「もし、少しお尋ねしたいのでござるが……」

道端で声をかけられたのは突然のことだったが、驚きはしなかった。『事前に知っていた』ためである。
純朴そうでいて、それでいて一本筋の通っている凛とした声。この手の音は聞いていてよい心地がするものだ。

「貴殿が、拙者のますたー、でござるか?」
「そうだよ、空蝉丸君。」
「おお! 拙者の名前までご存知とは、流石はますたー殿。」

布地や金具が擦れ合う音が耳に届く。彼が傅き跪いたと気づいたのは、声の出所が目線より下がったからだ。

「拙者、空蝉丸と申す者。此度の聖杯戦争では、らいだーの……くらす、さーばんととして貴殿の求めに応じ馳せ参じた次第にござる!」
「平坂黄泉だ。マスターなんて堅苦しい名前じゃなくて黄泉か、気軽に『12th』とでも呼んでくれるかい。」
「とぅえるふす殿、でござるな、心得た! では拙者のことも、未来風にウッチーと呼んでくだされ!」

空蝉丸の言葉に、ふと疑問が走る。植えつけられた知識によれぱサーヴァントとは真の名を隠して戦うものではないのか。
それについて言及すると彼ははにかみながら、その必要はないと否定した。

「拙者、かつては流れ者の剣士でござった。戦場で武勲を挙げた大剣豪ならいざ知らず、拙者ごときの名が知れたところで誰もわからぬというもの。」

話し方から察しはついていたがやはりというか、どうやら彼は戦国の世に生きていた侍らしい。道理でサーヴァントなどの横文字で口ごもるわけだ。
自己紹介も済んだところで、早速本題に入ろうと口を開く。このサーヴァント……空蝉丸が、自分の『正義』と共に歩んでくれるかどうかはここで決まる。

「ではウッチー君、君が聖杯に望む願いを聞かせてもらってもいいだろうか。」
「もちろんでござる!」

おほん、と咳払いをひとつ。

「拙者の望みは、主君の――――「てめぇの体を貰う事だよ!!」――――なっ!?」

乱入する第三者の声。誰だ、こんな未来は『知らない』ぞ。
何が起こったのか理解するまもなく顔面に何かが張り付き、その感覚を最後に私の意識は闇に落ちた。


◆ ◇ ◆   ◆ ◇ ◆


目の前で主君の体が真紅の鎧に包まれていく様を前にして、空蝉丸は歯噛みした。自身だけではなく、まさかあの怨敵までもが復活していようとは。
しかも自身の懐に潜られていたことにも気付かず、結果として新たな主君を危険に晒してしまった。これでは何のために英霊として現界したのかわからない。

「今すぐその御仁の体から出て行け――――ドゴルド!!」
「けっ、言われなくてもこんなひ弱な体すぐに捨ててやるよ! 次の体が見つかってからだがなぁ!!」

ドゴルドと呼ばれた鬼は、言うが早いか空蝉丸に斬りかかって来た。とっさに左腕の篭手、ガブリチェンジャーを展開して防ぐ。

「久しぶりに会えて嬉しいぜぇ空蝉丸ちゃぁああぁあん!! なんだったらお前が依代にでもなって見るかぁ!?」
「ならぬ! 今際の際こそ許したが、あれは共にエンドルフを討つという目的があったればこそ! 今はとぅえるふす殿を救うため、この身体渡すわけにはいかないでござる!


「はっ、だろうと思ったぜ!」

つばぜり合いを止めてドゴルドが跳躍、手近にあった街路樹の上に降り立つ。その身からは絶えず電光が走り、木々の葉を焦がしていく。

「答えよ! なぜ貴様がここにいる!」
「ハハハハハハ! 何を言うかと思えば、相変わらず頭が悪ぃな空蝉丸ちゃあん?」

さもおかしいというように笑うドゴルドに対し、強い嫌悪感と怒りを覚えるが、空蝉丸はそれを必死で飲み込んだ。
ドゴルドは怒りを司る戦騎。怒りに我を忘れれば、戦国時代のようにまた身体を奪われかねない。

「む……まさか、ドゴルド貴様は!」
「ようやく気付いたようだな! そうだよそのまさかだよ! 俺はかつてお前の身体を奪い、400年間眠りについた。
 俺はお前が『空蝉丸』だった時間の、十倍以上その身体で生きてきたんだ! もはや、この俺もお前という存在の一部ってことだ!!」

木の上から剣撃に乗せて稲妻を放ち、空蝉丸を狙う。地を転がりそれを避けるが、わずかに攻撃のほうが早い。
頬を稲光に焼かれながら、空蝉丸はガブリチェンジャーから放つ光の矢で追撃を相殺した。

「ドゴルド、貴様……!!」
「ライダーのクラス適正はお前だけのものじゃねえ、相手の体を乗っ取る俺にも適用されるのさ!
 嬉しいぜぇ、これで俺とお前は一蓮托生ってわけだな。まっ、これからなかよくやろうやあああ!」
「笑止!」

ドゴルドの足元を打ち抜くが、それより先に飛び上がって再び斬り付けて来る。再びガブリチェンジャーを構え、直接真っ向から受け止めた。
ちりちりとお互いから発生する電気が周囲を焦がし、二人の立っている道路が見る見るうちに崩れていく。
業を煮やしたドゴルドが一気に押しかかって空蝉丸を地に伏せた。眼前に喧嘩上刀を突きつけて叫ぶ。

「空蝉丸……てめえ何で変身しねえ!! それどころか刀も抜きやがらねえ、なめてんのか!?」
「知れたこと。その身体は我が主君の物、例え敵に回ろうと……刃を向けていい道理はござらん!」
「ちっ、腹立たしいぜ! そっちがそのつもりなら、ここで引導を渡してやらぁ!」

喧嘩上刀を持ち上げ、ぶんぶんと振り回し始めた。この動きは知っている。もともと自分の得意技だったのだから。
大気中殻集めた静電気を刀身に集め、雷撃と共に切り裂く必殺剣。だがそれだけに……

「雷電、残……」
「自分の技の弱点を把握できない拙者だと思ったか! 獣電池装填、奥義・土煙爆!」

素早くガブリチェンジャーを操作し、地面に向け光弾を放って煙幕を巻き上げる。炸裂寸前で遮られたエネルギーが行き場を失い、まるで本当に雷が落ちたかのように爆発し

た。

「クソッ、どこに――――ガァッ!」

視界を奪われたドゴルドは、いきなりコアである顔面を鷲づかみにされる。その腕の持ち主は言わずもがな空蝉丸だ。

「雷電残光は斬りかかる刹那に刀身が煌き、相手の注意を奪う。その瞬間さえ遮ってしまえば避けるのは容易いこと。
 もっとも、拙者ならばそれより先に敵を切り裂くことはできるがな。」
「て、めぇ……」
「ドゴルド、貴様のからくりは既に見切ってござる!」

まさか、とドゴルドの目が見開かれる。普段は堅物の癖にこういう観察眼だけは優れているのが空蝉丸という男だ。
鬼の面をつかむ手に更なる力をこめながら空蝉丸は続ける。

「貴様と戦っていて、拙者はどこか全力を出せなかった。とぅえるふす殿の身体を相手にしているからかとも思ったがそうではない。
 ドゴルド……貴様、拙者から魔力を供給されて戦っていたな!」
「てめえ、それ以上言うんじゃねえ!」
「つまり――――貴様は蘇ったのではない、拙者の宝具として顕現したに過ぎぬのだ!」

ぴしり。
ドゴルドの顔面に大きな亀裂が走り、中に閉じ込められていた平坂黄泉の顔が露出する。
知られてはいけない事実が知られた以上、勝敗は既に決していた。

「やめろおおおおおお!!」
「貴様の担い手、空蝉丸が命ずる! ドゴルドよ、とぅえるふす殿の身体を返すでござる!」

周囲は、光と爆音に包まれた。


◆ ◇ ◆   ◆ ◇ ◆


「ほんっっっっとうに、申し訳ないでござる!!」

意識を取り戻した平坂は、いの一番に空蝉丸の事情説明と謝罪を受けた。ドンドンと打ちつける音が聞こえるから、おそらく地面に頭を打ち付けているのだろう。

「そのくらいで構わない。君はこの悪に勝利したんだろう?」
「いや、主君を危機に晒すなど武士の名折れ。ここは潔く腹を切って……」
「オイ止めろ俺まで消えちまうだろうが!」

背の刀に手を伸ばそうとする空蝉丸をドゴルドがとめる。といっても、今の彼は鬼面状態でふわふわ浮いていることしかできないのだが。

「お主もきちんととぅえるふす殿に謝られよ。」
「ふざけんな何でこの俺様が!」
「ドゴルド!」
「うるせえ!」

このまま二人でまた言い争いを始めそうだったので、平坂は咳払い一つしてこれを収める。さすがにマスターの言うことは二人とも聞くようだ。
芝居がかったように頭を下げ、空蝉丸のほうに顔を向ける。

「ウッチー君、私の目を見てくれ。」
「とぅえるふす殿?」
「いいから見るんだ。」
「ぬ……! まさか御仁、目が……!?」

すう、と息を吸って上を向く。
ここから先の一挙手一投足、すべての行動が自身の思想を相手に刷り込む道具となる。

「私はね、この通り目が視えない。だが、その代わり耳がよく聞こえるんだ……だが、どうしてもね、聞こえてしまうんだよ。」
「何が、でござるか?」

あえて相手に尋ねさせることで話に一層引き込む。簡単な話術だ。

「助けを求める弱者の声がさ。私は邪悪に晒される弱き者たちの声を無視することなんてできなかった!
 だからこの未来を見通す正義日記で、悪と戦い、勝利し、正義を為して来たのだ!!」

懐から取り出したボイスレコーダーからは、録音されているはずのない未来の平坂黄泉のメッセージが再生される。
――――××時××分、平坂黄泉は聖杯戦争に敗北し死亡する。DEADEND。
これは空蝉丸と出会う前、既に正義日記に収められていたデッドエンドフラグだ。元々一度死んだ身であるしそのことは別に怖くない、だが。

「私は死よりも、この聖杯戦争で弱者を救えないことのほうがよほど恐ろしいのだ! 耳には聖杯を邪な目的のために追う悪と、それに虐げられる弱者の声が鳴り止まないのに


 どうしてその声を救えぬまま死ぬことができようか! 否、そんなこと私にはでっきっない!!」

出来ない、を殊更に強調する。
最早空蝉丸も、隣にいるドゴルドですら完全に平坂のペースに乗せられていた。
未来日記所有者12thこと平坂黄泉は催眠術に長けている。催眠術とは話術と巧みな誘導で相手を支配下に置くものであり、今彼が行っているのは相手の意思を操るような催眠

ではないものの、相手の意識をこちらに向け自分の話に乗せるという点ではほぼ同義であった。

「私はこの聖杯戦争に蔓延る悪に勝利し、己が正義を為したいのだ! それが、弱者の声を聞くことが出来る私の使命なのだと!
 長くなったが、ウッチー君。君はこの聖杯戦争に何を望むのか。聞かせてはもらえないだろうか?」
「……拙者は」

空蝉丸が口を開く。
どんなものであれ、願いを引き出した時点で平坂の狙いは完了していた。
呼び出したサーヴァントが善ならば共に戦う正義の輩として、悪ならば催眠術で操り手足として操ればいいだけであったからだ。
はたして、その結果は――――

「拙者はかつて、自身の主君を守れなかった。友と肩を並べて戦い、第二の生が素晴らしき物だと実感すればするほど、また影も濃くなっていったでござる。
 願わくば、拙者にまた主と戦う機会を……武士の本懐を遂げる機会を求めていたら、ここに流れ着いた次第。であるから、」

きっ、と強い視線が平坂を射抜いた。
視力を失った平坂でも分かるくらいにまっすぐで、力強いものであった。

「拙者の願いはもう叶ったでござる。安心召されよとぅえるふす殿、拙者が御身の剣となりて、共に正義を為しえましょうぞ!」

その声はまごう事なき、正義のものであった。
ぎこちないながらも握手を交わし、お互いの意思を確かなものと確認しあう。
ずっと日陰者として蔑まれ、石を投げられてきた平坂黄泉に、初めて自分の意思で並び立つ仲間が出来た瞬間であった。

「ケッ、もうマスターが死ぬことが決まってるんじゃ、今回は長生きできそうにねえな。」
「これドゴルド、滅多なことを申すな。でっどえんどふらぐの一つや二つ、このキョウリュウゴールドが必ずや叩き切ってくれるでござる!」
「……キョウリュウ、ゴールド?」

初めて聞く、そして尚且つ自身の興味をひどくそそる単語に平坂は反応した。

「おっと、これはうっかり。拙者またの名を獣電戦隊の六番目、雷鳴の勇者キョウリュウゴールドと申すでござる。」
「獣電、戦隊……! まさか君も、正義を為すヒーローだったとは!」

本物のヒーローの出現に平坂は浮き足立った。何を隠そう彼は正義のヒーローにあこがれているのである。
自作のコスチュームを着て夜な夜な町を回るほどに。

「ウッチー君、変身してみてはもらえないだろうか!?」
「構わないでござるが、とぅえるふす殿は目が」
「いいから、とにかく!」
「わ、分かったでござる……ブレイブ、イン!」

平坂の勢いに押されながらも、空蝉丸は懐から獣電池を取り出し装填する。

――GABURINCHO! PTERAGORDON!!――
「いざ、尋常に! キョウリュウ……チェンジ!」

三味線のような和風のメロディに乗せて空蝉丸は舞い、跳ね、踊った。そしてそのメロディーが最高潮に達した瞬間に、引き金を絞り吼える。

「ファイヤー!」

瞬間、彼の体から金色の翼竜のビジョン――――プテラゴードンが飛び立ち、光り輝く。その輝きは、見えないはずの平坂の目にもはっきりと届くほどに明るかった。
光が収まったそこには空蝉丸の姿はなく、代わりに黄金色に染まった勇者が立っていた。

「雷鳴の勇者、キョウリュウゴールド! 見参!……って、どうなされたとぅえるふす殿!?」

平坂は感動のあまりむせび泣いていた。
ずっと憧れていた正義のヒーローが目の前に現れたのだ、無理もない。
やがて何かを決めたかのように立ち上がり、平坂はキョウリュウゴールドの前に立った。

「ありがとうウッチーくん……では、私も本当の姿を見せるとしよう!」
「本当の姿とは、まさかとぅえるふす殿も!」
「そうッ! 君がキョウリュウゴールドに変身できるように、私もまた変身できるのだッ!」
「何だと!?」

今までだんまりを決め込んでいたドゴルドを尻目に腕を伸ばして構え、ピッシとポーズを決める。さながら往年の名ヒーローのごとく。

「変――――身ッッッ!!」

……しかし、いくら待てども何も起こらない。
かと思いきや、なんと突然平坂が自分の衣類を脱ぎ捨て始めた。

「あの、とぅえるふす殿いったい何を」
「へーんしん、タァーイツ!♪」
「えっ」

代わりに黒いタイツとベルトを、

「へーんしん、グルルォォォーブッッ!♪」
「ちょっと」

両の手に細長いグローブを、

「へーんしん、マッスッ……グググググ、グゲッゲゲ……」
「……」

そして頭部には奇怪な模様と首を縛るロープを。
傍目には奇怪なコスプレなのに当人があまりにもノリノリ過ぎて、最後のほうはもう声もかけられなかった。
絶句している二人をよそに、まるでいい仕事をしたかのように額の汗をぬぐって、彼は振り返った。

「ドウダイウッチー……」




                    \∧∧∧∧∧∧∧∧/
                    < カッコイイダロウ! >
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                          r'⌒ヽ r‐v-、
  ,、_,z-―-:.、____          /⌒i__,j   ν   ヽ           __, -――-z__,、
  `ーt;;ノ ̄\;;;;;;;;r'⌒ー-z_     (    _,.-t―t- 、  .(     _,. -‐'" ̄:::::;;;;;:.-‐ー-、シ ̄
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                ̄`ヽ;;;:::〉ハ_  /    _ノ_ヽ_   V ハ /;;;;;;/´ ̄ ̄
                       `"\ ) |   //   \\ | ィ'´ ̄
                         ( |   | |       | | |≦
                      ヽハ、 | |  ●  .j j i ノ
                       /.ヾヘ`ー――'ノ/!~
                       ` ̄)__ラ六二ネ^ー'        ______
                         V//////イ__,.z==彳´ ̄ ̄ ̄`゙
                      /⌒\ V/////7 ̄ ̄´
                       V///∧」≦●≧|
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                      V///∧`ーtラ'/ハ
                            V///∧ V////ハ
                            V///∧ ∨///ハ
                            V///7  V///ハ
                             ∨/7   V///ハ


返答は、もちろんなかった。



【サーヴァントステータス】

【CLASS】ライダー
【マスター】平坂黄泉
【真名】空蝉丸@獣電戦隊キョウリュウジャー
【性別】男性
【属性】秩序・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運A 宝具B

【クラス別スキル】
騎乗:A-
騎兵のクラスに付与された能力。
獣電竜プテラゴードンを初め、心を通わせ神獣、幻獣の類も乗りこなすことが出来る。


対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
生前ドゴルドに体を乗っ取られた経験から、あまり魔力耐性は高くない。


【固有スキル】
心眼(真):B
修行・鍛錬によって培った洞察力。
窮地においても、戦況を冷静に分析できる。


剣技:B-
刀剣を振るい敵と切り結ぶ力。
セイバーとして召喚されていたらオーバーA相当だが、ライダーでの召喚のためランクが下がっている。
それでも本人の技量は並外れて高く、剣同士であれば互角以上に渡り合える。


勇猛:A
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
キョウリュウジャーの力の源である勇猛の感情エネルギー『ブレイブ』が相当する。



【宝具】

『暗雲切り裂く雷鳴の翼』(獣電竜プテラゴードン)
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:数十人
キョウリュウゴールドの相棒。十大獣電竜の六番目にして攻撃の要。
プテラノドンを改造したもので、一番の武器はその巨体に似合わぬ飛行能力とそれを生み出す翼のカッターである。
口から電撃を放ち攻撃するほか、キョウリュウゴールドが乗り込みカミナリ変形することで獣電巨人『プテライデンオー』になる。
ライダーがライダーとして召喚された所以の宝具。


『怒りの戦騎』(ドゴルド)
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
デーボス軍一の暴れ者にして怒りの感情を司る戦騎。
その正体は意思を宿す鎧であり、相手の体に取り付くことで実体化する。七岐の剣・喧嘩上刀を振るいキョウリュウゴールドとは因縁の相手であった。
性格は相手の怒りを誘発するような卑劣なものであるが、その一方で武人としての矜持や仲間を心配するやさしさも持ち合わせている。
空蝉丸の怒りに付け込み、400年もの間身体の支配権を奪い取っていた。その結果ライダーのクラス適正に呼ばれ空蝉丸の宝具となった。
取り付く相手は力量と耐久度が高いほどよく、並みの相手だと直ぐに鎧の中で体が融解してしまう。


『雷電残光』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:1人
空蝉丸が生前発明した奥義。剣を切る前に規則的に振り回すことで大気中の静電気を剣に宿し稲妻とともに斬りかかる大技。
発動の際刀身が光る特徴ありそこを付けば破れるが、空蝉丸の技量から弱点をつくのは至難の業である。
キョウリュウゴールドに変身した際は直接雷撃を相手にたたきつける『獣電ブレイブフィニッシュ・雷電残光』になる。
ちなみにドゴルドも使用できるが、その際は宝具ではなくただの技程度までランクが下がる。
ただし空蝉丸と合体したドゴルドの放つ雷電残光は二人分の技量が重なるため出力が大幅に上がる。


『戦士の心は死なず』(スピリットレンジャー)
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
強き竜の者である空蝉丸独自の宝具。
一度までなら致命傷を受けても、その魂をエネルギーの集合体として切り離すことで死を免れることが出来る。
これは彼の先輩戦士二人が死して尚戦士として戦い続けたことに起因する。


【Weapon】
ガブリチェンジャー&獣電池
  • 空蝉丸の左手に備えられた篭手とキョウリュウスピリットが詰まった電池。
これを用いることでキョウリュウゴールドに変身できる。また変身前でも雷の矢を放つクロスボウや、ブレードを展開することで近接武器になる。
使える技は雷電砲乱れ撃ち、雷電飛翔斬りなど。煙幕として奥義・土煙爆なども使える。

獣電池は変身や必殺技の発動に必要なキョウリュウスピリットを封じ込めたもの。
空蝉丸が所持しているものにはプテラゴードンのスピリットが詰められており、プテライデンオーで戦うときにも用いる。
全部で六本所持しており、一つ使い果たすごとに再使用までチャージが必要である。


ザンダーサンダー
  • 空蝉丸が背負ったキョウリュウゴールド専用武器。
見た目はプテラを模した刀であるが、刀身を開くことで獣電池を装填できる(最大三本まで直列で使用可)
雷電残光を放つ際にも使用し、そのほかにも横一閃や秘儀・雷鳴の舞など豊富な技が使える。
またライフルとしても使用可能で、横に構えることで雷鳴弾を放つことも可能。



【サーヴァントとしての願い】
主君に使え武士の矜持を果たす。よって既に叶っている。


【人物背景】
獣電竜プテラゴードンに勝利し、相棒となった戦国時代の剣士。
武将・岩泉猛志ノ介の元でデーボス軍と戦うも、卑劣な手段で怒りに我を忘れ戦いに臨むが逆にその怒りを利用したドゴルドに体を乗っ取られ400年間眠りにつく。
その後現代にて記憶を失いつつも復活。ドゴルドとしてキョウリュウジャーと戦うが彼らの尽力で元の人格を取り戻し、正義のスピリットを打ち込まれ呪縛から開放された。
当初はキョウリュウレッドがかつての主と瓜二つということもあり自責の念から単独行動をとるが、その当人から「主従ではなく仲間」と言われたことで考えを改め、獣電戦

隊に合流する。
当初こそ無頼漢を気取っていたが、本来の彼は純粋で子供好きな好青年。スマートフォンを使いこなすなど現代へ適応能力も高い。
ドゴルドとは前述の因縁から特別強く敵対視し何度も戦ったが、その内に敵味方を超えた奇妙な絆が芽生え始める。
最終決戦に於いては誇りを踏みにじった新幹部に対しドゴルドが離反、再び合体を果たし共闘することでこれを打ち破る。
その後ドゴルドの頼みで最後の果し合いを行い、既に致命傷を負っていた彼の消滅を見届けた後に闘いの傷が元で静かに息を引き取った。
しかし五人のキョウリュウジャーが解放した地球のメロディの力で奇跡的に蘇生、共にデーボス軍から地球の平和を守りぬいた。


【基本戦術、方針、運用法】
キョウリュウゴールドとして戦い、正義を為す。
スーパー戦隊の追加戦士だけあって一人でも十分すぎるスペックを持ち、大抵のサーヴァントとも渡りあえるだろう。



【マスター】平坂黄泉@未来日記

【参加方法】死亡時にぶつかった御目方教の屋敷がゴフェルの材木を用いていた。

【マスターとしての願い】弱者を助けながら勝利し、正義を為す。

【weapon】
  • 正義日記
平坂黄泉の持つ未来日記。彼が未来に為す正義と倒すべき悪、守るべき弱者の情報が吹き込まれている。
全盲である関係性からボイスレコーダー型であり、予知される未来は彼の正義観に依存する。
自身の死が確定した場合デッドエンドフラグが立ち、記録される(フラグそのものは未来を変えることで回避可能)
また未来日記所持者の共通特長として、未来日記を破壊されるとその所持者も消滅する。
デウスの使いムルムルから50円で手に入れた。

  • 爆弾
元は9th・雨流みねねのもの。登場時の爆発に使用する他、自爆特攻にも使用した。


  • 変身タイツ
  • 変身グローブ
  • 変身マスク
ただのコスプレ。マスクは五色存在する(12thは赤)。


【能力・技能】
  • 超聴覚
視力を持たない代わりに身につけた聴力。地下深くの部屋から地上の騒動が逐一感知できるほど鋭敏である。
この聴覚のおかげで平坂黄泉は殆ど健常者とかわらないレベルで行動できる。

  • 催眠術
話術を用いた催眠術で対象を支配下に置くことが可能。
その威力は御目方教の信者全員を操り、出会って殆ど間もない雨流みねねにすら暗示をかけるなど超能力染みている。

その他に、屋根から飛び降りてきれいに着地したりなど全盲であることを考えると超人的な運動神経を持っている。


【人物背景】
時空王デウスから未来日記を授かった12人の日記所有者の一人。あだ名は12th(トゥエルフス)。
正義のヒーローに憧れ、奇妙なコスチュームに身を包んでは夜な夜な町の平和を守っている変人。
ただし、彼の正義観は『正義とは勝つこと、負ける者はすべて悪』と歪んでおり、行き過ぎた行動に出ることもある。
御目方教を邪教の集団だと思い込み催眠術を駆使して侵入するも、天野雪輝と我妻由乃に阻まれ最後はデッドエンドフラグの通りに死亡した。

しかし御目方教は実際悪事を働いており、色物の割には見る目はあったのではという評価が一般的。
普段から困っている老人を助けたり(ただし追いはぎと勘違いされる)、怪しい人物を捕まえたり(ただし自分も捕まえられる)と、つまるところ彼は歪んではいるものの根の部

分で善人なのである。

またコスチューム時は台詞が漢字とカタカナのみで表記される。

【方針】
私正義! 奴ら(カレン達)悪ゥ!!
弱者を倒しながら悪を倒し続ける。必要があれば催眠術で洗脳する。