関係あるとみられるもの

八坂神奈子 東風谷早苗 洩矢諏訪子 河城にとり(東方風神録ほか)
わかさぎ姫(東方輝針城) 霊烏路空(東方地霊殿)

住所

諏訪湖間欠泉センター      長野県諏訪市湖岸通り2-208-90(JR中央線上諏訪駅より徒歩15分程度)
諏訪湖観光汽船(遊覧船乗り場) 長野県諏訪郡下諏訪町193(JR中央線上諏訪駅より徒歩10分程度)
わかさぎの釣堀         同上

諏訪湖

長野県南信地方北部に広がる湖。日本では23番目に大きい。知名度は多分もう少し大きい。古来より諏訪地方の文化・生活に重大な影響を与えてきた。
厳冬期に諏訪湖の湖面が全面凍結すると、昼夜の温度差によって湖面の氷床が膨張と収縮を繰り返し、結果巨大な亀裂を生じることがある。
亀裂は轟音を伴いながら時に2メートル近くまでせり上がり、あたかも人外の力によって湖面上に氷の山脈が築かれたかのような神秘的な光景を生む。
この現象は「御神渡り」と呼ばれ、発生した際には神事が執り行われるなど諏訪信仰の中でも格別の意味づけがなされている。
近年の温暖化により「御神渡り」に認定される現象が発生しない年も多く、もしその眼で見ることができれば紛れもなく慶事であると言える。
東方projectでは八坂神奈子のスペルカード「神が歩かれた御神渡り」が登場し、下方に向けた弾幕の道によって御神渡りが表現されていると考えられる。

諏訪湖間欠泉センター

諏訪湖の周縁にある施設。無料の足湯や資料館となっているほか、地表から温泉が噴き出す「間欠泉」という現象を見学することができる。
昭和50年代、同地からは地上50メートルにも達する間欠泉が噴出し当時世界第二位の高さを誇っていた。この間欠泉を諏訪の新たな観光名所とすべく
平成2年に誕生したのが間欠泉センターであったが、その後間欠泉が自噴することが次第に少なくなっていき、ついには完全に止まってしまった。
そこで現在では、圧縮空気を送り込む(地表近くの冷泉を取り除く)ことにより間欠泉を噴出させており、決まった時間に観測できるよう調整されている。
現在の間欠泉の高さは5メートル程度にとどまっているが、噴出の様子は迫力を伴う。東方地霊殿の序章で霊夢たちが見た光景を追体験できるかもしれない。
東方projectではよく似た名前の「間欠泉地下センター」が登場する。妖怪の山のかっぱと守矢神社の提携によって造られた垂直の地下穴のような施設で、
東方非想天則においてセンター最深部で霊烏路空が炉の管理をしている描写がされているため、核融合に関するなんらかの実験を行っていると考えられる。
なお、東方projectの「間欠泉地下センター」地上部では実験の副産物と思われる温泉とヒ素(怨霊)が大量に沸いている。

諏訪湖観光汽船(遊覧船乗り場)・わかさぎの釣堀

諏訪湖を遊覧する観光船の船着場。「すわん」と「竜宮丸」の2隻が通年で運行しており、湖の側から諏訪の町を眺めることができる。
また、観光船の船着場にはわかさぎ釣りが可能な埠頭が併設されており、秋期~冬季にかけてわかさぎが釣り放題となっている(有料)。
かつての諏訪湖は非常に水質に優れ、漁業も盛んにおこなわれてきた。その後、産業化の時代と高度経済成長を経て農業排水や生活排水の流入によって
富栄養化が進んでしまい、湖面が藻類によって緑色に変色するまでに環境が悪化した。現在では下水整備の拡充や市民による水質改善活動によって、
湖面が緑色に見えるようなこともなくなり、昔の姿を取り戻しつつあると言えるのかもしれない。
「東方求聞口授」の中で、聖白蓮が1000年前の諏訪湖の情景を回顧し美しいと述べた際、神奈子は現在の諏訪湖の景観や水質について苦言を呈している。
当然神奈子は現在の水質を取り戻した諏訪湖の姿も知っていたはずであるが、悠久の歴史を生きてきた神奈子にとって水質の悪化と改善という価値観の反転が
ほんの一瞬の内に起こった現象のように映り、人間社会の加速と信仰の有り方について思う所が、幻想入りを決意させた一端となったのかもしれない。

  • 行きたいっ))後10年待とう - 10歳.;)). (2022-05-22 13:45:57)
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最終更新:2015年02月19日 02:17