Webページを閲覧しているときに、特に制作者として「このページはどのように作られてるんだろう?」と思いながら見ている時、、、
特定のファイルや画像だけを指定してみてみたくなりますよね。
今回はそんな時にすぐにURLで特定のファイルをみるためのルールや決まり事を説明していきたいと思います。
URLは二つの指定方法があります。
一つは絶対パス、場所で例えるならば、どこどこの国にあるなになに県の…という風に住所で場所を指定する方法です。
もう一つは相対パス、街角で「駅の場所を教えてくれませんか?」と聞いた時に「日本の東京都豊島区…」という風に説明されたら少しイラッとしますよね。「ここから信号に突き当たるまでまっすぐ進んで…」という風に説明していくのが相対パスです。
まとめると「インターネット全体から行先を指定する方法が絶対パス、インターネット上の現在位置から相対的に行先を指定する方法が相対パス」という事になります。
Web上では「http://ドメイン/フォルダ名/ファイル名」という具合に、「サーバーのURL/サーバー内のしまってある場所/ファイル名」を指定し、そのファイルがネット上のどこに存在しているかを指定しています。
上の例でいえば、住所ですね。つまり絶対パスの指定方法です。
このページのURLは
atwiki.jpという場所の、www63というサーバにある、nicepaperというフォルダ内のpagesというフォルダにある59.htmlというファイル
と解釈できます。
さて、相対パスは以下のルールから指定をしていきます。
ファイル名、あるいは、./ファイル名 同じ階層にあるもの ./フォルダ名/ファイル名 下の階層にあるもの ../フォルダ名/ファイル名 上の階層にあるフォルダの中のファイル(二つ上の場合は../../)
相対パスは自分のページの中でパスをだす時に使います。他の人のページをみる時は絶対に絶対パスですが、上のルールを知っておけば見たい画像、細かい部分を指定する時などに大変役に立ちます。
※index.htmlとfolder1とimgは同一階層にあります。
相対パス
答えは
img/picture.jpg
と
./img/picture.jpg
です。両方とも大丈夫です。
相対パス
答えは../../img/picture.jpgです。