ま行

マーグリス
T.C.4723年生まれ。44歳。
U-TIC機関の中心人物の一人。拠点の一つである小惑星プロレマの総司令官。
元軍人らしく、屈強な体躯をしており、頬に大きな刀傷がある。
十四年前の出来事、ミルチア紛争に深く関与している人物。
冷酷無比な剣の達人。(ep1)

秘密結社オルムスの異端審問官長。表向きU-TIC機関の総司令官といった肩書も持つ。
冷静無比な剣の達人であり、高い戦闘能力と明晰な判断力を持ち、遂行な理想の下オルムス内で絶対的な統率力を示している。
屈強な体躯をしており、頬に大きな刀傷がある。その傷は15年前のミルチア紛争時にジンによって付けられたものである。
若かりし頃、ジンとともにジンの祖父から剣の教えを受けており、その当時の実力派ジンよりも上であったという。
やがて星団連邦特殊作戦軍大佐となったマーグリスは、オルムスの人間としてハインラインの命を受け諜報工作活動を本格化させる。
その間にあった出来事が二人の深い因縁として残っているようである。惑星ミクタムのゾハルの民として生まれ、
故郷を滅ぼした星団連邦を恨み、ゾハルの民の悲願である母なる聖地ロスト・エルサレムへの帰還を果たすため、
ハインライン枢機卿に忠誠を誓った。(ep3)


マイ・メイガス
テスラ・メイガスの愛娘。祖父に当たるアイゼン・メイガスと共にダブリー鉱山で暮らしている。
ダブリー鉱山の暴動事件で父を失って以降は、父が愛用していたオーテック「リューポルド」を戦闘用にカスタマイズしてダブリー鉱山の平和を守っている。(ep3)
モチーフはマリア。本筋ストーリーに全く関わりが無いファンサービス的キャラ。


マクロファージ
仮想空間内の侵入者を自動で算出し、それを除去する役割を持ったプログラムのこと。
これに駆逐されるということは、侵入者の精神が駆逐されるという意味合いもあり、
駆逐された場合は現実世界において精神破綻を起こすことが確認されている。
プログラム名は、人の体に侵入する細菌を食べる細胞マクロファージから。(ep3)


マシューズ
T.C.4727年生まれ。40歳。
航宙貨客船エルザの船長。
浪費癖があり常に借金苦。
特にクーカイ・ファウンデーションに対して莫大な借金を抱えており、白鳥の姿を彷彿とさせる愛船も借金の担保となっている。
退役後は宙域に漂流する紛争物資を回収して修理、横流しをするいわゆるジャンク屋家業を営んでいたが、
ここ数年は、ファウンデーションからの仕事を主に受けている。
物語冒頭から遡ること数年前にケイオスと出逢い、以後行動を共にしている。(ep1)

クーカイ・ファウンデーション所属の民間航宙貨客船エルザ号の船長。
元星団連邦軍海兵隊に所属しており、退役後は宙域に漂流する紛争物資を回収して、修理、横流しをするいわゆるジャンク屋稼業を営んでいたが、
ここ数年はクーカイ・ファウンデーションからの仕事を主に受けている。
義理人情に厚く、自分に関係ある者に危害が及びそうになると全面に出て守ろうとする親分肌。
ただ、現在の行動原理が莫大な借金の返済というのが情けない。浪費癖があり常に借金苦。
特にクーカイ・ファウンデーションに対して莫大な借金を抱えており、白鳥の姿を彷彿とさせる愛船も借金の担保となっている。
正確は粗野で豪快、無類の酒好き。その趣味が講じて船内のバーを作るほどである。
また、エンセフェロンのような技術が確立されている時代であるにもかかわらず、ライブのコンサートを見に行きたいと願うなど懐古趣味的なところがある。(ep3)

設定資料集には、14年前のミルチア紛争に海兵として参加していたのではないか、そして、そこで見たもの体験したことが
軍を退役するきっかけになったのではないか、という記載がある。
また、クーカイ・ファウンデーションとエルザが単なる一運搬船とは思えない関わり方をしている理由に関しても、
マシューズの過去が関係しているのではないか、と推測されているが、ゲーム終了時でもそのあたりは何も明かされていない。


マスダ
ゾハルを発掘した考古学者。彼の主導のもとA.D.20xx年にケニアのトゥルカナ湖畔でゾハルに関わる遺跡の発掘・調査が行われていた。
当時、彼が持っていた銀色のゾハル型のプレートや遺跡については詳しく明かされていない。
ちなみにプレートがはめkまれた円形の石版は、現在ヴィルヘルムの執務室にある秩序の羅針盤の台座として用いられているようだ。(ep2n)

ヴェクター・インダストリー社をスポンサーに、ケニアのトゥルカナ湖畔において大規模な発掘調査を行い、ゾハルに関わる遺跡を発見した人物。
彼についての情報は、その名前と発掘実績意外は皆無に等しい。名前からして日系と思われる。
彼によるゾハルの発見が後の人類の生活圏を激変させるきっかけとなる。マスダによって発見されたゾハルは、
ヴェクターの研究に移され、様々な調査・実験が行われた。(ep3)


マスター
口ひげを蓄えた、いかにもそれらしい風貌のモビィ・ディックカフェの店主。名前はスタップ。
元は別の場所で店を開いていたが再開発の影響で第二セクターへと引っ越してきた。
自分と同じ名前の登場人物がいる、とジンに薦められ、なんとなく読み始めた著名小説「White whale」にスッカリ夢中になり、
ジンが営む本屋から文庫を購入するまでに至った。
その心酔度は、カフェの店名及び装飾からも感じられる。
リキュール類も好評だがカレーを始めとしたフードメニューの人気も高い。店の常連であったシオンに様々なレシピを伝授している。
本気か冗談か、「シオンちゃんになら店を譲ってもいい」と、ジンが店を訪れるたびによく言っている。(ep3)


マスドライバー
推進剤に頼らず、磁気などを利用して加速させることで質量の大きな物体を打ち出すシステム。
通常は大型の航宙船の打ち上げや、軌道エレベーターやコロニーの建設のための衛星軌道への物資輸送等に使用されている。
劇中では惑星ミクタムの宇宙港がこのシステムを使っており、少年が脱出した際に使用されている。(ep3)


マリア
太古、ロスト・エルサレムに存在した黒髪の女性。ケイオスのアニマとしての力を分断・封印した。
劇中ではメシアの伴侶とされているが、実在の人物マグダラのマリアと同一人物であるかどうかは定かではない。
劇中のセリフから、シオンの前世と何らかの関係があったものと思われる。(ep3)
メシアの伴侶、ということらしいがどちらかと言うとケイオスと仲が良さそうな雰囲気である。


マリーエンキント
Mrieenkind
グリム童話「マリアの子供」より。
聖母マリアから13の鍵を預かった少女。(ep1)
劇中ではマリアの子供、つまりイエスであるといったニュアンスの説明がされているが、グリム童話的には別人。
ただ、エミュレーター格納部分に十二使徒の名があることから、意味合い的にはイエスが正解なのだろう。

 

マリアの巫女
シオンの前世。その言葉のニュアンスから、何らかの形でマリアの能力をサポートする役割をになっていたものと推測される。
シオンのゾハルに対する親和性は、母であるアオイから受け継いだ血というよりは、
ロスト・エルサレム時代にマリアと心を通わせた彼女自身が持つこの特殊性に起因する物であると思われる。(ep3)
マリアの巫女の力はアニムスのイグニッション。つまり、アニマの力を制御するアニムスを制御する力。
わけがわからん。


ミズラヒ脳物理学研究所
U-TIC機関が設立される以前、ヨアキム・ミズラヒが所長を務めていた研究所。
悩神経学と事象物理学とを統合した特殊な研究所で、ヴェクターがそのスポンサードをしていた。
それ以外の詳細は今のところ不明。(ep1)

ヨアキム・ミズラヒが所長を務めていた研究所。
ヴェクターがスポンサーとなり設立された、脳神経学と事象物理学とを統合した特殊な研究所で、
オリジナルゾハルの解析やグノーシスの研究も行われていた。
研究内容の特殊性から異端扱いを受けることも多かったが、環境虫やD.S.S.S.、ヒルベルトエフェクトなどもこの研究所の成果の1つである。
オリジナルゾハル懐石のため、ヨアキムはヴェクターに保管されていたレメゲトンを再構築し、
ネピリムの歌声やウ・ドゥシステムの設計を開始している。
その際に献体として使用する、トランスジェニックタイプと呼称される特殊なレアリエンの製造も行っていた。
その後、ゾハルをエネルギー機関、兵器として応用する計画が立てられ、
その管轄もヴェクターから連邦政府へと移管され政府直轄組織であるU-TIC機関となった。(ep3)


ミハエル・オルトマン
U.M.N.を始めとしたネットワーク関連の知識に長けた連邦警察特殊司令部の腕利きオペレーター。
エーリッヒと同じく、U.M.N.内に構築された仮想空間にダイブした特殊班のメンバーを外部からサポートする役割を担う。
また、特殊班におけるムードメーカー的な役割も果たしていた。T.C.4667、ヴォイジャーを追跡中ブレインジャックを受けて殉職。(ep3)


ミユキ・イツミ
T.C.4747年生まれ。20歳。
ヴェクター第一開発局のシステムプログラマ。
シオンの後輩。かなりのメカオタク。
特許申請が趣味で、常にシオン達を実験台に、新たな発明に没頭している。
何かにつけて経費の申請が多く、上司であるシオンの頭痛のタネとなっている。
ある意味、自信の欲望に忠実な女の子。
フルネームはミユキ・イツミ。(ep1)

元ヴェクター第一開発局のシステムプログラマーでシオンの後輩。常に明るく元気な正確が取り柄。
シリアスな状況でも平常の明るさを失わないのは、図太いというより本質的なタフさを思わせる。
念願かなってヴェクター第二開発局に配属。新兵器の開発に没頭している。
何かにつけて経費の申請が多く上司の頭痛の種となっている。ある意味、自身の欲望に忠実な女の子。
かなりのメカオタクで、常にシオン達を実験台にし新たな発明のための執念を燃やしており、
シオンが使用しているM.W.S.も彼女の発明の1つ。特許申請が趣味。(ep3)


ミルチア
ミルチア紛争と呼ばれる戦争の舞台となった惑星。
シオンの故郷。(ep1)
旧ミルチアのこと。ミルチア自治州の主星だった惑星で、シオンの故郷。ミルチア紛争のあとに第二ミルチアが設けられたため、旧ミルチアと故障されるようになった。(ep2n)

第二ミルチアと区別するために、現在では旧ミルチアと呼ばれることの方が多い。シオンとジンの故郷の星。
ミルチア紛争の舞台となり、数多くの悲劇を生み出した星は宙域ごとU.M.N.から途絶され、14年間もの間封印されていた。
しかし、Y資料の流出によりミルチアへの回廊が解き放たれ、ラビュリントスに眠るオリジナルゾハルを巡ってミルチアは再び戦場と化した。
ミルチアに降り立ったシオンは、ゾハルを目の前にして辛い決断を迫らされ、更なるミルチア紛争に隠れた驚愕の真実を思い知ることになる。
しかし、ウ・ドゥの目覚めを阻止するためにゾハルを制御するシステムを破壊するも、オルムスの手によりオメガシステムが発動。
ミルチアという星事態を破壊しながらプロトオメガが誕生する。この日ミルチアは宇宙から永遠に姿を消した。(ep3)


ミルチア教主国
第18銀河タンタス腕第四指に属するミルチア太陽系唯一の可住惑星であるミルチアに成立した太陽系国家。
国民の殆どが移民船団の出身で、政治体制もその教義に順しているため、星団連邦に与さず、独立した自治が執り行われていた。
その後、連邦からの圧力に屈する形で自治州政府へと政体が移行。連邦政府により任命された連邦評議員がその首班を務めることになる。
だが、事実上連邦政府の統制下にあるその状況が民衆の不満を募らせていくこととなり、ミルチア紛争勃発の一因となる。
また、後のU-TIC機関の多くは教主国政府軍の残党によって構成されている。(ep3)


ミルチア憲章
ミルチア紛争後に制定された連邦法。(ep1)

15年前に勃発したミルチア紛争の過ちを繰り返さぬようにと、連邦政府が制定した憲章の事。
ミルチア憲章において特筆されるのは、第四条のレアリエンの社会的立場についての記述であり、
これはミルチア紛争時の事象の1つであったレアリエンの暴走事故に基づいて制定されている。
これらレアリエンの暴走事故により、犠牲となった人間は少なくなかった。
そこで連邦政府は「レアリエンもストレスを感じ、その結果暴走事故が発生する」と公表し、レアリエンの人権が認められたのである。
しかし基本的人権が定められながらも、レアリエンの製造元であるヴェクターは、レアリエンの自爆コードを含む制御装置を外すことをしなかった。
そして憲章でもその制御装置を用いることを許可する文面も見られる。(ep3)


ミルチア自治州政府
ミルチア教主国が星団連邦加盟時に体制を移行させることで成立した太陽系国家。
しかし、連邦討議員が首班を務めていたことで不満が鬱積し、ミルチア紛争を勃発させてしまう(もちろん、紛争の裏面には公にならない様々な事情が存在する)。
この紛争によって、ミルチア太陽系圏はU.M.N.から隔絶され、旧教主国政府関係者残党も壊滅した。
惑星ミルチアを脱出した一般市民の多くは、10パーセク(およそ36光年)離れた
近隣の太陽系にミルチア資本によるテラフォーミングが完了したばかりの可住惑星へと移住した。
やがて、この太陽系がミルチア太陽系の名を継承し、惑星は第二ミルチアと呼ばれるようになる。
新たな代表討議員には星団連邦軍からヘルマー中将が当てられ、以降は安定した治世が続いている。首都はマイトレイ。(ep3)


ミルチア宙域
第18銀河タンタス腕第四指に属する複数の太陽系圏をミルチア宙域と呼称する。
第二ミルチアはここからおよそ36光年離れた第三指に属する太陽系である。
星団連邦全体を巻き込んだ戦争で、ミルチア宙域が最大の激戦区だったことから、その名をとってミルチア紛争の名が付けられた。(ep3)


ミルチア紛争
エピソード1全体を通して語られる、十四年前に起こった連邦全体を巻き込んだ戦争。
シオンの故郷であるミルチア宙域が最大の激戦区域であったことから、こう呼ばれている。
実際ミルチアで何が起こったのかは今後の展開を待ちたい。(ep1)

14年前に星団連邦全体を巻き込んで勃発した紛争。
当時、最大の激戦区域であったミルチア宙域が紛争の名前に冠され、ミルチア紛争と呼ばれるようになった。
世間ではヨアキムが紛争の首謀者として認識されているが、ジンが入手した資料によると、
紛争勃発の裏にはU-TIC機関や移民船団などの思惑が働いていたようであった。
ネピリムの歌声によるレアリエンあ連邦兵士たちの暴走も、何らかの実験の一部だったという見解が強い。
結果的に、ヨアキムはウ・ドゥの暴走による最悪の事象を防ぐため、ミルチアごとアビスに封印する決断をすることになった。(ep2n)

ツォアル事変の最終局面となる紛争で、シオンの故郷であるミルチアが洗浄となり、連邦政府軍とU-TIC機関との激戦が繰り広げられた。
連邦政府軍はミルチアに対し三度の降下作戦を実施し、第三次降格戦の実施には特殊部隊であるU.R.T.V.も投入している。
記録では、第三次降下作戦の折にU-TIC機関創設者であるヨアキム・ミズラヒによって引き起こされたゾハルの暴走が原因で局所事象変異後が起こったとされている。(ep3)
ヨアキムがミルチアを封印した、ということになっているが、どう封印したかという部分に若干の食い違いがある。
アビスに封印した、という記述もあれば、局所事象変異によりプランクスケールまで縮小した、とか
ネピリムの歌声をオーバーロードさせU.M.N.から断絶させた、といった記述がある。
どれが正しいのかは不明。


無意識領域
人間の精神のうち本人は意識していない部分のこと。
モモ真相領域はこの無意識領域の更に深い部分のことである。
ここで言う無意識とは心理学者フロイトが提唱した概念から来ており、
思考や想像といった精神活動の主舞台である「意識」は「無意識」によって強く影響を受けているとフロイトは論じた。(ep2n)


メリィ・ゴドウィン
T.C.4747年生まれ。20歳。
クーカイ・ファウンデーション作戦一課室長。
Jr.とガイナンを補佐し、姉のシェリィと共にデュランダルを指揮する女性。
ミルチア星系生まれにもかかわらず、謎の地方星系言語を話す。
ファウンデーションのムードメーカー。
フルネームはメリィ・ゴドウィン。
ゴドウィン姓の戸籍は、ファウンデーション保護後に取得したもの。(ep1)

ライフサイクルによって生まれた異能者。クーカイ・ファウンデーション作戦室長。
シェリィと共にJr.とガイナンを補佐し、ファウンデーションを支えている。
ある製薬企業が非合法に所有していた実験体の一人。Jr.達に保護されて以来、ファウンデーションにその身をおいている。
謎の地方星系言語らしきものを喋り、星団一のお笑い芸人を目指しているらしい。
明朗活発な気質でデュランダル内の船員や百式達を威勢よく取りまとめている。シェリィとはインターリンクで意思疎通を図ることが出来る。(ep3)


メリス・オルタス
連邦警察学校を卒業後すぐに第1875特殊作戦司令部に配属となった女性捜査官。
生真面目な正確で正義感が強く行動力に長けている。
しかしその反面、自らの正義を押し通すためには独断で行動してしまい、チーム自体を危険に遭わせてしまうことも少なくない。
T.C.4667、ヴォイジャーによる巡礼会議襲撃事件の直後、事件の容疑者グループの一員として連邦警察当局に身柄を拘束される。
しかし心神耗弱による責任能力の有無を問われ無罪判決を受ける。その後、療養施設に送られたが退院と同時にその消息が不明となる。
T.C.4669以降、星団各地で組織されていた反U.M.N.グループに結束し、スキエンティアと呼ばれるテロリストグループを組織した人物と言われている。(ep3)


模擬人格層
ヒト型に創られたレアリエンやアンドロイドが、人と円滑にコミュニケーションがとれるようにと、人の人格を模して作られた人格。
模擬人格は当然ヒトの人格や喜怒哀楽をベースにして作成されるため、若い娘の外見に合わせたもの、医療用目的のためなど、
それぞれに外見やタイプに合わせて搭載されることとなる。
模擬人格と人工知能(A.I.)を併用することにより、より人間的な感情や思考を持ち合わせることが可能となるが、
通常はどちらかを抑えられ、使用する人によって都合の良いレアリエンやアンドロイドのタイプに調整される。(ep3)


モビィ・ディックカフェ
表の店構えは近代的な第二ミルチアの町並みに溶け込んでいるが、店内はノスタルジック感漂うカフェ。
元は第4セクターで営業していたが、同セクターが再開発地区となってしまったため移転してきた。
看板に白鯨が掲げられているのは、著名小生津に由来しており、店内はその小説に登場する白鯨
「モビィ・ディック」を追っていた捕鯨船ピークオド号の雰囲気を醸し出している。
主にアルコールと軽食を扱うカフェだが、隠しメニューとしてあるカレーは来客者の密かな楽しみである。
ハイスクール時代からこのカフェに通っていたシオンの手作りカレーのルーツとなった程であった。シオンだけでなくジンも良く訪れている。(ep3)


M.O.M.O.
M.O.M.O.
覚醒年月日は不明。外見上は12歳ぐらい。
"ある特殊な知覚"でしか捉えられないグノーシスに対して、接触、観測を目的として開発された、
百式汎観測レアリエンのプロトタイプ。
ヨアキム・ミズラヒの手によって創られた。
その外観はヨアキム博士の亡児、サクラ・ミズラヒに基づいている。(ep1)

正式名称は「Multiple Observative Mimetic Organicus」で、
”ある特殊な知覚”でしか捉えられないグノーシスに対して、接触・観測を目的として開発された。
百式汎観測レアリエンのプロトタイプである。
トランスジェニックタイプと99対のテストヘッドであるキルシュヴァッサータイプを経て開発されているため、
現存する星団最先端の技術が総動員された完成形といえる。ヨアキム・ミズラヒの手によって創られた。
その外観はミズラヒの亡児、サクラに基づいている。
ヨアキム・ミズラヒにより幼体偽装が施されているが、あくまで機能調整が完了するまでの時限措置であり、
身体機能、中枢神経ネットワークの相互連結が完了した時点だ偽装は解除されるように設定されており、
いずれは成人女性として成長する可能性がある。
トランスジェニックタイプが人の遺伝子とレアリエンの遺伝子とも言えるALC<アルキュミア>とのハイブリッド型であることから、
その完成形であるモモ自身も、人との細胞同士の親和性があり、場合によっては受胎も可能であると思われる。
通常の百式汎観測レアリエンは、対グノーシス機能のみがモモと共通しているに過ぎず、その製造も連邦政府により行われているため、
身体機能は通常のレアリエンと同等のものであり、モモとは全くの別物と言ってもいい。
ミクタムでの一件が終息した以降、曙光に残り、
ジギー、ユリらと世界の再建を果たすために活動を開始したモモは新たなネットワークの構築がその世界を救う手段の一つになると信じている。
それこそが旅立っていった者達との再開を約束してくれるものであるということを。(ep3)


モリヤマ艦長
T.C.4727年生まれ。40歳。
巡洋艦ヴォークリンデの艦長。
任務には忠実だが、温厚な性格で部下に対する理解力もあり慕われている。
階級は大佐。(ep1)

本名はカズイチ・モリヤマ。所属・階級は星団連邦軍海兵隊大佐で、惑星アリアドネ消失事件の調査部隊、巡洋艦ヴォークリンデの艦長を務めた。
責任感が強く、それでいて温厚な正確で部下に対する理解力も高いために慕われている。
ヴォークリンデがグノーシスの大群に襲撃された折、果敢に式をとっていたがCICに突進してきたグノーシスにより死亡している。(ep3)


脆き者-
シェイクスピア原作「ハムレット」より。(ep1)
 

最終更新:2019年07月24日 20:32