夜神月&キャスター ◆ACrYhG2rGk


夜神月の正体はキラである。







「なあ月、ちょっと面白い話があるんだけどよ」

「なんだいリューク、今忙しいんだ。気を散らさないでくれ」

「まあそう言うなよ。Lを殺してからこっち、最近退屈してたんじゃないか?」

「馬鹿言うな、やることは山ほどあるんだ。対外的にはLは死んでなどいないんだからな。
 ……だがまあ、そうだな。確かに……Lほど手強い奴はいなかった。あんな緊張感を味わうことはもうないだろうな」

「だろう? だからよ、俺様お前にちょっとしたプレゼントがあるんだ」

「プレゼント?」

「ああ、きっと気にいると思うぜ。お前にやったデスノート、あれな、死神界に生えてるゴフェルの木って木から作ったもんなんだよ」

「ゴフェルの木? 確か、聖書に出てくるノアの箱舟の素材だったか?」

「よく知ってんな。それそれ、それだよ。でだな、今回死神大王がそのゴフェルの木に異変があるっつってな。
 どうも木が別の世界にある別の木に呼ばれてるんだってよ」

「別の世界? 人間界でも死神界でもない別の世界か?」

「おうよ。でだな、その世界で面白いイベントがやってるんだってよ――」



「――と、言うわけですよ閣下」
「ふむ、死神か。余の部下にも一人おったが、どこの世界でも享楽を是とする性は変わらんらしい」

夜神月の前には、一人の老人がいる。
聖杯戦争の枠組みに当てはめれば、キャスター――真名は大魔王バーン。

「しかし、な。まさか余を召喚できるものがおるとは、わからんものよ」
「新世界の神と大魔王ならば、釣り合いがとれてもおかしくはないでしょう」
「自ら神を名乗るか。フフフ……よかろう、気に入ったぞライトよ。
 新世界の神とやらがこの大魔王を御しきれるか否か……見せてみるが良い」

本来ならば月が聖杯を求める理由はない。月を阻むLはもういないのだから。
だが、違う世界……ことに、リュークのような死神ではない人間が住まう世界の存在を知ってしまったからにはそうは行かない。
神は存在する世界全てを管理せねばならない。
ゆえに、聖杯を用いて月は本物の神となる。
不老不死、全知全能、陰ることなき満月の如き絶対の存在に。

(デスノートは持ち込めた。そして僕のサーヴァントは大魔王……ククク、負ける要素は何一つない。
 ここで聖杯を手に入れれば僕は本物の神となれる。L、見ているか……?
 お前には何もできない。僕が神となる瞬間をあの世から見ているがいい!)

夜神月。
月の名を持つ死神が方舟に乗り込んで目指す先は、神の法に守られた新世界か。
それとも死が支配する暗黒の大地なのか。

答えはデスノートにのみ記される。



【マスター】
夜神月@DEATH NOTE
【参加方法】
デスノートの紙の素材がゴフェルの木片だった
【マスターとしての願い】
新世界の神になる
【weapon】
デスノート マスターの本名を書き込むと対象を死亡させられる。サーヴァントには効果なし。今回、リュークは付属していない。
【能力・技能】
頭脳明晰・容姿端麗・スポーツ万能、いろいろとハイスペックな大学生。
ハッキング能力にも優れ、おそらく喧嘩も強い。
しかし何よりも特筆すべきは世界を意のままに操った悪魔的な頭脳。
【人物背景】
警察官の息子に生まれ、強い正義感を育むも世にはびこる悪に対し苛立ちを感じていた。
そんなとき、名前を書き込んだ人物を殺害できる死神のノート「デスノート」を手にしたことから、持ち前の正義感を「執行」できるようになり、歪んでいく。
そして彼は独善的な価値観のもと次々と犯罪者を処刑するサイコキラー……「キラ」となり、世界を裏から支配線と暗躍し始めた。
やがて現れた自らと対等の頭脳を持つ世界一の探偵・Lを壮絶な心理戦の果てに殺害し、彼を止める者はいなくなる。
彼は自らを新世界の神と位置づけ、世界もまた彼の思う通りに推移していく。
Lの忘れ形見……否、「Lを継ぐ者」が現れるまでは。
【方針】
まずは身を潜め、情報を収集しつつキャスターの陣地を構築する。
しかるのち適当なマスターを見繕ってデスノートで支配し、手駒にする


【CLASS】
キャスター
【真名】
大魔王バーン@ドラゴンクエストダイの大冒険
【パラメーター】
筋力D 耐久C 敏捷E 魔力EX 幸運B 宝具B
【属性】
秩序・悪
【クラススキル】
陣地作成:D…宝具「大魔宮の柱」を開放した地点より半径100mに結界を張る。
         結界内ではバーンが指定する対象は徒歩・転移など手段を問わず結界外への脱出は不可能となる。
         この効果は「大魔宮の柱」が破壊されるか、バーン本体の魔力が弱まらない限り継続する。
道具作成:-…生前のバーンは自らの武器を魔界一の名工であるロン・ベルクに作らせた。そのため道具作成スキルは失われている。
【保有スキル】
魔力放出:C…魔族の戦闘エネルギーである暗黒闘気を操り、身体能力を増幅する。
         老年時のバーンは魔法戦闘を得意とするため、闘気の総量そのものは竜の騎士などの戦士には及ばない。
         本来の肉体であれば闘気量は爆発的に増大するが、老年体のため2ランクダウンしている。
高速神言:A…バーンが有する膨大な魔力は、通常の魔法使いが呪文を使用する際に行う「魔法力の増幅」という手順の省略を可能とする。
         これによりバーンは二つの呪文を全く同時に行使することが出来る。
         本来の肉体であればさらにもう一度行動判定が付加されるが、老年体のため1ランクダウンしている。
魔力貫通:A…かつて部下に与えた魔法を反射する伝説の武器「シャハルの鏡」を、純粋な魔法の負荷で破壊したことから生まれたスキル。
         二つの魔法を同時に使用した時、Aランク以下の対魔力を無視してダメージを与えられる。
【宝具】
「光魔衝撃(カラミティウォール)」
ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:30人
 魔界の名工ロン・ベルクにより制作された大魔王専用の杖。使用者の魔力を無尽蔵に吸収し、光の刃として形成する。
 この光刃から噴射されるエネルギー衝撃波「カラミティウォール」は、前方に直進しつつ呪文や闘気の技を防ぐ攻防一体の技。
 武器の特性としては単純なものだが、使用するバーンの魔法力が膨大なため結果的に最強の武器となる。
 しかし使用中は常に大量の魔法力を消費するため、あまりに長時間の使用はバーンを以ってしても魔法力の枯渇を招く。
「大魔宮の柱(ピラァ・オブ・バーン)」
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:300人
 かつての居城「大魔宮(バーンパレス)」の柱。落着した地点から半径100mに結界を展開する。
 空から落ちてくる質量兵器であるため精密な狙いはつけられないが、この宝具の真価は落着した後にある。
 結界内ではバーンの耐久が1ランクアップし、さらにHPが一定時間ごとに自動回復する効果を得る。
 さらに、バーンの魔力によって頂点部に装備された魔力爆弾「黒の核晶」が起爆させることができ、結界内を焼き尽くす大爆発を起こす。
 一度結界に取り込まれると、柱を破壊するかバーンの魔力を弱めなければ脱出できないため、一度開放すれば回避が困難となる必殺の宝具。
【weapon】
光魔の杖 魔力を糧に光の刃を噴出させる。バーンの超絶的な魔力を吸収した時の攻撃力は伝説の武器を上回るほど。
【人物背景】
 かつて魔界より地上に進軍し、人間の国を次々と滅ぼした魔界の王。
 その力は地上界・魔界そして神々の棲まう神界において並ぶものなしとされる。
 が、人間たちの猛反撃と、神々が地上に遣わした悪を倒す安全装置たる「竜の騎士」に破れ、完全に消滅した。
 今回はキャスターとして現界したため、本当の肉体は封印されている(本来の肉体を備えたバーンの力は神々すらも凌駕し、サーヴァントとして再現しきれないため)。
【サーヴァントとしての願い】
 敗北を拭い去る
【基本戦術、方針、運用法】
 魔力放出による身体能力の底上げ、対魔力スキルによる対魔力の貫通ができるため、キャスターでありながら三騎士との戦いを苦にしない。
 しかし宝具「光魔の杖」を使用したまま長期戦にもつれ込むとさすがに魔力が枯渇するので、何らかの方法で魔力源を確保しておく必要がある。 
 一度陣地を構築してしまえば戦力増加・敵の撤退を防ぐなど、盤石となる。なるべく早く足元を固めよう。