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蛇の誘惑-Allure of Darkness- ◆A23CJmo9LE


「オブリビエイト〈忘れよ〉」

取り憑いていた教師に忘却術をかけ、先の二組との邂逅も俺様が取り憑いていたことの記憶も消す。
服従の呪文をかけた直後の記憶状態に戻し、仕事に帰す。

先ほどまでの動きを省みる。
軍団の構築が必要だとはケイネスの出しゃばりを目の当たりにしたときから考えていた。
あの蟲めがどこぞで戦闘を行わせていた以上、奴は使えるサーヴァントを確保しているのだろう。
ならば今為すべきことは二つ。戦力の増強と、敵戦力の確認。
あの蟲はケイネスのことを把握しているはず。ならケイネスの名でシオン・エルトナムを呼び出したのを聞きつければ、奴の駒は動く。
敵を誘き寄せ、同時にエルトナムと組めれば上々。だったのだが……

「ままならぬものだな」

錬金術師の高速並行思考というのはケイネスに聞いていたが、あれほどとは。
杖も呪文もなしの開心術では読み切れん。かろうじてあれがアーチャーであることと願いに偽りはないことは読めたが、新たに得た情報は皆無といえる。
だがこちらは念のために〈閉心術〉を使っていた。条件は五分のはず。

しかしアーチャーが問題だ。あの目つきはポッターやダンブルドアと同類。
俺様に与することに従う性質ではないだろう。
ひとまずケイネスに扱えそうにない検索施設の利用法とサーヴァントの内訳を披露させただけ、今はよしとするしかない。
シオン・エルトナムがどこまで魔術師であるかが、今後組めるかどうかの肝だな。
ゴーントと同じく没落した貴族、エルトナムの娘。優秀であるのは疑いない。

だがあの小娘はどういうことだ……!
なぜ魔道の才の欠片もない穢れた血が聖杯戦争にいる……!
感知の呪文をかけてみれば案の定尾行者がいたと思えばあれだ。
だがマグルがマスターとはいえ三騎士は侮れん。故に即座に退いた。
しかしその短時間でもこちらからは新たに得た情報は僅かながらある。あれの心は短い時間でも容易く見えた。耐魔の才の欠片もない。
ミカサ・アッカーマン、ランサーのマスター。
ケイネスの名が出てきたこと、暁美ほむらに反応したことから間違いなくあの蟲と組んでいる。
そして暁美ほむらはまず生きておるまい。
駒の候補が一つ消えたという意味では惜しくはある。そんなところか。

拠点はひとまず構えた。学園も掌握しつつある。動かせるNPCの数もそれなり。
だが、三騎士をも落とし得る刃が足りん。
エルトナムは血筋も能力も優秀な部下に欲しい女だが、アーチャーと俺様が合わんだろう。
ランサーを従えていようとマグルと組む気などない。
ケイネスやエルトナムではなくマグルを選んだ蟲などさらに考えるに値せん。

他にも候補は考えている。だがいずれも危険か困難なもの。
だからといって動かずにエルトナムからの連絡を受けた教師の伝達を待つなど愚の骨頂。
危険な状況に臨むからこそあの教師は離脱させたのだ。
今は、退けぬ。
病院の使い魔も図書室の使い魔も〈目くらまし術〉をかけていたのにあっけなく殺された。
館近くの敵が〈忠誠の術〉や気配遮断を破ることができ、すでに俺様を待ち伏せているのではないとどうして言えよう。
今は座して待つべきではない。前に進み、直接対峙せねばわからないこともある。
少なくともあやつなら、ポッターのように思想故に決裂するということはないはず。
そう判断すると様々な呪文を唱え、あらゆる事態に備える。
そして再びバシッという音をたて〈姿くらまし〉した。




◇  ◇  ◇

集団下校の開始とともに学園の関連施設も終業になっていた。
図書室も閉館、グラウンドや体育館も締め出され、部活帰りの生徒を待つはずの購買部も通常より早い時間に閉店。
その職員の一人である言峰綺礼も、まだ僅かに騒がしい校舎を背に帰路につこうとしていた。

『セイバー、蟲のキャスターはまだ生きているのだな?』
『ああ。詳細不明のサーヴァントの攻撃を受け燃え落ちたようだが、蟲の憎悪は消えていなかった』

それだけの一撃を受けてなお生きている。
直接の戦闘能力に秀でているわけではなさそうだが、そのしぶとさは厄介。
気にかかるのは……

『蟲が向かった方角は西だった、と』
『その通りだ』

この学園から、西。
それに該当する施設は東に比すれば多くはない。筆頭はあのセイバーがいた命蓮寺。
憎悪を纏う蟲のキャスターをあの清廉なセイバーが相容れるとは思い難い。
だがマスターの方はいかなる魔でも受け入れると言っていた。
もし寺の霊脈に目を付けたキャスターが受け入れられていたとしたら、厄介な事態だ。
……向かうべきだろうか。
それに我が師を騙る男の放った使いのことも気にかかる。

『キレイ、検索施設の利用や戦闘の痕の調査などはいいのか?』
『集団下校する生徒の中逆行して施設に向かえば怪しまれる。真玉橋や屋上にいた女生徒の情報についても同様だ』

無理をして今調べる必要は無い。
最低限の偵察で済ませたのがここで目立ってしまっては元も子もない。
今はここを離れ……

『キレイ』
『…ああ』

警告を受け、立ち止まる。
すると数瞬もしないうちに地を這い、数匹の蛇が飛びかかってきた。
鋭い牙に有する毒。凡人ならそのいずれかで命を落としかねない。
だが言峰綺礼は歴戦の代行者。即座に黒鍵を抜き、一瞬ですべての蛇の命を刈り取る。

『ほう。見事だ。まさか俺様の蛇を独力で撃退するとは』

そこへ、響き渡る声。

「きさま、屋上の……!」
『殺気立つな。マスターである確証が得たかっただけの小手調べだ。本気なら俺様が直々に手を下している。
 サーヴァントを使わず撃退されるとは考えていなかったがな』

それは先ほど屋上で聞いたものと同じく出所も元の声色も分からなければ、サーヴァントとしての気配も感じられない。
だが分かる。
蒼のセイバーはその来歴は窺えずとも高潔さ、強さは発せられていた。
このサーヴァントその真逆。実力のほども格も見えないが、その邪悪さは滲み出ている。

「なぜ私がマスターだと思った…?」

口にしてからなぜか後悔が浮かんだ。
その問いの答えを知ってはならない、言峰綺礼の中でなにかが疼いた気がした。

『昼間、食堂で随分と愉しそうにしていたな。蛇は体温の変化に敏感だ。
 手に取るようにわかったぞ、言峰綺礼。お前が興奮しているのが、愉悦を感じているのが。
 嘆く少年を前にそれはNPCのとる態度ではないな』
「…ッ!バカな!私が、そんな…!」

昼間、唐突に湧き上がった衝動。
何かに引き起こされた得体の知れぬ思い。
それを想起し、二度と手放したくない/見たくないと必死になる。

邪視、という伝承がある。
指さしの呪いがガンドという呪術形態として成り立つように、人々が何気なく目を向けた物に不運を与えるというある種のオカルト、いわゆる魔眼。
蛇の王はバロールに等しい直死の魔眼を持ち、かつてヴォルデモートはそれを使役した。
そして彼は接した者に呪いに等しい様々な精神的影響を与えてきた闇の魔術師。
剣技も極めれば魔法、視線も極めれば呪い。
使い魔を通じたものでも彼なら視線とその存在だけで、邪悪な者の本性の一端を目覚めさせてもおかしくはない。

真玉橋の嘆きを見て、そのうえヴォルデモートの視線にさらされることで言峰綺礼はその歪みを僅かながら顕現させた。
そして姿を見せていないとはいえ、今もその暴君は言峰綺礼に期待の眼差しを向けている。

『綺礼、それは罪ではない。魔術師ならば、その術の行使には本気にならねばならんのだ。
 本気で殺し、本気で苦しめ、そしてそれを本気で愉しまねば。
 俺様と来い、綺礼。お前が拒絶しながらも心の奥で最も望んでいる光景を俺様なら見せることが――』

瞬間、何もない空間に刃を走らせるオルステッド。
すると響き渡る声が止み、周囲に僅かながら血が飛び散る。
そして響き渡っていた声も、綺礼の内から湧き上がる衝動も止んでいた。

「仕留めたのか…?」

安心するような惜しむような声を漏らす綺礼。

「いや、逃がしたようだ…ん?」

バサリ、という音を立て何かが落ちてきた。
手に取るオルステッド。
何の変哲もない手帳のようだが、中を確かめるとそれを綺礼に手渡す。
そこにはこう書かれていた。


―――――――――――――――――――――――――――――――――
この手帳には対になるもう一冊が存在し、それを俺様が持っている。
ここに書いたことは俺様の持つ手帳にも反映される。
逆にこちらの手帳に書いたことはお前たちの持つこの手帳に反映される。
手紙を出さずともやりとりできる訳だ。
連絡を取りたくなったら書き込んでくれることを期待する。
―――――――――――――――――――――――――――――――――


「携帯電話、というのを使えばいいだろうに回りくどいことをする。持っていないのだろうか?」
「魔術師というのは本来そういうものだ。我が師もそうだった……
 これは私に持たせてくれ、魔術師の道具は私の方がまだ専門だ」
「ああ」

どことなく丁寧に手帳をしまうのは善性からくる礼儀なのか、それとも悪性からくる執着なのか。
その答えはまだわからない。
キレイは、悪だ。
しかし神の教えへの強い信仰により善たらんとする強き者だ。
だがそこへ魔王の囁きがあったなら彼はどちらに傾くのか。
……見つけ次第即座に切ったつもりだ。だが人間を試そうと、魔王の言葉をあえて聞かせようと全く思ってなかったと自答できるか。
いや、いずれにせよ

「キレイ、あなたの行く道はあなたが選んで欲しい」

神に導かれたものでも、魔王に唆されたものでもない、人間の道に私は着いて行きたいのだから。

「ああ、分かっている」

分かっているのだ。
ただ歩んでいる道に虚無しか感じられないだけで。

蟲のキャスターは強い憎悪を秘めているという。
何かに執着を覚えたことのない私は憎悪という感情も覚えたことがない。
恐らく私は実の父を殺められても復讐の憎悪にかられはしないのではないか。
そういう意味であの蟲のキャスターは理解のできぬ存在であり、羨ましくもある。
あれは今の私では歩めぬ道。

先ほどまでいた謎のサーヴァント。多彩な術や姿を見せないところからこちらもキャスターだろう。
私の名を呼び、私が……愉悦を覚えていたと。望みを見せることができると、述べていた。
妄言と決めつけるのは容易いが、そんなハッタリをわざわざ聞かせる必要はないはずだ。
内心で望みながらも拒絶している、ということは…………………………


違う!
あれは殺し、苦しめることも愉しめと言っていた。それは、こと我が信仰においては許される道ではない!
この手帳も…やつを仕留める手段として惹かれただけだ!

「行くぞセイバー。足止めされてしまった。
 長居して学園の他のマスターに目をつけられたくはない」

まるで逃げ出すように学園に背を向け、後にする。
ふと、思う。
この手帳は本当に連絡を取るためで、携帯電話を扱えないということだけなのか?
我が師の言葉は屁理屈染みた機械嫌いだが、この持ち主までそうとは限らない。
例えば山深くや地下では携帯電話は使えないことがある。それを見越したものだとしたら……

冬木で、キャスターのいそうな、地下。
それは……指折りの霊脈である寺の地下にある大空洞だ。
もしや、再現されているのか?
そこに……あのキャスターがいるのか?
……蟲のこともある。調べてみるか?



好意か、敵意か、己が思いに動かされ男は歩む先を定めた。

イブは無知ゆえに蛇に唆され、知恵の身を口にした。
蛇の言葉はそれだけ魅力的だったのだろうか。

言峰綺礼は破綻者だ。美しいものを美しいと思えず、醜いものに悦を覚える。
そして、最古の英雄王のような傲岸な王であろうと受け入れる男だ。
ヴォルデモートは暴君だ。その振る舞いに加え、度重なる魔術実験によって変貌した姿は多くの人を魅了したかつての見る影も無い。

暴君をも受け入れる破綻者にして聖職者に、この蛇の言葉は魅力的か、それとも……




◇  ◇  ◇

「ヴァルネラ・サネントゥール(傷よ、癒えよ)」

呪文を唱え傷を癒す。
負傷もローブの裂傷も出血もこれで問題ない。

咄嗟に無言で放ったインペディメンタ〈妨害呪文〉、スキル:暴君の効果、身を隠す〈目くらまし術〉、〈飛翔術〉でなく箒で飛行し、即座に〈姿くらまし〉。
〈呪詛返し〉や〈盾の指輪〉は役立たなかったが、準備がなければ軽傷ではすまなかったな。
危険を冒した甲斐もあった。

まずセイバー。
奴の振るう剣は盾の指輪の結界を破るでなく無力化してきた。
何らかの魔術師の影響を受けているらしく、また王道を行く『グリフィンドールの剣』などとは異なる起源だろうが間違いない。
あれは……勇者の剣だ。
となれば奴も勇者であるということになり、その性質を読み取れる。
勇者は、敵地で手にしたアイテムや敵の落とした物を活用しようとする。
あの手帳も、捨てはしまい。
手帳の文章と会話が成り立つのに違和感を覚えなくなり、奴らがルシウスやベラのような愚か者ではないと確信できたなら……俺様の日記を持たせても良いかもしれん。

そして言峰綺礼。
なんたる男、これほど闇の陣営に属するに相応しい男を見るのは初めてかもしれん。
心をこじ開け、見えたのは奴の名にサーヴァントのクラス、そして奴の歪んだ願望!
生粋の闇の住人が、善などという間違った価値観を持とうとして苦しんでいる。なんと愚かで愛おしい。
だが俺様は寛大だ。愚かな後進を導くのも先達たる英霊の務めよ。
あの男が自らに向き合ったとき、それは俺様の門戸を叩くときであろう。

学園でできる動きはひとまずこのくらいか。
あとは、もう一つ。
ケイネスの元へと戻り、今後のことを話す。

『ケイネス』
『はっ、我が君。こちらに異常はありません』
『ならよい。ケイネスよ、職務を済ませ次第、我らはルーラーとの同盟を模索するぞ。そのつもりでいろ』
『なっ!?ルーラーと、ですか?』
『そうだ』

この聖杯戦争における最強のサーヴァント。それは令呪を有するルーラーだ。
そしてこの聖杯戦争で敵ではないと断言できるサーヴァント。それも裁定者たるルーラーだ。
あれは甘い所はあるようだが、聖杯戦争の裁定者としてはあれで十分ということだろう。
侮ってかかるのは魔術の何たるか、伝統の重みを知らぬ者でもなければ在り得まい。

『で、ですが我が君。ルーラーはあくまで中立。
 いくら我が君といえどあやつを味方につけるのは難しいのでは?』
『中立、確かにそうだろう。だが聖杯戦争のルールに違反するものにとっては?
 ましてや聖杯戦争に反抗しようなどと考える愚か者に対してはどうだ?
 そもそも格式ある儀式に敬意を払えぬ者は聖杯戦争の参加者なのか?
 ……これらはルーラーにも無視できぬ敵になり得る。そしてそいつらはサーヴァントを従えている以上俺様にとっても敵だ』

シオン・エルトナムは聖杯に対して未だ疑心を持っている。
加えて先刻、教会を訪れた乗り気でない小娘がいたのを蛇から確認した。
通達で違反者が出たことも聞いた。
聖杯戦争に反し、ルーラーに処断されかねない者はいる。

無論だからと言ってただの利害の一致だけでは組めん。
通達から察するに違反行為が発覚しても奴はその詳細までは判別できず、罪を露わにせねば処断せんのだろう。
加えて食事を配達してきたNPCの記憶を見たところ、ルーラーがB-4地区の調査に出向いていたのがわかった。
一応追加の情報を得るため〈服従の呪文〉をかけ放ったが、ルーラーの姿が確認できただけで上々だ。
B-4のそれが重大な違反だから出向いただけかもしれん。
それでもなんらかの目を放てるならこれだけ騒がしい学園にも向かわせるはずだし、ルーラー1人だけで調べる必要はない。

ルーラーは高確率で使い魔などの情報把握手段は持っていない。
ならば俺様の蛇は奴にとって欲しい手札のはず。自ら出向くにしても〈姿くらまし〉、〈移動キー〉、〈煙突飛行粉〉、空飛ぶ箒や絨毯など用意してやれる。
提示できるのはそのあたりか。

『もし組めずとも問題はない。奴から俺様に危害を加えることはまずないだろうからな』
『それは……そうでしょうが』
『だがルーラーの敵になり得る者のことを教えておけば、処断の動きが早まる可能性がある。
 それに「ルーラーとの同盟を断られた。奴はすでに誰かから情報提供を受けている可能性がある」などと噂すれば裁定者に反抗するものを煽れるかもしれん。
 そうして煽られた愚者を、ルーラーが処分してくれるかもしれんのだ。話に行って損はない』
『なるほど。我が君が手を下すまでもない相手はルーラーに始末させると』
『そうだ』

そして、ケイネスにも伝えていない情報。
俺様の真名。
ルーラーの真名看破も、俺様の宝具が防いでいたなら。
父の館も墓もただ再現されただけで、何の意図もないなら、我が名も駆け引きの材料となろう。

シオン・エルトナムも、言峰綺礼も、あの穢れた血も我が術をいくつか目の当たりにした。
だが奴らは我が名に至るどころかその考察すらできまい。
なぜなら

I AM LORD V『O』L『D』EM『O』RT.
(俺様はヴォルデモート卿だからだ)



【C-3 /月海原学園、職員用通用口/一日目 夕方】

【言峰綺礼@Fate/zero】
[状態]健康
[令呪]残り三画
[装備]黒鍵
[道具]変幻自在手帳
[所持金]質素
[思考・状況]
基本行動方針:優勝する。
0.愉悦を覚えるなど……断じて許されることではない……!
1.学園を出る。
2.黒衣の男とそのバーサーカーには近づかない。
3.検索施設を使って、サーヴァントの情報を得たい。
4.トオサカトキオミと接触する手段を考える。
5.真玉橋や屋上にいた女(シオン)の住所を突き止め、可能なら夜襲するが、無理はしない。
6.この聖杯戦争に自分が招かれた意味とは、何か―――?
7.憎悪の蟲に対しては慎重に対応。
8.蛇使いのサーヴァント(ヴォルデモート)に対し興味。
[備考]
※設定された役割は『月海原学園内の購買部の店員』。
※バーサーカー(ガッツ)、セイバー(ロト)のパラメーターを確認済み。宝具『ドラゴンころし』『狂戦士の甲冑』を目視済み。
※『月を望む聖杯戦争』が『冬木の聖杯戦争』を何らかの参考にした可能性を考えています。
※聖陣営と同盟を結びました。内容は今の所、休戦協定と情報の共有のみです。
 聖側からは霊地や戦力の提供も提示されてるが突っぱねてます。
※学園の校門に設置された蟲がサーヴァントであるという推論を聞きました。
 彼自身は蟲を目視していません。
※トオサカトキオミが暗示を掛けた男達の携帯電話の番号を入手しています。
※真玉橋がマスターだと認識しました。
※寺の地下に大空洞がある可能性とそこに蛇使いのサーヴァント(ヴォルデモート)や蟲の主(シアン)がいる可能性を考えています。

【セイバー(オルステッド)@LIVE A LIVE】
[状態]通常戦闘に支障なし
[装備]『魔王、山を往く(ブライオン)』
[道具]特になし。
[所持金]無し。
[思考・状況]
基本行動方針:綺礼の指示に従い、綺礼が己の中の魔王に打ち勝てるか見届ける。
1.綺礼の指示に従う。
2.「勇者の典型であり極地の者」のセイバー(ロト)に強い興味。
3.憎悪を抱く蟲(シアン)に強い興味。
4.強い悪意を持つ蛇を使うサーヴァントに興味。
[備考]
※半径300m以内に存在する『憎悪』を宝具『憎悪の名を持つ魔王(オディオ)』にて感知している。
※アキト、シアンの『憎悪』を特定済み。
※勇者にして魔王という出自から、ロトの正体をほぼ把握しています。
※生前に起きた出来事、自身が行った行為は、自身の中で全て決着を付けています。その為、『過去を改修する』『アリシア姫の汚名を雪ぐ』『真実を探求する』『ルクレチアの民を蘇らせる』などの願いを聖杯に望む気はありません。
※B-4におけるルール違反の犯人はキャスターかアサシンだと予想しています。が、単なる予想なので他のクラスの可能性も十分に考えています。
※真玉橋の救われぬ乳への『悲しみ』を感知しました。
※ヴォルデモートの悪意を認識しました。ただし気配遮断している場合捉えるのは難しいです。


【C-3 /月海原学園、教職員室/一日目 夕方】

【ケイネス・エルメロイ・アーチボルト@Fate/Zero】
[状態]健康、ただし〈服従の呪文〉にかかっている
[令呪]残り3画
[装備] 月霊髄液(ヴォールメン・ハイドラグラム)、盾の指輪
[道具]地図 、自動筆記四色ボールペン
[所持金]教師としての収入、クラス担任のため他の教師よりは気持ち多め?
[思考・状況]
基本行動方針:我が君の御心のままに
1.職務が終わりしだい、キャスターと共にルーラーのもとへ。
2.他のマスターに疑われるのを防ぐため、引き続き教師として振る舞う
3.教師としての立場を利用し、多くの生徒や教師と接触、情報収集や〈服従の呪文〉による支配を行う
[備考]
※〈服従の呪文〉による洗脳が解ける様子はまだありません。
※C-3、月海原学園歩いて5分ほどの一軒家に住んでいることになっていますが、拠点はD-3の館にするつもりです。変化がないように見せるため登下校先はこの家にするつもりです。
※シオンのクラスを担当しています。
※ジナコ(カッツェ)が起こした暴行事件を把握しました。
※B-4近辺の中華料理店に麻婆豆腐を注文しました。
→配達してきた店員の記憶を覗き、ルーラーがB-4で調査をしていたのを確認。改めて〈服従の呪文〉をかけ、B-4に戻しています。
※マスター候補の個人情報をいくつかメモしました。少なくともジナコ、シオン、美遊のものは写してあります。

【キャスター(ヴォルデモート)@ハリーポッターシリーズ】
[状態]健康、魔力消費(中)
[装備] イチイの木に不死鳥の尾羽の芯の杖
[道具]盾の指輪(破損)、箒、変幻自在手帳
[所持金]ケイネスの所持金に準拠
[思考・状況]
基本行動方針:聖杯をとる
1.ケイネスの職務終了次第ルーラーとの同盟のため動く。上手くいかなかった場合ルーラーに敵対するものを煽り、それをルーラーに処断させるべく画策する。
2.綺礼に強い興味、連絡に期待。エルトナムも一応期待しているが、アーチャーには警戒。
3.〈服従の呪文〉により手駒を増やし勝利を狙う。
4.ケイネスの近くにつき、状況に応じて様々な術を行使する。
5.ただし積極的な戦闘をするつもりはなくいざとなったら〈姿くらまし〉で主従共々館に逃げ込む
6.戦況が進んできたら工房に手を加え、もっと排他的なものにしたい

[備考]
※D-3にリドルの館@ハリーポッターシリーズがあり、そこを工房(未完成)にしました。一晩かけて捜査した結果魔術的なアイテムは一切ないことが分かっています。
 また防衛呪文の効果により夕方の時点で何者か(早苗およびアシタカ)が接近したことを把握、警戒しています。
※教会、錯刃大学、病院、図書館、学園内に使い魔の蛇を向かわせました。検索施設は重点的に見張っています。
 この使い魔を通じて錯刃大学での鏡子の行為を視認しました。
 また教会を早苗が訪れたこと、彼女が厭戦的であることを把握しました。
 病院、大学、学園図書室の使い魔は殺されました。そのことを把握しています。
 使い魔との感覚共有可能な距離は月海原学園から大学のあたりまでです。
※ジナコ(カッツェ)が起こした暴行事件を把握しました。
※洗脳した教師にここ数日欠席した生徒や職員の情報提供をさせています。
→小当部の出欠状況を把握(美遊、凛含む)、加えてジナコ、白野、狭間の欠席を確認。学園は忙しく、これ以上の情報提供は別の手段を講じる必要があるでしょう。
※資料室にある生徒名簿を確認、何者かがシオンなどの情報を調べたと推察しています。
※生徒名簿のシオン、および適当に他の数名の個人情報を焼印で焦がし解読不能にしました。
※NPCの教師に〈服従の呪文〉をかけ、さらにスキル:変化により憑りつくことでマスターに見せかけていました。
 この教師がシオンから連絡を受けた場合、他の洗脳しているNPC数人にも連絡がいきヴォルデモートに伝わるようにしています。
※シオンの姿、ジョセフの姿を確認。〈開心術〉により願いとクラスも確認。
※ミカサの姿、セルベリアの姿を確認。〈開心術〉によりクラスとミカサが非魔法族であることも確認。
 ケイネスの名を知っていたこと、暁美ほむらの名に反応を見せたことから蟲(シアン)の協力者と判断。
※言峰の姿、オルステッドの姿を確認。〈開心術〉によりクラスと言峰の本性も確認。
※魔王、山を往く(ブライオン)の外観と効果の一部を確認。スキル:芸術審美により真名看破には至らないが、オルステッドが勇者であると確信。
※ケイネスに真名を教えていません。



※現在の時刻は少なくともB-4での鬼眼王出現前です。

[地域備考]
※月海原学園の検索施設は図書室に在ります。操作法などは図書館と概ね共通です。
※月海原学園は度重なる事件を警戒し、集団下校をしています。また定時制も休校になりました。
 二日目以降はどうするかまだ決定していません。決まり次第連絡網やメールなどが回るでしょう。
※月海原学園が把握する限りのジナコについての情報が警察に渡されています。


[呪文等一部解説]
「オブリビエイト〈忘れよ〉」

「忘却術」「記憶修正術」。対象の記憶を修正・消去する。術者の力量次第では、対象の持つ全ての記憶を消去することも可能。
忘却術は強力な魔法使いなら破ることができる。

「ヴァルネラ・サネントゥール(傷よ、癒えよ)」
傷はおろか、流れ出た血や破れた服まで元通りにする癒しの術。
小説では「歌うような呪文」という記述がある。

「インペディメンタ〈妨害呪文〉」
対象を妨害し、その物や人の動きを遅延・一時停止させる。

「姿くらまし」
人物欄参照。
捕捉として、発動が完璧でない場合体の一部がちぎれて置いてけぼりになる「バラけ」と言う現象が起こることがある。
今回では体に食い込んだエーテライトを認識しておらず、「バラけ」た。

「箒」

原典世界で唯一飛行の補助礼装として魔法省が許可している道具。
カビの生えた木の枝であろうと〈飛行呪文〉をかければ一応跳べるようにはなるが、形とか素材とか工夫した方が速さや安定性は出るらしい。
教室の掃除用具入れの箒に〈飛行呪文〉をかけた。速度は少なくともヴォルデモートの〈飛翔術〉よりは速い。
原作では他に絨毯や車、バイクなどを飛ばすようにも出来るので結構何でもアリ。

「変幻自在手帳」
元ネタは不死鳥の騎士団においてハーマイオニーが作った金貨。
これの日付を変更すると他の皆の持っている金貨も日付が変わるのでそれで集合のタイミングを決めていた。
〈変幻自在術〉という術をかけたものが片方の変化に呼応して自身も変化する。
ハーマイオニーはこれを闇の印からヒントを得たらしい。
今作品では手帳。メッセージのやりとりはしやすくなった。





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130-b:原罪-Mudblood- 投下順 131:悪意の所在
130-b:原罪-Mudblood- 時系列順 121:selector infected N.A.R.A.K.U

BACK 登場キャラ:追跡表 NEXT
130-b:原罪-Mudblood- ケイネス・エルメロイ・アーチボルト&キャスター(ヴォルデモート
言峰綺礼&セイバー(オルステッド