BVT(憲法擁護テロ対策局)
エゴン・ポリ
ミリオポリス・オーストリアの治安組織のトップに立つ男。痩躯で黒ずくめ。
眼鏡の奥につねに神経過敏な目を宿らせる。
元国際法学研究メンバーの一員であり、MBP副長フランツやMSS長官ヘルガの先輩にあたる。
グスタフ・アドーラー
BVTの調査官。元軍人。部隊内の秩序と隊員の素行を調査する役目をおった〝中立な嫌われ者〟の一人。
【テスタメントシュピーゲル】
テスタメント2にて元国際法学研究メンバーの一員であったことが明かされる。
○三黒幕
党員バッチ
BVTを影から操る黒幕の一人。未来党員バッチをつけている。
【テスタメントシュピーゲル】
テスタメント2にてその正体が未来党のヴォルフガング・ラバグルド内務大臣であることが判明する。
議員バッチ
BVTを影から操る黒幕の一人。議員バッチをつけている。
【テスタメントシュピーゲル】
テスタメント2にてその正体が未来党のクレメンス・ビクスラー党首であることが判明する。
階級章
BVTを影から操る黒幕の一人。軍人らしく階級章をつけている。
【テスタメントシュピーゲル】
テスタメント2にてその正体がオーストリア軍のベルツ将軍であることが判明する。
特殊憲兵部隊(コブラ・ユニット)
ペーア・ガブリエル
ゴリラのような外見をした大男。国連都市に配置された〈特憲〉の隊長を務める。
当初はMSSや特甲児童を軽視していたが、〈戦犯法廷事件〉を共闘するなかで信頼を抱くようになる。
【テスタメントシュピーゲル】
〈戦犯法廷事件〉の責任を取らされる形で〈特憲〉をクビになるが、MPBに拾われる。
車両小隊に配備された後、特務班として涼月と共に二五二五署に派遣される。
フランク・ヴァルター
国際空港に配置された〈特憲〉の隊長。MPB中隊長ミハエルとは旧知の間柄であったが、ミハエルが傭兵に身をやつし現在の立場に甘んじてることを快く思っていなかった。
〈空港占拠事件〉を共に戦うなかミハエルとの信頼関係を取り戻すも、凶弾に倒れ息を引き取った。
第二作戦部隊
ギリアン・ダイク
内務大臣直轄の特殊部隊〈第二作戦部隊〉の隊長。階級は少佐。右目にアイパッチをしている。
ラバグルド内務大臣の命によりAP爆弾テロ事件を捜査している。
ウィーン州政府
エドワルト・オヴェロン・メッサーシュミット
- 所属:社会党/ウィーン州知事(=ミリオポリス市長)
ミリオポリス初の黒人州知事。ウィーン州=ミリオポリスの長にして、MSS長官ヘルガの異母兄。
ウィーン州の治安組織
ライマー署長
ミリオポリス第二十五区ゆいいつの警察署を束ねる男。
差別的で横柄な態度を取る悪徳警官の見本のような存在。
ヘルマン
二五二五署の若い警察官。ドイツ特務官グレーテルに心酔し、進んで魔女の手下のように付き従う。
フリッツ
二五二五署の若い警察官。ドイツ特務官グレーテルに心酔し、進んで魔女の手下のように付き従う。
オーストリア連邦政府
ヘルムート・オイラー
オーストリアの国家元首。気弱な老人で、政府の舵取りは首相に任せ追認するだけのお飾りである。
ヴィクトール・ムンク NEW!
オーストリア政府のトップ。お飾りの大統領に代わり、実質的に政府を率いるリーダー。
ゴットフリート・シーレ
人相の悪いヒグマのような内務大臣。
BVT以下の各治安組織は内務大臣及び内務省下の組織であり、全治安組織のボスでもある。
エゴンと協力し未来党・国民党連立政権の安泰を画策しているが、有事の際にはあっさりヘルガの手練に屈する日和主義の小者。
〈山猫事件〉における国連都市内のウイルステロで死亡した。合掌。
ヴォルフガング・ラバグルド
吊り目の銀ギツネのような政治家。死亡したゴットフリートの後任として内務大臣に就任する。
白人至上主義者であり、国内の極右派の影のトップと噂される人物であるが、一人息子のシュテファンに執心しているなど人間らしい一面も持つ。
イグナツ・フォン・エアラッハ
軍事派遣協議会議長を務める、老人が多い議会のなかではそこそこ若く、将来有望な政治家の一人。
〈山猫事件〉において家族を人質に取られ脅迫されるが、MSSの活躍によって救われる。
その際のMSSと鳳の献身的な活躍に強く心を打たれ、以後は組織的に孤立するMSSにとって頼れる味方となる。
オーストリア国防軍
ハンス・ヘルベルト
オーストリア軍人にして内務調査課グスタフの知人。
特甲猟兵たちの上官にあたる人物でもあり、脱走した彼らの行方を追っていた。
アデライード・白堊(ハクア)・ファーレンハイト
開発局の若き女性技術者。特甲の開発設計士であり、バロウ神父やメンデル博士の弟子にあたる。
アラブ系ハーフで身に着ける物全てを有名ブランドで固める本物志向。
クラリッサとは友人であり、MPB医師マリアを含め腐れ縁の悪友仲間。
【補足】
•漢字名は由来は「オイレンシュピーゲル」イラスト担当の白亜右月氏から。著者のイラストレーターへのリスペクトから誕生したキャラ。
クラリッサ・灰叢(ハイムラ)・ディーゼル
開発局の若き女性技術者。特甲の開発設計士であり、バロウ神父やメンデル博士の弟子にあたる。
イギリス系淑女。童顔であり服装含め修道女系女学生のような容姿。MSS情報課長ディーゼルの実姉。
クラリッサとは友人であり、MPB医師マリアを含め腐れ縁の悪友仲間。
【補足】
•漢字名は由来は「スプライトシュピーゲル」イラスト担当のはいむらきよたか氏から。著者のイラストレーターへのリスペクトから誕生したキャラ。
最終更新:2014年11月02日 01:02