判定のルール
このゲームに於いてお前達の行動は全てPLとGMが判定で対決を行って処理する。
お前達の実力、対象の難易度、その時の状況や運勢――全てダイスで表すということだ。
判定を行う時、判定に関わるキャラクターはアクション側とリアクション側に分けられる。
アクション側は能動的に行動を行うキャラクター、リアクション側は受動的に行動を行うキャラクターだ。
お前達は次の手順に従って判定を行う。
1.アクション側のダイスロール
アクション側は1d10を振る。
1d10の出目がクリティカル値以上だった場合はクリティカルが発生する。ファンブル値以下だった場合はファンブルが発生する。
クリティカル
1d10の出目がC値以上だった場合、クリティカルが発生する。相手側のダイスロールでクリティカルが発生しない限り、判定値の大小に関わらず、その判定は成功になる。
クリティカルが発生して判定が成功した場合、現在行動値が1点回復する。ただし、最大行動値と等しい値が上限だ。
C値の初期値は10。スキルの効果で減少する。
ファンブル
1d10の出目がF値以下だった場合、ファンブルが発生する。相手側のダイスロールでファンブルが発生しない限り、判定値の大小に関わらず、その判定は失敗になる。
ファンブルが発生して判定が失敗した場合、現在行動値が1点減少する。
F値の初期値は1。スキルの効果で増加する。
2.アクション側の判定値の算出
ダイスロール後、判定値を算出する。
判定値は1d10の出目に各判定に対応の判定補正値を加えた数値だ。
判定補正値の初期値は0。判定補正値はスキルの効果で増加する。
3.リアクション側のダイスロールと判定値の算出
リアクション側は1d10を振る。
1d10の出目がC値以上だった場合はクリティカルが発生する。F値以下だった場合はファンブルが発生する。
その後、判定値を算出する。
4.判定の成否の決定
クリティカルが発生して、相手側でクリティカルが発生しなかった場合、判定値の大小に関わらず、クリティカルが発生した側の成功になる。
ファンブルが発生して、相手側でファンブルが発生しなかった場合、判定値の大小に関わらず、ファンブルが発生した側の失敗になる。
クリティカルが同時に発生した場合、判定値の大きい側の成功になる。同値だった場合、PL側の成功になる。
ファンブルが同時に発生した場合、判定値の大きい側の成功になる。同値だった場合、PL側の成功になる。
クリティカルもファンブルも発生しなかった場合、アクション側の判定値とリアクション側の判定値を比べ、判定値の大きい側の成功になる。
同値だった場合、PL側の成功になる。
判定の種類
お前達が直接的な戦闘を行う時は常に格闘戦だ。刀剣や鈍器、暗器の類を用いることはあっても――基本的に機械化した己の体が最も頼れる武器であって、なにより、オーバークロックした時は銃火器の使用は不可能なのだから。
援護
現在行動値が1点以上と援護回数が1回以上残っている
同行者は判定を行ったキャラクターを援護することが出来る。
同行者は現在行動値を2点と援護回数を1回消費する。
援護されたキャラクターは1d10を振り直すことが出来る。
援護されたキャラクターは振り直す前と後、好きな方の出目を判定で使用して良い。
振り直す前の出目を使用されても、
同行者は現在行動値と援護回数を消費する。
判定の結果が確定する前だったら、相手側の援護の後でも、どのタイミングで援護を行っても良い。
1回の判定に対して、複数の
同行者が援護を行って良いし、複数回連続で援護を行っても良い。
オーバードライブ
判定を行うキャラクターはダイスロール前に現在行動値を任意の点数消費して、オーバードライブすることが出来る。
オーバードライブしたキャラクターはその判定のみ、消費した現在行動値と等しい値の判定補正値を得る。
またはその判定のみ、消費した現在行動値の半分の値だけC値を下げる。両方の効果を同時に得ることはできない。
ダイスロールの後でオーバードライブすることは出来ない。
残り現在行動値が0点より下になる点数の現在行動値を消費することは出来ない。
最終更新:2015年06月06日 22:09