マップリピッツの丘

鶏と大地で太陽のもと、幸せに暮らしていたんだ、おじいちゃんは・・・
そしたら異国の人があらわれて・・・

アヌビスを連れた老人、大きなオレンジの木の幹によりかかり眼下の村の景色を見ていた・・・ ふと、少年がマップリピッツの丘を駆け上がってくる。

「おじいさーーん」

「やぁ、またあったね、お母さんは元気かな?」

少年との別れの日だ。

「また、あえるかなぁ」

アヌビス *1 と名付けられた犬は少年に横顔を見せたまま前方を睥睨している。

「・・・・・・」

老人も答えなかった。

たくさんの人を傷つけすぎ、たくさんの家畜を殺しすぎた・・・

こんな素敵なオリーブの木の下で少年と未来について語り合うのが雪だったけれど、

多くの人と別れて 多くの過ちを犯してきたから

このままですむわけがない・・・

さあ、アヌビス、お前の望むところへいこう、

少年よ、さらば・・・楽しかった・・・

(2014/12/24記)

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