データベースの作成からそこで動くユーザの作成までの流れを説明していきます。
目次
世の中にはありとあらゆる膨大な情報があります。その情報一つ一つをわざわざファイルを作り管理していたら、利用ユーザが多かった場合、PCやサーバに保存、変更、削除等に大幅な負荷がかかったり、リソースを必要とします。そんな中で、情報を整理・統合し、そのデータを検索、活用、削除などをしやすくした仕組みがデータベースです。世の中にはオープンソースのMySQLやPostgreSQL、シェアウェアのOracleなどがあります。今回はオープンソースのMySQLことについて執筆していきたいと思います。
この記事を執筆していくにあたり、DBの場所はlocalhost、ポート番号は3306、データベース名は「データベース名」、rootユーザは「root」、rootパスワードは「ルートパスワード」にし、ユーザ名は「ユーザ名」、ユーザパスワードは「ユーザパスワード」というものにします。各自英数字や特殊文字に置き換え記入していってください。
Shellを起動させる
データベースはroot権限で動かすと、クラックされたときに大きな損害を与えられる可能性があるので、ユーザ名を作りそのユーザ権限で動かしていきます。
そのままShellで
# mysql -u root -pルートパスワード
と記入する。 パスワードは-pのあとに詰めて記入してください。
mysql>という表示に変わったらデータベースにログインできた証拠です。その次に、その上で動くデータベースを作っていきます。UTF-8で動くデータベースを作成します。
mysql> CREATE DATABASE データベース名 DEFAULT CHARACTER SET utf8;
データベース名と文字コードを記入し、データベースを作成していきます。
※削除方法は mysql> DROP DATABASE データベース名; です。
次に「データベース名」を動かすユーザ名とユーザパスワードを設定していきます。
mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON データベース名.* TO ユーザ名@localhost IDENTIFIED BY ‘ユーザパスワード’ ;
意味:ALL PRIVILEGES =全ての権限を与える です。
テーブルの削除やテーブルのカラム追加などができます。
また、パスワード変更は、
mysql> set password for 'ユーザ名'@'localhost' = password('新しいパスワード');
です。確認がでないので、ルート権限でログインしている状態で変えてください。
そのままテーブル作成に行きたい方はMySQLでテーブル作成1に飛んでください。
ログアウトはexitを押せばログアウトできます。
mysql> exit # exit