S.H.K WP理論

S.H.K WP理論(Skasna haltxeafis klana'd werlfurpulyr la asvieu, SHK-WPA)とは、ウェールフープ理論の一つ。現代ウェールフープ学の原理である。過去理論の保存を目的として2017年6月時点をもって、S.J.V WP理論にバトンタッチした。






概要


やあ。S.H.Klanだ。また君か?そんなこと言わないでくれよ
何故WP科学にまで参入しているのかって?それは単に僕がWP科学に興味を持ったからさ。FAFSの理論わかりづらいんだよ

FAFS「言うねえ君。殺す」

ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛

この理論は、以前のものを劇的ビフォーアフターした結果生まれた二代目である。以前の理論は世界線が変わって無かったことになっている。



ケートニアー


生まれつき体内に造発モーニ体を持つ人種のこと。彼等は体内にある造発モーニ体により、WPという特別な力を使うことが出来る。通例1人が扱うことのWPの種類は1種類のみだが、稀にさらにそれに似た性質のWPを使用することが出来るものがいる。
彼等がWPを使う際、身体の一部に力を込めたりある一点に意識を集中させたりなどの行動をするが、それらは彼等本人が導き出したWPの効率の良い発動方法と言って差異はない。が、彼等はWP発動の方法を導き出しただけで、WPの本質は一切理解していない。つまり、「なんかよく分かんないけど、不思議な力が使えるぞ!こりゃあ便利そうだ!使い方だけマスターしてじゃんじゃん使っちゃえ!」というノリでWPを使っているにすぎないのである。
何故このようなことが起きているかといえば、WPの本質を全て理解したあるWP学者が、この事実がケートニアーに知られるのは危険過ぎるとして、これを隠蔽したからである。但し、一般的な教養は行われており、WPoに関する基礎的な概念の教育は施されている。なお、万が一WPに関する事柄を深くまで知り、行使できるケートニアーが現れた場合、その人はその学者やその手下によってこの世から葬り去られる。

WPoとは


ここではWPoに関する事柄を説明していこう。

定義


1 WPoはケートニアーの造発モーニ体から作られる。造発モーニ体に酸素が与えられた時にWPoが生産される。
2 WPoは全身を纏っている。その為全身に平均的に行き渡っていると考えて良い。
3 WPoを一点に集中させる為に必要な時間は0と考えて構わない。実際は0ではないが限りなく小さい。
4 全身に行き渡っていた全てのWPoをある一箇所に集中させる事が可能。複数箇所に分散して集中させることも出来る。もちろんそうしなくても良い。
5 WPoには飽和量がある。飽和量=身体に纏っていられる量。というか飽和してるのが正常なケートニアー。
6 WPoはそれぞれ常時一定量生産される。秒単位での生産として扱う。ミリ秒?知らんな。微分してみな
7 WPoの生産効率、飽和量はそれぞれ先天的に決まる(高いほど強いと考えて良い。また遺伝する)。しかし、鍛えることによる効率向上は誰でも可能。飽和している場合、過剰に作られたWPoは何らかのエネルギーに変換されて排出されているらしい。

7について



因みに、後天的な増加分については、先天的に使えるのは造発モーニ体の一部だけで、その後訓練して造発モーニ体が全て使えるようになる説と、先天的には造発モーニ体の全てが使えて、その後訓練して造発モーニ体が発達する説との2つがあり、議論がなされている。


定理


1 WPoは三種類ある。
・力のWPo(Anfi'een werlfurpo、略してAo)
・質量のWPo(Nisninosnejen werlfurpo、略してNo)
・エネルギーのWPo(Furpen werlfurpo、略してFo)
WPoまさかの三種類。英語で考えるとW=ワット、P=Power、o=Object と何かとつながりがあるない。流石FAFS

2 Aoは、物体に作用する力を与える。宇宙の法則が乱れる。1Aoは1kgの質点を1m/s^2で1m動かす力。即ち1N
要は何もしていない(ように見える)のに物体を加速させたり出来るよやったね!ってことだ。

3 Noは、何も無いところから物質を作り出すとんでもない代物。WPは魔法だから仕方無いね。1Noは1kgとする
ドルトン涙目の原子論ガ ン 無 視である。作れる物質は{全ての物質 全原子}。これ物理法則に当てはめる意味あんのか

4 Foは、光、熱など、任意のエネルギーを放出、吸収する機能を持つ。エネルギー保存涙目。1Foは1Jと同義
力と質量があるならこれもあるんじゃねってことで付け足されたりそうじゃなかったり。
実はWPoは全てこのFoで出来ている。が、一つのものとして扱うには非常に面倒くさい処理が大変なので、便宜上3つに分けているのだ。(教科書の欄外に書いてあるような内容だけどテストには出るよー)

5 射程距離はあるものの、直接触れていなくても物体に全てのWPoを作用させることは可能である。
この射程距離はWPの種類によって決まる。クラディアだと長め。

なお、これらの定理は実験結果から予測されたもので証明はされていない。理論体系が変わる可能性がある。

WPoの生成方法


※これは様々な検証から予測されたものであり、正確なものではない。生成方法の解明にはまだまだ時間がかかりそうだ。

ケートニアーの造発モーニ体から作られているのは前述の通りだ。
また、WPoのうち、Foがエネルギーになることから、造発モーニ体で莫大なエネルギーを生み出してそれを使ってWPoを作っていると考えられる。
では、造発モーニ体はどのようにしてエネルギーを生み出しているのか。
今一番有力視されているのは、呼吸によるエネルギー生成だ。
造発モーニ体は酸素が供給されるとWPoを作り出す。
その酸素は呼吸から、という説が最も辻褄に合う。
しかし、WPoを作るのには呼吸ほどのエネルギーでは足りるとは考えにくいので、ミトコンドリアを超えるエネルギー変換効率が良いものが造発モーニ体にあると考えられている。

WP世界


WP世界とは、WP学上で計算を行う際に考える空間のことである。通常の三次元空間(a軸,d軸,c軸からなる座標系。一つの軸は他のそれぞれの軸に対して垂直である)に更にWP軸(s軸)を加えた四次元計量空間を指す。この空間のある一点を指す座標をWP空間座標といい、A(a,d,c,s)のように表す。
因みに、私達が存在する世界のWP空間座標は任意の数を用いてF(a,d,e,0)と表される。また、私達は三次元空間で生活しているため、s座標の値が自分のいる場所と同じでない他のものに対して認識・干渉することが出来ず、自分からs軸を動く事も出来ないが、WPはs軸に対して働きかけることが出来る。その為、WPの力を借りればs軸方向に人が動くことも出来る。
この世界を想定することにより、数多くのWP解明に役立つとされる。

また、WP世界以外にもこのWP空間座標が使われることが多く、例えば2次元を表す場合は、a軸、d軸の二つを使って表す事が多い。(座標で書くと(2,7)などと表されて、通常のxyグラフなどと何ら変わりはない。)

1次元を表す場合、a軸のみを、
2次元を表す場合、a軸とd軸を、
3次元を表す場合、a軸とd軸とc軸を使う事がほとんどであるため、
a軸の事を1次元方向、d軸の事を2次元方向、c軸の事を3次元方向、s軸の事を4次元方向と称すこともある。

また、2つの点A(a1,d1,c1,s1)と点B(a2,d2,c2,s2)の距離は、

√{(a2-a1)^2+(d2-d1)^2+(c2-c1)^2+(s2-s1)^2}
である。

ここで整理しておこう。

  • WP世界は4次元計量空間で、a軸,d軸,c軸,s軸の4つの軸によって成り立っている。

  • WP世界における物や人の位置を表す場合、WP空間座標を使って、(1,2,3,4)のように表す。

  • 私達が普段生活している世界(ユエスレオネ連邦)のs座標を0と定める。

  • 人間は、s軸方向への移動と、自分のいるs座標と違うs座標にいる人間や物を認知したり、干渉したりすることが出来ない。

  • 例外として、WPを使えばs軸方向の移動は出来る

  • WP世界以外の座標を表す際にもWP空間座標は使われることが多い

  • a軸、d軸、c軸、s軸には別称がある

以上を覚えておくとよい。

例題


No.1


くらでぃあちゃんはWP空間座標上の点A(1,0,0,0)に居る。ここから点B(-1,0.0,0)へと移動したいのだが、原点((0,0,0,0)を指す)にラヴュールこと出オチがくらでぃあちゃんを待ち構えている為A→Bへと直線的に移動できない。くらでぃあちゃんは出オチをSA☆TSU☆GA☆Iしようなどと考えたがそれをするとFFが黙っていないので仕方なく諦めた。さて、出オチに気付かれずにくらでぃあちゃんが点AからBに移動するにはどうしたらよいか。ただし、出オチはくらでぃあちゃんの方を向いていて、くらでぃあちゃんが出オチの方に向かっていることに気づいた場合くらでぃあちゃんがぴすてぃるされる。

+ 解答はこちら
まず、出オチは三次元空間を生きている為、s軸座標に移動した物体を認識することは出来ない。
よって、くらでぃあちゃんはWPの力を借りてs軸方向に移動することが前提となる。……(A)

また、問題の条件より、くらでぃあちゃんはa軸方向にのみ動くことになるため、(A)と合わせると、
くらでぃあちゃんはas平面上(a軸とs軸を含む平面)を移動してAからBに行けば良いことになる。
因みに、この際出オチには突然くらでぃあちゃんが消えてしまったように見える(出オチにはs軸方向の変化が認識できないため、くらでぃあちゃんがs軸方向にずれたことも認識できない)。

解答としては以上だが、それでは少々つまらないので、具体的な移動方法の一つ、等速円運動を載せておく。

原点を中心(何があっても出オチは動かない)として、as平面上で半径1の円周上をくらでぃあちゃんが等速円運動するとする。
まず、原点(出オチ)とくらでぃあちゃんにWPを発生させ、引力を作り出す(電荷を帯びさせる、磁力を与える等)。
そして、くらでぃあちゃんを点Aからs軸方面にWPで押し、180°回転した所で停止させれば、くらでぃあちゃんは点Bに辿り着くことが出来る。

この時、くらでぃあちゃんは出オチが驚いている間に点Bに着くのが望ましいので、くらでぃあちゃんがAからBに移動するまでの時間が0.1〔s〕だとし、くらでぃあちゃんの質量を50〔kg〕とする。体重ではない
すると、くらでぃあちゃんは31.4〔m/s〕で移動する事になり、原点とくらでぃあちゃんの間の引力は4.9×10^4〔N〕必要である。なお出オチにも同じ力がかかっている。


検証


ここでは、悠里で扱われるWPをこの理論に基づいて検証していく。

その1 ~ユエスレオネ連邦とハタ王国~


ユエスレオネ連邦とハタ王国。それは悠里世界を考える上で欠かせない存在である。
そりゃそうだ。この連邦や国がなければそもそも悠里世界が成立しない。悠里関連の大抵の物はこの2つが舞台となっているのだから。
ところで、ユエスレオネ連邦、ハタ王国とは何なのだろうか。そもそも悠里とは?解説いらないよね?
悠里とは、リパライン語、ユーゴック語の2つの世界を合わせた物を指す。リパラインの「理」とユーゴックの「有」を合わせて「有理」とし、後に「悠里」となったのだ。
ユエスレオネ連邦とはリパライン語世界に出てくる空中要塞である。この時点で常識は打ち破られている
また、WPの概念はリパライン語が生み出している。
ハタ王国とはユーゴック語世界に出てくる王国である。
後にユエスレオネ連邦と交流を持つようになり、ハタ王国にもWPが知れ渡って来たのである。
さて、大体の説明はこのくらいにして、本題に入ろう。
ユエスレオネ連邦とハタ王国で交流を持っていることは前述した通りだ。だが、実は彼らはお互いの存在が見えていないのだ。
は?何を言っているんだ?と思う方が居るだろう。だが実際そうなのだ。
より正確に述べると、互いに同じ3次元空間内に存在しないということだ。

……上記の内容を理解頂けただろうか。当然我々の世界の概念からは考えられない話である。
ここまでの話を聞いて頭がショートしてしまった人は無理せず引き返すことをお勧めする。初っ端から何言ってんだ
しかし、彼らは交流を持っているのだ。
一体何故か?それは、3次元的には繋がっていなくても、4次元的には繋がっているからだ!は?
しかし、ユエスレオネやハタ王国に住まう人々は4次元人では無いので、4次元方向の認知は出来ない。
では彼らはどうやって4次元に干渉するのか?その時に使われるのが、何を隠そう、WPなのだ。

さて、説明はこのくらいにして、実際に検証してみよう。
まずは、ハタ王国とユエスレオネとの4次元方向の距離だ。これは具体的に決まっていないそうだから、l〔m〕とおこう。
更に、加える力だ。今回は初速度0から等加速度運動をしているものとみなす。ここで、運ばれる人たちの質量をm〔kg〕とおき、とある速度Δv〔m/s〕まで加速するのにかかる時間をΔt〔s〕とする(Δは変位を表す。このような値は値と値の間隔が小さいほどより正確になる)と、運動方程式より、

F=m*a a=Δv/Δt

となるため、この時消費するWPoは質量と速度に比例し加速にかかる時間に反比例することがわかる。
また、l〔m〕移動するのにかかる時間は、

T=√(2l/a)

となる。が、これはl〔m〕の地点でも加速が続いている場合である。l〔m〕の地点で止まらないといけないので、これではおかしい。
そこで、等加速度運動をしていることは変えず、l〔m〕の地点に着いた時速度が0〔m/s〕となるように速度を調整していると考える。その時、l〔m〕の地点に到達するまでに要する時間T〔s〕は、

T=2*√(l/a)

である。

参考文献

S.H.K WP理論(解説)
前期S.H.K WP理論
前期を見ても今の物との繋がりは一切ないのでおまけ程度に。
最終更新:2017年06月07日 23:10
添付ファイル