第二次二次キャラ聖杯戦争@ ウィキ内検索 / 「松岡勝治&バーサーカー」で検索した結果

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  • クラス別一覧(狂)
    ...YZbCw 275 松岡勝治&バーサーカー 松岡勝治 ゴン=フリークス ◆FbzPVNOXDo 278 ハヌマーン&バーサーカー ハヌマーン 美川冴子 ◆DKvcDfNaFA 282 ありす&バーサーカー ありす ジョーカーアンデッド ◆HOMU.DM5Ns 283 ベッキー&バーサーカ― ベッキー リディ・マーセナス ◆GsTgNENDGI 289 坂田銀時&バーサーカー 坂田銀時 ミラボレアス ◆Jn2OHWv0oc 291 真月譚 遠野志貴 アルクェイド・ブリュンスタッド ◆ysja5Nyqn6 298 流木野サキ&バーサーカー 流木野サキ モンキー・D・ルフィ ◆0I04q8rlNc 300 マルモ&バーサーカー マルモ 赤木カツミ ◆hqLsjDR84w 330 少佐&バーサーカー 少佐 ン・ダグバ・ゼバ ◆WRYYYsmO4Y 340 ルナティック&バーサーカー ルナティ...
  • NO.251~NO.300
    ...N5WFA 275 松岡勝治&バーサーカー 松岡勝治 バーサーカー ゴン=フリークス ◆FbzPVNOXDo 276 言峰綺礼&アーチャー 言峰綺礼 アーチャー アンリ・マユ ◆FFa.GfzI16 277 ウェイバー・ベルベット&アサシン ウェイバー・ベルベット アサシン 徳川吉宗 ◆F3/75Tw8mw 278 ハヌマーン&バーサーカー ハヌマーン バーサーカー 美川冴子 ◆DKvcDfNaFA 279 由良吾郎&セイバー 由良吾郎 セイバー シグナム ◆S2NYXu2lPk 280 ハリー・ポッター&セイバー ハリー・ポッター セイバー 丑鎮鉄兵 ◆r1IIRkiESQ 281 神谷薫&アーチャー 神谷薫 アーチャー 文秀(ムンス) ◆wgC73NFT9I 282 ありす&バーサーカー ありす バーサーカー ジョーカーアンデッド ◆HOMU.DM5Ns 283 ベッキー&バーサ...
  • 少佐&バーサーカー
     鼻から息を吸うと、血の臭いが嗅覚を刺激する。  眼を見開いても、視界は依然ぼやけたまま。  夜の路地裏を歩く青年は、満身創痍を絵に描いた様な状態であった。 「……ッ!」  右腕に纏わりつく激痛に、思わず声が漏れかける。  かろうじて繋がっているものの、彼の右腕は最早使い物にならない。  こんな有様では、戦闘の続行など土台無理な話だ。 「探さ……ないと……あの娘と、一緒に……早っ……く……!」  青年は、剣の英霊――セイバーとして、月の聖杯戦争に馳せ参じた。  彼を召喚したマスターは、この街の何処かで身を潜めている。  無力な彼女を戦いに巻き込まない様にと、青年がそう提案したのだ。  近くの敵を倒したら、また此処に戻ってくる。  だから、そこで静かに待っていてくれないか、と。  だが今となっては、計画は変更せざるを得ない。  ...
  • 早乙女正美&バーサーカー
    早乙女正美 バーサーカー 「これは、本来ならばあり得ない、潰えるしかない可能性――」 ……アンジェリカケージ、ジャイロサイブレータ、あるいは何処でもない領域の、その狭間に少女が漂っている。 どこまでも穏やかで、自然で、透き通っていて――。 そして、四月に降る雪のように、積もることなく溶けていくしかない“儚さ”が、少女にはあった。 「けれど、どんなにささやかで、限りなく叶う事のないような夢であっても、いつの日か“突破”できると信じている――」 「錆びた屑でも本物になる――想像力〈イマジネーション〉さえあれば」 「彼は――あのやり方で“突破”する事ができるのかしら、ね……」      1. 月海原学園一年D組の早乙女正美が“それ”に気が付いたのは、放課後の掃除が終わって教室から出た、丁度その時の事である。 (む……) それは“...
  • ジャギ&バーサーカー
    ジャギ&バーサーカー 「ヒャーッハハハハハハハァ! どうしたどうした! 物足りねぇなぁ!」 「同感だなぁ! どうしたー!? もっとこのジャギ様を満足させてみろぉー!」 人通りの激しい環状道路に、狂ったサーヴァントと狂ったマスターの笑い声が木霊する。 一人は妙な魔物を伴いながら青い攻撃的なバイクを運転するショートカットの青年。バーサーカーの英霊だ。 一人はワイルドさ溢れるバイクに乗り、イカれたメットを被った〝ジャギ様〟と名乗る男。マスターだ。 似たもの同士である彼らは今、マスターと二人乗りで馬を駆る敵サーヴァントと戦っているのである。 「俺のターン、ドロー! クッククククク!」 バーサーカーがバイクに乗ったまま、山札からカードを一枚引いた。 バイクに乗りながらカードゲームに興じているらしい。危険だ。二重の意味で。 まぁずっと見ていると、不思議と違和感が...
  • フランドール・スカーレット&バーサーカー
    少年と少女がじゃれあっている、と。 そう呼べばこの場で起きている出来事も、他愛なく微笑ましいものに聞こえるだろう。 ただし少女は歪な翼を持った吸血鬼。 少年は同じく異形の翼を生やした怪物だった。 「あはははははは!!!!」 「おのれ娘、未だ天子を愚弄するか!!」 光弾が飛び、拳が飛び、周囲の建物が崩壊する。 部外者からは殺し合いにしか見えない光景だが、少女にとっては『遊び』の域を出ていなかった。 吸血鬼の館に四百九十五年ほど引きこもっていた吸血鬼、フランドール・スカーレット。 フランはこの聖杯戦争にマスターとして招かれた。 その彼女のサーヴァントがどこにいるのかと言えば、目の前。 彼女が弾幕攻撃を浴びせている相手こそがサーヴァント――バーサーカーである。 激昂したバーサーカーが拳で反撃するも、フランは舞い上がって軽々と躱した。 何故フ...
  • 木原マサキ&バーサーカー
    木原マサキ&バーサーカー ◆HHvly5T5Xo 「……頃合いか」 月海原学園 コンピューター室 数十台のPCが設置された室内で、男は先ほどまで使用していたパソコンの電源をオフにした。 ここではこれ以上の必要な情報を得られないと悟ったからだ。 彼の記憶はそう時間を費やす事無く、簡単に取り戻す事が出来た。 男にとって記憶の封印は試練にもならない。 にも拘わらず予選を早々と突破せずに月海原学園で学生ごっこに興じていたのは、出来る限り情報を収集し自身の勝利をより確実の物とするためである。 行くぞ と男が短く告げる。 すると男の傍に立っていた少女は無言のままコクリとうなづき、男の秘書であるかのように後ろを付いて行った。 男に従う少女は銀髪で肌が雪の様に白く、赤い瞳をしていた。 少女は常に無表情で感情どころが自我すら存在していない。 もし男が『手に持...
  • 立花ゆずひこ&バーサーカー
    立花ユズヒコ。 どこにでもいる平凡な中学生 でもなんか今は違った。具体的には今日から。 彼の手に刺青みたいなのが浮き出てきた。 ……聖杯戦争、サーヴァント、ゴフェルの木。ぜんぜん覚えがない。 いや、そういえばなんか父が出張のお土産に変な木片を買ってきたな。あぁそれかと愕然とした。 「こうなった以上、とりあえず、サーヴァントを召喚するしかないのか?」 とりあえず、サーヴァントという相方を召喚?しなければ命が危ないことをユズヒコは理解した。さすが納豆奉行。 別にユズヒコに殺しあってまで叶えたい願いは無いので、聖杯戦争に参加する必要はないのだけれども…… 時間は深夜。ムーンセルの再現した立花家の自室で召喚を行う。 閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。  繰り返すつどに五度  ただ、満たされる刻を破却する 汝三大の言霊を纏...
  • 権太&バーサーカー
        俺は人間どもに殺されて後に再び狸として生まれ変わり第二の生を生きていた。     前世の記憶はなく人間どもへの怒り憎しみを忘れのうのうと生きていた俺だったが     ある時鉄籠の中のうまそうな肉に飛びついた!それが罠だった!     輪廻転生かくありなん、という話だが、これは月におわしまする神が     全狸の同胞を救う定めを持った俺への試練だったに違いない。     鉄籠を運ぼうと近づく人間を目にした瞬間に湧き上がる人間共への怒り!     その瞬間前世の俺の記憶が蘇り、俺の体にこの文様が浮かび上がった。     同時に現れた「サーヴァント」に人間は頭を風船みたくパァンと吹っ飛ばされてお陀仏!って有様だ。     もちろん始めはその「サーヴァント」が人間だったもんだからワケが分からなかった。     髪は木苺をすり潰したような赤色で、人間とも獣ともつかねえ雄たけびを「ヴェェアアア...
  • 遠野シキ・バーサーカー
    ――坂の上のお屋敷には、二人の魔女が住んでいる。 なんてことはない。丘の上の屋敷には、一人の若者が住んでいた。 月海原学園に通う高校生。 気のいい彼は、同級生や後輩の兄貴分として充実した日々を過ごしている。 ――そう、その筈だった。 何時からだろう――いや、最初からだったかもしれない。 どこか満たされない、空虚な予感が胸の中にわだかまっている。 「遠野君、放課後時間ある? 皆でカラオケ行くんだけど――」 休み時間。 隣に座った■■■から、放課後の誘いをかけられた。 肯定の返事を返して、次の授業の準備に戻る。 屋敷には自分の他に誰もいない。 別にどれだけ帰りが遅くなっても、どやす人間は――、 ――誰も、いない? そんな筈はない。あの家には■■も、■■も、■■も、■■もいた筈だ――。 ――だめだ。あたまが、くらくらする。 ...
  • 間桐雁夜&バーサーカー
    間桐雁夜&バーサーカー◆F61PQYZbCw  全てを投げ捨てた。  己を犠牲にしてまで救いたい、そう願っていた。  迫る運命は己の身体を蝕み、それでも終盤まで生を保った。  男は本能だけで足を動かし彼女の元へ辿り着く。  明確な意識など無く深層心理に堕ちている感覚だけが彼を突き動かしていた。  伸ばした腕は報われない、少女は腕を認めない。  最後の希望も途絶えた今、男は薄暗い空間の中蟲で構成された闇に沈んでいく。  哀れな男だ。自分を特別化しようと見栄を張った結果がこうである。  黙って生活していれば一定の幸福を得たのだろう。今となっては無駄な結果論に過ぎないが。  だが救いたい心は本物だった。  彼は不器用な男だ、己を犠牲にし強制的に英雄に見立てる事でしか決断が出来なかった。  聖杯戦争。一度魔術師の道を踏み外した彼が正当に生き残れる...
  • 草間 大作&バーサーカー
    いつか、どこかで、そうであったかもしれない私。 人を斬り、肉を千切り、骨を砕き、すり潰し、バラ撒いて、バラ撒いて。 真っ赤な絨毯、真っ赤なお手々。 怖くて、辛くて、笑えなかった。笑うことができなくなった。 そして私は逃げ出した。 あの子の前で笑うのを我慢できそうになかったから。 だって、気持ち良かったもの。 正直、スカッとした。 嫌いなヒトを虐めるのも。憎いカタキを殺すのも。 だから私は逃げ出した。 きっと、愛するヒトたちを壊すのも楽しかったと思うから。 これはそうであったかもしれないというお話。 実際はそうならなかったのだから、それで良いんです。 だから、私に触れないで。 少年は、大いなる意思に選ばれた。 そして与えられた役割をこなし、定められた道を進まされた。 決められた大きな流れの前には、自分が掴み取ったと思った答えさえも路傍の石こ...
  • 弓塚さつき・バーサーカー
    弓塚さつき・バーサーカー ◆holyBRftF6 「……ここまで、なんだな」  ベッドの上で、男は呟いた。  男は老人であり、英雄であり、忍者であった。  死にゆく男に悔いはない。その死は天寿をまっとうする大往生だ。  人生も満ち足りたものだった。  醜悪な野望の元、数多の可能性を奪ってきた男を好敵手との連携で討ち果たし。  諸悪の根源たる邪神と対峙する魔を断つ剣を助け。  世界を閉じる神にさえも、若き仕事人と共に抗った。  これらを成し遂げた上で人生を悔いることなど、できるはずがない。 「どうせ、みんなとは……また会えるんだからな……  話せなくなるのは、ちょっと……残念だけどよ」  いや――悔いはあるのかもしれない。  だが、死してなお男にはやる事がある。そして、その役割に不満はない。  魂を機械に宿らせ、自らの可能性を受け継がせ無くては...
  • 大神一郎&バーサーカー
    街を望む高台の公園に夜桜が舞い散る。 踊るように舞う桜色の花弁の中、佇むのは白い軍服に身を包んだ若き将校だった。 軍服など時代錯誤というのならそうだろう。 何せこの男は正真正銘、過去から来た男なのだから。 男が生きた時は太正。所は帝都。 その正体は帝都の平和を守る秘密部隊、帝国華撃団隊長、大神一郎その人である。 それは、大帝国劇場の総支配人の座を米田から引き継いだ直後のことだ。 何時ものように黒子たちと共に舞台の修復を手伝いをしていた。 その一つある材木を何の気なしに手にした事を切っ掛けに、大神はこの戦いに巻き込まれた。 そう戦いだ。 聖杯戦争。英霊たちが覇を競う規格外の戦争である。 大神からしてみれば、信じがたいようなまさしく魔法のような出来事ではあるのだが。 それよりも今彼の心をつかんでいるのは高台から見下ろす風景であった。 太正を生きる彼に...
  • 美堂蛮&バーサーカー
    美堂蛮&バーサーカー 「ちっ、へヴンの野郎……妙な仕事押し付けやがって」 ツンツンのウニ頭の青年、美堂蛮は舌打ちをしながらそう吐き捨てた。 聖杯戦争、噂には聞いた事があったが、よもや自分自身が巻き込まれるとは。しかも当事者として。 予想もしない出来事に、悪態をつきたくなる衝動を抑えながら蛮は思考を巡らせる。 (確か、ゴフェルの木片とかいう物の奪還をへヴンの仲介で引き受けて、妙な連中に追われてたんだ……。  結局戦闘になった時、木片に俺が触れちまって。……気付いたら記憶を消され、しばらくNPCって奴と生活させられた。  銀次の奴、俺が居ないからって下手打ってなきゃ良いが) 蛮は戦場に、一人残してしまった相棒の安否を気遣う。 ともかく、今は一刻も早い帰還の方法を探るのがベストだ。 一先ず、蛮は見覚えがあるようでないような町並みの中を散策してみる。 しか...
  • ありす&バーサーカー
    ありす&バーサーカー◆HOMU.DM5Ns ”彼”は、決してこの聖杯戦争には呼び出されない存在の筈だった。 果たすべき望みなど始めから持っておらず、そもそも参加する資格すらも本来なら有していなかった。 戦う理由はある。だがそこに”彼”の意志は介在しない。 個人的な願いがないわけでもないが、それが許されるものでないのは理解しているし、より上位の命令系統に塗り潰されてしまう。 それは”彼”が生み出された目的であり、本能であり、運命としてのものだ。 その運命を、かつての”彼”は否定し、拒絶し、それでもなお縛りは解けず、苦悩を刻み……。 多くの仲間からの力を借り受けて、最後には解き放たれる事が出来た。 ある一人の人間―――”彼”にとっては、まぎれもなく―――との、永遠の離別を代償に。 地面に足をつけている視点よりも遥かな上。 今自分が生きてい...
  • ウェイバー・ベルベット&バーサーカー
    ウェイバー・ベルベット&バーサーカー ◆ZTnr6IpaKg 「だぁから、何なんだよオマエはぁっ!」 「おいおい落ちつけよ、さっきから俺ちゃんはバーサーカーだって言ってるじゃねぇか!  でも俺ちゃんイカてるわけじゃねーからバーサーカークラスってのはおかしいだろ?  ホラホラちゃぁーんとコミュニケーション取れてるし、こりゃ適当にクラス当てはめやがったな!?  おいテメェ!俺ちゃんってば間違いなくセイバーか、百歩譲ってもアサシンだろーがよォ!  あーでも銃は持ってるけどアーチャーは無しだぜ。  宝具がオプティックブラストになりかねねぇからな!  つーか型月だとあのネコちゃんとも被るしな!…ネコ?まぁネコちゃんみたいなもんだよな多分。  あっこれ俺ちゃんたちパクり仲間ってことになるのか?  おいおい俺ちゃんはパクったんじゃなくて無理やりあんなもん撃たされた被害者だぜ?...
  • 美樹さやか&バーサーカー(2)
        暗い暗い森の中、月の光が差し込む深い森の中に一人の少女が心を曝け出す。     手に取った剣を振るい木々を斬り裂いて、何本も何本も怒りを込めて斬り裂いていく。     この想いを独りで抱え込むには既に現界を迎えているのだ、出さなければ自分が崩壊してしまう。     少女はただ闇雲に剣を振り回す。月の光が刀身に反射され映しだされる表情は修羅の如く形相。     「何で……何であたしだけッ! あたしだけがああああああああああ」     少女の名前は美樹さやか、明るく元気な女子中学生だったが運命の転機は意外にも簡単に訪れた。     『願いを叶える代わりに契約して魔法少女になってほしい』悪魔の囁きが彼女の人生に黒を零したのだ。     さやかには好意を寄せている幼馴染が一人、重い怪我で入院していた。     その少年は天才的なヴァイオリニストだったが怪我により負傷した腕では二度と演奏...
  • 赤木しげる&バーサーカー
    ――狂気の沙汰ほど面白い。  不意に呟かれたその一言に、  召喚された男はただ静かに笑みを浮かべた。   白髪。とがった顎。そして何よりその目つき。  幾多の死線を潜り抜けてきた男――赤木しげるは、  先ほど笑みを浮かべた目の前に立つ男に言った。 「ククク……その眼。まるで地獄の底を寝床に地獄で踊り、  さらなる地獄を求めているかのようなその眼っ……。  お前は何を望んでいる? サーヴァント?」  口角を持ち上げ、深い笑みは闇を孕んでいる。  アカギの質問に対し、目の前の男――右頭チャンは答えた。 「更なる血と暴力……修羅の快楽を味わうことだ。我がマスターよ」   マスターが望むならば、今すぐにでも戦闘に臨もう。  アカギと同じく深い闇をその笑みに携えて、指をペキリと鳴らしながら、  右頭チャンは言った。  それを聞いて...
  • フェイト・テスタロッサ&バーサーカー
    フェイト・テスタロッサ&バーサーカー ◆FFa.GfzI16 なまえをよんで。 優しく、呼んで。 わたしのなまえを。 優しく、呼んで。 あの時みたいに。 寂しくても幸せだったあの時みたいに、 わたしが居ないあの時みたいに。 わたしが知らない幸福を。 わたしに。 お月様のように。 わたしを、やさしく。 ――――お母さん。    ◆   ◆   ◆ フェイト・テスタロッサ。 母であるプレシア・テスタロッサの命によって、聖杯戦争に参加をした。 プレシア・テスタロッサが求める万能願望機『聖杯』。 あるいは、この世の全てを記された自動書機『ムーンセル・オートマトン』。 それを手に入れるために、フェイト・テスタロッサは聖杯戦争へと送り込まれたのだ。 優秀な魔術師であり、すなわち優秀なハッカーでもあるプレシア...
  • 如月千早&バーサーカー
    如月千早&バーサーカー ◆gET0fqCtw2 しばしの間、身じろぎ一つもせず瞳を閉じて佇んでいた千早。 その瞼が上がり、双眸でキャスターを見上げる。 3つの顔に6本の腕を持つ、まるで阿修羅像のような蒼い肌をした異形――アシュラマン――。 怒りのみを表したその面からは逆になんの感情も読み取ることができない。 いや、そもそも感情自体が存在しているのかが怪しい。 狂化の影響により、完全に自我を喪った彼を千早は見据える。 「少し……話させてもらってもいいかしら?」 先刻と同様に返事はない。 元々会話などは求めていなかった。 ただ、自身の心情を吐露できる何かが欲しかった。 故に物言わぬアシュラマンにその役割を求める。 「もう、何年も前の話ね。私には優って名前の弟がいたの」 「自分で言うのも恥ずかしいけど、私達はとても仲の良い姉妹で、優は私の歌を...
  • ジョン・シルバー&バーサーカー
    ジョン・シルバー&バーサーカー  ジョン・シルバーという男は、その木片を拾った時、宝にも杖替わりにもなりはしない一端のただの木の棒だと思っただろう。  港町では、積荷、酒樽、筏といった「木片の材料」はいくらでも転がっている。だから、シルバーはその時も、所詮はそういう物だろうと流して歩こうとした。  しかし、──これは当人にも全く気づかぬうちに──その何でもない木片を、かの男は拾い上げていた。  いくら、あの冒険を終え、小さく勇敢な好敵手(あるいは、友人とも弟子とも我が子とも言える)──ジム・ホーキンズとの別れを経験した後であろうとも、シルバーは冒険の匂いを確かに感じ取っていたのである。 「貴様が私のマスターか────」  シルバーの前に現れたサーヴァントは、人のカタチをしていなかった。  獰猛なけだもの──おそらく、肉食動物。シルバーの肩でフリ...
  • キメラ&バーサーカー
    「目玉」が、彼女を見ている。 鳴り響く鐘の音、真っ白な花嫁衣装、隣に立つ、笑顔の彼。 胸の内に湧き上がる喜び、これからの生活の幸せな予感。やがて宿るであろう、彼と自分との愛の証明、新たな命。 光の中を、彼女と恋人は、粛々と進んで行く。 けれども、そのバージンロードは、いつまでたっても祭壇へは辿りつかない。 「目玉」が、彼女を見ている。 そこからの暗転。 音を立てて扉が開き、荒々しい声を上げて、男どもが闖入して来る。 腕を掴まれ、連れて行かれる恋人の後ろ姿。 叫ぶ彼女に罵倒を浴びせ、捕まえる男たちの腕。 痛い。 痛い。 苦しい。 輪の中へ、引き入れられる。服が破られ、そして――――。 「目玉」が、彼女を見ている。 ずくずくと、腐れ樹に生る果実のように増えていく。 他人事のように、彼女自身を見つめる「目玉」が。 彼女の顔の上に、たわわに生えていく。 #...
  • ルナティック&バーサーカー
     ――曰く、“狂気(Lunatic)”の語源は“月(Luna)”であるという。 「社会にはその社会にふさわしい法があり、それは最もふさわしい正義によって運用されるべきだ」  方舟の世界を見下ろす形で立ち並ぶ高層ビルの屋上に、下界を睥睨する影が一つ。  しかしその姿は奇妙という他なかった。たなびくマントに包まれるは、白・青・緑の全身に密着したスーツ。  まるでコミックブックから抜け出してきたかのようなその姿。  しかしその顔を覆う仮面には不気味な表情と手形のマークが描かれ、とても『ヒーロー』のそれとは思えなかった。  ――男の名はユーリ・ペトロフ。この姿においては、『ルナティック』の名で知られている。  表の顔は都市シュテルンビルトのヒーロー審査官兼裁判官。  しかしその真の姿は、闇から闇へと暗躍し悪人を己の正義で処刑する、謎の怪人。  H...
  • ベッキー&バーサーカ―
    学校にチャイムが鳴る。 「それじゃ今日のホームルーム終わり! これから実習や部活の人もいるかもだけど、  あんまり遅くならないようにね~~。それともッ! ベッキー先生とのプルァァァイベェトルェッスゥンなら当方に歓迎の用意ありよッ」  生徒の罵声と牛の鳴き声が響きわたる。 「え~んひっど~~い。それじゃみんな~牛に轢かれないように気をつけて還るんだよ~~~きゃは♪」 田茂農の毎時の終わりは、大体こんなものだ。 職員室で明日の準備を終えた戸次菜摘はそう思った。 修理から戻ってきたばかりのスクーターを回し、家路につく。 夕暮れの道を、小さなエンジン音だけが走っていく。10年以上見続けてきた道だった。 アパートの駐車場にスクーターを入れ、キィを抜くと、キィと一緒に抜けた穴からどっと疲れが噴出した。 腿がむくみ、肩が急に凝り出した気がする。 「うぃ~到着~~。あー、もうダ...
  • テンカワ・アキト&バーサーカー
    テンカワ・アキト&バーサーカー ◆w7FNZrLzJw 全身黒ずくめの男が、一人ビルの屋上に立っていた。 その目には何も映さず、その両手には何も掴めず。 男は、一人――悔いていた。 「記憶を奪われていたとはいえ、俺がこのような茶番に満足していたなんて不覚だな」 男は一刻も早く聖杯を手にせねばならなかった。 願いの為に、奪われたものを取り返す為に、不浄なる敵を断罪する為に、愛する人を救う為に。 複雑に絡み合った想いは星を超え、宇宙を貫き、別次元の月へと届く。 ゴフェルの木片。男の想いを聞き届けた願望器。 願いを叶えるに足ると判断されたのか、男は月の方舟へと招待され、“予選”に参加するに至った。 「それでも、俺のこの記憶と奪われた五感ですぐに思い出せた」 ムーンセルとはいえ、消えたものを再現するまではサービスをしてくれなかったらしい。 もっとも...
  • 美樹さやか&バーサーカー(3)
    美樹さやか&バーサーカー(3) ◆ 不可思議な空間があった。 それはいかなる科学的、及び物理的手段によっては観測されない『異常』であった。 数十年に一人という魔術の素養に長けた者ならば気づけたかもしれない。 ある小さな市街を覆うようにして生まれた空間の歪。 歪みは砂時計のように∞の形を描きながら、くるくると回り続けている。 くるくる、と。 くるくる、と。 くるくる、と。 くるくる、と。 くるくる、と。 くるくる、と。 くるくる、と。 くるくる、と。 くるくる、と。 くるくる、と。 延々と。 永遠と。 刹那的な感情によって小さな宇宙が回転し続けている。 誰もそれに気づかない。 ある偶然によって観測された瞬間から、僅か数瞬だけ巻き戻され、観測の間違いを探す。 気の遠くなるような時間の中で、世界は穏やかに進み続けていた。 誰...
  • NO.101~NO.150
    No. タイトル マスター クラス 真名 作者 101 鳴上悠&バーサーカー 鳴上悠 バーサーカー 破軍星・ベネトナシュ ◆/k3Q/jYeig 102 ギルガメッシュ&ライダー ギルガメッシュ ライダー レッド(女の子) ◆zOP8kJd6Ys 103 シド&アサシン(アルターエゴ) シド アサシン シェードマン ◆A23CJmo9LE 104 ホシノ・ルリ&ライダー ホシノ・ルリ ライダー キリコ・キュービィー ◆Y4Dzm5QLvo 105 博麗霊夢&ライダー 博麗霊夢 ライダー マスター・アジア(シュウジ・クロス) ◆GtFm46jtBI 106 宗像形&アーチャー 宗像形 アーチャー 青木れいか ◆K5TysXl7Yw 107 立花響&キャスター 立花響 キャスター スバル・ナカジマ ◆Vj6e1anjAc 108 折原臨也&アサシン 折原臨也 アサシン 東兎角 ◆nH0jRIQ...
  • チャールズ・リー・レイ&バーサーカー
    チャールズ・リー・レイ&バーサーカー◆r1IIRkiESQ  魔術師は、使い魔を作ろうとした。  それが彼にとって、最大の不幸であった。  雑多な霊を媒体に封じ、簡単な命令を与えるだけの簡単な魔術。  時計塔の学生にも行える儀式で命を落とすことになるとは、露にも思わなかったであろう。    ▼ 「この糞ったれ野郎が! この俺様を従えるだけなら兎も角、魔術で縛ろうだなんて100年早いんだよ!」  チャールズ・リー・レイは悪態を吐きながら、恐らくは儀式向けのものであろうナイフを、 つい今しがた頚動脈を切り裂いて殺したばかりの男に向けて投げつける。  刺さり切らず、床に転がる刃物には目もくれず、機嫌が悪そうに部屋の中を歩き回るチャールズ。  目に入るガラクタを手にしては投げ、手にしては投げ。それらと床に描かれた魔法陣により、 自らを復活させた男が、そ...
  • ラケル・クラウディウス&バーサーカー
    ラケル・クラウディウス&バーサーカー ◆Vj6e1anjAc  ――狂戦士(バーサーカー)。  元は格の低い英霊にも、理性と引き換えに高いステータスを与える、弱者救済のためのクラスであった。  しかし現実は違った。  狂気に堕ち加減を忘れたサーヴァント達は、マスターの魔力を食い潰し、次々と自滅に追い込んでいった。  そのためいつしか、聖杯戦争においても、最も扱いの難しいクラスの1つとして、認知されるようになっていった。  弱い英霊しか手に入れられずとも、高い戦闘能力を得られる。  代わりにその狂気を御することができなければ、振り回され破滅へと転がり落ちていく。  このクラスを選択することは、逆転か死かを秤にかけたギャンブルを、開戦前から強いられることを意味した。 ◆ 「――狂気というものには、源泉があります」  誰かの声が聞こえている気がする...
  • サイコマン&バーサーカー
    サイコマン&バーサーカー  ◆CSCT3MMMIs 「さて、これは一体どうしたらでいいでしょうかねぇ?」  白を基調としたのハットとドレスをまとい、顔にメイクを施したピエロのような男。  華奢かつ細身ではあるが、どこか怪しい雰囲気を漂わせる。 「一人のマスターと一人のサーヴァントが組んで戦う、聖杯戦争。  ……つまり、これはタッグマッチというわけですね」  男の名は完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)の一人。  死神の化身、『完幻』グリムリパー。 「サイコマンです!」  ……もとい、完璧超人始祖(パーフェクト・オリジン)の一人。  完璧・拾式(パーフェクト・テンス)サイコマンである。 「さて……」 「………」  白髪に右目が緋、左目が翠のオッドアイ、黒いシャツの上に紅いジャケットを羽織り。  動き難そうな...
  • ネーナ・トリニティ&バーサーカー
    ネーナ・トリニティ&バーサーカー  ◆Gc3b00.81E . ――最後の記憶は、炎。    *    *    * 「うーん、さて、これからどうしようかしらね」 そう言ってソファーに寝そべりながら蠱惑的な体を伸ばす赤毛の女。 彼女の名はネーナ・トリニティという。 彼女がこの月に至る直前の記憶は――炎。 自身の搭乗するスローネドライに大型MA/レグナントの一撃を受け、爆砕したのだ。 そこで死んだ――はずだった。 だがこれは今際の際の夢ではない。 どういう理屈かは分からないが、ネーナ・トリニティは今、確かに生きているのだ。 『――ゴフェルの木片は、どの時代、どの世界にも存在しうるのです』 マスターとして目覚めてから最初に出会ったシスターはそう言った。 『ある世界ではそのまま聖遺物の一つとして、  ある世界では...
  • 桂言葉&バーサーカー
    誇りを失った。 愛を失った。 あの男さえいなければ。 俺は、真夜を失うことも、王としての鎧も誇りも失うことはなかったのに。 「-----------------------------------!!!」 言葉にすらなっていない唸り声をあげるのは、かつて人間の敵対種族、ファンガイアの王として讃えられた存在。 コウモリの姿を象ったその怪人の姿はまさに夜の王――キングと言うに相応しいものだろう。 その身に理性さえ残っていれば。 今の彼は怒りと強い憎悪に身を任せ、理性を消失させた化け物でしかない。 だが、そんな彼にも願いはあった。 紅音也。あの男が現れてから全てが狂ったのだ。 妻、真夜は自分の元から離れ。 ダークキバの鎧を制御するキバットバット2世にも見限られ。 その力を身に纏った紅音也、そして未来からやってきたなどという...
  • personality(エコロ&バーサーカー)
    真夜中を告げる鐘が鳴り、それに合わせて噴水が勢いよく水を噴き上げる。 町の外れにある公園は美しい緑を携え、星光と水飛沫で煌いていた。誰もその光景を見る者がいないということがもったいないくらいに。 そう、ここには誰もいない。 鳥も。 虫も。 動物も。 そしてもちろん、人も。 生命の気配が感じられず、どこまでもただ綺麗なだけは公園は今日も変わらずに残りの一日を過ごすはずだった……が。 「ライアー!」 どこからともなく少年のような声が響き、同時に噴水の一角が丸く削り取られたかのように消滅した。 削り取られた箇所から水があふれかえり、やがて大きな水溜りを作る。そしてそこには、先ほどまでそこにいなかった、暗い影が映っていた。 「……ぷよじゃなくても消せるんだぁ。くすくすくす……」 影の名は、エコロ。 彼は時空の旅人であるが、同時に時空の旅...
  • 美遊・エーデルフェルト&バーサーカー
    美遊・エーデルフェルト&バーサーカー ◆p1hwNIp6AQ 夢を見ている。 それは戦いの記憶だ。 私と契約した、話すことも出来ない彼の辿った人生だ。 現代の街並みで未確認生命体と呼称される怪物と戦う彼の姿があった。 今とは違い赤い姿だがベースとなる形状が似通っているので本人と思って良いだろう。 彼は現代出身の英雄なのだろうか。 警察からは四号と呼ばれ警戒されていたが、彼には理解者といえる女性刑事がいた。 戦いが終わった直後に食事に誘うあたり親しい間柄なのかもしれない。 そんな彼に転機が訪れる。 彼と同じような、紫の英雄が現れ未確認生命体を撃破したのだ。 突然現れた自分と同じような存在を彼は当然訝しんだ。 案外初めて私と会った時のイリヤも似たようなことを思ったのかもしれない。 どうやら彼は何者かから真の敵なるものの存在を吹き込まれていたらしく、...
  • 鳴上悠&バーサーカー
    鳴上悠&バーサーカー ◆/k3Q/jYeig 一体、どこで間違ったのか……。 輝かしい日々は過ぎ去り、街は霧の中に沈んでいく。 妹のように可愛がっていた従姉妹は命を落とし、絆で結ばれたはずの仲間たちともよそよそしくなってしまった。 もし、できるなら。 あの日々をもう一度、やり直せるのなら。 そう望んだことは間違いだっただろうか。 しかし、偽りない本心だ。 もしやり直せるのなら、こんな結果にはなりはしない。 今度こそきっと、全てがうまくいく……してみせる。 深夜零時。 自室のテレビが突如点灯した。 俺は、吸い寄せられるように手を触れさせ……吸い込まれた。 「鳴上悠……お前には、機会をやろう」 久々に訪れる、テレビの中の世界。 失ったはずの力……テレビの中に入る力が、何故かその時は復活していた。 だが、そこは見覚えのある...
  • 美遊・エーデルフェルト&バーサーカー(2)
    美遊・エーデルフェルト&バーサーカー(2) ◆DpgFZhamPE ガラガラと、音をたてて現れる。 よく鍛えられた体。長い足。高い背。鈍く光る槍。 ───これが、サーヴァント・ランサー。 「まさか・・・斬撃”シュナイデン”も効かないなんて」 絶望───美遊・エーデルフェルトの心を包んでいるのは、ソレだった。 カレイドの魔法少女。 無限の魔力供給により戦う、その存在。 本来、普通の人間の体では成し遂げることは不可能であろう黒化英霊を倒すことも可能にした、魔術礼装。 ───それなのに。 目の前の存在”サーヴァント”には、あらゆる攻撃が通じない。 「ほう・・・良いセンスをしているが、まだまだだな。  出来れば成長した姿でまた手合わせ願いたかったが───仕方あるまい。  ・・・すまないな。君には恨みはないのだが」 「ッ!収束放射”フォイア”ッ!!」 ...
  • 出灰カガリ&バーサーカー
    出灰カガリ&バーサーカー カラカラカラカラと運命の歯車はいつでも空回り。   Ж Ж Ж 「アンタが下僕なの?」 透き通った声が夜の蒼に滲みてゆき、涼風に薄い金色の髪がさらさらと流れる。 車椅子の上の華奢な少女は手にしていた西洋人形を胸に抱くと、長い睫毛を寝かせ値踏みするように目の前の“ソレ”を見上げる。 「ああ、そうだ」 低く篭った声で答える“ソレ”は濁った鉄の色をしていた。彼は鎧にも機械にも見える奇妙な隻腕の巨人だった。 誤れば踏み潰してしまいそうな小さな少女を見下ろし巨人は頷く。その瞳には感情はなく――いや、感情はひどく遠くに。 「そう、じゃあカガリを守ってね。カガリの言うことを聞いてね。カガリに逆らわないでね。絶対……、絶対にカガリに口答えをしないでね」 陶酔する様な表情でそう言う車椅子の少女の名前は出灰...
  • 美樹さやか&バーサーカー
    美樹さやか&バーサーカー ◆A23CJmo9LE 世界が変わった。理がなした世界に悪魔が叛逆して新しい世界が生まれた。 見滝原中学の通学路で対峙する私とかつての仲間。 「だとしてもこれだけは忘れない!暁美ほむら、あんたが…悪魔だってことは!」 そうだ。忘れてやるもんか。世界が変わっても……………………もしあいつが何をしたのかは忘れても。暁美ほむらが私の敵だってことは。 世界が変わった。 月海原学園の通学路で歓談する私と親友。 「桜、おそーい」 紫がかった髪の親友と一緒に登校。いつもの風景。 「おはようございます、さやかさん」 「相変わらず可愛いねぇ、今日はなんだかオシャレに気合入れてきた?」 親友をからかって過ごす朝。いつもの…風景。 「ち、ちがいますよ...
  • 吉良吉影&バーサーカー
    吉良吉影&バーサーカー 「どうして、わたしが“こんな目”に遭わなくちゃあいけないんだっ!?」 男は複雑に曲がりくねった路地の中を走っていた。床の金網を踏む度にガシャンガシャンと耳障りな音が響く。 目に映るのは何もかもが錆びついた真っ赤な世界だ。壁も床も錆びて朽ち、得体の知れない滲みが不規則に蠢いている。 気味が悪いだなんて一言では言い表せないほどに奇妙で酷く精神が不安になる世界だった。 「『聖杯戦争』、いいだろうッ。それは理解したッ! だが、これはどういうことなんだ……っ!」 男は追われていた。不気味な正体不明に。 この奇妙な光景だって少し前は違った。聖杯戦争に参加していると“気づく前まで”は、男は普通の日常の中にいたのだ。 日がな街中をテキトーに歩き回って風景を何時間も見続けたり、どこかから漏れ聞こえてくる音楽に耳を傾けるだけという生活ではあったが、...
  • 桐山和雄&バーサーカー
    願い事などなかった。 夢、将来への展望、なりたいもの、やりたいこと。 普通の学生ならば何かしら持っているだろうそれら当たり前のものを、俺は何一つ持っていなかった。 学校へ行き。適当に授業を受け。自分を慕う不良達を率いて喧嘩をすることもあったし。 自分を目にかける養父の元で特殊な教育を受けそれらを全てこなしてきた。 だが、それらに対して何か思ったことは一度もない。 いつからそうだったのかはもう思い出せないし、興味もない。 だから、あのプログラムの中でコインで乗るかどうかを決めた際も。 その結果、多くのクラスメイトを殺していった事実も。 そして最後、七原達に撃たれて死んだあの最後の瞬間も。 何一つ、俺を変えることはなかった。 そして最後の、意識が闇に包まれる瞬間に、俺はここへ呼び出された。 何気ない日常。 かつての自分の生活を...
  • 藤崎真子(ヴァルキュリア)&バーサーカー
    「アハハハハハハハハッ、生きてる! 私は生きてる!!」 ヴァルキュリアは哂う。 「死んだのは寧子! あなただけ!! あんなに頑張ったのにねぇ!!」 藤崎真子は嗤う。 妹である黒羽寧子の死を嗤いながら――彼女は泣いていた。 「結局無駄だった! 莫迦ね寧子、私に殺されていればよかったのに」 自分の力が寧子を殺した手ごたえはない。 しかしあの殺戮の極光の中で生き延びられている筈もない。 希望を繋いだ妹が死に、すべてに絶望した自分が生きている。 その運命の皮肉に彼女は笑うしかない。 「さようなら寧子……でも、私は希望を手に入れたよ……」 聖杯。サーヴァントとマスター達の命を糧に起動する万能の願望器。 「待っていて千怜、私が生き返らせてあげる。そして二人で最初から始めよう?  私のすべてを上げる。力と身体と、存在の全てであな...
  • 如月弦太朗+バーサーカー
          ――― たたかう ―――   彼の頭の中にはそれだけしか存在しなかった。       ――― たたかう ―――   彼の元のマスターはそれしか選ばなかった。   彼はそれに従い、地を駆け、空を舞い、敵を屠った。       ――― たたかう ―――   繰り出した剛腕の一撃が敵の肉を削るたび、マスターは敵に向かって暴言を飛ばした。   吐き出した紅蓮の火球が敵をの全身を包むたび、マスターは声をあげて笑った。   それだけ、ただそれだけ。       ――― たたかう ―――   弱り、傷付き、勝てないと分かっても、退くことはなかった。   なぜならマスターが望んでいなかったから。   例え死にかけても、命令に従い、攻撃の手を止めない。   それが彼に科せられていた使命だった。      ...
  • NO.301~NO.353
    NO.301~NO.353 No. タイトル マスター クラス 真名 作者 301 深井零&アサシン 深井零 アサシン 雪風 ◆Ee.E0P6Y2U 302 本多正純&ライダー 本多正純 ライダー 少佐 ◆TAEv0TJMEI 303 うずまきナルト&ライダー うずまきナルト ライダー シモン ◆DpgFZhamPE 304 桜井智樹&アーチャー 桜井智樹 アーチャー 伊月 ◆V0MzQy6yoM 305 七荻鏡花&セイバー 七荻鏡花 セイバー アバン・デ・ジュニアールⅢ世 ◆bi4ho.tYN 306 シロエ&ランサー シロエ ランサー キノ・ポゥ・コルーム ◆ACfa2i33Dc 307 カトル・ラバーバ・ウィナー@アーチャー カトル・ラバーバ・ウィナー アーチャー エックス ◆OSPfO9RMfA 308 野比のび太&キャスター 野比のび太 キャスター ドラえもん ◆ZTnr6I...
  • NO.301~NO.350
    NO.301~NO.350 No. タイトル マスター クラス 真名 作者 301 深井零&アサシン 深井零 アサシン 雪風 ◆Ee.E0P6Y2U 302 本多正純&ライダー 本多正純 ライダー 少佐 ◆TAEv0TJMEI 303 うずまきナルト&ライダー うずまきナルト ライダー シモン ◆DpgFZhamPE 304 桜井智樹&アーチャー 桜井智樹 アーチャー 伊月 ◆V0MzQy6yoM 305 七荻鏡花&セイバー 七荻鏡花 セイバー アバン・デ・ジュニアールⅢ世 ◆bi4ho.tYN 306 シロエ&ランサー シロエ ランサー キノ・ポゥ・コルーム ◆ACfa2i33Dc 307 カトル・ラバーバ・ウィナー@アーチャー カトル・ラバーバ・ウィナー アーチャー エックス ◆OSPfO9RMfA 308 野比のび太&キャスター 野比のび太 キャスター ドラえもん ◆ZTnr6I...
  • ウェイバー・ベルベット
    【出典】  Fate/Zero 【名前】  ウェイバー・ベルベット 【性別】  男性 【参加方法】  『ゴフェルの木片』による召喚。  第四次聖杯戦争に参加し、サーヴァントを召喚した次の瞬間、参加していた。  召喚の触媒に『ゴフェルの木片』がくっついていたため、期せずして参加。 【マスターとしての願い】  聖杯にかける願いは無く、自身の魔術師としての才能と力量の証明のために第四次聖杯戦争に参加した。  ……はずだったが、『方舟』の聖杯戦争は参加するつもりではなかったこと、  サーヴァントがあんまりにもアレなことから、この聖杯戦争でどうするべきか悩んでいる。 【能力・技能】  オーソドックスな魔術を習得。また錬金術の心得がある。  魔術師としての力量は平凡の一言。  一般人への暗示も失敗しかねない程度に才能が無い。  さらに貧弱な体躯をして...
  • 機動戦士ガンダムデップー ”逆襲のウェイバー”
    機動戦士ガンダムデップー ”逆襲のウェイバー” ◆DpgFZhamPE 「ウェイバー君、この後授業だけど大丈夫?」 「ああ、はい・・・大丈夫です」 月海原学園から少し歩いた場所にある英会話教室―――そこに魔術師ウェイバー・ベルベットはアルバイトをしている。 拠点からバスを乗り継ぎ、ここまでくるのは少し疲れるが、時給は他のアルバイトに比べてそこそこ良いのだ。 バスの交通費も英会話教室が負担してくれているという。 中々良いバイト先で、資金を稼げるという事実にウェイバーは少しだけ気分が良くなった。 しかし今の彼は、はっきり言って倒れそうなほどに疲れていた。 通勤による肉体的に、ではない。 精神的に、である。 顔も幾分か老けたのではないだろうか。 (・・・ったく、朝から最悪だよ) ウェイバーの悩みは―――言うまでもなく、バーサーカーである。 手綱を握る...
  • NO.51~NO.100
    No. タイトル マスター クラス 真名 作者 51 シロウ・コトミネ&アサシン シロウ・コトミネ アサシン うちはマダラ ◆z9JH9su20Q 52 宮内れんげ+アサシン 宮内れんげ アサシン ベルク・カッツェ ◆tHX1a.clL. 53 衛宮切嗣&セイバー 衛宮切嗣 セイバー 磯部磯兵衛 ◆Emjcf.lfLU 54 デュフォー@金色のガッシュ、アサシン デュフォー アサシン ミネルヴァ ◆hqLsjDR84w 55 カズマ&アーチャー カズマ アーチャー ギルガメッシュ ◆FbzPVNOXDo 56 遠野シキ・バーサーカー 遠野四季 バーサーカー カレル ◆ACfa2i33Dc 57 如月弦太朗+バーサーカー 如月弦太朗 バーサーカー わるいリザードン ◆tHX1a.clL. 58 黄金に輝く月 竜堂ルナ バーサーカー ヒロ ◆qB2O9LoFeA 59 言峰綺礼・セイバー 言峰...
  • テンカワ・アキト
    【マスター】 テンカワ・アキト@機動戦艦ナデシコ The prince of darkness 【参加方法】 裏で活動中、ゴフェルの木片を手に入れた。 【マスターとしての願い】 ミスマル・ユリカを救い出す。 【weapon】 拳銃。 【能力・技能】 機動兵器操縦技術に体術は一級品。拳銃の扱いにも手慣れたものであり、戦闘経験も豊富である。 A級ジャンパーとしても優秀なので、魔力供給も一般人よりは潤沢だろう。 【人物背景】 ネルガル重工の戦艦『ナデシコ』のコック見習い兼機動兵器『エステバリス』のパイロット“だった”青年。 最愛の彼女であるミスマル・ユリカと共にテロリストに誘拐され、非道な人体実験・改造手術を繰り返されることになる。 その後、実験の末にネルガルに救助されるが、ユリカを取り戻すことはできず一人無力感に苛まれた。 そして、自分達の幸せ...
  • デッドプール
    【出典】 X-MEN 【CLASS】 バーサーカー 【マスター】 ウェイバー・ベルベット 【真名】 デッドプール(ウェイド・ウィルソン) 【性別】 男性 【属性】 混沌・悪 【ステータス】 筋力C 耐久A++ 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具E-EX 【クラス別スキル】 狂化:-  狂化スキルは機能していない。  紛れもない狂人であるためバーサーカーとしてのクラス適正を持つが、  精神汚染スキルのランクが高すぎるため狂化がシャットアウトされている。  そのためバーサーカークラスとしては維持に必要な魔力が少ない。 【固有スキル】 精神汚染:A++  精神が錯乱している為、他の精神干渉系魔術を完全にシャットアウトする。  ただし同ランクの精神汚染がない人物とは意思疎通が成立しない。  バーサーカーのこのスキルは宝具『第四の壁の破壊...
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