※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

「Zアイランド」観てきた。


 品川ヒロシ監督、哀川翔主演のゾンビ映画。吉本興業の映画なのでほとんど期待していなかったが、哀川翔主演のゾンビ映画なのでとりあえず観に行くことに。そしたらびっくり、ド直球王道ゾンビ映画だった。もう最高。良い意味で吉本、漫才仕込みのテンポの良い展開で自然に色々なネタを詰め込んでる。掛け合いの上手さ、突然の事態の後のスピーディーな展開――そして、スピーディーに話が進むから尺に余裕が生まれ、色々なネタを仕込んだり、登場人物全員に美味しい見せ場を用意することができている。すごい、良い意味で吉本だ。
 内容は予告編を見ていただくとして――ヤクザである。ヤクザVSゾンビである。ヤクザヴァンパイアの極道大戦争といい、今年はB級ヤクザ映画が盛んのようなので、この流れに乗ってヤクザウォーズも実写化してくれねーかな、極道兵器実写化できたし。それはさておき――意外なことにヤクザはゾンビと良く合うのだ。先述の通り、この映画は王道で、そんなおかしなことはやっていない。ただし、ヤクザという要素を入れると、たとえば「ここは俺に任せて先に行け!」みたいな場面が滅茶苦茶映えるのだ。そして日本刀ブン回す哀川翔が滅茶苦茶カッコイイ。ぶっちゃけゼブラーマンよりカッコイイ。
 ジークンドーでゾンビをボコり倒すJK二人組を始め、脇役も良い。そしてこれも先述の通り、全員美味しい見せ場が用意されている。それも役者自身が喜びそうな見せ場を。たとえば窪塚洋介は、とある場面で「もういいや」って台詞を言う。あの軽いノリで、ただし重い意味を込めて。窪塚洋介の真骨頂である。この台詞だけだとどういう場面なのかわからないだろうけど、すっげーかっこいいんだ……そういう役者自身も喜びそうな見せ場が全員分用意されているからか、どいつもこいつも良い味出している。監督と脚本だけでなく、アクションの振付も品川ヒロシによるものらしいし、もう品川ヒロシは俺の中で注目の監督になった。松本いらん。吉本興業は品川に映画資金全部ブッ込め。

 円盤出たら、絶対買う。ゾンビ映画の最高峰にランクインした、少なくとも、俺の中では。
 ちなみに――

最初は記念作ということでヒューマンドラマををやるという話もあったらしいんですけど、僕の企画を訊いた翔さんが「イエーイ、ゾンビやろうぜ!」って。その一発で決まっちゃった(笑)

 パンフレットより抜粋。言い出しっぺは哀川翔だった模様。ゾンビにハマっちゃったんだ、翔さん……!