ジョンス・リー@エアマスター、アーチャー ◆hqLsjDR84w


 吸血鬼・アーカードは、自身に与えられた機会に思わず目を見開いた。
 『どこにもいなく』なった自分を『どこにでもいられる』ようにするため、己のなかで己の命を一匹だけ残して殺し尽くしている半ばであった。
 これまで喰ってきた三百万をゆうに超える命のうち、逃げずに向かってくる人間はあらかた殺し終え、喰われてなお逃げる犬どもを手にかけんとしていたはずだ。

 犬どもを始末していた最中に――英霊として召喚された。

 聖杯という名の願望実現機を手に入れるための戦争に。
 弓兵(アーチャー)のクラスを宛がわれたサーヴァントとして。

 なるほど、とアーカードは胸中で呟く。
 己のなかの犬どもを始末する作業に飽き飽きし、向かってくる人間との闘争を求めて数年経っていた。
 であるならば、アーカードという名の吸血鬼が聖杯によって召喚されるのも、理解できないことではない。

 周囲を見渡すと、現在地は己のなかのように血で塗れた空間ではなく寂れ切った廃ビルであった。
 ほとんどが割れてしまっているガラスを見るに、階層はおそらく三階以上であろう。
 その中心に、マスターと思しき男は立っていた。

 アーカードを前にしてなお、ポケットに手を突っ込んだままなんでもないように立っていた。

 ホスト風に着こなしたスーツ。
 汚れ一つない真っ白なローファー。
 同じく白い無造作な髪の下には、獣のように鋭い切れ長の瞳。

 人間離れした威圧感を放っているものの、明らかに魔力を帯びていない。
 それでもサーヴァントであるアーカードには、彼がマスターであることはすぐに理解できた。

「人間(ヒューマン)、お前が私を召喚したようだな。
 我が名はアーカード。弓兵(アーチャー)のサーヴァントとしてクラスを宛がわれた」
「そうか。
 俺ァ……まあ名乗るほどのもんじゃあないんだけどな。
 八極拳士のジョンス・リーだ。ただの八極拳士だ。魔術だのに心当たりなんぞない」

 ぶっきらぼうに言ってのけたジョンスは、ポケットに突っこんだままだった右手を出す。
 その手には、小さな木片が握られていた。

「吹っかけてきた雑魚(チンピラ)が持ってた『なんでも願い事が叶うお守り』とやらを持ってたら、こんな場所にいたもんでな」
「くくっ、なんでも『なんでも願い事が叶う』か。あながち間違いではあるまい」
「まあ、いまではわかるけどな。
 ……生きててよかったよ。お前のようなヤツに遭えるんだからな」

 短く返して、ジョンスは木片をポケットに戻し――腰を低く落とした。
 同時に右手は軽く前に出して、左手は引く。
 その流れるような動作において、アーカードを見据える視線がぶれてしまうことはない。

「なんのつもりだ、マスター?」

 問いかけていながら、アーカードにはわかっていた。
 思わず口元が緩んでしまいそうになるのを抑えて、一応尋ねたのだ。
 すると、ジョンスは抑えようともせずに口元を緩めて、構えを――八極拳の構えを崩さぬまま返答する。

「眠たいこと言わせるなよ。
 お前みたいなヤツのことは一目でわかるさ。
 お前がどういう人間で、なにを求めて来たのか。
 どれだけどういう輩との戦いを求めて、どれほどまでに待ちわびていたのか」

 ジョンスは微動だにしない。
 ただ、踏み締めているコンクリート製の床に、音を立てて亀裂が入った。

 ジョンスは微動だにしない。
 ただ、踏み締めているコンクリート製の床に、音を立てて亀裂が入った。


「俺も『そう』だからな」


 ジョンスが言い終える前から、アーカードは笑みを抑えきれなかった。
 肉食獣よりも鋭利に研ぎ澄まされた犬歯を露にして、紋様の描かれた手袋の下にある手で拳を作る。


「いいだろう、人間……いや我が主(マスター)――――闘争を始めよう」


 かつかつと廃ビル内に足音を響かせて、ジョンスの元へと歩み寄っていく。
 相手は八極拳。それも、真の八極拳。
 八極拳使いも喰ったことがあるため、その『制空権』は理解している。
 理解していながら、アーカードは制空権内に躊躇なく踏み込んでいく。

 次の瞬間、ほとんど同時にいくつもの音が響いた。

 ジョンスが踏み締めた床が陥没し、下の階へと落下した鈍い音。
 踏み込みと同時に一気に腰を捻り、出していた右手を引き引いていた左手を出す風を切る音。
 加速させた身体のエネルギーをすべて乗せた左肘が、アーカードの身体に抉りこまれる鈍い音。
 そして、吹き飛んで行ったアーカードが壁に叩き付けられた派手な破壊音と、遅れて廃ビル全体が振動する低い音。

 アーカードというサーヴァントは召喚されて五分も経たぬうちに、瓦礫のなかへと埋まってしまった。


 ◇ ◇ ◇


「あァ……? なんだそりゃ」

 床に埋まった足を引き抜きながら、ジョンスは眉根を寄せる。
 たしかに左肘はアーカードの肉体に突き刺さったはずだし、『勁』を流した感触もあった。

 しかし――おかしい。

 アーカードのような輩と戦ったことがないワケではない。
 だからこそ、違和感があるのだ。
 八極拳の打撃とはいえ、ああいうタイプが一度や二度受けただけで吹き飛ぶはずがない。
 にもかかわらず、吹き飛ぶことがあるとすれば――

 ジョンスのなかに浮かんだ仮説を肯定するように、瓦礫の山からものを叩くような音が響く。
 瓦礫の山が少しずつ崩されていくごとにその音は大きくなっていき、ついに瓦礫の山が均されたときに音の正体は判明した。

 傷一つないアーカードが、称賛するように手を叩いていたのだ。

「やるじゃないか、我が主。
 それほどまでに八極拳を極めたものは、私のなかにさえいない」

 照明のない廃ビルのなかでなお鮮やかな赤いロングコートを翻し、同じく赤い瞳でジョンスを眺めている。
 『自分のなかにいる』という誰かと比べて、ジョンスを褒め称えているのだ。
 ジョンスの勁をたしかに受けたというのに、それによる影響はまるでないと言わんばかりの姿で。

「…………はッ」

 ジョンスの脳裏を過ったのは、かつて戦った『自分とは違うところから来たヤツ』だ。
 一度は勝ち、次に戦ったときには負け、それっきりの男。
 ヤツも自分のなかに八極拳士を飼っていたし、その男とジョンスを比べていた。

 そして、ヤツもまた――初戦では本気ではなかった。

 なにかしら、事情があったのかもしれない。
 初戦で自分のなかに飼っているものを出さなかったのは、彼にも意地があったのかもしれない。

 だが――知ったことではない。

 当然相手も意思がある以上、考えなしだったワケではないだろう。
 だとしても、そんな事情はジョンスには一切関係ない。

 分かり切っていることは、たった一つ。

「お前らは……まったく、この、マジで。
 人様を品定めするみたいに、よ。はっ、ふざけたことを……」

 脱ぎ捨てたスーツジャケットを放り投げて、ジョンスは右手の甲を前に出す。
 アーカードの赤い瞳が見えるように、三画の紋様が刻まれた手をまっすぐに伸ばす。


「『本気で来い』」


 右手の甲に刻まれた紋様のうち一画が、端から消えていって霧散した。
 目を見開いているアーカードに聞こえるように、さらに続けてやる。


「もう一度言う。『本気にさせてやるから来い』」


 さらにもう一画が大気中に溶けて行く。
 アーカードは見開いていた目をさらに見開いたまま、満面の笑みを浮かべて答える。


「了解。認識した。我が主」


 宣言して、アーカードは口ずさむように謳う。
 舞台にでも立っているかのように、仰々しく両手を広げて真っ白い犬歯を露にして大いに謳う。

「――はっ。こいつはまた、随分と隠してたもんだな」

 アーカードが歌い始めたときは眉をひそめていたジョンスが、目の前で始まった光景に思わず吐き捨てる。
 人の形を保っていたアーカードの肉体が、大きくぶれて不定形となっていく。
 肉体全体に真っ赤な瞳が出現したかと思うと、赤黒い液体と化して足元に垂れていき、垂れた端から犬やコウモリといった獣を形成していく。
 ずるりずるりと流れるような音を立てて、アーカードの肉体であった液体は、ジョンスの一撃によって刻まれた亀裂から階下にまで垂れて行く。
 その様子はさながら――

「河だな、こりゃ」

 赤黒い河は流れた端から軋むような音を立てて、なにかを模っていく。
 それが人間であることにジョンスが気付いたときには、もう廃ビル内を無数の兵士たちが埋め尽くしていた。
 剣を携えたもの、馬に跨ったもの、弓矢を背負ったもの、槍を構えたもの、様々な兵士たちが所狭しと並んでいる。

 ――その一番奥に、ヤツが立っている。

 真っ赤なロングコートは血で塗れた鎧と化している。
 艶のあった黒い髪は、ぼさぼさとした手入れの行き届いてないものとなっている。
 しわ一つなかった顔にはいくつものしわが刻まれていて、産毛すら生えてなかった口元には無精ひげが生えている。

 それでも、その男が自身のサーヴァントであると、ジョンスは確信できた。

 兵士たちの割れんばかりの咆哮が響く。
 ただ声を上げただけであるはずなのに、廃ビル全体が振動するようだ。
 四方のみならず上下からも聞こえた辺り、この階層のみならずビル全体あるいは外までも兵士で溢れていることだろう。

 そんな状況においても、ジョンスに恐怖はなかった。
 アーカードに無数の兵士がいるのであれば、ジョンス・リーという男には八極拳がある。
 武器は唯一八極拳しかないが、磨き続けた八極拳がある。
 ならば本気を出してきたことに歓喜こそしても、恐怖を抱く道理はなかった。

「こちらも本気だ」

 腰を低く落として八極拳の構えを取る。
 驚いたような表情をしてから目を細くしてし、もっとも離れた場所にいるアーカードが問いかけてくる。

「人間、どうしてこの状況でも貴様は戦える」
「ふん、言い直せよ。
 本当はよぉくわかってるけど、どうしても本人の口から聞きたいから言ってくれ、ってな」
「くッ、は。はッはははははははッ!」

 笑みを深くするアーカードを見て、ジョンスは確信する。
 かつて一度勝利して敗れた男とは違い、アーカードは理解している。
 理解した上で訊いているのだ。
 ふざけたヤツだと思ったが、答えてやることにした。


「俺は『安いプライド』にしがみついている。
 どんな人間でも『安いプライド』があれば『戦える』んだ。
 なんとだって、どんな化物が相手だって……アイツとだって! お前とだって!!」


 言い切ったと同時に、再びジョンスの足元から亀裂が入る音が響く。
 兵士たちの咆哮と比べればあまりにも微かで、ささやかな音にすぎない。

 だが、それが合図となった。

 せきを切ったように、兵士たちがよりいっそうの雄叫びを上げる。
 迫りくる無数の兵士を目にしても、ジョンスは後退することはない。
 先頭を切ってきた相手を迎え撃って、最大の勁をブチ込まんとしているのだ。
 放つのは先ほどの頂肘ではなく、貼山靠。
 背中を叩きつける分だけ相手に触れる面積が広く、そして流せる勁も膨大だ。
 兵士同士が赤黒い液体で繋がっている以上、一度流してしまえば確実にアーカードまで通る。

 そして通りさえすれば、負けぬ道理はない。

 ジョンスを知る他の誰かがいれば、否定したかもしれない。
 しかしここにいるのはジョンスだけであり、ジョンスは八極拳を貫くだけだ。

 しがみついているものがあるから、どんな相手とだって戦える。

 たとえ相手が英霊であろうと、吸血鬼であろうと、無数の兵士であろうと、関係はない。

「――――ッ!!」

 『制空権』に、先頭を走る槍兵が入った。
 その瞬間にジョンスは思い切り床を踏み締め、渾身の勁を籠めた背中を槍兵に叩きつけるべく身体を思い切り捻る。



 ◇ ◇ ◇





「――令呪を以て命じます! 『即刻戦闘をやめなさい』、アーチャー!」





 ◇ ◇ ◇


 あと少しのところだった。
 もうほんのコンマ数秒で、勝負は決していたはずだ。
 にもかかわらず、そのタイミングで邪魔が入った。

 青と銀を基調にした甲冑を纏った少女――ルーラーに静止されたのだ。

 興を削がれたという言葉では足りない気分だったが、しかし彼女の言い分には一理あった。
 勝手に呼び出しといてなにを言っているんだという気持ちもあったものの、出遭えてしまった以上は文句を言えない。

 それにしても、とジョンスは肩をすくめる。

「そこらを歩いていた知らんヤツが怪我したくらいでとはな」

 たまたま廃ビルの外でたむろしていたチンピラたちが、アーカードの身体からあふれ出した兵士に呑み込まれたかけたのだという。
 それはまあジョンスも、巻き込んでしまったことに少なからず思うところがないワケではないが、だからといってあんなタイミングで水を差されるとは。

「アイツが深道なら楽だったんだがな」
「どういう意味だ、我が主」
「ここじゃないところで出遭いたかったってことだ」

 とはいえ、こうして未練たらしくしていてもしようがない。
 先ほどの決着をつけるにはどうすればいいのか、ジョンスはすでに理解していく。

「やるのはよくても、そのために準備するのは好きじゃないんだが……ま、しゃーねえわな」

 聖杯を手に入れて、聖杯戦争を終わらせた上で決着をつける。
 こんなところに呼び出されて、ルーラーとやらに見張られている以上、そうする以外に方法はない。
 考えればあるのかもしれないが、考えるつもりはない。

「それでどうするつもりだ、我が主?」
「知るか。でもぶらついてりゃ遭える気はしている」

 くっくと笑うアーカードをよそに、ジョンスは戦闘中に投げたスーツジャケットを拾い上げる。
 赤黒い河に一度は呑み込まれたはずなのに、奇妙なほどに汚れていない。

「ま、その前に飯だな、飯。
 大物喰い損なったから、せめて喰わなきゃな」

 誰にともなく呟くジョンスに、アーカードが思い出したように告げる。

「そういえば我が主、基本的にサーヴァントに物理攻撃は通用しない。私は特別だ」

 予期せぬ一言に振り返ったときには、アーカードはすでに霊体化していた。
 そういえばそんな説明も流れ込んでいた気がする、とジョンスは白い髪をかき上げる。

「よさそうなマスターがいたら、そんときは俺がやらせてもらう」

 そこにいるはずのサーヴァントに言い放って、ジョンスは廃ビルを出て行く。
 腹ごなしをしておかなければ、当分なかなか喰えそうにないらしい。


 ◇ ◇ ◇


【クラス】
 アーチャー

【真名】
 アーカード@ヘルシング

【パラメーター】
 筋力A 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運C 宝具A

【属性】
 混沌・悪

【クラススキル】
 対魔術:E
 無効化は出来ない。ダメージ数値を多少削減する。

 単独行動:D
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクDならば、マスターを失ってから半日間現界可能。

【保有スキル】
 吸血鬼:A
 人の生き血をすする存在。不死者の王。
 吸血によって僕を生み出す、コウモリや獣など別生物への身体変化、霧や液体のような不定形への身体変化、魔眼――といった様々な能力にくわえて、圧倒的な怪力を有する。
 また、通常吸血鬼の弱点とされる日光や流水は、嫌悪感こそ抱くものの克服している。

 再生:A
 これまでに喰ってきた命が尽きない限り、どのような損傷を受けようとたちどころに回復する。
 四肢をもがれようと、真っ二つにされようと、頭を潰されようと、心臓を抉られようと、消し炭になろうと、まったく関係ない。

【宝具】
『拘束制御術式(クロムウェル)』
 ランク:C 種別:対人(自身) レンジ:- 最大補足:-

 アーカード自身に施されている能力制御のために封印術式。
 第三号、第二号、第一号、第零号の三段階に分かれている。
 封印を一部開放することで、アーカードの肉体は人間の形態をとるのをやめて不定形になり、体内に飼っている使い魔の使役、銃器や飛行機など無機物との同化を可能とする。
 さらに第零号まで解放すると、これまでに喰ったすべての命を使い魔として使役することが可能となるが、アーカード自身の命は一つになってしまう。
 第一号まではアーカード自身の意思で開放可能だが、第零号の開放にはマスターの意思が必要となる。


『化物を倒すのはいつだって』
 ランク:A 種別:対人(自身) レンジ:- 最大補足:-

 サーヴァントの基本骨子は霊体であるため、サーヴァントに物理攻撃は通らない。
 たとえ実体化していようと、その本質が霊体であることは特殊な実体化をしていない限り変わらない。
 ゆえにサーヴァントにダメージを与えるには、霊体にまで及ぶ神秘を帯びた攻撃をしなくてはならない。

 ――という前提を覆す宝具。
 実体化している限り、サーヴァントであろうと神秘がない攻撃は通る。当然、物理攻撃も通る。
 殴っても、蹴っても、斬っても、刺しても、突いても、撃っても、潰しても、轢いても、焼いても、すべて問題なく通る。

 ただし効力が及ぶのは、アーカード自身だけである。

【weapon】
 .454カスールカスタムオートマチック@ヘルシング――白くてデカくて重い銃。使用する弾丸の弾頭には、対吸血鬼用処置が施されている。そこそこ神秘。

 対化物戦闘用13mm拳銃ジャッカル@ジャッカル――黒くてデカくてクソ重い銃。使用する弾丸の弾頭には、対吸血鬼用処置が施されている。なかなか神秘。

【人物背景】
 吸血鬼。
 人間でいられなかった化物。
 夜明けを前に人間に敗北し、人間に飼われ、闘争し、封印され、封印を解かれ、闘争し、夜明けを前に消滅した。

 自身が『どこにでもいられる』ために、自分の喰った者たちを片っ端から殺している最中に召喚された。

【サーヴァントとしての願い】
 闘争。

【基本戦術、方針、運用法】
 必要なのは、マスターの殺意と命令(オーダー)。


 ◇ ◇ ◇


【マスター】
 ジョンス・リー@エアマスター

【参加方法】
 『ゴフェルの木片』によって召喚された。

【マスターとしての願い】
 敵。

【weapon】
 ――――

【能力・技能】
 八極拳しかないし、八極拳しか使う気がなく、そして八極拳以外に必要がない。

【人物背景】
 八極拳だけを武器に勝ち続けてきた元現代最強の男。
 一度代々最強の化物に勝ち、その後代々最強の化物に負けた。

 その代々最強の化物は化物女に敗北したらしいが、詳細は知らない。

 例の催し物以来ずっと欲求不満が続いているところに、雑魚が立ちはだかってきたので蹴散らした。
 蹴散らした雑魚が持ってた『なんでも叶うお守り』とやらが、ゴフェルの木片であった。

【方針】
 当てはないけど、ぶらついてりゃ遭えんだろ。



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最終更新:2014年10月25日 21:50