関係あるとみられるもの

東風谷早苗・洩矢諏訪子(東方風神録ほか)


住所

長野県茅野市宮川389−1(諏訪大社上社本宮・前宮の中間で徒歩10分程度)
御頭御射宮司総社は敷地内に存在


守矢史料館

土着神・洩矢神の末裔で、諏訪大社で明治まで「神長官」の職位に就いていた守矢家の敷地にある史料館。
建築家・藤森照信氏の設計による施設に、守矢氏に伝わる文書や土器、御頭祭を再現した鹿や猪の頭などが陳列されている。
敷地内には洩矢神と同一視されているミシャグジ様を祀る御射宮司総社があり、守矢氏に縁のある古墳、歴代大祝諏方氏の墓地も存在する。
奥へ進むと藤森氏の手がけた建築物も多数ある。
東方Projectにおいては東風谷早苗の元ネタであり、先祖は洩矢神=洩矢諏訪子の元ネタとなる。
守矢家は諏訪大社にあって神長官という職位に就いていたものの、明治頃に神官職の世襲が排され、大祝職の諏方氏と共にその役目から離れた。
守矢家には代々一子相伝で口伝される洩矢神からの系譜、そして祈祷の秘法が存在していた。しかしこれらも明治の頃に途絶えてしまっている。
早苗のスペル『秘術「忘却の祭儀」』『秘術「一子相伝の弾幕」』は、いずれもこれが題材になっているものと思われる。

御頭御射宮司総社

ミシャグジ様=御射宮司様は、古来からの大和民族の信仰の対象とされ、諏訪の地では特に土着神である洩矢神と同一視されている。
御射宮司様信仰は各地広く分布しているが、諏訪では多数その名を冠した神社、祠が見受けられる。
御射宮司総社は、「総社」と呼ばれることからもそれらの総本社という位置付けと考えられる。

注意事項(必読)

守矢史料館の入館料は大人100円、高校生70年、小学生50円。開館時間は9時~16時30分。原則月曜日が休館日(祝祭日やお盆時期、年末年始は変動)。
常設展以外に企画展が行われている事もあるので、臨時の閉館日の確認も含めて茅野市・守矢史料館のHPで確認すると良い。
敷地は守矢家の中にあり、住居や畑もある。また、御射宮司様が祀られ、諏方氏の歴代のお墓もあるので、決して失礼の無いようにすること。
史料館内は、一部に限り写真の撮影が可能であるが、事前に学芸員の人に確認をすること。


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最終更新:2021年03月24日 18:24