※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

完全環境輻輳都市

 暗雲が空を覆い、砂煙が吹き荒れる、どこまでも続く無毛の荒野。時折嵐が吹き荒れ、なにもかもを吹き飛ばしてしまう。たとえそれらを耐えられたとしても大気中に残留しているB・C・N(バイオ・ケミカル・ナノマシン)兵器が体を蝕み、すみやかに死に至る。
 オゾン層が破壊され宇宙線も降り注いでいるが、ゆるやかに死に至るそれらは大した問題ではない。いまや地球全土は数秒の生存も困難な状況――最終戦争は地球全土を生命の生存を決して許さない過酷な環境に変えてしまった。

 完全環境輻輳都市(ドーム)は地球上で唯一、人類の生存が可能な領域だ。

 地球全土に点在しているドーム状の超巨大構造体。喪失時代の単位で言うところの“県”や“州”がすっぽり入ってしまう程度のサイズのこれらは、まずシェルターとして機能している。この分厚い防護壁が外の脅威を完璧に遮断してくれる。
 内部は多層構造の階層都市になっていて、文化的な生活が供給されている。また、各層にプラントがふんだんに配備されていて、これらが市民の生活に必要な物を生産し、廃棄物は分解して再利用――全ての物が完全に循環している。

 ゲームの舞台は完全環境輻輳都市(ドーム)のうちひとつ、トラガスク
 お前達はここで生まれ、ここで死ぬ。もしかしたら他の都市で生まれたと主張するやつもいるかもしれないし、いつか外に飛び出すことを夢見てるやつもいるかもしれないが、大抵の連中はここで生まれているし、ここで自分は死ぬだろうと思っている。