phpプログラミングをしている中で、とてもわかりづらい概念や用語が度々登場します。
その中で、メソッド、クラスというものを今回は取り上げてみたいと思います。
おそらく今から話す内容を初回から理解できる人は少ないと思います(多くの人間が躓くところであるから・・)が、なんとなくーという感じで理解していただければ幸いですし、他のサイトもみながら理解を深めてください。

目次



phpとはクラスをベースとしたオブジェクト指向「も」採用できる。

関数だけでプログラムの組み合わせをしていくと、どうしても、コード量が膨大になったり、(また、あのプログラム書くのかよぉ。。。)とめんどくさくなってしまいます。 そんな中で、独自(的)な関数を作るのがクラスです。(厳密にいえば、独自関数functionとclassは別)違いはこちらを参照。
まずは、オブジェクトというのは一つのテーマを持ったデータや処理の集まりを意味しています。
オブジェクト指向ではパラメータの値を変えるだけで、その後の処理は決められたメソッド(機能)を利用する事ができます。
パソコンの内部の構造やシステム、部品について詳しく知らなくてもパソコンを起動させることによって様々な操作が可能になるのと似ているかも知れません。

このようなオブジェクトを作るためのテンプレートこそが「クラス」のようです。


例えば、下のようなコードがあったとします。

$user = new User();
$user -> serName("○○");//○○の部分がパラメータ
echo $user->name;

newという命令によりUser(クラス)というものを作り、それを$userという変数に格納します。
クラスにはプロパティやメソッドが定義されています。
そのプロパティやメソッドにアクセスするための記号が->です。



身近な具体例

なんといってもPDOクラスです。データベースに接続して、入力されたデータを色々と自在にアップデートしたり、挿入したり、削除したりして、使いまわすことができるクラスです。実はこれはあらかじめ用意されたクラスを使って操作しています。この詳細についてはPDOの利用を見ていただければと思います。 PDOは用意されたクラスを使っていますが、データベースの接続以外で使うクラスを独自に作れるようになれば、オブジェクト指向プログラミングができるようになり、各段にプログラミングの能力があがります。

以上

最終更新:2015年08月13日 20:28