171 名前:名無シネマさん 投稿日:2014/07/06(日) 10:33:09.25 KQwvexgb
主人公はどう見てもただのオタクなんですよね、
勉強出来なくて、映画しか興味なくて、友達いなくて、
まともにコミュニケーションとれないという非常に現代的な男の子ですよ
主人公には親友がいるし、バルザックも大好きだ。
この作品のストーリーとしてだけでなく、
トリュフォー自身について少しでも知ってる人間なら、読書と親友、を語り落とすのはおかしい
作品中で描かれる親友のモデルでもあるロベール・ラシュネーはトリュフォーにとってとても大切な人だし
読書好きについては「華氏451」を監督していることだけでも明白。
彼の作品を、そしてトリュフォーを、誰かに語る時にこの2つを間違うのは素人でもありえないと思う
177 名前:名無シネマさん 投稿日:2014/07/06(日) 11:03:22.77 YFaSWQkL
ググって見つかったもの
子供の頃に感化院に入れられた
軍隊を脱走して軍刑務所に入れいられた
町山本
「トリュフォーは失恋の痛手で軍隊に飛び込むが、
もともとひ弱な彼は軍隊生活に耐え切れず脱走し、
精神病院に入れられていた」
178 名前:名無シネマさん 投稿日:2014/07/06(日) 11:04:19.60 YFaSWQkL
軍刑務所と精神病院は同じものなんですかね?
179 名前:名無シネマさん 投稿日:2014/07/06(日) 11:08:42.51 k0ghjU3/
兵役について脱走~軍刑務所~精神病院って流れだったようだから
まあ合ってる
でも一方で15位でシネクラブつくってアンドレ・バザンと会ってるので
矮小化した表現じゃないかねえ
180 名前:名無シネマさん 投稿日:2014/07/06(日) 11:14:14.06 YFaSWQkL
スピルバーグがトリュフォーに影響を受けたことを説明する部分で
「『大人は判ってくれない』(五九年)だったはずだ」
「~だったはずだ」となってるけど
これは町山の推測だよね?
全体にスピルバーグの章のトリュフォーの記述は怪しくね?
183 名前:名無シネマさん 投稿日:2014/07/06(日) 11:20:21.51 PXfyaR/r
子供の頃に感化院
軍隊を脱走して軍刑務所
その後鬱になって精神病院
だろう
短いからって間違いは駄目よ
185 名前:名無シネマさん 投稿日:2014/07/06(日) 14:06:12.25 KQwvexgb
177 >>179 >>183
「夜霧の恋人たち」wikiからコピペ
失恋のショックで志願して兵役につくところはトリュフォーの体験に基づいているが、除隊までの経緯は実話とは異なる。
トリュフォーは第一次インドシナ戦争に行くのがいやで脱走し、投獄される。
彼を救ったのはアンドレ・バザンで、極度の情緒不安定として精神病院に入院させるという方法をとった。
「軍から抜けるためにバザンのアイデアで精神病院に入るのだが、」
つまり、精神病院に入れられた、のではなく、
除隊出来るように、バザンが働きかけてあえて精神病院に入れた、が正確な表現になるかと思います
210 名前:名無シネマさん 投稿日:2014/07/07(月) 00:37:42.80 CxS54JQF
171 >>193
「大人は判ってくれない」間違いまとめ
町山説(→)検証結果
スピルバーグ
「最も衝撃を受けたのはトリュフォーの少年時代を描いた『大人は判ってくれない』(五九年)だったはずだ」
→町山氏による断定?
主人公のアントワーヌ
「孤独な彼にとって映画だけが唯一の楽しみ、いや、救いだ。」
→親友もいる、読書も趣味
「親の関心を引こうとして盗みを犯して逮捕され、感化院に送られてしまう。」
トリュフォー
「もともとひ弱な彼は軍隊生活に耐え切れず脱走し、精神病院に入れられていた」
214 名前:名無シネマさん 投稿日:2014/07/07(月) 02:15:12.71 vOQCH9QX
210
「映画の見方がわかる本」p231 「大人は判ってくれない」
町山説(→)検証
「親の関心を引こうとして盗みを犯して逮捕され、感化院に送られてしまう。」
215 名前:名無シネマさん 投稿日:2014/07/07(月) 02:33:28.33 vOQCH9QX
「1959年の映画ですからね、映画館以外は何もないんですよ、まぁ本があるかもしれないですけど
あんまり勉強出来ない主人公ですから本読んだりしないんですね」
繰り返しに成るけど、「主人公は本を読まない」という紹介はおかしいのでは
216 名前:名無シネマさん 投稿日:2014/07/07(月) 02:41:19.50 vOQCH9QX
「大人は判ってくれないっていうタイトルですけど、大人どころの問題じゃないんですよ、
友達も出来ないんですよこの子は、こういう状況ですから」
(5:20-)でも、「友達いなくて」と再び説明。
※ 煩瑣なやりとりを一部削除。スピルバーグと本作の関係については別項を参照。
以下、備考的考察
331 名前:名無シネマさん 投稿日:2014/07/09(水) 11:15:16.88 6SrPvAd8
上記の解説を聞いたのですが、疑問があります。
ウィキペディアのあらすじにもあるのですが、主人公の少年が映画好きという点についてです。
学校も楽しくない、両親も不仲、映画にしか興味が無いというような言い方なのですが、甚だ疑問です。
主人公を映画好きとするにはそのような描写が少なすぎるのではないでしょうか
- 冒頭、友人と学校をサボり映画館には行くものの、入り口と入るまでを写すだけで、その後は何も無し
映画好きなら見た後の感想を興奮気味に語るシーンなどがあるべきでは?
- 作文の盗作に小説を選ぶのはまだしも、なぜ自分の部屋に小説家であるバルザックの写真を張るのか?
映画好きなら映画のポスターであったり、100歩譲っても映画俳優の写真であるべきでは?
そして作文の題材もできれば映画関係であるべきでは?
- 両親に映画館へ連れて行ってもらっても、また何も感想を言わない
映画好きなら感想を言うべきなのに最初に言うのは「アイスクリーム美味かったよ」
両親は見た映画について「謎解きモノだった。難解だ」等言うのに、主人公はただ笑いながら「とても面白かったよ」だけ
両親の方がよほど映画好きに見えます。
332 名前:名無シネマさん 投稿日:2014/07/09(水) 11:15:48.24 6SrPvAd8
続き
- 中盤に友人と映画館で映画を見ているシーンがあるものの、風船ガムを膨らませていたり、とてものめり込んでいるようには見えず、また何も感想を言わない。
映画好きならもっと食いついて見るべきでは?隣でじっと見ている友人の方がよほど映画好きに見える
- 映画を見終わって出ていく時、女優のポスター?を盗むのが友人である
映画が好きなら主人公が率先して盗むべきでは?
映画好きなら映画を見まくるぜ、とか映画を撮ろうとか、映画館を買おうとか言うべきでは?
映画好きのはずなのにこれが一番おかしい
当時の映画館の値段などは知りませんが、例えお金が足りなくて見れないとしても、なんとか忍び込もうとするような描写があるべきでは?
牛乳を盗んだり他のイタズラをしているのに映画館に忍び込む程度をやらない理由はありません。
結局主人公の映画好きというのを保証しているのは、終盤感化院に入れられる際に母親が語る「あの子はスポーツが苦手で、好きなのは映画だけなんです」という台詞だけ
この、映画にしか没頭できない主人公という前提が無くなれば、特に大したことのない、ただのわがままな子供の話ではないでしょうか
主人公は、この評論家の言うようなオタクでも無ければ、匿ってくれる友人もいます。ちょっと歪曲しすぎなのでは?
333 名前:名無シネマさん 投稿日:2014/07/09(水) 11:19:18.17 6SrPvAd8
続き
4 :無名画座@リバイバル上映中:2013/01/15(火) 22:40:51.68 ID:ZSqAlrBL
トリュフォーがシネフィルだし
5 :無名画座@リバイバル上映中:2013/01/16(水) 07:44:46.85 ID:hTPjKL1V
4
車好きの監督が撮った作品で、主人公が移動に車を使えばその主人公は車にしか興味が無い事になるの?
自伝的な作品だか知らんが、映画が好きでしょうがないというの評論はどう見ても無理がある。
学校サボって遊んでる所とか削れるシーンは沢山あるのに映画好きを示唆するシーンを増やさない理由は無い
あとトリュフォーが映画漬けになったのは感化院入った後くらいからなんじゃないの?
この評論家はちょっと妄想がひどい、監督の人生と作品を混同してる。
「この主人公はどう見てもただのオタクなんですよ」ってそんな馬鹿な
※ 町山本とあるのは
町山智浩著『『映画の見方>がわかる本』
第9章 『未知との遭遇』星に願いを (P.231)
最終更新:2014年07月10日 01:04