海野藻屑&ビメイダー ◆BATn1hMhn2

少女の手に握られていたのは、一枚の紙切れだった。
A4大の紙には、幾つかの数式と、数行の計算式と、そして最後に、化学式のようなものが書かれている。
その化学式は、こう記されていた。


 H + I = H + 二三〇MeV
  <I = 真空の角度>


これが、と、少女は小さく呟いた。
これが、私を作る、唯一にして絶対の式なのだと。

 ◆◆◆

じめじめと湿っている。肌にまとわりつく湿気が汗と混じり、それらを吸った衣服がべっとりとはりついてくる。
雨が降っているわけでもないのに馬鹿みたいに高い不快指数が、少女の苛立ちをさらに増幅させた。
そう長いわけでもない髪もなんだかいつもより重い気がして、もっとばっさりと、まるで男の子のように切ってしまいたい衝動に駆られる。

少女は、海野藻屑という名を持っていた。悪い冗談のような名だ。
だけど、痩せぎすの身体をして、間違えて白の絵の具を入れすぎてしまっったような不自然な肌色をしている少女には、その不吉な名前が不思議とよく似合っていた。
藻屑がまとっている衣服は、0が四つも五つも印刷された値札を付けて売られているようなブランド品で統一されている。
青白い肌と細長い手足をした少女のシルエットは、まるで精巧に出来た仏蘭西人形のようだった。

だが、少女の格好にそぐわない異物が、彼女の手には握られている。
透明なミネラルウォーターがたぷんたぷんと揺れる、二リットルペットボトル。
ゴシックファッションに身を包んだ小柄な少女が持つにはアンバランスなそれに、藻屑はくちづける。
ごくりごくりと少女の喉が音を鳴らす。見る見るうちにペットボトルの中身は減っていく。
容器の半分ほどを一気に飲み干して、藻屑は、ぷはぁと息を吐いた。

藻屑が座っていたのは、ジャングルジムのてっぺんだった。
彼女の他には誰もいない深夜の公園で、寿命の尽きかけた電灯がぱちぱちという音を立てながら点滅を繰り返している。
手垢と赤錆にまみれたブランコが湿った風に揺らされて、きぃきぃと耳障りな音が響く。
静かな夜に一人でいると、まるで世界に自分一人しかいないような気になってくるよねと、藻屑は呟いた。

「ぼくは、逃げようと思ったんだ。山田なぎさとなら、どこまで逃げられるんじゃないかと思ってた」

藻屑は、静寂に耐えられなくなったかのようにぼそぼそと喋り始めた。
いつのまにか藻屑の手には携帯電話ほどの大きさの電子デバイスが握られている。
細長い指に力を込めて、藻屑はそれをぎゅっと握りしめた。

「ぼくはね、世界が嫌いだったんだ。こんなの全部うそっぱちの世界で、いつかきっと、本当のぼくの世界に行くんだと思ってた。
 ぼくは人魚なんだよ。本当は海の底でのんびりと生きて、食べたいときに食べて、飲みたいときに飲んで、寝たいときに寝て、遊びたいときに遊べる身分のお姫様なんだ。
 だけど人間たちが海に垂れ流す色んなものがぼくたち人魚にとっては猛毒で、だからぼくたちは汚染されてしまった」

藻屑のスカートのはしを少しめくれば、彼女の脚に青黒い痣がいくつもあるのが見えるだろう。
出来たばかりの新鮮なものから、古くなって黒ずんで、もう色が抜けないだろうものまで様々だ。
藻屑はそれを、人間の毒に汚染された結果だという。だけど、見る人が見れば、それは長年の虐待の結果だとすぐに分かるはずだ。

「人間たちがいったい何を考えてこんなことをしてるのか、ぼくは確かめてやろうと思った。
 地上に出て、田舎の小さな港町に住むことにしたんだ。ぼくはそこで、山田なぎさと出会ったんだよ。
 山田なぎさはね、美人なんだ。あの小さな町では一番可愛かったんじゃないかな。
 ああ、ぼくが来てからは二番目になっちゃったけどね」

人形みたいに美しく整った顔をくしゃくしゃにして、藻屑はけらけらと笑った。
山田なぎさという名前を口にするとき、藻屑は愛おしいものにそっと触れるように音にする。
目を細め、過去を懐かしむように、藻屑は話の続きを語る。

「山田なぎさと一緒にいるのは楽しかった。
 野球部の、ヘンなやつが邪魔をしてきたこともあったけど……あれ、あいつの名前、なんだったかな。まぁいいか、そんなこと。
 それでね、山田なぎさはぼくにこう言ったんだ。一緒に逃げようって。
 ぼくは頷いたよ。山田なぎさとなら、ぼくはきっとあんな偽物の人生から逃げ出して、どこかに行けるはずだった」

早口でまくしたてて、ろれつが回らないからところどころつっかえて、けほけほと咳き込む。
ぜぇぜぇと荒れた息を吐きながら、藻屑はペットボトルにくちづけて、残っていた透明な水を全部飲み干してしまう。

「山田なぎさと逃げ出す準備をした。山田なぎさはリュックにドライヤーとシャーペンと石鹸と着替えを入れていて、ぼくはへんなチョイスだよって笑った。
 ぼくは山田なぎさを家の前に待たせて、自分の荷物を取りに行って、でも、それっきり、山田なぎさとは会っていない」

藻屑は、そこで話を中断すると突然歌い始めた。
たどたどしいメロディーに乗せられた歌詞は、とある男と人魚の出会いを歌っている。
たった一度だけ出会った人魚の姿を追い求めて、男は何度も海へ出向いた。
再会した人魚に、男は声をかけ、手を伸ばす。人魚はその手を取って――

「ぼくの、おとうさんの歌なんだ」

歌い始めたときと同じように、唐突に藻屑の歌は終わった。
歌詞の続きはメロディーに乗ることなく藻屑の口から話される。

「この歌の続きでね、人魚は男に食べられちゃうんだ。刺身だよ、活け作りだよ。
 それでね、人魚の骨は薄桃色だなんて言うんだよ。――ぼくの骨も、そんな色だったのかな?」

藻屑の声は震えていた。飲み終えたばかりのミネラルウォーターが彼女の小さな身体の細い血管を通って、藻屑の目尻に浮かんでいる。
海野藻屑は、父親を愛していたのだろう。だからこそ彼女は父親のそばにずっといたのだし、いくら暴力を振るわれても逃げ出したりしなかった。
いつもなら藻屑がじっと我慢すればいつか父親の暴力は終わるはずだった。
だけど、海野藻屑が山田なぎさと逃げだそうとしたあの日、父親の振るう拳は何度も何度も藻屑の小さな身体を殴りつけて、その衝動はいつまでも収まることはなかった。

「ぶちんって、何かが切れたような感じがして、ぼくの身体はそれきり動かなくなったんだ。
 おとうさんはぼくが別のものになってしまったことにしばらく気付かなくて、そのまま殴ってた。
 そのうちぼくの様子がおかしいことに気付いて、ぼくの身体をゆすったりほっぺたをぺちんぺちんと叩いたりして、そしてようやくぼくを殺してしまったことを知ったんだろうね。
 ぼくの身体をぎゅっと抱きしめて、わんわんと子どもみたいに泣いていたよ。……ぼくが生きていたときは、そんなこと、一度だってしてくれなかったのに」

父の抱擁の感触を思い出すかのように、藻屑は己の両の手で自らの身体を抱きしめる。
それは、生前の藻屑が何よりも求めていたものだった。

「ねぇ、ばらばら死体の気持ちを知ってる?」

自分の身体がお風呂に運ばれて、大きな鉈で腕や足が切られるのを見るのは、いい気持ちがしないよ、と少女は言った。
旅行用のトランクの中に詰められて車で運ばれて、山の中でばらばらの身体を乱雑に積み上げられて、置き手紙一枚だけを残して父親が去っていくのを見るのは、とてもとても嫌なものだよ、と。

「不思議だよね。とっくの昔に死んでるっていうのに、周りのことはよく見えるだなんて。
 死んだ人は周りのことなんてなにもわからないもんだと思ってたよ。
 でも確かにあのときは、見えないはずのものがよく見えた。そう、見えないはずの――“紅い月”も」

藻屑は視線を空へ向けた。
空には、藻屑が今までに一度だって見たことがないような大きく紅い月が居座っている。

見えるはずのない事象を観測したとき。叶うはずのない夢を願ったとき。
人は月へ運ばれる。
それが、あのときだった。藻屑が世界に在ることを認められなくなった、あの瞬間に、藻屑の瞳は紅い月を映していた。

「ここは――逃げ出した先なんだよ。ぼくはあの偽物の人生から逃げ出して、ここにやってきたんだ」

でも、逃げ出した先に楽園なんてなかったね、と藻屑は言った。
ずっと握りしめていたデバイスを、空にかざす。この世界へやってきて初めて手に入れたものだ。
藻屑は自分の中から伸びている糸のような何かがこのデバイスの中にいる何者かと繋がっているのを感じていた。
その誰かを、このデバイスの中から引きずり出さねばならない。

呼び出すためには何が必要だろうか。呪文だ、と藻屑は直感した。
見えないはずの紅い月が見えたように――知らないはずの呪文は、既に藻屑の頭の中に刻み込まれていた。
ゆっくりと、噛みしめるようにその呪文を口にする。

「――天翔る星の輝きよ。時を越える水晶の煌めきよ。
 今こそ無限星霜の摂理にもとづいて、その正しき姿をここに現せ!
 ――アウェイキング!」

藻屑が呪文を唱え終わった瞬間に、その少女は藻屑の目の前に姿を現した。
魔女がかぶるようなとんがり帽子に、手の先まですっぽり隠れてしまうぶかぶかの服を着た少女は、藻屑の瞳を見ながら、こう尋ねた。

「…………あなたが、わたしのマスター……?」
「うん、そうだよ」
「………………わたしは……ビメイダー…………作られたもの…………」
「ビメイダー? それがあんたの名前?」

ビメイダーは首を横に振った。ビメイダーとは名前ではなく、少女に与えられたクラス名であった。
ビメイダーはそれきり口をつぐんでしまった。藻屑を拒絶しようとしているわけではない。
無口であるということが、ビメイダーの創造主が彼女に設定した個性であるというだけの話だった。

「あんたがぼくを助けてくれるのかな? だったらさぁ、今から飛び降りるから、ぼくを受け止めてよ」

藻屑はジャングルジムのてっぺんから、下にいるビメイダーへと声をかけた。
昔から調子が悪いぽんこつの片足は生き返ったあともぽんこつのままだった。ずるずると引きずるようにしか動かせない。
降りるときのことなんか何も考えずに登った結果、藻屑は降りるに降りられなくなっていたのだった。

ビメイダーが頷いたのを見て、藻屑は跳んだ。びゅうん。
着地点に待ちかまえていたビメイダーが、藻屑へと手を伸ばした。
ビメイダーも藻屑と同じくらい細い身体をしていたけれど、難なく藻屑の身体を受け止めてしまう。

藻屑が感じた感触は、柔らかさだった。
抱きしめられたまま、藻屑は手を伸ばして、ビメイダーの頬を指でつついてみた。
指先から返ってくる感触はぷにぷにとしていて、人間の頬をつついてみたときとなんら変わりない。

「ビメイダーっていうから、なんとなく、もっとロボットみたいなものかと思ってた。だけど、まるで、人間みたいだ」

まるで人間そのもの――それどころか人間以上に人間らしい造形をしていた。

「ビメイダーを作った人は、人間が作りたかったのかな?
 だとしたらその人は、とてもすごい人だけど、とてもばかみたいだね。
 ――人間なんて、男と女がいればいくらでも作れるっていうのに」

 ◆◆◆

どうして自分が生まれたのか、聞いてみたことがある。
周りの大人たちは私のいないところでこそこそと相談をして、それから、一枚の紙を私にくれた。
これが君の生まれた理由だと、彼らは言った。
そこに書いてある式は当時の私には難しくて、どういう意味があるのかさっぱり分からなかった。
ただ分かったのは、この式こそが私の存在理由であるのだろう、この意味を知るために私は生まれたのだろう、ということだった。

だからこそ私は、その式の意味と真実を知ったときに、殊更に虚無を感じてしまったのだろう。

質量傾斜理論は空間に新しい概念を与え、物質の移動を促す理論である。
空間に偏り――つまり、上と下というパラメータを与えてやることにより、物質は上から下へと流れていく。
この流れていく力は重力とは異なるまったく新しい概念であり、既存の物理学の常識を根本から覆しかねない発見であった。
この理論は物質のみならずエネルギーにも応用することが可能である。
いずれは空間偏倚から多大なエネルギーを取り出し――そしてそのエネルギーを質量に変換し、物質さえも自在に作ることが可能になるだろう。

それが私たちファンタジスタドールを作る仕組みだった。
そして、彼らはこの技術を用いて――女を作ろうとしたのだという。
彼らが目指していたのは、人間ではない。女だ。理想の女性こそが、彼らの望みだったのだ。
その裏にある真意まで聞くことはなかったものの、彼らの冴えない風体やくたびれた格好を見れば、わざわざ聞かずとも自ずと答えは導き出される。

彼らは、現実の代替品として私たちを作り出したのだ。
理想の肉体と精神に可愛いお洋服を着せるための、自分たちだけの着せかえ人形を愛でるために、倫理を踏み台にし、科学の粋を究めたのである。
これまで私に向けられた数多くの視線の意味を知ったとき、私は身体がぶるりと震えるのを感じた。
たった今感じた生理的嫌悪感さえも彼らがプログラムした結果だということに気付き、背筋に怖気が走った。
百にも及ぶ私たちの同属が一人残らず彼らの手慰みものになる光景を想像し、吐き気を覚えた。

だが――それでもなお、私にはどうすることも出来なかった。
私にプログラムされた個性は、他のファンタジスタドールと比べてもかなり主体性に欠けたものだったようだ。
他のドールたちが遊戯に興じ、みなで騒いでいるときも、私は何をするでもなくぼんやりと眺めていることが多かった。
そんな私だから、自らの境遇を知ったところで何らかのアクションを起こそうという気にはならなかったのだ。

やがて私は、ファンタジスタドールの運命に従って、一人のマスターのもとへ行くことになる。
マスターがどのような人間かを聞いたとき、私は淡い期待を抱いた。
なぜならば、私が仕えるマスターは女性だったからだ。
女性ならば、私たちファンタジスタドールを、女性の代替品としてではなく一人の個性ある人格として認めてくれるのではないだろうか。
しかし、そのような私の思いはすぐに打ち砕かれることになる。
私のマスターとなった少女も――私が代替品であることを求めていたのだ。

マスターは既に他のドールを所持していたのだという。
そして彼女たちは、マスターとドールという枠を越えてまるで親友のような信頼関係を築いていたそうだ。
だが不幸な事故によってドールのデータが消失してしまい、通常の方法では修復することが不可能になってしまった。
そこで白羽の矢が立ったのが、私だったというわけだ。
私はあくまで前ドールを復活させるための道具であり、それ以上の役割は求められていないのだということを理解した瞬間、私の心は諦めで満たされた。

 ◆◆◆

「ぼくはさぁ、ほんとの友達が欲しかったんだよね。たぶんそれは、山田なぎさだったんだ。
 でもここに山田なぎさはいないし、あんたは山田なぎさになれない。
 だってさ、ぼくはマスターで、あんたはサーヴァントなんでしょ」

藻屑の言葉に対して、ビメイダーは沈黙を守ったままだった。
藻屑はミネラルウォーターがたゆたうペットボトルを右手に握ったまま、左手をビメイダーへと差し出した。

「行こうか」

海野藻屑はビメイダーの手を握って、そう言った。

「どこに行けばいいかなんてわかんないけど、たぶん、きっと、ここよりはいいところだよ」

ビメイダーは、こくりと頷いた。

【クラス】
ビメイダー

【真名】
プロトゼロ@ファンタジスタドール

【パラメーター】
筋力:C 耐久:D 敏捷:A 魔力:C 幸運:D 宝具:B

【属性】
中庸・中立

【クラススキル】
従順:B
「作られた存在」であるビメイダーのクラススキル。マスターの指令を忠実にこなす。
令呪の範囲および効果が強化され、命令行動に伴う判定に補正がかかる。
しかし己の存在を否定する命令には抵抗の意志を見せることもある。

【保有スキル】
無にして虚:C
復活の受け皿という役割を持たされたビメイダーはあらゆるドールのパターンを受け止め、他のドールのどんな攻撃も通用しない。
高レベルな戦闘知識と技術を有している。

縮地:B
瞬時に相手との間合いを詰める技術。
高速移動という域を越え、瞬間移動とも言うべき速度を発揮する。

【宝具】
『理想の女性(ファンタジスタドール)』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:ー 最大捕捉:1

充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない――
既存の物理法則を完全に超越した技術によって作られたファンタジスタドールというシステムそのものが宝具と化している。
ユークリッドデバイスとカードを組み合わせることによって様々な効果を生み出すことが出来る。
傷ついたドールを回復させる「回復」、破壊されたものを元通りにする「修復」といったサポートから、周囲を森に変える「森」のフィールドカード、
対象の物体を何十倍にも巨大化させる「虫めがね」やカードの効果を100倍にする「×100」など用途は無限大。
ドールそのものも普段はカードの中に入っており、ユークリッドデバイスを使って召喚(アウェイキング)することによって現実世界に出てくることが出来る。

【weapon】
ユークリッドデバイス&各種カード。
ビメイダーが使用するわけではなく、あくまでマスターに行使権がある。

【人物背景】
アニメ「ファンタジスタドール」のラスボスである清正小町のドール。
ラスボスらしく戦闘面では他のドールを圧倒。最終話では1対15という状況でも五分以上の戦いをしてみせた。

普段は感情表現をする場面も少なく喋ることもほとんどないが、唯一本音を漏らしたシーンでは「生きたい」と涙ながらに訴えた。


【マスター】
海野藻屑@砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない

【マスターとしての願い】
本当の自分の世界で楽しく暮らしたい

【weapon】
ミネラルウォーター入りペットボトル(2リットル)

【能力・技能】
過去の虐待により左耳は聴力を失っており、片足を引きずるようにしか歩けない。
頭の回転は速く、独創的なアイディアで周りを煙に巻いたこともある。

【人物背景】
東京から父の故郷である田舎の港町へ引っ越してきた少女。
一人称は「ぼく」で、じぶんのことを人魚と言い張り、いつもミネラルウォーターを飲んでいる。
虚言癖や人を小馬鹿にしたような言動のせいで周囲から疎まれることが多いものの、外見は美少女そのものであるため異性として好意を抱いている男子は多い。
芸能人で歌手の父から日常的に虐待を受けているが、本人はそれを「愛情表現」と称し、父をかばうような言動をとっている。
これは作中の登場人物から「ストックホルム症候群」のようなものではないかと指摘されている。

【方針】
新しい世界がどんなところが見てみたい。

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最終更新:2015年01月24日 22:55