ラブレス・ワールド ― firlexer launsar ―

ラブレス・ワールド ― firlexer launsar ―(理:Riflenerfe unde ― firlexer launsar ―)とは、Fafs falira sashimiによる小説。2015年冬季テーマ小説「~の行方は誰も知らない」に対して書かれた。



概要

実はこの作品は完全に悠里に使っているわけではない。結城真生氏主催のシェアワールド小説シリーズ『ラブレスワールド』に参加しているのだが、そもそものところfafs falira sashimi恒例の小説側でのお遊びによって参加することになった。後から、kphtともに「創作の広域化」に賛同して、悠里ネタを織り込む事を決定した結果、お遊びテンプレラノベが地獄のような救いの無い小説へと躍進することになる。尚、本小説は結城真生氏及びシェアワールド小説シリーズ『ラブレスワールド』に関して侮蔑や改変、悠里化を目的としている訳ではない事を一応書いておく。本気でやってるからゆるして、というのは某ロス・エスケープ小説でも言っているが本当のことである。

あらすじ

西暦2042年、世界は正体不明の生命体<ネイムレス>の襲撃を受け、壊滅状態にあった。現代兵器の能力を無効化する彼らに対して、対抗する策は10代の子供にしか発現しない異能<存在理由>を有する少年・少女たち<ジェネシス>だけであった。
そんな中、ロシアからの脱出船団から命からがら逃げてきた八ヶ崎燐は、ジェネシスを統括する世界防衛機構の支部長に声を掛けられることに。混乱し、策略が渦巻く世界の中で、<イレギュラー>が見いだした答えとは?

登場人物

+ ネタバレのため折りたたんでいます。

八ヶ崎燐

八ヶ崎翔太の甥に当たる。ロシアに在住していたがネイムレスの襲撃により日本に逃げ延びる。後に端島に声を掛けられることになる。

九重玲

八ヶ崎燐の幼馴染。

ノイ

正式には「レディネス・ウェポン、準備戦略兵装45式自立戦闘体一号 通称ノイエス・ゲシュプラッヒェ」と言う。ネイムレスのコアを利用して作られたレディネス・ウェポンではあるが自立して、生きている人型である。ネイムレスとの対話と共に、八ヶ崎燐の能力を利用した攻撃手段とした。

端島和俊

防衛省防衛装備庁次世代戦闘管理室室長、兼世界防衛機構日本支部長。ノイの生みの親、仕事を奪っていった世界防衛機構を恨んでおり、政府に秘匿してノイの制作を行い。八ヶ崎燐を利用した経緯がある。

藤見桜

国立言語学研究所の研究員として登場。


設定

+ ネタバレのため折りたたんでいます。
「ジェネシス」

異能力、<レイゾンデイト>、戦術兵器、<レディネス・ウェポン>を駆使して戦う守護者たちの総称。レイゾンデイトが発現した者は世界防衛機構に自己申告する義務があり、ジェネシスのみが通う学園に配備される。一般人とは身体能力が一線を画している、という特徴がある。

「レイゾンデイト」

10代の若者にしか発現することのない異能力。漢字表記は『存在理由』(これにレイゾンデイトとルビを振る事を推奨)
個人特有の能力があり、単純な身体能力上昇、攻撃能力、防御能力、武器生成……と様々。オリジナルの主人公やヒロインにはオリジナルの能力を考えましょう。他参加作品キャラと能力の詳細が被ってもOK。

「世界防衛機構」

ジェネシスが所属する組織名。ロシア・アメリカ・ドイツ・フランス・日本に支部がある。支部が存在すると同時にジェネシス養成学園が運営されており、学園の生徒達は日夜ネイムレスとの戦闘に駆り出される事になる。また、ジェネシス本人や家族には機構から月に一度、10~20万円辺りの手当金が支給される。日本では朝鮮と日本列島を挟んだ海に海上都市、東京の地下都市、その他二つ(位置は未定)、合わせて四つの支部が存在する。好きな場所を舞台にするべし。

「レディネス・ウェポン」

ネイムレスの残骸から摘出される《コア》を加工して創造された戦術兵器。学園で基本的なジェネシスとしての教育を受けた後に機構支部から受け渡される。コアを加工して作られている事実は一般ジェネシスが知る事はない。形状は自由に設定してもよい。剣や刀タイプ、銃タイプ、他の武器、など。

「ネイムレス」

正体不明、目的不明の異種生命体。現代兵器による攻撃はネイムレスが纏う特殊なバリアによって威力が半減されてしまう。人間サイズの歩兵級、戦闘機サイズの機種級、全長40メートルを越す巨躯級まで、様々な種類が存在する。人語を話すことが出来るネイムレスは<ディファレント>と呼ばれ、ネイムレス達の幹部として認知されている。出現する際には空間が歪曲してゲートが開き、そこから幾多のネイムレスが出現する。また、海上から進軍してくるという性質がある。

「大悲劇《カタストロフ》」

5年前に数多のネイムレスが東京を襲った大破壊の日がこう呼ばれる。「英雄の落日」とも言われ、世界的にもトップクラスの実力を有し、稀代の英雄とまで評された二人のジェネシス『三日月兄妹』が死亡した日である。最終的な死亡者は300万人にも及んだ。

本編救出

何を思ったのか本編が消していたため救出で来た話をここで公開しておく。

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最終更新:2018年01月12日 17:23