宗師・岡本正剛先生
1925年(大正14年)2月10日北海道夕張市出身
1974年、7段を取得。
1977年、東京に移住。
1978年、堀川師範より大東流合気柔術師範の免許を許される。
堀川師範の他界後、東京で大東流を普及するため大東流合気柔術六方会を設立。
趣味: 読書、登山、スキューバーダイビング、パラグライダー
2015年(平成27年)、1月16日 ご逝去。
会長・林正明先生
1982年、演武会の神秘に見せられ六方会に入門。
2015年7月、会長として就任
大東流合気柔術のあらまし
大東流合気柔術はその名のとおり、合気を主に体系づけられた武術のひとつです。
現在、一般的に呼称される「合氣道」の根源であるとも言われています。
この流派の現出、いわば創始者等に関しては諸説粉々たるところがあるが、世に大東流の名を最も知らしめたのは希代の達人と 謳われた武田惣角先生(1860~1943)の活躍によるところが大きい。
そもそも大東流は会津藩の中で藩外不出の秘密武術として伝承された技です。
大東流は惣角によって世に広められるまで、すなわち廃藩置県以前は”御留め技”として藩内の五百石以上の重臣、奥女中、側近者に限定して秘かに伝授されていた御式内であった。
惣角の門人は、当時警察を中心に多くの官吏に及び、その門人帳である「英名録」には著名な武術家たちの名が列記されている。
その後、門人の中から惣角の許可によって教授代理の資格を与えられたとされる師範の中の数人が大東流を継承したのです。
巧妙を究めた高度な技は、その伝承の困難を克服しながら現在に至っている。
伝承の経緯をたどれば、大正五年、惣角の許可によって教授代理となった堀川幸道の直伝を経たのち、大東流合気柔術六方会として、現在その一派を標榜するものです。
六方会の名前の由来
サイコロのように、天地前後左右に対応してやれる技をめざす。
角でなく丸く、無限大の円にして六つ。
六方会の技の特徴
六方会の技は「円」「呼吸」「条件反射」を3大原理とし、小さく鋭く速く、それでいて力に頼りません。
逆に、技を掛けるときに力に頼ろうとすると、技がかかりにくくなってしまいます。
相手が攻めてくるタイミングを利用して如何に相手に条件反射を起こさせるかが、上手く技を掛けるためのコツになってきます。
また、技の種類も何千とあり新しい技も生み出されています。
講習会などで宗師の手を取ると、私達が見たこともない技を時々出されます。
本部・支部について
[国内] 東京本部、湘南、足利、愛知、大阪、札幌
[外国] デンマーク(コペンハーゲン)、スウェーデン(ストックホルム)、アメリカ(カリフォルニア、オレゴン、テキサス)、ロシア(サンクトペテルブルク)