グリー株式会社 社長 田中良和 妊娠慰謝料請求事件

●平成24年11月22日

原告 もう一度考え直してくれない?

田中 会って話す方がよくないと思ってメールで書いた。誰にとってもよくないと思う考えは、僕は間違いないと思っています。

原告 じゃあ聞くけど、なんで中で出したりしたの?

よっしーは、お金を払うだけで、痛くも痒くもないからそうやって簡単に言えるんだよ。ひとりで病院で検査して、ひとりで中絶手術して、ひとりで水子の供養に行く気持ちわかる?

一生の傷を負う気持ちが・・・。

正直、そんな冷たい人だとは思っていなかったよ。よっしーは、優しい暖かい気持ちを持っている人だって信じていた。

こんなに辛いなら死んでいなくなりたい。

●平成24年11月24日

原告 あれから返信がない中、色々と考えました。やはり最初に玄関口に「最低限のお金=おろすお金」を置いていかれたのがとてもショックでした。

なので、私はお金で解決したいのだと思い、よっしーが払えるお金を考えて2億と請求しました。でもそれが無理と言われ、誠実、誠実というけれど、玄関口にお金を置いていかれたのが誠実だとは思えませんでした。

色々と考えて、やっぱり私は産もうと決意しました。よっしーは誰にとってもよくないと言いましたが、私にとっては自分の中に芽生えた大切な、大切な命です。

私はよっしーがとっても大好きです。だからこそ、産みたい、という意思です。



■よっしーが大好きだからこそ産みたい


●平成24年12月18日

田中 電話してそこで話した方が良いと思いましたが、また、でないようなので、またメールで書きます。

〈以下引用〉
あれから返信がない中、色々と考えました。やはり最初に玄関口に
「最低限のお金=おろすお金」を置いていかれたのがとてもショックでした。
なので、私はお金で解決したいのだと思い、よっしーが払えるお金を考えて
2億と請求しました。でもそれが無理と言われ、誠実、誠実というけれど、
玄関口にお金を置いていかれたのが誠実だとは思えませんでした。
〈以上引用〉


自分としては、始めに話をしたとき、Aちゃんがどうするか決まっていないようだったから、僕は母体の健康が一番だと思いましたので、母体の健康のためには、できるだけ早く病院に行った方がよいと考え、行こうと思ったときにその時にお金がなければ診察に困るだろうということで、その時は受け取らないかもしれないが、必要な時にすぐに使えるようにということでおいておいたのであって、お金で解決したいと思ったわけではないです。

そもそもがお金で解決するようなことではないと思っていましたし、一貫してお金で解決したいといったことはないと思います。

次回訪問したときにお金がなかった=受け取っていたし、返すといわれたわけでもなかったので、そういう思っていたとは初めて理解しました。


〈以下引用〉
色々と考えて、やっぱり私は産もうと決意しました。よっしーは誰にとっても
よくないと言いましたが、私にとっては自分の中に芽生えた大切な、大切な命です。
私はよっしーがとっても大好きです。だからこそ、産みたい、という意思です。
〈以上引用〉



自分の価値観としては、誰にとってもよくないと思っています。

それとは別問題として、好きだから産みたいということなのであれば、これは僕個人の問題としては、僕にとっては受け入れがたい価値観だし、自分としては受け入れません。

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最終更新:2014年10月21日 00:43