、シャロンとジャンの結婚後もジャンのことを実の父親のように慕う。
T.C.4667、ヴォイジャーにより殺害される。(ep3)


ポイントマン
仮想空間内で何らかの事件・事故が起きた場合、その捜査に先駆けて空間内の状況を把握、もしくは敵の情勢を調査する集団。
いち早く敵を発見し、後に来る味方本体に敵の正確な位置を白瀬、事件を効率よく解決するために働く。(ep3)


法事
死者の追善供養のため四十九日まで七日ごとに行う仏事や、年忌(命日のこと)に営む仏事のこと。
シオンの兄-ジンは、何かの本でこの仏事を知り、実践しようとしていたらしいが、彼が仏教徒であるかどうかは定かではない。(多分違うと思う)(ep1)


ポーター
U.M.N.には、この世のありとあらゆる事象を蓄え続ける記録媒体としての性質がある。
そして、それらを管理・保護していくために、ポーターというエージェント指向のAIが存在する。
個人情報の場合は、政府機関であるU.M.N.管理局所有のポーターが管理してくれる。
企業の場合は、自社の所有するポーターを使うのが常である。
なお、「ポーター」という言葉は広義には"ネット上で自律的に振る舞うAI"全てを指す。
例えばメールも、メールポーターと呼ばれるAIの一種が配送を担っている。
ポーターの仕事は、ネット上に展開されているビジネスモデルの数だけ存在する、といえる。(ep1)


星野さん
クーカイ・ファウンデーションのフィッシング・ラボラトリーに住み着いてしまった犬。犬なのに魚が好物。(ep3)


ホログラフィック・ネットワーク
レアリエンやアンドロイドの内部に記録された情報を、現実世界で映像として見ることが出来るようにするための神経ネットワークの事。
M.O.M.O.に隠されたY資料の解析はこのネットワークを通して行われていた。
脳の記憶のメカニズムがホログラフィーの原理と同じであることからこのように名付けられた。(ep3)


ホロメイル端末
立体映像であるホログラフをネットワークを介して送受信するための装置。
端末機の役割は、送信者側では被写体の情報・音声を取り込み、そのデータをコンピューター本体に送ること。
そしてコンピューター本体が、端末から受け取ったデータを元に、それを映像化・音声化し、受信者側のコンピューターに送信する。端
末の機能としては送受信及びコンピューター本体がデータを受信した、ということを知らせることだけで、受信及びデータの閲覧に関してはコンピューター本体で行う。(ep3)


ボロメオ大学
星団連邦の最高学府の一つ。
科学、工学系の大学で、ヴェクターにはここの出身者が多い。
アレンもその内の一人。(ep1)

星団連邦政府で最高学府とされる科学・工学系の大学。ヴェクター・インダストリーで働く研究者にはボロメオ大を卒業したものが多いようだ。
アレンもこの大学の出身。(ep2n)

星団連邦最高学府の1つで歴史は古く、人類が宇宙に出て初めて設立された大学である。
しかし学問レベルや設備はどの大学よりも最新で志望者が多く入学は狭き門となっている。
文理どちらの学部もあるが、七割が理工学部で占められ、更に細かく学科で分けられている。
主な学科は物質応用工学、惑星科学、機械システム工学など。見た目はゴシック調の外観の大学で、科学・工学が中心の大学とは思えない。
ヴェクター社員はこの大学の出身者が多く、アレンやケビンも卒業生。
クーカイ・ファウンデーションにあるロボットアカデミーのハカセや友人のキョウジュ、ブラックハカセもこの大学の出身。(ep3)



この時代では骨頂品となった、紙で製本された書物を指す。(ep1)
 

最終更新:2014年09月13日 23:06