たかの友梨 ブラック騒動

2014年8月22日、仙台店に勤務する従業員の女性が有給休暇を取った際に残業代を減額されたことについて、不二ビューティが仙台労働基準監督署から是正勧告を受けたことを、従業員らの代理人弁護士が明らかにした。また是正勧告が出た後、高野友梨代表自らが仙台店に出向いて同店に勤務する全従業員を集め、「会社をつぶしてもいいのか」「職場にいながら会社に矢を向けた」などと約2時間半に亘って女性を難詰した。告発した従業員が精神的にショックを被ったとして、同8月28日厚労省に公益通報者保護の申し立てを行い、従業員が加入する労働組合「ブラック企業対策ユニオン」が不当労働行為の救済を宮城県労働委員会に申し立てた。
同9月6日、ブラック企業大賞実行委員会は業界賞に不二ビューティ(たかの友梨ビューティクリニック)を選出し、同9月11日には、不二ビューティが、エステ・ユニオンから提出された公開要望書に対し、深くおわびすると共に、労働基準法の順守に全力を尽くすとする旨の文書を公表した。
同9月18日、日本エステティック機構は、労働基準法違反に基づく行政指導や、企業コンプライアンスを無視した高野友梨代表取締役の発言、および東京都による景品表示法に基づく行政処分等を総合的に検討した結果、不二ビューティの運営する認証サロン3店の認証を取り消すと発表した。

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最終更新:2014年10月21日 00:36