ワタミ 従業員への賃金未払い

ワタミの傘下企業である「ワタミフードサービス」は、アルバイト従業員の勤務時間を30分単位で記録し、端数を切り捨てて賃金計算を行っていた。
この様な、時間外労働時間の四捨五入や切り捨ては、労働基準法により禁止されている、違法・犯罪行為である。
北大阪労働基準監督署は、「和民香里園駅前店」と「坐・和民枚方市駅前店」を調査し、未払い賃金の存在を明らかにした。
その上で、ワタミフードサービスに対し是正勧告を行い、他店舗でも同様の問題がないか調査するよう指導した。
ワタミフードサービスが内部調査を実施したところ、全国47店舗で同様の事例が確認された。
ただし、ワタミ社長室が公表したコメントでは「香里園店を含む6店舗」にて問題があったことは認めているが、内部調査により同様の行為が発覚した店舗数については公表していない。
この問題に対し、ワタミの社長室は「時間管理が十分ではなかった」と説明している。
ワタミの広報担当では「労働時間の切り捨てはあってはならず、徹底できていない店があった。全国の店舗ですでに改めた」とし、217人に対し、合計約1280万円の未払い賃金を支払った。

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最終更新:2014年10月21日 00:56