前回記事Photoshopで特定の文字を背景色と一緒にする方法1(長方形選択ツールを利用)の別の方法を紹介します。Photoshopで特定の文字を消したいという場合について考えていきます。11月2日記事

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変更前

変更後


目次





色を変更することと消去することの違い

色の変更は文字と背景色との境界部分(アンチエイリアス)を考えなくていいですが、消去の場合はアンチエイリアスの部分の消去も考えていかなければなりません。

画像を読み込む

[ファイル]→[配置]を選び、画像を選択して配置します。 ※場合によっては、shiftキーを押しながら、拡大縮小したり、上下左右カーソルを利用して調整し、エンターキーで決定します。



自動選択ツールを選択し、文字を選択する。

クイック選択ツールでもよいですが、自動選択ツールを今回は使って特定の文字を選択します。
1で自動選択ツールを選び、2のように文字を選択します。
shiftキーを押しながらするとさらに別の場所も自動選択できますし、altキーを押しながら選択するとその部分の選択を解除できたりもします。



選択範囲を変更する。

[選択範囲]→[選択範囲を変更]→[拡張]を押し、選択範囲をアンチエイリアス分だけ(基本的に1pxや2px)拡張します。

拡張したあとが以下。少し拡張されているのがわかると思います。


ブラシツールでブラシツールを選び、大きさを適当に選択する。

ブラシツールでブラシツールを選び、大きさを適当に選びキャンバスをクリックします。

警告がでますが、OKボタンを押してください。


背景の色を吸い取る

背景色の部分にカーソルを合わせ、altキー(Macの場合はoptionキー)を押し続けると、スポイトのカーソルに変わるので、クリックして背景色を吸い取ります。



塗る

あとは塗っていくだけです。



選択範囲を解除

「Ctrl」+「D」を押すか[選択範囲]→[選択を解除]を押して解除してあげます。

完成



まとめ

長方形選択ツールでもできますが、文字が湾曲していたり、四角形で選択できない箇所ではクイック選択ツールや自動選択ツールが有効です。

以上

最終更新:2015年11月06日 00:23