かつて、ソル・シエールからレーヴァテイルオリジン・ユニが、メタ・ファルスから言葉が、ソル・クラスタから人間がやってきて、レーヴァテイルはおろか、人間もいなかったこの土地にメル・クィスタを創りました。当時の世論や予算、工期から見ても大変苦しいものでしたが、この"Project I/O"は失敗するわけにはいきませんでした。
 AHPP、という計画がありました。人間たちの戦争で傷ついた惑星の核を、惑星そのものと対話することで修復しようという夢のような話でした。AHPPには新型のレーヴァテイルと大規模な塔、つまり、莫大な予算と動力が必要でしたが、成功する保証などどこにもありませんでした。
 もしも、万一、いつか、何かが起こったときのために。誰も口にはしないけれど、誰もが思い描く最悪のシナリオのために、ユニと人間たちは、人類存続の礎、アルトネリコ第Ⅳ塔・テクノティカリーシャを紡ぎました。

 それから700年。世界の真理を研究し続けるジュリシカ機関、人間と人間を作り出したものを攻撃する生命体・抗体と戦うガリステア軍、そして全てを見渡す女帝ユニを抱いた国家・アルカネックスは、悠久の時を刻み続けているのです…

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最終更新:2014年11月16日 22:21