末期的地方の土建屋政治。町が南見建設・ムシケラ建材に頼まれて、
一等地の田を宅 地にして40年間貸していた事件。
農民の抗議に井戸を掘るとごまかし続けていた。

八幡番外地 -61歳の抵抗

健さんが亡くなった.健さんといえば「網走番外地」だが、ここでは

八幡番外地 荒野の決闘

の話をしよう.

国中といわれる田園地帯の西端にある300坪、田んぼ一枚.この広大な農地を鳥に見立てればここは左翼になる.地目は「田」だが埋め立てられ平地、ムシケラ建材が資材置き場として40年、つかっている...市の所有地で産廃屋が借りている.

ま、まてよ市が田んぼを持てるのか・・・

螻蛄弐吉(けらにきち)はいら立っていた.40年間も.自宅のビニールハウスの隣は、40年前、田圃(たんぼ)だったが、ある日突然、町に所有権が移った.弐吉は、

町が水道水を町民に提供するため新たにこの部落に井戸をほるためと称した.

村人20名がロープの前に集まり赤旗をふったが、町は戦闘員を集め田を封鎖して対抗した---

ところが「井戸」を掘る様子は一向に見えず、国会議員とか町会議員などが時々ニンマリと現地を視察にきた---隣接の「野けら建材」の社長が必ず案内役を務めていたのが不気味だった.

そして、数年後、(予定通り)ムシケラ建材社長 ムシケラ良が自社ブルを繰り出して、町中から集めた産業廃棄物をつかって農地をつめたて、近接道路と同じ高さにして宅地をつくった.そこが選挙時の演説場所、そのほかのときはムシケラ建材の駐車場、資材置き場となった.

彼は、農作業のあいま、町役場、なじみの農協役人、そのせがれの議員、県の出先機関、国への陳情書・・・にいろんな要望を出したが、梨のつぶて--- 農協役員は、「もう、賽は投げられた、あきらめろ、これ以上やるとアンタ、村八分になるぞ、わたしは、それが心配だ」と脅迫にきた.

町役場と議員は、情報の操作と事件を複雑化させ、こんがらがった糸クズにして螻蛄弐吉(けらにきち)に放り投げ、さらに40年が経過した.

問題の発生

螻蛄弐吉(けらにきち)は農地法を知らないのはもちろんだが、この問題を放置していたわけではない.明らかに、田がなんのまえぶれもなく埋められことは合点がいかにい.

どうしょうもなくてここへきたわけだ.

「あんちゃん、これこれこういうことだ---なんとかならんかな、ばあさんがダンプ暖気運転で眠れないと言っている」

もちこんだ無番地の地図をしばらくながめ、3分クッキングでこの問題をかたづけた.町が、年間25万円でムシケラ建材にこの土地をレンタルしていたのだ.

「農業振興地域でしょ、こんなのすぐに解決つくよ」

「役場は、もう決まったことだといってるんだ」

埋め立てにつかった土砂に産業廃棄物まで紛れ込んでいた.「ただちには環境被害がおよばない」と民社党の弁護士のようなことをいっていたが、国中平野の米を食うのはアホだけになった.

「これは違法、じいちゃん、知り合いの議員にでも頼めば、すぐに解決するんじゃないか」

「40年間そうしたけど、みんながダメだっていう」

合併で市役所になっていたが、定年まじかの建設部長は、机を叩いて、自分と螻蛄弐吉をおいかえそうとした.

「違法だから、田をもとの所有者にかえすことだ」

「ふざけるな、またお前か!」

いつものように建設部長は、不審者の追い出し方法を県に打診したが、反対に県に 「そんなことをしてると市民にやられるぞ」 とこのときばかりは怒鳴られた---そこで、

担当を井戸だということで、何も知らない善人「豊倉水道課長」に責任をおしつけた.

豊倉から電話.「まっこと、すいませんでした.土建屋がほしいというから化しました---」と現地のコンクリート橋の上で土下座してあやまった.

あやまっただけで、契約は解除されなかった.あちこちの暴力団がを螻蛄弐吉を「説得」にあらわれた.螻蛄弐吉は、契約解除するまで1年間またされた.

「ヤクザがきたから、契約がおわるまでまつことにした---エッヘン」

「おまえ、バカだろ、もう相談にくるな」とおいかえした.百姓は、こんなものだ.人を弐階にあげて、こっそりと階段をはずし相手と妥協する.

豊倉が、自分の自毛所に深夜密かに訪れ、再度謝罪---「ケラさんが、どうしても最後の契約期間まで使わせてくれし言うもんだから---」

解決1ケ月前-- 漁夫の利.

加賀田議員が社民党経由でみのこの問題をききつけ、わざわざ、通告書にして議会で質問にした.仰々しくビラを新聞に折り込み、「無番地視察」の様子を写真にとらせ掲載.

市長 「行政文書(賃貸借契約書のこと)にメクラ判を押してきました---以後気をつけます」

素人市長が過去、あらゆる決済文書に「メクラ判」をついてきたと自白している. さらにいままでと違い、丸幸(まるこう)市長は、全面降伏で謝罪した.

加賀田は、辞任・退任を一気にせまるとおもいきや、質問時間を5分残してそこで質問を打ち切った---ってさ

  • あああぁぁぁ、こんな市長に誰がした---
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編集中----->ひきつづき抵抗はつづく


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