ペット



概要

大きな体で主人であるパーティーメンバーを守り通す、いわゆるタンク職。
シリーズでほぼ唯一の人型以外の職業であり、転職システムは適用外となる。
そのためストーリーモードではゲスト参戦以外の加入手段がない。
また、オリジナル版と違いクラシックモードでは最初から作成可能となっている。

忠義マスタリーから派生する「かばう」「みがわり」などのスキルにより、
パラディンのスキルでは出来ない、味方を能動的に守る役割を持たせられる。
自身でHP・防御力の増強や、(確実ではないが)自動回復も出来るなど、単体での完成度は高い。

一方、爪スキルは斬・壊属性の攻撃スキルを習得でき、範囲も単体・列・全体と豊富。
虎咬撃-狼牙烈爪と流星落とし-ワイルドブロウというタイプの異なる2種のコンボが基本となるが、
タンクとして起用するなら後者を選ぶのはリスクが高い。
ペットを2匹にして攻撃、防御で役割分担するパーティーも面白い。
「バーサーク」の味方を攻撃するデメリットも、相方の「(究極)がまん」で活用が出来る。

ちなみに、今作のペットは人間用の一部の防具を装備可能となっている。
君は防具をフル装備にしても良いし、アクセサリーでそれぞれの敵に合わせた対策を打ってもいい。
なお今作もアクセサリーはひとつしか装備できないので、オリジナル版ほどの柔軟性は望めなくなっている。

◆装備可能武具

首輪
(一部の服、頭、腕、足装備は他職と兼用できる)

◆オリジナル版からの変更点
+ ...
  • クラシックモード開始時から作成可能になった
  • 爪マスタリーとして攻撃スキルが多数追加・差し替え
  • 忠義の心スキルが単純なマスタリースキルになり、ダメージ肩代わりのデメリット効果が無くなった
  • 「挑発」が削除され、「かばう」「みがわり」で自発的に味方を守るタンクになった
  • 「傷舐め」がまともな回復量になり、封じ回復効果がついた


ステータス


Lv    HP     TP     STR    TEC    VIT   AGI    LUC  
1 60 22 8 5 9 6 7
10 100 49 12 8 14 9 10
20 149 80 16 11 19 13 14
30 203 114 21 14 24 16 18
40 262 150 26 17 29 20 21
50 327 188 31 22 36 24 25
60 396 228 37 25 42 29 30
70 470 266 43 30 48 33 34
80 549 301 48 33 55 38 39
90 634 332 54 38 61 42 43
99 714 353 60 42 68 47 48


スキル一覧


名前 分類 最大
Lv
効果 必要スキル 消費TP 部位 備考
Lv 1
捨て身の心 [フォースブースト] - 3ターンの間、HPを3倍にする - - -
究極がまん [フォースブレイク] - このターン、全ての攻撃をかばい、耐える
ターン終了時、敵全体に近接攻撃
- - 効果中、スタン・封じ・状態異常を無効化
忠義マスタリー マスタリー 10 味方を守るスキルが習得可能になるスキル
自分へのダメージを一定確率で半減させる
- - -
爪マスタリー マスタリー 10 爪スキルが習得可能になるスキル
爪装備時の物理攻撃力が上昇する
- -
HPブースト ブースト 10 最大HPが上昇する - - -
TPブースト ブースト 10 最大TPが上昇する - - -
物理攻撃ブースト ブースト 10 物理攻撃力が上昇する - - -
物理防御ブースト ブースト 10 物理防御力が上昇する - - -
野生の勘 採集スキル 10 採取・伐採・採掘時に追加で素材を入手可能になる - - -
傷舐め 回復スキル 10 味方1人のHPと封じを回復する 忠義マスタリー1 5 10
オート傷舐め パッシブスキル 5 ダメージを受けるか封じが付着した時
一定確率で自身に傷舐めを行う
傷舐め5 -
かばう 防御スキル 10 このターン、受けるダメージを軽減し味方1人をかばう 忠義マスタリー3 2 6
みがわり 防御スキル 10 このターン、受けるダメージを軽減し、味方全体を一定回数かばう 忠義マスタリー3 2 10 レベル上昇でかばう回数増加
身代わりの誓い 補助スキル 10 3ターンの間、受けるダメージを軽減し
HPが50%以下の味方をかばう
かばう3
みがわり3
8 18 かばう度にかばう確率低下
自衛の本能 補助スキル 10 3ターンの間、物理・属性攻撃力を低下させ、代わりに物理・属性防御力を上昇させる 忠義マスタリー5 2 8 レベル上昇でターン数増加
ビーストロア 補助スキル 10 3ターンの間、敵全体の物理攻撃力を低下させる 忠義マスタリー7 4 13 レベル上昇でターン数増加
先制ビーストロア パッシブスキル 5 戦闘開始時に一定確率でビーストロアを使用する ビーストロア5 -
虎咬撃 爪専用スキル 10 敵1体に近接壊攻撃
与えたダメージの一定割合、HPを回復する
爪マスタリー1 5 12
狼牙烈爪 爪専用スキル 10 敵1体に3回近接斬攻撃
自身の残りHPが高いほど威力が上昇する
虎咬撃5 10 19
流星落とし 爪専用スキル 10 敵1列に近接壊攻撃。自身もダメージを受ける 爪マスタリー3 8 15
ワイルドブロウ 爪専用スキル 10 敵1体に近接壊攻撃
自身の残りHPが少ないほど威力が上昇する
流星落とし5 10 19
ビーストダンス 爪専用スキル 10 敵全体に近接斬攻撃。発動が遅い 爪マスタリー5 10 20
サベージラッシュ 爪専用スキル 10 敵全体へランダムに3~6回近接壊攻撃 爪マスタリー7 10 20 命中率が低い
バーサーク 爪専用スキル 10 敵味方関係なく、ランダムに遠隔斬攻撃 ビーストダンス3
サベージラッシュ3
12 16
がまん 補助スキル 10 このターン、受けるダメージを軽減し
ターン終了時、敵全体に近接斬攻撃
忠義マスタリー★
爪マスタリー★
8 22 受けた攻撃回数分威力UP
決死の覚悟 パッシブスキル 10 戦闘不能になるダメージを受けた時
一定確率でHP1で生き残る事ができる
HPブースト5 - -
ブルチャージ チャージスキル 10 次のターン終了時まで、与えるダメージを上昇させ、受けるダメージを軽減させる 物理攻撃ブースト5
物理防御ブースト5
3 10 -

スキルツリー


忠義マスタリー Lv1→ 傷舐め Lv5→ オート傷舐め
Lv3→ かばう Lv3→ 身代わりの誓い
みがわり Lv3→
Lv5→ 自衛の本能
Lv7→ ビーストロア Lv5→ 先制ビーストロア
Lv★→ がまん
爪マスタリー Lv1→ 虎咬撃 Lv5→ 狼牙烈爪
Lv3→ 流星落とし Lv5→ ワイルドブロウ
Lv5→ ビーストダンス Lv3→ バーサーク
Lv7→ サベージラッシュ Lv3→
Lv★→

物理攻撃ブースト Lv5→ ブルチャージ
物理防御ブースト Lv5→

HPブースト Lv5→ 決死の覚悟

TPブースト

野生の勘


スキル詳細


▼捨て身の心
3ターンの間、最大HPを3倍にする
  • 増えたHPにより、かばう系スキルの防御能力を高めるフォースブースト。
  • フォースブースト発動と同時にHPが全回復する副次効果がある。ペットのHPが減っている状態からでも即座に防御性能を発揮できる。
  • HPの高いキャラほど殴られ率が上がる仕様のため、素の状態でも勝手に攻撃を引き付ける確率が上がる。

  • 今作には、HP総量や割合によってスキル威力が増加する隠し効果を持つスキルがいくつか存在する。それらのスキルの威力を高める効果もある。
  • 他のHP上昇効果を持つ効果・スキルと重複し、乗算でHPが上がっていく。
    • 例えばHP増加効果を持つ料理(HP1.2倍)と組み合わせると3.6倍、
      バードの蛮族の行進曲(HP最大1.5倍)と組み合わせて4.5倍、
      メディックのオーバーヒール(HP最大2倍)と組み合わせればHP6倍にもなる。
    • これらの効果と併用してHP増加効果をより高めることで、防御能力やHP依存スキルの火力をさらに引き上げることが出来る。


▼究極がまん
このターン、全ての攻撃をかばい、耐える。
ターン終了時、敵全体に近接攻撃
  • 腕スキル、STR/VIT依存。最速行動
  • パラディンのフォースブレイクと並び、使用ターンの敵の攻撃から確実にパーティを守る防御系フォースブレイク。

  • かばう部分について
    • 味方全員が受ける攻撃をペットが肩代わりし、HPが0になる攻撃を受けてもHP1で食いしばるようになる。
      • 食いしばり効果はターン中何度でも100%発動する。また、毒ダメージに対しても発動する。
      • 肩代わりされたダメージは、ペットの受けたダメージとしてダメージ計算が行われる。
    • 使用ターンの間、ペットに付着する封じ・状態異常を無効化する効果を持つ
      このため、かばう系スキルにありがちな、途中で状態異常が付着してかばう効果が発動しなくなるという事態が起こらない。
      • (弱体・即死は無効化できず、食いしばりも発動せずそのまま戦闘不能になる)。
    • ダメージを伴う行動にしか肩代わり効果は発動せず、封じ・状態異常・弱体のみを与える技には反応しない。

  • 反撃部分について
    • 相手からの攻撃によってダメージを受けた場合のみ発動する全体攻撃。
    • 威力は使用者のLvによって300~900%の範囲で変動する。「がまん」と違い、何度攻撃を受けても威力に変化無し。
      一般的なスキルよりは高倍率だが、フォースブレイクとしてはかなり威力低め。
    • 毒ダメージよりも遅いターン最遅行動。
    • スキル説明には壊属性と表記されているが、実は突属性。属性相性や条件ドロップに注意。
      • この設定ミス(?)のために、実はペットは単独で斬・突・壊の物理三属性をカバーしている職業だったりする。


▼忠義マスタリー
味方を守るスキルが習得可能になるスキル。自分へのダメージを一定確率で半減させる
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
発動率 6% 7% 9% 10% 12% 13% 15% 16% 18% 20%
Lv 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
発動率 21% 23% 24% 26% 27% 29% 30% 32% 33% 35%

  • マスタリースキル
  • 各Lvに達した時、左側のツリーのみ自動的にスキル1が振られる。
  • パリングや盾マスタリーと違い、無属性を含む属性攻撃にも効果が発動する。一方で、ダメージを無効化する事はなく、パリングのように自分以外に効果を及ぼす事も無い。
  • 柔らかい(特にTECの低い)前衛に持たせる選択肢として、一考の価値がある程度には発動する。


▼爪マスタリー
爪スキルが習得可能になるスキル。爪装備時の物理攻撃力が上昇する
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
攻撃力
dam倍率 101% 102% 103% 104% 105% 106% 107% 108% 109% 110%
Lv 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
攻撃力 - - - - -
dam倍率 110% 111% 112% 113% 114% 115%

  • マスタリースキル
  • 各Lvに達した時、左側のツリーのみ自動的にスキル1が振られる。
  • 爪は壊属性攻撃だが、スキルの中には斬属性も存在する。
  • 爪装備は武器カテゴリの中でも、高めの攻撃力と速度補正を併せ持つ優秀な装備。
    しかし、爪スキルのピーキーな性能やスキル数の少なさが祟って、あまり活用しきれない。



▼HP/TPブースト
最大HP/TPが上昇する
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
倍率 105% 107% 109% 111% 113% 114% 116% 117% 118% 120%
Lv 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
倍率 121% 122% 123% 124% 125% 126% 127% 128% 129% 130%

  • パッシブスキル
  • タンク職としての役割を持つペットはHPの重要度が高い。素のHPの高さから上昇量も優秀なので、ぜひ伸ばしておきたい。


▼物理攻撃ブースト
物理攻撃力が上昇する
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
攻撃力
dam倍率 102% 103% 105% 106% 108% 109% 111% 112% 114% 115%
Lv 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
攻撃力 - - - - -
dam倍率 115% 116% 117% 118% 119% 120%

  • パッシブスキル
  • 爪スキルによる攻撃を視野に入れるのなら。防御スキルに特化するならば優先度は低い。


▼物理防御ブースト
物理防御力が上昇する
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
防御力
被dam倍率 98% 97% 95% 94% 92% 91% 89% 88% 86% 85%
Lv 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
防御力 - - - - -
被dam倍率 85% 84% 83% 82% 81% 80%

  • パッシブスキル
  • かばう系スキルを中心に使用する以上、出来る限り振っておきたい。


▼野生の勘
採取、伐採、採掘時に追加で素材を入手可能になる
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
採取・伐採・採掘最大数 -

  • パッシブスキル
  • 採取・伐採・採掘スキルと追加判定が重複する。
  • 複数人が所持していると人数分の判定がさらに発生するため、早い段階で高レベルのグリモアにして配っておくとシナリオ中の資金繰りが大幅に楽になる。




▼傷舐め
味方1人のHPと封じを回復する
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
消費TP 5 7 10 12 15
回復量補正 100% 103% 106% 109% 140% 144% 148% 152% 156% 200% 208% 216% 224% 232% 300% 308% 316% 324% 332% 420%
最大封じ解除数 1 2 3

  • 頭スキル、TEC/VIT依存。速度補正率80%
  • 味方1人のHPと封じを回復する。HPと状態異常を回復するドラッグバレットと対になるスキルと言える。
    • ドラッグバレットと違い、装備に関係なく使用できる。便利な効果なのでグリモア化して持たせるのにも良い。
  • ペットはTECが低いので回復量はあまり高くない。あくまでオート傷舐め用か。


▼オート傷舐め
ダメージを受けるか封じが付着した時、一定確率で自身に傷舐めを行う
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
発動率 10% 12% 13% 15% 16% 18% 19% 21% 22% 24%

  • パッシブスキル、頭スキル
  • 確率発動ではあるが、敵の攻撃を受けながら自動でHPを回復する優秀なスキル。また、封じを自動で回復するのも大きい。
    封じ・状態異常技→強攻撃と言うパターンを持つ強敵が多いため、ここぞという時に腕封じのせいで「かばう」系が発動出来ないという事態を減らせる。
  • Lv10での発動率は体感で3割といったところ。それなりに高い効果を感じられるスキル。
  • 敵の全体攻撃、多段攻撃などをペットにかばわせる場合、このスキルの有無でペットの生存率が大きく変わってくる。タンク型ペットなら是非とも取得しておきたい。

  • 複数回ヒットする攻撃をかばう場合、最後の攻撃が終了してから回復する。攻撃の合間に途中で回復することは無い。
    • 一方、複数回攻撃がヒットすると、最後にまとめて複数回傷舐めが発生する可能性がある。
  • 傷舐めが頭依存スキルのため、頭封じになると発動しなくなる。
  • 発動する傷舐めは、ペット本人が習得している傷舐めのスキルLvのみに依存し、グリモアによるスキルLvの上乗せが発生しない。このバグ(?)のため、オート傷舐めで発動する傷舐めは、スキルLv10が最大である。
    傷舐めはグリモアで持たせるのではなく、ペット自身にスキル振りする必要がある。
    • グリモア化して他職に渡す場合は、傷舐めもセットにして渡さないと発動しないので注意。本人がそもそも傷舐めを習得していないならば、きちんとグリモアのスキルLvによる傷舐めが発動する。


▼かばう
このターン、受けるダメージを軽減し味方1人をかばう
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
消費TP 2 4 6 8
被dam倍率 85% 83% 81% 79% 70% 68% 66% 64% 62% 50% 49% 48% 47% 46% 45% 44% 43% 42% 41% 35%

  • 腕スキル。最速行動
  • 特定の個人のみをピンポイントで守るため、みがわりと比べてペットの負担が少ない。ペットのHPが十分では無いときには、こちらを使って守りたいキャラだけをかばうのが良いだろう。
    • 高レベル時の軽減率が異様に高く、ペットが不落の要塞と化す。
    • フロントガード感覚で前列の被害を軽減したり、ピンチの仲間を生かしたりと、選局に合わせて柔軟に対応可能。大抵のパーティーで違和感なく使っていける。

  • 「かばう」と以下の「みがわり」「身代わりの誓い」、フォースブレイクの「究極がまん」のダメージを肩代わりする効果に共通で、以下の特徴がある。
    (※基本的にIVのフォートレスのディバイドスキルと同一の仕様)。
    • 「ダメージを伴う攻撃」にのみ肩代わり効果が発動し、状態異常・弱体・封じのみを付着する攻撃には反応しない。
    • 腕技のため、腕封じ状態になると発動しない。肩代わり効果によって腕封じ効果を持つ攻撃を受けた場合、それ以降発動しなくなる。
    • 隊列補正を受けず、近接攻撃を後列で受けてもそのままダメージが通る。後列でみがわりを行うとダメージが増えたように見えるのはこのため。
    • 肩代わりした場合、受けるダメージはペットが受けたものとして扱われ、それに対して「受けるダメージを軽減する」効果が発動するという処理になっている。

  • ペットはVITに優れる一方であまりTECが高くないため、属性攻撃に対しては大きなダメージを受けてしまう。
    • 属性攻撃には、アクセサリなどで耐性をつけて対策したい。ペットが味方への攻撃を肩代わりするので、敵攻撃に対する耐性装備もペット一匹だけで済む。


▼みがわり
このターン、受けるダメージを軽減し、味方全体を一定回数かばう
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
消費TP 2 5 10 12 14
かばう最大回数 2 3 5 6 8
被dam倍率 85% 83% 81% 79% 77% 75% 73% 71% 69% 65% 64% 63% 62% 61% 60% 59% 58% 57% 56% 55%

  • 腕スキル。最速行動
  • 今作のペットの主力技の1つ。効果が大きいわりにTP消費も少ない。ダメージをタフなペットが一手に引き受けることで、他の仲間をほぼフリーで動かせる。
    • しかし、同Lv程度のFOE~ボス格の敵の全体攻撃に、無策でこの技を合わせても耐えるのは難しい。安直な連打は禁物。
  • 防御UPバフや防御系グリモアでダメージを軽減する、敵の攻撃への耐性防具を装備させる、危ない場面ではフォースブーストでしのぐなど、とにかくペットがあっさり落ちないように努めたい。
    • あるいは、どうしても耐えられない攻撃に対しては、行動速度の遅い味方であらかじめ蘇生アイテムを投げておくのも良い。極端な話、このスキルと後攻での蘇生手段さえあれば、単体攻撃はどんなに高威力であっても完封できる。

  • 受けるダメージを軽減する効果はパラディンのガードスキルと重複するため、パラディンのガードスキル(特にキープガード)との相性が抜群に良い。
    • 逆にパラディンにみがわりのグリモアをもたせるのも良い。盾マスタリーやパリングによる攻撃の無効化がみがわりと好相性。もちろんペットにこれらのグリモアをもたせても良い。
  • 全体攻撃をかばっている途中でペットが倒れると、それ以降の攻撃は守れず素通しされる。
    • どうしても敵の全体攻撃から味方を守りたいが、ペットに全員をかばえるHPが無い、という場合には、ペットを隊列の最後尾、優先してかばいたい味方を隊列の前に置くと、ある程度コントロールできる。

  • 混乱した味方から別の味方への攻撃はかばえるが、混乱した味方が自身を攻撃するのはかばえない模様。また、敵スキルのパワーゲル(味方一人を攻撃し、攻撃された味方に強化付与)も、使用者以外を対象にするとペットがかばってしまうが、使用者自身を対象に取るならペットはかばわない。
  • スケープゴートとの重複使用については、みがわりの回数分肩代わりした後にスケープゴートの回数分肩代わり、またはスケープゴートの回数分肩代わりした後にみがわりの回数分肩代わりとなる。(どちらが先に発動するかは要検証)


▼身代わりの誓い
3ターンの間、受けるダメージを軽減し、HPが50%以下の味方をかばう
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
消費TP 8 12 18 24
ターン数 3 4 5 6
かばう最大回数 3 4 5 6
被dam倍率 85% 83% 81% 79% 77% 75% 73% 71% 69% 65% 64% 63% 62% 61% 60% 59% 58% 57% 56% 55%
発動率低下 -15% -12% -10% -8%

  • 腕スキル。速度補正100%
  • 強化枠を使用するバフであり、「ダメージ軽減効果」と「HP50%以下の味方に対しての肩代わり効果」の2つの効果を持つ。
  • みがわりよりもかばえる最大回数が少なく、2回目以降の発動率が下がっていくデメリットがある。一方で、かばう役のペットが「ダメージ軽減効果」と「みがわり効果」を維持しながら、さらに別の行動を取ることが出来る。みがわりとは異なるメリットを持つスキル。
  • 予めこのスキルを使用しておけば、DEFENCEや「フォースシールド」と併用して更に被ダメージを軽減しつつ、みがわり効果を発動させることができる。
    また、発動回数や発動率の不安定さは、他の味方からさらに「スケープゴート」を重ねてもらうことでカバーが可能。他のスキルと組み合わせる事で真価を発揮するスキル。

  • かばう対象がHP50%以下の味方のみのため、有効に活用するには味方のHP管理にもやや特殊な運用がいる。
    回復タイミングを間違えてHP50%以下の条件を満たさなくなったり、HP50%以上の味方が一撃で戦闘不能になったりするようなケースに弱い。
    • このスキルを最大限に活用するために、ボス戦との前にダメージ床を踏む等して予めペット以外のHPを削り、ペットのみ回復しておく戦略もある。(参考:竜巻ディバイド)

  • 複数回ヒットする攻撃を味方が受けている途中にHP50%以下の条件を満たすと、同一の攻撃中であってもその次のヒットからみがわり効果が発動するようになる。このため、多段攻撃への防御手段としても有用。

  • 普通に運用する分にはさほど攻撃が集中することもないので、単純なダメージを軽減バフとして使うことも出来る。
    軽減率はかなり高い上に無属性を含む全属性ダメージ・TPダメージを軽減し、与ダメージにも影響を与えない。他職がグリモアとして使用する防御バフとしても良い。
  • 一般的な防御UPバフとは種類が違うため、防御力DOWNで打ち消されることがないのも大きなメリット。
    • 扱いが「かばう」「みがわり」と同様のせいか、腕封じや状態異常などの影響でかばえない状況では被ダメ軽減効果もなくなる。
    • 毒ダメージ、呪いの反射ダメージ、テラーのTPダメージは軽減しない。

  • この強化と併用して「かばう」や「みがわり」の効果でかばった場合、軽減効果は重複しない。(「スケープゴート」でかばった場合は未確認。)
    • この理由から、みがわり型ペットにとっての「自衛の本能」のような単純な防御バフとしての運用は難しい。自動でかばえる点をしっかりと活かしたいところ。
  • このスキルのかばう効果は「かばう」「みがわり」「究極がまん」「スケープゴート」とは独立して発動する。
    まず「身代わりの誓い」の判定により自分およびHP半減したキャラをかばう。その後、判定から漏れたキャラに対して残りのスキルでかばう形になる。
  • このスキル自体の発動速度は並。味方が低HPになってからの使用では手遅れになる事もあるので注意。
  • 強化枠に「身代わりの誓い」があるキャラが複数いる場合、隊列が前のキャラから順に判定が行われる。
    • 隊列が後のキャラに「身代わりの誓い」が付いててHP半減の場合、隊列が前の「身代わりの誓い」があるキャラにかばわれる事態が発生する。
    • 更にこれを応用すると、究極がまんしながら「身代わりの誓い」がついたキャラを「身代わりの誓い」でかばうという芸当が可能。




▼自衛の本能
3ターンの間、物理・属性攻撃力を低下させ、代わりに物理・属性防御力を上昇させる
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
消費TP 2 4 8 10
ターン数 3 4 5 6
与dam倍率 70%
被dam倍率 75% 73% 71% 70% 68% 67% 66% 65% 64% 63% 62% 61% 60% 59% 58% 57% 56% 55%

  • 頭スキル。速度補正率200%
  • 攻撃力ダウンというデメリットが存在するものの、物理・属性防御力を同時に上昇させることができるバフとしての性能はトップクラス。
  • 実質的な耐久力がLv1でも1.33倍、Lv10なら1.53倍になる。タンク役にするなら是非とも習得しておきたいスキル。
  • 無属性攻撃や、毒ダメージなどは軽減できない。


▼ビーストロア
3ターンの間、敵全体の物理攻撃力を低下させる
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
消費TP 4 8 13 16
ターン数 3 4 5 6
被dam倍率 85% 83% 81% 80% 78% 77% 76% 75% 74% 73% 72% 71% 70% 69% 68% 67% 66% 65%

  • 頭スキル。速度補正率150%
  • 物理攻撃力のみだが、軽減率は高めかつ敵全体と範囲が広く、速度補正率も高い。消費TPも軽め。
  • 忠義マスタリーで自動習得なので、低レベルでも強化打ち消しに便利。


▼先制ビーストロア
戦闘開始時に一定確率でビーストロアを使用する
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
発動率 25% 30% 35% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

  • パッシブスキル
  • オート傷舐め同様、発動するビーストロアのLvは本人が習得しているビーストロアのスキルLvまでで、グリモアとの上乗せが発生しない
  • 発動率はLv5でもそこそこ高く、Lv10にすれば確定で発動する。雑魚戦時はかなり便利。


▼虎咬撃
敵1体に近接壊攻撃。与えたダメージの一定割合、HPを回復する
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
消費TP 5 8 12 13 15
dam倍率 120% 126% 132% 138% 155% 161% 167% 173% 179% 200% 202% 205% 207% 210% 235% 237% 240% 242% 245% 280%

  • 爪専用、腕スキル、STR依存。速度補正100%
  • 回復量は一律与ダメージの半分。
  • 威力はパッとしないが、消費TPが軽く回復効果もあるため使い易い。
  • スキル説明からは口で攻撃するスキルにも思えるが腕依存。
  • このスキルでHPを高めに保ち、下記の狼牙烈爪の倍率を維持するのが想定されたコンボか。
  • 通常攻略よりは、ソロプレイで輝くスキルかもしれない。


▼狼牙烈爪
敵1体に3回近接斬攻撃。自身の残りHPが高いほど威力が上昇する
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
消費TP 10 14 19 22 25
dam倍率(一発あたり) 75% 77% 78% 80% 95% 97% 98% 99% 100% 120% 121% 122% 123% 124% 140% 141% 142% 143% 144% 165%

  • 爪専用、腕スキル、STR依存。速度補正率100%
  • 虎咬撃・狼牙烈爪コンボは持久力に優れ、斬・壊2属性を扱える代わりに単体技しか持たない。
  • 合計倍率はLv10で360%、Lv20で495%と、他職の攻撃スキルと比べても優秀な倍率で、手の空いた時に殴るだけでもそれなりに強い。HPを最大に保つ必要があるのが難点。
  • 最大HPが高いほど威力があがるという隠れ仕様がある。このため、ペットのHP自体が伸びてくる終盤になるにつれて、威力がさらに伸びていく。
    • 蛮族の行進曲やオーバーヒール、フォースブーストでの一時的な最大HP上昇も有効。
    • HP1000ポイントあたり+0.2倍。HP9999なら約3倍もの補正がかかる。つまり最大で1500%近い凄まじい火力を叩き出すことも可能。
      • 最大HPが高いほど威力が上がる一方、生半可な回復スキルではフォースブースト中のペットを全回復まで持っていくことが出来ない。
        最大火力を狙うなら、回復能力に特化したメディックのサポートが必要。


▼流星落とし
敵1列に近接壊攻撃。自身もダメージを受ける
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
消費TP 8 11 15 16 18
dam倍率 170% 175% 180% 185% 215% 220% 225% 230% 235% 280% 283% 286% 289% 292% 320% 323% 326% 329% 332% 370%
命中率補正値 -10

  • 爪専用、脚スキル、STR依存。速度補正率100%
  • 「敵を攻撃した後、自分自身にも攻撃する」ようなスキル。IVのアースブレイクと同じような仕様。
    • 自身への攻撃倍率は上記の50%。
      • Lv15以降は自身への攻撃倍率が数%ほど少ない?
    • 攻防ともに自身のバフデバフ、チャージを参照。
      • ブルチャージなら火力UP、ダメージ軽減の2重の恩恵あり。
    • ハイランダーのスキルと違い、低HPで使用すると戦闘不能になりうる。
    • このダメージはガードスキルで軽減可能。
  • デメリットがある分威力は割と高い。範囲技にしては速度補正率も低くなく、雑魚戦でなかなか有用。ボス戦での取り巻き処理にも使える。
  • 命中率にマイナス補正が掛かっているため、それなりの確率でミスが発生する。
    • スキル自体の速度補正とペットの装備補正から先手を取りやすいので、「先の先」で命中率を補いやすい。

  • 敵を全滅させると、ダメージを受けるペナルティは発生しない。
  • 自身の受けるダメージにより「オート傷舐め」や「血の暴走」、伝説グリモアのオートヒール効果などが発動する。

  • このスキルで自身のHPを減らし、下記のワイルドブロウに繋げることができる。
    • 逆に狼牙烈爪特化なら、有り余るHPで反動を気にせず連打できる


▼ワイルドブロウ
敵1体に近接壊攻撃。自身の残りHPが少ないほど威力が上昇する
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
消費TP 10 14 19 22 25
dam倍率 270% 278% 286% 294% 350% 358% 366% 374% 382% 445% 451% 457% 463% 469% 515% 521% 527% 533% 539% 585%

  • 爪専用、腕スキル、STR依存。速度補正率100%
  • 流星落とし・ワイルドブロウのコンボは威力に優れ、列攻撃を持つ代わりに低HPでの戦闘を迫られる。属性も壊属性のみ。
  • スキル威力だけなら一見「狼牙烈爪」を上回って見えるが、表のdam倍率はHP1時のもの。最大HPと現在HPの差が縮むほど威力が低下していき、HP最大時はほとんどダメージを与えられなくなる。
  • HPが削れた状態を維持する必要があるため、フォースブーストやオート傷舐めとの相性が非常に悪い。
    メインウェポンにする場合は完全に攻撃に特化させ、他にもう一人かばう役を用意するのが良い…が、そこまでしてペットに火力を担当させるのは趣味の領域か。
  • 狼牙烈爪と同様、最大HPが高いほど威力が上がる隠れ仕様がある。
    • HP1000ポイントあたり倍率+0.2倍
    • 最大HPの増加に使われるフォースブーストや「オーバーヒール」がHPが回復してしまうため、高倍率を狙うには狼牙烈爪以上に工夫が必要。普通に使うなら、みがわり直後のHPが減ったタイミングを狙うくらいか。
    • 「蛮族の行進曲」なら回復を伴わずに倍率の底上げが可能。


▼ビーストダンス
敵全体に近接斬攻撃。発動が遅い
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
消費TP 10 14 20 22 24
dam倍率 160% 165% 170% 175% 195% 200% 205% 210% 215% 240% 242% 244% 246% 248% 270% 272% 274% 276% 278% 300%

  • 爪専用、脚スキル、STR依存。速度補正率50%
  • 何の変哲もない全体攻撃。オリジナル版では低命中だったが、今作では改善されている。
  • 威力はまずまず。攻撃範囲が敵全体と広いが、近接攻撃のために後列への威力は微妙であり、前列へなら流星落としの方が優秀。
  • 発動が遅いため、削った雑魚を最後に一掃するという運用になるか。
    • 現在はDLCが必要だが、ハイランダーの「ハーベスト」との相性は良い。


▼サベージラッシュ
敵全体へランダムに3~6回近接壊攻撃
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
消費TP 10 14 20 23 26
dam倍率 60% 61% 62% 63% 70% 71% 72% 73% 74% 85% 86% 87% 88% 89% 100% 101% 102% 103% 104% 115%
命中率補正値 -40

  • 爪専用、腕スキル、STR依存。速度補正率80%
  • 命中率にかなりのマイナス補正がかかる。主力にするならば脚封じ・回避不能系バステや、命中上昇スキルによる補助が欲しい。
  • ダメージ期待値そのものは高いが、全体ランダム3~6回攻撃のためダメージの振れ幅が物凄い。後列に3回攻撃ともなるとほぼTPを捨てただけになる。
  • 強いて使うならば対FOEやボス戦と言うことになるが、命中率を補強してかつ5回以上発動してやっと狼牙烈爪・ワイルドブロウに並ぶ程度の威力。
    • 逆に言えば、HPを気にする必要がなく、命中さえ補えばそれなりの火力が出るということでもある。
      とはいえダメージ幅はどうしようもない上に、ボス戦でも攻撃対象が複数いる事が多い今作では使いづらさは否めないか。


▼バーサーク
敵味方関係なく、ランダムに遠隔斬攻撃
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
消費TP 12 14 16 17 18
敵へのdam倍率 100% 102% 103% 105% 120% 122% 123% 125% 126% 145% 147% 148% 150% 151% 170% 172% 173% 175% 176% 200%

  • 腕スキル、爪専用、STR依存。速度補正率100%
  • 敵味方ランダム対象への攻撃が、5回発生する。
  • 自分自身は対象にならない。
  • 対象は敵味方全体から均等に選ばれるため、敵の数が少なく味方の数が多いほど敵に当たる機会は減る。
    味方が全員生存している時に単独の敵相手に使用すれば、一発も当たらないことも多い。
  • 物騒なスキル名だが、味方を対象にしたときには威力が半減する。
  • Lv1から脅威の倍率100%×5。実質500%の攻撃はそうは無い。だが、たとえ少人数でも味方が居る場合は他のスキルのほうが有効に働く場合が大半。
    • もちろん一人も味方がいないなら何の文句も無く使える。ペット一匹旅プレイのときに。

  • 地味に爪スキル唯一の遠隔斬攻撃。雑魚戦では後列にも高いダメージが期待でき、ボス戦でも零距離射撃と組み合わせると凄まじいダメージを叩き出す。
    …ただし、味方への被害も凄まじいので、相応の対策は要るので注意。
  • ペット2匹で片方にバーサーク、もう片方に「がまん」+αや「究極がまん」を使わせれば、味方への攻撃も利用できる。
    バーサークが全段敵に行くと不発になるが、それはそれで嬉しいので損はしない。とはいえ、やはりそこまでして攻撃に参加させるのは趣味の領域。
    • いちおう、絆の恩恵をハイランダーのスキル以外で発動させる数少ない手段だが、やはりネタの域を出ない。
  • ペットは耐久力の高さからしばしば単身で生き残る。敵の残り体力によっては、ほぼ全壊の状況で味方を蘇生した傍からまた倒されるを繰り返すよりも、このスキルで倒し切ったほうが勝機がある場合も多い。


▼がまん
このターン受けるダメージを軽減し、ターン終了時敵全体に近接斬攻撃
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
消費TP 8 14 22 24 26
与dam率 125% 128% 132% 135% 150% 154% 157% 161% 164% 185% 187% 189% 191% 193% 210% 212% 214% 216% 218% 240%
被dam率 95% 90% 85% 83% 80%

  • 腕スキル、STR/VIT依存。最速行動
  • 攻撃を1回受けるごとに元の倍率の1/4が倍率に加算される。最大値は元の倍率の3倍。
    • パリングや盾マスタリーなどの効果で攻撃を無効化した場合でもダメージが増える。
    • 一方、攻撃を回避した場合ダメージは増えない。
    • 「究極がまん」と違って被弾無しでも攻撃は行う。
  • このスキル自体にはかばう効果は無いので、高ダメージを狙いたい場合は一工夫が必要になる。
    • 「身代わりの誓い」や「挑発」で攻撃を引きつける、スケープゴートで肩代わりさせるなど。
    • 被dam軽減効果もついているが、他の防御スキルと比べると軽減率は小さい。
  • さすがに被弾無しのダメージ倍率は寂しいが、2回ほどで並の全体物理攻撃スキル以上、3~4回ほど被弾できれば中々の倍率の全体攻撃になる。取り巻きがガンガン攻撃してくるタイプのボス戦などに相性が良い。
  • 爪スキルでは無く、武器指定無し。グリモア化して高耐久の前衛に持たせるのもあり。


▼決死の覚悟
戦闘不能になるダメージを受けた時、一定確率でHP1で生き残ることができる
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
発動率 10% 12% 13% 15% 16% 18% 19% 21% 22% 24% 25% 26% 27% 28% 29% 30% 31% 32% 33% 35%

  • パッシブスキル
  • Lv10での発動率は体感で不屈の号令Lv1~4と同程度で、約3割と言ったところ。
  • 安心出来ない発動率ではあるが、バフの貼り直しや蘇生の手間を考慮するとそのまま死ぬか、例えHP1でも生き残るかの差は非常に大きい。
  • 毒ダメージにも発動する。


▼ブルチャージ
次のターン終了時まで、与えるダメージを上昇させ、受けるダメージを軽減させる
Lv 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20
消費TP 3 6 10 12 14
dam倍率(与) 140% 143% 146% 150% 153% 156% 160% 163% 166% 170% 171% 172% 173% 174% 175% 176% 177% 178% 179% 180%
dam倍率(被) 85% 80% 75% 70% 65%

  • 脚スキル。速度補正率200%
  • 「スキル発動」から「次のターン終了」まで被ダメージ軽減効果が適用される。
    行動速度にプラス補正がかかっており、実質的に防御スキルのように使える。

  • 「狼牙烈爪」や「流星落とし」とは、攻防ともに恩恵があり相性が良い。どちらも今作の殴りペットの主軸となりやすいスキルなだけに優秀。
  • 一方、防御型のペットにとっては、2ターン効果の続く防御スキルとして使える。
    通常のDEFENCEと違い次のターンまで効果があり、キープガード(パラディン)と比べると三色・無属性攻撃にも効果があるという利点がある。
  • 前提がやや重く、攻撃型のペットであれ防御型のペットであれ、前提となる2種のブーストの内片方のブーストの恩恵が少ないのが難点。

  • ダメージ軽減範囲はダメージ肩代わりスキルと同様で、無属性を含む全属性ダメージとTPダメージを軽減し、毒・呪いダメージは軽減しない。
  • ダメージ軽減効果は他のみがわりスキルの軽減効果と同時に発動する。次ターンのみがわりの防御能力をより高める事が出来る。


考察


  • パラディンと並ぶタンク職。高いHPとVITを持ち、味方をかばうスキルを得意とする。
  • パラディンは「高いHPと挑発により攻撃を引き寄せ」、「洩れた攻撃をガードスキルで軽減する」事を得意とするのに対して、ペットは「直接ダメージ自体を引き受け」味方の負担を大きく減らす事を得意とする。
  • 味方を守る壁役としての信頼性は高いが、一方で半端な能力値・スキルでは真っ先に倒れてしまうため、パラディン以上に特化したスキル振りが求められる。特に全体攻撃や属性攻撃を一人で受け切るのには、並大抵のスキルや装備では難しい。

防御スキル
  • 防御を固めて「みがわり」を連打しているだけでもそれなりに強いが、「かばう」「身代わりの誓い」、あるいは他の防御手段と使い分けることでより安定した運用が可能。
  • パラディンと比べてTPが低く、長丁場の探索では息切れしやすい。しかし「みがわり」のスキルレベルを抑えると、今度は引き受け回数やダメージで不安を抱えるというジレンマも。
    • グリモアで必要な時だけ「みがわり」のレベルを上げるというのは基本。ただし、最低☆は無いと味方5人全てを守る事が出来ない。Lv5~9での防御回数3回は最後尾の味方を守り切れない微妙な回数。
      • 全体攻撃から「みがわり」で守る場合、基本的にパーティの並び順で守る味方が決まる(ランダム対象や複数攻撃など例外も多いが)。最後列の1~2人を堅いクラス・装備で固めれば、低レベルの運用でも多少は安心出来るか。
  • 低消費の「かばう」は単体対象。ペットの存在を見込んでパーティメンバーを脆いキャラばかりで揃えるより、守りたい味方を一人(例えば紙装甲前衛のダークハンターやブシドーなど)に限定することで安定して機能させられる。
  • 「身代わりの誓い」は、一度使えば数ターン持続する上に傷ついた味方だけを適宜かばってくれる。行動速度補正が無く先制し辛い、即死~瀕死級の大ダメージに弱いなどの欠点はあるが、強敵との長期戦などでは、毎ターン「みがわり」をするよりも低消費での安定した防御手段となり得る。
    他のスキルとの組み合わせ次第では、単純に「みがわり」を連打する以上の防御能力を発揮することも。
  • 攻撃を引き寄せさえすれば良いので、「挑発」をパラディンから持ってきて使い分けるという手もある。使い勝手としてはⅣのフォートレスにさらに近付く。
  • 総じて、パラディンと比べて高度な運用が求められる上級者向けの晩成型クラスと言える。その分、極まったペットは攻撃を引き受けて自己回復を繰り返す不沈艦のような安心感を発揮出来る。

爪スキル
  • HPを始めとして高めの初期ステータス、地味に攻撃力・速度ともに優柔な爪装備、一部光るものを持つ爪スキルなどから、序盤の内はアタッカーとして意外と強い。
    しかし、ペットのTPの低さ、爪スキルの火力的な限界や重めのデメリット、他武器とのグリモアスキルの共有もほぼ不可能で、防御系のスキル振りにSPを取られがちな上に、フォースブーストも防御寄り…といった事情が重なり、中盤以降はタンク特化として落ち着きやすい。
  • 使いやすい範囲攻撃の「流星落とし」、素のスキル倍率も高めで終盤HPが伸びてくるとさらに威力の上がる「狼牙烈爪」あたりは使い勝手が良い。
    • 「狼牙烈爪」のHPを上げると威力も上がる仕様に特化すると、高いHPをそのまま攻撃に転化する攻守に優れた戦術になる。しかし、この戦術には回復特化型メディックによるサポートがほぼ必須であり、パーティ単位での構築になりがち。
  • 「ビーストダンス」「サベージラッシュ」も、前提がマスタリーのみなので序盤にはそこそこ優秀。さすがに「バーサーク」は使いづらい。
  • スキルツリー的に切り札とも言える「がまん」も、攻撃を引き受ける手段と組み合わせられれば相手次第で優秀。単体では中々生かせない。
  • 他職の攻撃スキルでは、パラディンのシールドスマイト、シールドラッシュなら盾装備のついでに攻撃でき、VITも高めでステータス的にも好相性。


  • 防御型ペットにとって、装備や樹海料理、使用するグリモアなどはスキル振り同様に重要。
    戦う相手に合わせて、耐性を高める装備、状態異常を防ぐアクセサリや料理、敵の攻撃手段に合わせた防御スキル等を選ぶことで、タンク職としての特性をより引き出すことが出来る。

  • 伝説グリモアの付加効果に、「被ダメージ時自動体力回復」「自身への回復効果UP」と、相性の良い効果が二種類も存在する。グリモアトレードで見かけたら交換しておくと良い。
    • 「自動回復」はオート傷舐め同様、被弾時の回復により耐久を底上げ出来る。
    • フォースブーストでHPを大きく伸ばすペットはどうしても必要な回復量が多くなってしまうので、「回復効果UP」の効果も有用性が高い。

  • ガードスキルの性能上、パラディンとの同時運用は相性自体は抜群に良い(ダメージ・TP両面でペットの負担が大きく減る)。ただし、タンク職で二枠もパーティを占有すると火力不足に陥りがちで、今作では瞬間的な火力を求められる場面も多い。攻撃手段の構成を考えて構成する必要がある。ガードの合間にパラディンが回復や攻撃に回れるようにしておけると無駄が無い。
    • ガードスキル自体はグリモアで誰でも使えるので、手の空く回復職・補助職にグリモアで兼業させるのも手。常にガードスキルを張り続けさせるのではなく、強力な全体技など必要なターンにガードとみがわりのタイミングを合わせると良い。


▼グリモア作成

グリモア化してパラディンに渡したいスキルが多いが、発動速度補正の有無に注意したい。フロントガードやヒールガード感覚で補正の無いスキルを使用すると痛い目を見ることも。
パラディン用のガードスキル以外では、他職に渡せるスキルは少なめ。

  • 傷舐め&オート傷舐め
    • 傷舐めはHPと縛りを同時に回復する優秀な回復スキル。
    • オート傷舐めと合わせて渡せば、パラディンなどの耐久向上にも役立つ。

  • みがわり
    • オート傷舐めともども、鈍足職でも使い易いガードスキル。
    • 単純に「敵の強力な攻撃に対して、受ける味方をコントロールするスキル」としても使える。
      ペットが耐えきれないような攻撃でも、他の味方で受けながら行動順の遅い味方であらかじめ蘇生アイテムを使っておくなどで対処可能。防御の要であるペットが倒れるよりも態勢を立て直しやすい。

  • 身代わりの誓い
    • 耐久力の高いパラディン以外にも、回避特化型のレンジャー、ブシドーと相性が良い。回避のためのスキルを使用しながら、攻撃を引き付けることができる。

  • 忠義マスタリー
    • 盾マスタリーと比べると、無効化ではなく軽減止まりで盾が装備可能になるわけでも無いのはやや見劣りするが、物理・属性どちらも軽減出来るのが利点。パラディン用のパッシブスキルとして相性は良い。

  • ブルチャージ
    • 攻守両面で機能するチャージスキル。耐久に不安のある前衛攻撃職のチャージスキルとして使いやすい。
    • メディックのバイタルヒット、ダークハンターのトラッピングなどは攻防共に生かせる。
    • このスキル自体の取得がやや大変なのがネックか。

▼グリモア装備

タンク寄りに運用する場合、防御力を高めるグリモアを装備したい。
特に苦手な属性攻撃や状態異常への対処手段は重要。敵に合わせた防御手段を使い分けよう。

  • 盾マスタリー、パリング(パラディン)
    • 攻撃を受ける機会はパラディン以上に多いため、攻撃を無効化するスキルの恩恵は大きい。
    • 盾マスタリーなら盾装備で防御力も上がる…のだが、今作は防具防御力の影響がかなり薄く、気休め程度にしかならなかったりする。それでも攻撃無効化はありがたい。

  • 杖マスタリー、各種杖スキル(メディック)
    • タンク型は爪スキルを習得する必要性が薄いため、武器枠をステータス補強用として使う手も。杖装備はHPやTPにステータス補正が付くものが多く、攻撃力を気にしないペットに良い。
    • ヘヴィストライクなら手が空いた時に多少の火力が出せるが、消費TPがペットには重いか。
      バイタルヒットはフォースブーストによるHP増加を火力に変換できるので、意外と火力が出る。
    • 杖装備するだけなら巫剣マスタリー(ドクトルマグス)でも良いが、ペットでは攻撃力上昇効果が活かしづらいので、TPに補正が付く杖マスタリーの方が優秀。

  • HPブースト
    • HPの上昇率は★→★★で約10%。決して高い上昇率とはいえないが、HPの重要度が特に高いペットには馬鹿にならない。

  • 癒しのリズム(バード)
    • 自衛の本能にHP回復効果を加えることで守りをさらに盤石にする。もちろん仲間に別の強化をかけてもらってもいい。

  • 挑発(パラディン)
    • 役割としては身代わりの誓いと被っているが、低消費かつ早い発動速度で手軽にターゲットを集められる為、主にあまり攻撃が激しくない雑魚戦のTP節約で役に立つ。
      グリモア枠一つをこれとボス用の「みがわり」限界突破用グリモアと共有すると付け替えが楽になる。

  • キープガード(パラディン)
    • 攻撃を一手に引き受けるペットと相性の良いガードスキル。
    • ペット以外の味方に持たせて、ペットをガードし続けるのも良い。ガード役も合間のターンに他の行動ができるため、非常に相性の良い組み合わせ。

  • フォースシールド(ファフニール)
    • フォースブーストを維持したままダメージ軽減を張り続けることが出来るスキル。
    • ペットに攻撃を引き寄せ続ける手段や受けたダメージの回復など、味方との連携が必要だが、組み合わせ次第でフォース中の耐久力を長時間維持することも可能。

  • 属性防御ブースト
    • 属性攻撃対策。ペットはVITは高いもののTECは低めで属性攻撃の被ダメージが高くなりがち。できれば属性防御力は高めておきたい。

  • ファイア/フリーズ/ショックガード(パラディン)
    • こちらも属性攻撃への防御手段。いっそのこと身代わらずにパラディン同様無効化すればよい。
    • 敵や階層に合わせて、属性を付け替えて運用しよう。
    • 全体属性攻撃には優秀な反面、各キャラごとに一度しか発動しないため、多段ヒットする属性攻撃を苦手とする。多段攻撃には属性耐性を高めての「みがわり」が効果的なため、適宜使い分けよう。

  • 〇幕の幻想曲(バード)
    • 属性耐性を引き上げる強化スキル。さらに耐性装備と組み合わせることで、強力な属性攻撃でも身代わり可能なラインまで軽減できる。

  • 抑制防御ブースト、加護の鎧(パラディン)、耐邪の鎮魂歌(バード)
    • 状態異常・封じへの対策。ペットにとって状態異常はパラディン以上に致命傷なので必ず対策を講じておきたい。
    • 危険度の高い状態異常や付着率の高い敵スキルに対しては、料理やアクセサリを用いて個別に対策することも視野に入れておこう。

  • 先の先(ブシドー)
    • 殴りペット用。火力と命中率を強化する優秀なパッシブスキル。
    • ペットは装備が速度補正の高いものになりがちなので、AGIの割には先手を取りやすい。

  • シールドスマイト、シールドラッシュ(パラディン)
    • 爪スキルに振らない攻撃スキルが欲しいなら。ペットの高VITもあってなかなかの火力に。

  • トラッピング(Ⅱ)(ダークハンター)
    • 身代わりの誓いと組み合わせることで確実に発動できる。

  • 血の暴走(ハイランダー)
    • みがわりが攻防一体のスキルとなる。味方に持たせてバーサークを使っても色々な意味で面白い。
    • 流石に終盤には威力不足。あくまで序盤用のスキルか。


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最終更新:2023年12月26日 12:51