スキル



構成要素


SP・レベル・限界突破

  • SPとはスキルポイントの略。
    キャラクターは自身のレベル+2ポイント分のSPを所持しており(未引退時)、
    各スキルにポイントを割り振ることで、スキルの取得・レベルアップが出来る。
  • スキルの最高レベルは通常10(一部スキルは5)だが、
    同名のグリモアを装備して二重取得すると、スキルレベルが合算され、最高レベル20(一部スキルは10)までレベルを上げることができる。「限界突破」と呼ばれるシステム。
  • スキルレベルを上げると、スキルの効果が上がるのはもちろんだが、
    スキルを使うのに必要なTPも上昇することがあるので注意。

  • なお、ゲーム内で各スキルの効果を確認する際、左右の三角ボタンを押すと
    Lv1~最大レベル(5または10)時の効果を見ることができる。
    自職のスキルの場合、同名のグリモアを装備した状態でYボタンを押すと、
    Lv1~最大レベル×2(10または20)時の効果を確認できる。
    SP割り振りの際には是非活用して欲しい。

アクティブ・パッシブ

  • スキルのうち、TPを消費し戦闘・探索中に使うものを「アクティブ」、
    取得しただけで効果を発揮するものを「パッシブ」と呼ぶ(常時発動とも表記される)。
    • 後述のマスタリーやブースト、採集系スキルもパッシブスキルである。
  • グリモアチャンスの分類にも関わる要素なので、しっかり覚えておこう。

属性

  • 世界樹シリーズでは、物理攻撃(斬,突,壊)と属性攻撃(炎,氷,雷)と無属性の7種類の属性がある。
    敵によって効く属性効かない属性が違うので、なるべく多くの属性をカバーしたい。
  • 一部のスキルは複合属性(斬+炎など)を持つことがある。
    この場合、ダメージはより耐性の低い方の属性のみで計算される。単属性の攻撃に比べて、より多くの敵に対応できる。
  • 当然、敵スキルにも属性がある。よく観察して適切な防御スキルを使いたい。

攻撃範囲・射程

  • 敵の隊列が前後列になった影響で、近接・遠隔の概念があり、
    また攻撃範囲の種類も原作に比べ多様化している。

単体 敵1体を対象にした攻撃
拡散 対象とする敵の両隣の敵にも攻撃が当たる
両隣に与えるダメージは中央の半分(例外有り)
貫通 前後列に並んだ2体を対象にした攻撃
後列のみを選択することもできる
前列、または後列をまとめて攻撃する
全体 敵全体を対象にダメージを与える
近接 使用者が前列の場合、敵後列へのダメージが減少する
使用者が後列の場合、敵後列を狙えず、
敵前列へのダメージは減少する
遠隔 使用者がどちらの列にいても、
全ての敵に減衰無しのダメージを与えられる

  • 例えば「近接全体」技を前列で使用すると、敵の前列と後列で受けるダメージが変わってしまい、
    後列で使用すれば敵後列には一切ダメージが入らない、というわけである。
  • また、列、全体攻撃には攻撃回数や対象がランダムで決まるものもある。
    スキルによって1体あたりのヒット回数が異なるので、よく確認しておこう。

依存部位・パラメータ

  • 依存部位は頭・腕・脚の3種類。その部位を封じられると使用ができなくなる。
    中には依存部位のないスキル(アブソーブなど)も存在する。
  • 例えば、取得スキルが腕技に偏っていると、腕封じになったときに殆ど何も出来なくなる。
    頭技を一つ持っておくなど、ターンを無駄にしないための工夫が必要となる。

  • 更に今作では、スキル解説に依存パラメータの表示が追加され、必要な能力がひと目でわかるようになった。
    種類はSTR(腕力)、TEC(知力・技術)、VIT(体力)、AGI(素早さ)、LUC(運)の5つで、味方・敵のステータスと対応する。
  • スキル毎の依存パラメータは、以下のような傾向がある。
    • 一般の武器による通常攻撃やスキルの威力…STR(+武器威力)依存
    • 弓・銃による通常攻撃やスキルの威力…AGI(+武器威力)依存
    • アルケミストの術式・術掌スキルの威力…TEC依存
    • メディックやドクトルマグスのHP回復スキルの回復量…TEC・VIT依存
    • バステ(状態異常・封じ・スタン・即死効果)の成功率…LUC依存
  • ただし、これ以外の特殊な計算式を持つスキルや、威力とバステ成功率がそれぞれ別なパラメータに依存するスキルも存在する。
    • 例として、パラディンの「シールドスマイト」はSTR・VIT・LUC依存スキル。
      威力はSTRとVIT、腕封じの成功率はLUCにも依存する。
  • 今作は弓・銃攻撃がAGI依存になったり、HP回復量がTECだけでなくVITにも依存するようになったりと新2独自の仕様も多く存在する。シリーズ経験者でも一度注意して見ておくとよいだろう。
  • 新1ではバステの成功率はLUCよりTECの方が影響が大きかったが、今作はLUCのみ依存に戻された模様。
    • ただし、STR依存攻撃スキルの付加効果によるバステ付与の場合、LUCよりもSTRがバステの付与率に影響する模様(AGI依存攻撃ならLUCよりAGI)。LUCの低いアタッカーでも、攻撃スキルによる付与に限れば意外と成功率が高かったりする。


全職共通スキル


フォースブースト&ブレイク

  • オリジナル版世界樹Ⅱのフォースシステムを昇華させた、今作の目玉スキル。
    戦闘メニュー下部のゲージ(フォースゲージ)をMAXにすると、「FORCE」コマンドが使用可能になる。
  • 「フォースブースト」は自身を3ターンの間強化するスキル。
    強化枠を使わず、ターン消費もないため、集中治療、定量分析といった、
    過去作の強化スキルも大幅に使いやすくなっている。
  • そして、ブースト時にのみ使える強力なスキルが「フォースブレイク」である。
    使用できるのは探索中一度のみという制限はあるが、敵の殲滅、致死攻撃への防御、味方全体の回復など、
    いずれも戦局を大きく変える一手として非常に有効。
    • フォースブレイク使用後は、フォースブーストも発動できなくなる点には注意。
  • なお、フォースゲージは街に帰還するとMAXの状態になるため、往復を繰り返しての完全回復や、
    ボス・FOE戦を前準備なしで快適に始めるといった活用が出来る。

マスタリー

  • それぞれの職業の装備武器・防具や得意分野のスキルの基になる部分。
  • 新・世界樹の迷宮シリーズでは、
    マスタリーから直接覚えられるスキルには自動で1SPが割り振られる。
    これは単純にSPの節約になるだけでなく、幅広いスキルの習得を可能とする。
    他にも、レベルを上げることで攻撃力や派生スキルの効果を高めることができる。
    • 特に序盤では、派生スキルのレベルを上げ過ぎると消費TPもかさむため、
      マスタリーを先に上げる方が有効な場面も多々ある。
  • 効果対象が複数の武器カテゴリやスキル群に及ぶマスタリーもある。
    「剣マスタリー」「杖マスタリー」と「巫剣マスタリー」、
    「回復マスタリー」と「巫術マスタリー」は重複可能だが、
    「剣マスタリー」「刀マスタリー」と「刀剣マスタリー」は重複ができない。
    グリモア化して装備する際には気を付けよう。
  • また、違う種類の武器を使いたい場合、
    マスタリーが無くとも各種スキルをグリモア化して装備すれば良いので、これも覚えておこう。

ブースト

  • 本人のステータスに作用するとともに、一部は派生スキルの取得にも必要となる。
    こちらはマスタリーとは違って、自動取得は適用されない。
  • オリジナル版世界樹Ⅱでは全職が全種類のブーストを取得できたが、
    今作では職業によって種類が限定されている。
    具体的にはHP&TPブースト+以下のブーストから1~2種類。
    物理攻撃/防御ブースト
    属性攻撃/防御ブースト
    抑制攻撃/防御ブースト
    素早さブースト
    • 特に世界樹Ⅳ以来の抑制(攻撃)ブーストに加え抑制防御ブーストが登場したことは大きい。
  • 能力そのものが上がるわけでは無いので、例えば素早さブーストでAGI依存の攻撃力は上がらない。
  • 派生スキルのないブーストはグリモア化してSPを節約するのも一つの考え方。
    もちろん限界突破狙いで二重取得しても良い。
    • ちなみに、複合属性のスキル(斬+炎など)を使う場合、
      物理攻撃ブーストと属性攻撃ブーストはレベルの高い方しか効果が発揮されないので注意したい。

採集系スキル

  • 迷宮内には採取・採掘・伐採が出来るポイントが存在する。
    通常は素材は1日に1つ(+食材)しか取れないのだが、専用のスキルを取得すると、
    一度に多くの素材を見つけることが出来る。
    「野生の勘」は、3種全てのポイントで取得数アップの効果を発揮する。

スキル 所持職業
採取 メディック
バード
ガンナー
プリンセス
採掘 ソードマン
パラディン
ブシドー
ファフニール
ハイランダー
伐採 ダークハンター
アルケミスト
カースメーカー
ドクトルマグス
野生の勘 レンジャー
ペット

  • 基本的に高レベルの野生の勘を持たせれば採集面はカバー出来る。集中して集めるなら複数人に持たせよう。
    今作は他職のスキルも比較的楽に手に入れられる関係上、レンジャーやペットがいなくても調達は可能。

その他

  • オリジナル版のⅡでは、FOEの動きを止めたり誘導したりといったスキルがあったが、
    今作では削除されている。
    その代わり、今作のFOEはダンジョン内のギミックで同様かそれ以上の効果を得られる。


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最終更新:2023年01月29日 17:24