■第一区:インネレシュタット (Innere Stadt)
旧市街と呼ばれる昔ながらの街並み。地区内を一周するリンク通りにそって市庁舎や国立オペラ座、王宮、BVT本部などがある。
【主な施設】
市庁舎/国立オペラ座/王宮/シュテファン寺院/ウィーン大学/市民公園/ロシア大使館(※)/BVT本部ビル
■第二区:レオポルシュタット (Leopoldstdt)
ドナウ川と運河に挟まれた地区。プラーター公園や見世物市場、高級デパート伊勢丹などがある観光地。大観覧車は街のシンボル。
【主な施設】
ウィーン北駅/プラーターシュテルン駅/プラーター公園/遊園地/見世市会場/伊勢丹/日本庭園/プラータービル
■第三区:ラントシュトラーセ (Landstraße)
ウィーン・ミッテ駅やヴィエナ・ヒルトンホテル、ヴェルベデーレ宮殿のほか各国大使館が集まる外交官街。
【主な施設】
ウィーン・ミッテ駅/ヴェルデベーレ宮殿/ヴィエナ・ヒルトンホテル/第二環状線〈ギュルテル〉
■第四区:ヴィーデン (Wieden)
最も古くに成立した地区。現在はオフィス街から安酒場、劇場、歓楽街が混在する洒落た街。大通りではMPBのパレードも開かれる。
【主な施設】
オフィス街/安酒場/劇場/歓楽街/第二環状線〈ギュルテル〉
■第五区:マルガレーテン (Margareten)
人口密度の高い住宅街。第三区から第九区までの外周を走る第二の環状線ギュルテルが通っている。
【主な施設】
第二環状線〈ギュルテル〉
■第六区:マリアヒルフ (Mariahilf)
都市最大のショッピングストリート、マリアヒルファー通りがあるショッピング街。たいていの日用品はここで買える。
【主な施設】
マリアヒルファー通り/第二環状線〈ギュルテル〉
■第七区:ノイバウ (Naebau)
マリアヒルファー通りの南側にそって多数のブティックや雑貨店が並ぶ商業地区。
【主な施設】
マリアヒルファー通り/第二環状線〈ギュルテル〉
■第八区:ヨーゼフシュタット (Josefstadt)
旧市街の西にある最も小さな地区。
【主な施設】
第二環状線〈ギュルテル〉
■第九区:アルザーグルント (Alsergrund)
ドナウ運河沿いにビルや繁華街が広がる。シュピッテラウごみ焼却場や、地下には洪水対策の貯水地が存在する。
【主な施設】
シュピッテラウごみ焼却場/繁華街/ネットカフェ/ウィーン総合病院/第二環状線〈ギュルテル〉
■第十区:ファヴォリーテン (Favoriten)
国内外の路線が集中するウィーン中央駅がある地区。高層ビルや繁華街が広がっている。
【主な施設】
ウィーン中央駅(Haf.)/高層・超高層ビル/繁華街
■第十一区:ジンメリング (Sinmmering)
機械化児童専門の育成施設、子供工場(旧ガソメーター)やウィーン中央墓地がある。射手事件の起きた総合病院もこの地区に存在。
【主な施設】
「児童福祉局・132養護施設」=通称〈子供工場〉/ウィーン中央墓地/総合病院
■第十二区:マイトリング (Meidling)
マイトリング駅や新環状線、アンタレス事件でバスジャックが発生したホテルがある。
【主な施設】
マイトリング駅/ホテル/新環状線
■第十三区:ヒーツィング (Hietzing)
世界遺産のシェーンブルン宮殿やORF(国営放送)の本局がある。西部にはラインツ動物公園が広がる。
【主な施設】
シェーンブルン宮殿/ORF本社/ラインツ動物公園
■第十四区:ペンツィング (Penzing)
小綺麗な通りにモスク、丘の上の高級住宅地が並ぶ。[ウィーンの森」付近は工業地帯になっている。
【主な施設】
モスク/丘の上の瀟洒な住宅地/「ウィーンの森」
■第十五区:ルドルフスハイム・フュンフハオス(Rudolfsheim-Funfhaus)
やたら名前が長い地区。アンタレス事件の際に涼月とユーリー部隊が捜査したロシア料理店がある。
【主な施設】
ロシア料理店/「ウィーンの森」
■第十六区:オッタクリング (Ottakring)
再開発で追いやられた市民が住む高層住宅地が密集している。西側の丘陵には富裕層向けの高級別荘地が集まる。
【主な施設】
高級住宅地/高層住宅地/「ウィーンの森」
■第十七区:ヘルナルス (Hernals)
昔はブドウ畑が広がる農村地で、現在は「ウィーンの森」に接した静かな住宅地が広がる地区。
【主な施設】
「ウィーンの森」
■第十八区:ヴェーリング (Währing)
外国人労働者が多い煩雑な工業住宅地。中華料理店〈マイスター・シャオ〉本店がある。
【主な施設】
工業団地/マイスター・シャオ/「ウィーンの森」
■第十九区:デープリング (Döbling)
ヌースドルフホーフや地下運河への入口となる浄水場がある。都市の大地下道は犯罪組織の温床でもある。
【主な施設】
浄水場=地下道への入り口/大地下道/ヌースドルフ・ホーフ/ハイリゲンシュタット駅
■第二十区:ブリギッテナオ (Brigittenau)
ドナウ川と運河に挟まれた地区。住宅地のほか、川沿いにはミレニアム・タワーなどの繁華街が広がる。
【主な施設】
ミレニアム・タワー/ハンデルスカイ駅/世紀末祭(ファン・ド・シエクル)の開かれる大通り
■第二十一区:フロリズドルフ (Floridsdorf)
別名〝超高層ビル特区〟。都市最大の高さを誇るヴィエナ・タワーをはじめ高層ビルの摩天楼が並ぶ。
【主な施設】
ヴィエナ・タワー/ネットカフェ
■第二十二区:ドナウシュタット (Donaustadt)
都市最大の面積を誇る地区。国連都市(UNO-CTIY)や都市管理局、兵器開発局などの重要施設が集まったドナウシティが広がる。
【主な施設】
国連都市(UNO-CITY)/中央銀行/ドナウタワー/ドライクローネン社/兵器開発局/都市管理局
■第二十三区:リーズィング (Liesing)
バロウ神父の教会やモスク、宗教施設が密集している。文化委託された神社仏閣や日本人居住区もある。
【主な施設】
バロウ神父の教会(アウグスティヌス派参事会)/カフェ/地下鉄駅/図書館/宗教施設密集地
■第二十四区:エー・ヴェー (Österreichische Werkstatten)
正式名称はエスターライヒッシュ・ベルクシュテッテン、通称〝オーストリア人の職場〟と呼ばれる地区。MPB本部がある。
【主な施設】
MPB本部ビル
■第二十五区:ライヒェンシュマウス (Leichenschmaus)
多数の移民街が密集したテロ多発地区。東部の二十五番街はスラム化している。地区の東端にはカガミ・ドージョーがある。
【主な施設】
国境横断鉄道中央駅/ワールドワイドTV局/中央銀行アーデア支店/東部の二十五番街/二五二五署/カガミ・ドージョー/一触即発通り
■第二十六区:ラッフルズシティ (Ruffle's City)
文化保全地域に指定され金閣寺やマーライオンなど多数の文化遺産が集まる。繁華街にはチャイナタウンや伊勢丹2号店がある。
【主な施設】
〈文化保全地域〉/文化委託された建物群(東京タワー・金閣寺・アンコールワット・マチュピチュ・マーライオン)/日本人街/伊勢丹/チャイナタウン
■第二十七区:ヴィーナーヴァルト (Wiener Walt)
「ウィーンの森」と呼ばれる山林地帯が広がる。アンタレス事件で人工衛星が落下した。
【主な施設】
「ウィーンの森」
■第二十八区:ラインブレヒト (Reinprecht)
「ウィーンの森」の一部。郊外のブドウ畑にムージル邸がある。
【主な施設】
「ウィーンの森」/森の中の教会/ムージル邸/「ウィーンの森」
■第二十九区:グリンツィング (Grinzing)
修道院で知られるクロースターノイブルクがある地区。北西にかけて広がる「ウィーンの森」に〈インフィニティ〉の施設がある。
【主な施設】
クロースターノイブルク修道院/クロースターノイブルク高校/カルト教団〈インフィニティ〉の施設/「ウィーンの森」
■第三十区:ヴォルフスグラーベン (Wolfsgraben)
都市の北西部。「ウィーンの森」が広がる。
【主な施設】
運送会社倉庫/「ウィーンの森」
■第三十一区:ライヒリーズィング (Reich Liesing)
都市最西端。「ウィーンの森」の西にワイン工場や商工業地がある。
【主な施設】
ワイン工場/西部の商工業地帯/「ウィーンの森」
■第三十二区:メートリンク (Mödling)
「ウィーンの森」が広がる。自然公園や犯罪者をレオーベン刑務所
へ移送するBVTの拘留施設がある。
【主な施設】
フェーレンベルゲ自然公園/BVTの拘留施設/「ウィーンの森」
■第三十三区:ヴェーナーノイドルフ (Wiener Neudorf)
「ウィーンの森」が広がる。観光名所のゼーグロッテ地底湖がある。
【主な施設】
ゼーグロッテ地底湖/「ウィーンの森」
■第三十四区:ヒンベルク (Himberg)
のどかな田園地帯とハイテク施設が混在する南部の開発指定地区。シュタイア社系列の軍事車両メーカーがある。
【主な施設】
軍需車両の製造卸売り業者施設
■第三十五区:ジークムント (Sigmund)
都市最南端の地区。伝統的な建物が並ぶ。MSS本部やウィーン国際空港がある。
【主な施設】
MSS本部ビル/ウィーン・シュベハト国際空港/空港広場
最終更新:2018年05月20日 15:10