本スキン(sm02)におけるマウス操作
マウスホイールや、マウス中ボタン(ホイールボタン)のクリック、および上下右左へドラックの組み合わせを使ったマウスジェスチャーによる操作をカスタマイズできます。
※マウスの機種によっては、マウスの中ボタンに対して、初期設定で「中ボタン」以外の割当がされていることがあります。
※タッチパネルタイプのノートパソコンにおいては、左右のボタンの同時押しがマウス中ボタンに該当することがあります。
マウスの設定
割当 |
このコントロールにフォーカスを移動し、C・A・Z・Pの単独、またはL・R・T・D・Pの組合せを指定します。 |
割当済なら警告 |
チェックON:割当済キーなら警告し処理を中断。 チェックOFF:キー割当と共に旧割当のアクションはキー割当解除 |
割当解除 |
現在のキー割り当てを解除します。 |
初期値を割当 |
初期値を割り当てます。 |
Click、WheelUp、WheelDown、LongPush、Up、Down、Left、Right |
ジェスチャー割当の補助入力ボタンです。 |
1字消去 |
マウスジェスチャーの割当内容を一文字消します。 |
LongPushの待ち時間(単独・先頭/最後) |
マウス中ボタンを押しつつ、動きが停止してから、LongPush状態になるまでの待ち時間です。 先頭にP(LongPush)を設定した場合と、最後にP(LongPush)を設定した場合の、2種類の待ち時間の設定を指定します。 P(LongPush)を単独に指定した場合は、先頭の設定値が適用されます。 |
LongPush状態になったら効果音を鳴らす |
LongPush状態になったら効果音鳴らすかどうかを指定します。 |
ジェスチャー割当の入力値
- C:クリック(Click)
- A:ホイール上回転(Wheel Up)
- Z:ホイール下回転(Wheel Down)
- P:動かさず長押し(Long Push)
- U:上(Up)
- D:下(Down)
- L:左(Left)
- R:右(Right)
アクションおよび初期の割当は、以下のページを参照してください。
参照:
アクション一覧
Long Push(動かさず長押し)とは?
Long Pushとは、マウス中ボタンを長く押し続けることでマウスジェスチャーの状態を切り替える機能です。
マウス中ボタンを押下後、何らかのジェスチャーの前後にマウスカーソルを動かさずに長く押していると、Long Push状態になります。
Long Push状態を利用した操作は、大きく分けて以下の4つのパターンになります。
- (A)マウス中ボタンを押した状態で、マウスカーソルを一切動かさない。その後、Long Push状態になったらそのまま、マウス中ボタンを離す。
- (B)マウス中ボタンを押した状態で、マウスカーソルを一切動かさない。その後、Long Push状態になってから、マウスカーソルを左右上下に動かした後、マウス中ボタンを離す。
- (C)マウス中ボタンを押した状態で、マウスカーソルを上下左右に動かす。その後、一度停止し、Long Push状態になってから、マウス中ボタンを離す。
- (D)上記の(B)(C)を混ぜ合わせた操作。
例えば、上に移動(U)というジェスチャーに対しLong Pushを絡めると、以下の4つの組み合わせが設定できるようになります。
- U:上に移動
- PU:長押し→上に移動
- UP:上に移動→長押し
- PUP:長押し→上に移動→長押し
マウスホイールの制約
- 本来、Windows Media Playerにはマウスホイール操作を直接扱う仕組みがありません。本スキン(sm02)では、様々な手段を使ってマウスホイールの操作を擬似的に作り出していますが、限界も多く、一見不具合に見えてしまうことも多いです。
- マウスホイールにはメニュー系のアクションは適用できません。これは技術的な制約です。
- Alt + Tabによるアプリケーションの切替や、タスクバーによるアプリケーションの切替、Windows Media Player上へのファイルのドラッグ&ドロップなどの直後にはマウスホイールが働きません。一度、本スキンをクリックしてください。これはWindows Media Player SDKの仕様が絡んでいます。
- Windows 10 から「コントロールパネル」-「マウスとタッチパッド」-「ホバーしたときに非アクティブ・ウィンドウをスクロールする」がデフォルトでONになっています。この機能がONの場合、本スキンのマウスホイール機能が使えなくなるようです。他のアプリにも影響する設定なのでトレードオフとはなりますが、本スキンでのシークを優先する場合、この設定をOFFにしてください。
マウスジェスチャーの制約
- 通常のアプリケーションでは、マウス右ボタンにジェスチャーを割り当てますが、本スキン(sm02)ではマウス中ボタンにジェスチャー操作を割り当てます。
- プレイリストビュー・テキストボックス・メニュー・リストボックス等にフォーカスがある場合、ジェスチャーが動作しない。または想定外の動作をすることがあります。
- フルスクリーンの場合、ジェスチャーは動作しません。
アクション一覧
最終更新:2017年02月14日 17:41