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相良宗介&ライダー ◆4920cUVuOE


相良宗介 推定年齢16歳。

いつものむっつり顔にへの字口ではない、解りやすく焦りの色を浮かべた顔で彼は小さく呻く。
何を焦っているのか。その理由は聖杯戦争に参加させられた……からではない。

事の切欠はナムサクへ向かう途中、声を掛けてきた露天商。
方舟や聖杯の事など、何やら色々説明しながら小さな木片を売りつけようとしてきた。
通常なら「ナンセンスだ」と切り捨てているところだが、その商人が余りにしつこかったからなのか
、詐欺にしては良心的すぎる値段であった為か、ここ一年余りで超常現象の類にすっかり慣れてしまい、信じる気にさせたのか、
現在置かれた状況的に藁にも縋る思いもあったのか、
或いはその全てが原因なのか。兎に角、宗介はその木片を購入してしまった。
その後、彼は『予選』を突破する事になる。

よって、初めは大層驚きはしたものの、予め情報を仕入れていた分そこまで焦る様な事はなかったのだ。
では、何が問題かと言うと、その先だ。
令呪が刻まれる――予選を突破したのだから当然の事だ、問題ない。
聖杯より与えられた知識――やはり多少驚きはするも、これ自体には問題ない。
サーヴァント――記憶が戻ってから一時間は経過したが、現れない。問題だ。

「どうなっている?」

もう何度目になるか、令呪の確認を行うも右手にしっかり刻まれているのが確認できる。
与えられた知識を探っても、サーヴァントが現れない理由が分からない。むしろ知識がある事が焦りを加速させる。
サーヴァントには通常兵器では対抗できない。それは当然宗介の持ち込んだ装備も例外ではない。
以前銃弾が効かない人間と戦った事があるからこそ、その恐ろしさはよく分かる。

(この付近一帯には数十人の大貫さんが敵として潜んでる様なものか)

通りに複数同時に現れる陣代高校最強の男の図を想像し、思わず震え上がる。
まあそんな勝手なイメージは置いておくとしても、そのサーヴァントに対抗するならこちらもサーヴァントをぶつければいい話なのだが、
肝心のサーヴァントが現れてくれないのだから頭を抱えたくもなる。状況は絶望的だ。

「お」

小さく声を漏らす。この状況下で不意に頭に浮かんだ言葉、その頭文字。
それはとある町に置いて、苦難を前に挫けそうになった時、諦めそうになった時、絶望しそうになった人々が叫ぶ言葉。

「お」

それこそが宗介がサーヴァントと契約した証、サーヴァントをこの場に呼び寄せる為に必要だった言葉。
その名も――


「おうえんだーん」

「押忍!!」

直後、近くの扉が大きな音を起て開かれる。
現れたのは、長ランを着込み、頭には赤い鉢巻、そしてちょんまげとリーゼントが融合した様な奇妙な髪型をした一人の男。
この男こそが宗介のサーヴァント。人は彼を応援団と呼ぶ。


               それ
「行くぜェ! 参、弐、壱、GO!」

突然現れた男は何処からともなく流れてきた歌、太鼓や笛の音に合わせて踊りだす。
否、これは踊りでは無い。応援の型だ。
爽やかな曲調の歌、荒々しい太鼓、一見耳障りな笛、それらはミスマッチな様にも思えた。
だが、それらのリズムに完璧に『乗る』男の型が加わることで一種の芸術と言えるレベルまでの物になっていた。

「フレー! フレー! 少年!」

そして、それは熱い魂が込められたエールとして全て自分一人に向けられてる。
これだけの質の応援を貰ったのだ、例え絶望の淵であっても応援に『乗せられて』奮起しない者など居るのだろうか。いや、居まい。
そう、先程まで頭を抱えていた少年も、熱い応援に乗せられてやる気を取り戻していた。

(何を弱気になっていたのだ俺は。銃弾の効かない相手? そんなもの敵のラムダ・ドライバ搭載ASと変わらないではないか)
(それに、何も全ての敵を俺一人が倒すのが勝利条件ではないのだ。動くのは数が減った頃からでいいだろう)

ザックを開けて現在の装備を確認する。
自動拳銃、ナイフ、手榴弾と催涙ガスとスタングレネードが各2つ、それと爆薬。

(もう少し強力な銃器が欲しいところだが、無い物強請りはしてもしょうがない。それに、殺すだけなら拳銃やナイフでも十分だ)
(戦闘は極力避け、チャンスが来次第サーヴァントは無視し敵マスターを速やかに抹殺……問題ない)
(それよりも、今は食料と医療品の持ち合わせが無い事の方が重要だな)

確認を終え次第荷物をしまう。

(兎に角状況は厳しい。だが、あのままアマルガムと戦う道の方がより厳しいものだったろう)
(これはチャンスだ。必ず聖杯は手に入れる。その力で必ず……)
「もう大丈夫な様だな」

不意に声を掛けられて顔を上げる。先ほど応援してくれた男だ。
その瞬間、宗介は自分がこの男に対して今まで一切の警戒をしていなかった事実に驚いた。
余程注意力が下がっていたのか、それともこの男の力なのか。どちらにせよ敵ではなさそうだが、以降は警戒するに越したことはないだろう。

「肯定だ。先の応援感謝する」

立ち上がり、綺麗な敬礼を取りながら当り障りのない返答をする。
それにしても一体何者なのだろうか。そこで、ある可能性に気がついた。先ほどまで頭を抱えていた問題の事だ。
試しに確認してみたところ……思わず顔を引き攣らせてしまう。

「お、おまえが俺のサーヴァント……か」
「押忍! ライダーのサーヴァント、一本木龍太。よろしく頼む」
「あ、ああ、相良宗介だ。こちらこそよろしく頼む」

ライダー、一本木が差し出した手を握り取り敢えず自己紹介は終える。
自分の目で確認もしているし、この男がサーヴァントなのは間違いないのだろう、しかし、これは……

【クラス】ライダー
【パラメーター】
 筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運C 宝具E

(結局サーヴァントは当てには出来んか……)

宗介は大きく肩を落とした。




応援 大 成 功!!


【マスター】相良宗介@フルメタル・パニック!

【参加方法】
 ゴフェルの木片による召喚。露店で情報と共に購入。

【マスターとしての願い】
 アマルガムに対抗できるだけの力を手にする。

【weapon】
 『グロック19(装弾数15+1、予備カートリッジ*4)』『グルカ・ナイフ』『手榴弾*2』『催涙ガス*2』『スタングレネード*2』『爆薬と起爆信管』

【能力・技能】
 兵士としては一流の技能。一通りの事は熟せる。
 また、AS(アーム・スレイブ)というロボットの操縦も可能だが、ここでは意味のない技能。

【人物背景】
 フルメタル・パニック!の主人公。
 飛行機墜落事故の生還者→ロシアの暗殺者→アフガンゲリラ→傭兵という経歴を持つ戦争ボケ。
 今回は原作長編8巻「燃えるワン・マン・フォース」プロローグ辺りからの参戦。
 詳しく書くと長くなりすぎるので省略。

【方針】 
 まずは買い物。
 戦闘では自身のサーヴァントは当てにせず、敵サーヴァントの隙を見てのマスターへの直接攻撃だけに専念。



【クラス】ライダー

【真名】一本木龍太@押忍! 闘え! 応援団

【パラメーター】
 筋力E 耐久E 敏捷E 魔力E 幸運C 宝具E

【属性】
 混沌・善

【クラススキル】
 騎乗:E-
 リズムに乗り、マスターを乗せる。このライダーは生物や乗り物への騎乗を必要としない。

 対魔力:D
 一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
 魔力避けのアミュレット程度の対魔力。

【保有スキル】
 気配感知:A++
 気配を感じ取ることで、効果範囲内の状況・環境を認識する。ただし助けを求ているマスターの気配限定。

 熱き魂:C
 彼の役割は魂を込めたエールを送り、マスターやその仲間たちを鼓舞する事。
 しかし、逆に応援される立場となった時は耐久が二段階ランクアップする。

【宝具】
『孤高の応援団(エリート・ビート・エージェント)』
 ランク:E 種別:結界宝具 レンジ:??? 最大補足:???
 人生にはくじけそうになっても、やらなきゃならない時がある。あきらめちゃいけない事もある。そんな彼らのがんばりを見守るヤツらがここにいる。
 どこからともなく現れて、エールの嵐を巻き起こす、彼らの逸話が一種の固有結界と化したもの。
 その応援自体には特殊な力などは存在しない。魂を込めたエールを受け取り奮起した者が、自力で苦難に打ち勝つのだ。
 また、この空間内にるライダーはエールをしっかり対象へ届けつつも、その場に居る全ての者からは気にされないし邪魔にもならない。
 メタ視点ではこの空間の位置は下画面。

【weapon】
 応援こそが唯一にして最大の武器。

【人物背景】
 任天堂の応援リズムアクション『押忍! 闘え! 応援団』(NDS)の主人公的立場の男。
 応援団のリーダーで熱血漢。ちょんまげとリーゼントが融合した様な独特の髪型とダイナミックプロを思わせる鋭利なモミアゲが特徴。
 その熱き魂は、周囲の人々まで巻き込んで、苦難に立ち向かう闘志を沸かせる。
 尚、彼はリーダーであって応援団の団長ではない。団長は別に居る(百目鬼 魁)ので注意。

【サーヴァントとしての願い】
 マスターが目的を達成するのを見届ける。

【基本戦術、方針、運用法】
 応援。