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「……毎度毎度唐突に死亡必至な状況に投げ込まれてる気がするな」
右手を偶然頭に当てたことで『方舟』の与えた偽りの記憶をあっさりと吹き飛ばし、
放課後の教室で自身を取り戻した上条当麻は開口一番まずぼやいた。
しかし今回ばかりは仕方ないだろう。
まさか上条当麻がいつもはいているスニーカーの靴底にどこかの誰かがゴフェルの木片などという危険物を仕込んで、
上条を『方舟』へ飛ばそうとする者がいる、などいったい誰が想像できるだろうか。
そしてこんなトンチキな手で今まででも屈指の苦境(何しろ増援が一切期待できない)へと立たされていることに知らず目頭が熱くなる。



「くそ、大体サーヴァントとかどう召喚すりゃいいんだ。俺の右手は召喚魔術なんか阻害しちまうんじゃねーか……?
……というかなんでこんなとこに飛ばされてるんだ本当に肝心な時に役に立たねえなこの右手!!」
焦りといら立ちから自然独り言が多くなる。グチグチと呟き頭を掻き毟りながら教室を出て、人のいない空き教室を目指す彼を、
すれ違うNPC生徒たちは好奇の眼で見つめていた。



ともあれ、愚痴っていても仕方ない。
とりあえず睡眠学習か何かで刻み込まれた知識に従い魔方陣を『左手で』描き、
右手で触れないようにしながら準備を整える。これは気休めに過ぎないが……。
「頼むから機能してくれよ……」
祈るように呟き詠唱を始める。



召喚を行う最中に思い浮かべるのは親しい人たちの顔。
中でも強く思い浮かべるのは二人。
自身の帰るべき場所にいつもいてくれるインデックス。
互いにとって真の理解者であるオティヌス。
ようやくあの地獄の一日で得た傷も癒え、一人同居人が増えた日常に戻れそうといったところでこんなところに放り込まれてしまったのだ。


(こんなところで死ぬわけにはいかない。殺し合いに乗るわけにもいかない…!
俺と共に戦ってくれる人、もしいるなら出てきてくれ―――!!)


上条の祈りに応えたのか、魔方陣は突如として光り輝き始めた。
「ま、マジか…!?」
まばゆい光に目を開けていられなくなり、目を閉じながらつぶやく。
やがて光が収まっていき、目を恐る恐る開けていくとそこには……


「問おう。貴方が私のマスターか?」
青い甲冑に身を包む、小柄な金髪の少女の姿があった。


◇◇◇

「はー、あのアーサー王がまさか女の人だとは……」
「後世に私が男として伝わっていることはまあ喜ばしいことですね。
私は公の場では常に男としてふるまってきましたから」


召喚に応じてくれた少女、セイバーと上条はまず教室の机に向き合い着席し、互いの名前を教えあった。
聖杯戦争において、主従が互いを知らないことには方針を立てようがない。
最初セイバーは上条を戦場に立つものではなくただの素人だと思い、故に名前を教えることを渋ったのだが、
上条の右腕の特異性と、身のこなしや思考能力などから少なくとも戦力外ではないと判断され明かしてもらえることとなった。


真名、アルトリア・ペンドラゴン。
目の前の可憐な少女は円卓の騎士の伝説に名高いかのアーサー王その人だというのだ。
最初は驚いた上条だったが、
「まあオーディンが実は女の子だったりするんだし今更なのかなあ……」
「え?オーディンがなんですか?」
「ああ悪い、こっちの話なんだ」
愛想笑いでごまかしつつ、上条は次の話題を振ってみることにした。
「あー、セイバー。今のところ俺はこの戦争に乗るつもりはないんだけど。
セイバーはどうしたいんだ?」


この言葉を聞いた瞬間、セイバーの顔が凍り付いた。
「……それはつまりトウマ。貴方は聖杯を手に入れる気がないということでしょうか」
先程までの清流のような澄んだ雰囲気は消し飛び、表情からも濁流のような
昏い荒々しい感情を抑えているのが見て取れ上条は背中に冷や汗をかく。
それは彼女の聖杯という万能の願望器への執着を暗示している。
やべえあからさまに地雷を踏んだと内心で悲鳴をあげながら、
しかしいっそここでぶつかり合っておいた方が後々対立するよりまだ傷は浅く済むだろうという計算のもと上条は言葉をつづける。


「いや、単純に他人を殺してまで叶えたい願いがないし、ここへそんな俺が右手の幻想殺しすら無視して飛ばされてきたってことは
他にもそういう、無関係なのにあの腐れ木片に飛ばされてきた人が結構いるんじゃないかって思うんだよ。
……それに殺し合いに乗ってしまった人たちの中にも、こんな異常な状況に放り込まれて
『他人を皆殺しにして願いを叶えるか死ぬか選べ』なんて理不尽な二択を突きつけられなければ普通に生きていられた人もいるかもしれない。
俺はそんな人達が傷ついて死んでいくのを見過ごしたくないんだ。
だから聖杯戦争という殺し合いそのものには乗りたくないし、できればこの枠組み自体を壊してしまいたい」


「せ、聖杯戦争そのものの破壊?」
上条の口から飛び出してきた余りに荒唐無稽な言霊に先程までの苛立ちや焦り、無辜の民を殺すことになるという指摘への葛藤すら忘れ驚愕する。
「そんな事ができるはずが」
「難しいってのは分かってるさ。
俺一人じゃ絶対に無理だし、誰かと協力したって一切可能性が見えてこずに見苦しくあがくだけになるかもしれない。
そもそも協力できるような奴がいるのかだってわからないしな。
でも、そういう困難な状況だっていうのはだから俺が諦めるっていうのとイコールにはならない。
俺は、自分が納得できない事、諦められない事、受け入れられない事を妥協したくないんだ」


困難であること、現時点で明確なビジョンなんてないということを肯定しながら、
それでも絶対に己の道を曲げたくないという固い意志をセイバーに示す上条。
子供のようなわがままを、ただの子供には絶対にできないような
既に覚悟が決まり切っている顔で言い放つ彼に、セイバーは思わず考える。
目の前の少年はいったい何者なのだろうと。
平和ボケした島国で育ったものとしては余りに異質なその在り方に困惑する彼女に対して、上条は畳みかける。


「それに、この聖杯戦争に勝っても聖杯が手に入るかどうかっていうとかなり怪しくないか?」


「……え?」
先程まで意識していなかった視点からいきなり横殴りにされ思わず思考が空白になる彼女を見ながら上条はしゃべり続ける。
「考えてもみてくれよ。
何と引き換えにしても願いがある奴らの鼻先にご丁寧に万能の願望器なんて喉から手が出るほど欲しいものをぶら下げて覚悟を決めさせて、
そのうえ俺みたいな願いもなにもない巻き込まれ枠まで配置して、
そいつらが生きて帰るためには望まぬ殺し合いに参加せざるを得ないような状況を創り上げて、
さあ願いと命をかけて殺し合えなんてやるような悪趣味極まりない連中が、最後の最後だけ心優しく優勝者に聖杯をあげますよなんてそんな展開がありうるのか?
大体デスゲームなんて悪趣味な見世物を見せただけで万能の願望器を渡すなんて奴らにとってのメリットが余りに薄すぎる。
もしかして聖杯はただの餌で実際は俺達の殺し合いを別の何らかの魔術的儀式に利用してる、なんてのもあり得そうだ。
……しかし言葉にして改めて思ったけど何だこの胡散臭さ……。
イギリス清教のトップ並じゃねえか」
べらべらとまくしたてながら上条は知識としてだけ持っている
インデックス・ステイル・神裂がイギリス清教に利用されていたころの話を思い出して苦りきった顔をした。


上条の話を聞いている間にもセイバーの顔色は急激に青白くなっていった。
無論、彼の話がただの状況からの類推でしかないということは分かっている。
だが、彼が話した内容はどちらも言われてみれば頷くしかないモノである。
大体考えてみればセイバーは自身の体感時間ではほんの5分前かそこらに
前のマスター、衛宮切嗣の真意をはかり損ねて聖杯を壊させられたばかりではないか。
それ以前にだって長年ともにいたランスロットの気持ちだって全くわかってはいなかった。
それなのに、どうして顔も合わせたことのない此度の主催者だけが、額面通りの真意を持っているなどとわかるだろうか――――?


気づけば項垂れていたセイバー。
外の様子が気になり窓の方へ視線を移していた上条はそれに気づかない
「まあそういうわけなので上条さんとしては今後聖杯「……ふ、う、ぐううぅ………ッ!」
入手のためにどう黒幕を倒すかって、せ、セイバーさん?」
突然のうめき声に驚き彼女へ視線を戻すと、

そこにはぽろぽろと涙をこぼし、整った顔をくしゃくしゃにして泣きじゃくるただの少女がいた。


「い゛っ………!?」
予想外の展開に硬直する上条。
その間もしずくが次から次へと彼女の両目からあふれ、頬と机を濡らしていく。
「うううう……」
その涙をぬぐうことすらできずにしゃくりあげるセイバー。


正直に言ってもう限界だった。
カムランの丘の凄惨な戦い。
直前まで第四次聖杯戦争にて彼女を襲い続けた残酷な仕打ち。
泣きじゃくりながら決意を固めようとしているところにあざ笑うかのような召喚。
それでも新たな願いを叶えるため、無理やりに『いつも通り』の仮面を被りわざわざ月の召喚に応じて来てみれば
優勝したところで願いを叶えられる可能性は極少などとキリツグのような髪型のマスターに告げられる。
いかにアルトリアが“理想の王”としての強い意志と責任感を持っているとしてもあまりにも酷すぎる。
どれだけの意志の強さをもってしても許容できる範囲を超えてしまっている。


などということを知る由もない上条としては、ただただ動転するしかない。
(待ってよ待ってくれ待ってください!話のどの辺が泣き出すほどだったんだ!?さっきまであんなに冷静だったのに!)
焦りながらもセイバーへと話しかける。
「なあセイバー、どうして泣いてるんだよ?」
「こんなの……こんなのさすがに耐えられないですよ。
いくらなんでもあんまりです……」
泣きながらもセイバーは言葉を返してくれる。
「今までの、戦いの結果は、受けた傷は、確がに全て私が至らなかったからです。
でも……どうしてまだ何も始まってないうちから、何もしていないうちから私がただの道化だ、
お前は決して聖杯を手に入れる事は叶わないなんて言われねばならないのですか!!
ああでもそうです、確かに貴方が言っていることは筋が通っています!
なるほど私は、私達はどこかの悪趣味な人間の慰み者に過ぎないのでしょう!
時が来れば捨てられる、ただそれだけの玩具なのでしょう!
でもそれなら、わた、私の願いはどうすればいいのですか!
私が覚悟を固める間すら与えずに無遠慮に召喚してきた月に、
それでも無理やりに心を決め飛び込んだ私は、私は一体どうすればいいんです……。
こんな、こんなの、これで、どうやって救済を待つ人々に顔向けすればいいのですか………」


感情のままに怒鳴ってしまった事を恥じるように俯き、尚も涙をこぼすセイバー。
そんな彼女に対して上条は頭をかきながら、
「えーと、ごめん、セイバー。
俺、いつセイバーが聖杯を手に入れられないって言ったっけ……?」
と困惑した顔でこぼした。


「え。いえ、だって、貴方さっき聖杯戦争に勝っても聖杯は手に入らないって」
「あ……。あー、あー!!それか。いや、確かに『聖杯戦争に勝っても多分手に入らない』って話はしたけどさ、
それはつまりお前が聖杯を手に入れる可能性が全くのゼロになるってことじゃないだろ。
要は、聖杯戦争の外で聖杯を手に入れればいいだけの話じゃねーか」
「は?」
再び飛び出した上条の仰天発言に思わず泣き止み彼の顔を凝視するセイバー。
何を言ってるんだこいつはという顔をする彼女に対し、上条は
「聖杯戦争で勝ってもおそらく聖杯は手に入らない、
しかしどうやってもセイバーが願いを叶えたりするには聖杯が必要である。
そして人死にはできる限りでないようにしたい。
だったらつまり、こうだ、参加者で黒幕をボコッて聖杯強奪」
「ちょ」
「まあ確かに黒幕を倒すのは簡単じゃない。
信頼できる仲間が大勢必要だし、おそらくは二重三重にかけられてるだろうセーフティを外す必要だってあるし、
監督役以外にもし黒幕がいるならどこにいるのかを把握してそこまで殴りに行く足を用意しなければならない。
ないない尽くしで気が遠くなりそうだ。
でも、俺は僅かな可能性にかけて無関係の人の死体を並べながら優勝を目指すよりはこっちの方がまだ可能性があると思う」
ここで言葉を切り上条はセイバーの眼を真っ直ぐに見据える。


「なあ、セイバー。アンタはどう思う。悪意まみれの主催者の善意にかけて他人の死体で願いへの道を舗装するのと、
全力であがいてクソ野郎の横っ面を思いっきり張って、みんなが笑顔で終われるようにするのと、どっちがいいと思うよ?」



問いかけられたセイバーは、かすかに肩を震わせると、こう言った。
「あの、トウマ」
「うん?」
「もったいぶった前置きなんかしないで最初からこう言ってくれれば私はこんな恥をさらさずに済んだのではないでしょうか」
「……そういえばそうかも」

直後、上条の顔面にセイバーのドロップキックが炸裂した。


◇◇◇

ぜえぜえと荒い息が教室内に響く。
なぎ倒された机と椅子にもたれかかりながらセイバーが息を整えている。
上条はその辺に埋もれてる。


「……トウマ」
「あい……上条さんはもう限界でふのことよ?」
呻きながら机と椅子の山から這い出てきた上条は全身が雷神トールと戦った時くらいにはボロボロだ。
「大丈夫です。私はもう落ち着きました」
ほんとにー?という顔をする上条を視線で黙らせ、彼女は続ける。
「私には、貴方の言っている二つの案はどちらも可能性がまずないように思えます。
でも、だからこそ私も胸を張って終われる方を選んでみたいと思えました。
さっきまでのよどんだ心境なら血みどろの道を選んだかもしれませんが、何もかも吐き出した今は、不思議と素直にそうしたいと思えたのです」
そう言って柔らかく微笑む。
「あれだけずっと殴られ続けたのは、私に感情を全て吐き出させるつもりだったからですか?」
「…まあ、そんな感じではあるかな」
顔を少しだけ赤らめ、頭をかく上条。
「正直さっき怒らせた件だけじゃなくて、色々抱えてたみたいだからさ、一度すっきりするまで暴れるのはいいんじゃないかとは思ったよ。
ただでさえアンタは抱え込みやすいタイプみたいだし」
「まあ、そうでなければあなたはただのマゾヒストだということになりますしね」
なにおう、と怒って見せる彼に悪戯っ子のように笑いかけると、彼女は立ち上がる。


「改めてよろしくお願いします、トウマ。
この戦場を打倒し、必ずや我々で聖杯を取りましょう」
「こっちこそよろしく頼むよ、セイバー。
…ところで、セイバーの願いって結局何なんだ?」
上条がずっと気にしていたことを口に出し、わずかに逡巡したのち彼女は答えた。


「恥をさらすような話ですが……貴方相手なら今更ですね。
私は、私が王として選定されたあの儀式をやり直し、私などよりよほどふさわしい王がブリテンの王位につくことを願うつもりでいます」

その言葉で、上条は彼女が何故自分のサーヴァントに選ばれたか、そのわけを悟った。悟らざるを得なかった。

そう、彼女は。
かつて上条がそうだったように、自らの意志で世界を書き換えようと欲する者だったのだ。

一瞬だけ表情が抜け落ちた彼に、セイバーは心配するような声をかける。
「トウマ?」
はっとし、笑顔を作る。
「あ、ああ……。大変な願いだな!まあおれもできる限りは手伝うよ!
さ、動き回って腹も減ったし晩飯でも食いに行こうぜ!!」
そう言って走り出す。
「あ、待ってください、トウマ!」
後に続きセイバーも駆け出す。


走りながら上条は思考する。
(御坂はああ言ってくれてたけど……それでも、やっぱり俺がエゴで世界を変えた、変えてもらった事実。これだけは揺るがない。
だから俺はセイバーに説教がましいことは何も言えない。ただ……彼女が少しでも
自分が今までしてきたことを肯定できるようにいろんなことを、いろんなものを、聖杯戦争中でも見せてやりたいな)
腹を括り、獰猛な笑みを浮かべる。
さあ、やるべきことは決まった。あとは戦うだけだ!


かつて幸せな世界をエゴで己の知る元の形へ戻した少年と、義務感から己を歴史から抹消せんとする少女。
二人の聖杯戦争への反逆が始まる。


【CLASS】セイバー
【真名】アルトリア@Fate/zero
【パラメーター】
筋力B 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運E 宝具C
【属性】
 秩序・善 
【クラススキル】

対魔力:A
A以下の魔術は無効化。事実上、現代の魔術で彼女を傷つけることは不可能。

騎乗:B
大抵の動物を乗りこなしてしまう技能。幻想種(魔獣・聖獣)を乗りこなすことはできない。

【保有スキル】

直感:A
戦闘時、未来予知に近い形で危険を察知する能力。

魔力放出:A
身体や武器に魔力を纏わせて強化して戦う技能。

カリスマ:B
戦闘における統率・士気を司る天性の能力。一国の王としては充分すぎるカリスマ。

【宝具】具】
『風王結界(インビジブル・エア)』
 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~4 最大捕捉:1人
 不可視の結界。敵に武器の間合いを把握させない。
 シンプルではあるが、白兵戦において絶大な効果を発揮する。
 強力な魔術によって守護された宝具で、兵装自体が透明という訳ではない。
 風を纏った数多の兵装の光の屈折率を変化させ、元から有る形状を不可視にしている。 

『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』
 ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000人
 光の剣。人造による武器ではなく、星に鍛えられた神造兵装。
 聖剣というカテゴリーの中では頂点に立つ宝具である。
 所有者の魔力を光に変換し、収束・加速させる事により運動量を増大させ、
 神霊レベルの魔術行使を可能とする聖剣。

【人物背景】
ブリテンの伝説的君主・アーサー王その人。
第四次終了直後・彼女の最後の登場シーンの途中で召喚されている。
最悪のタイミングで召喚されているためメンタルはボロボロであった。
故に上条の話術と相まってテンションも何もかも乱高下。
【サーヴァントとしての願い】
王の選定をやり直す

【基本戦術、方針、運用法】
戦闘では基本的にセイバーが前で戦い、上条は後方で敵の致命的な宝具へ備える。
もし敵がその手のものを撃ってきたらセイバーを全力で下がらせ上条が幻想殺しで防衛する形。
また、上条の方が有利を取れる相手なら彼が前衛、セイバーは敵の不意打ちに警戒する係を担当する。
主催者に対抗するための勢力を立ち上げるため方舟内を巡り仲間にできそうな人物を勧誘していく。
危険人物は説得するが、最悪の場合は排除もやむなし。


【マスター】上条当麻@とある魔術の禁書目録
【参加方法】
SS内を参照の事
【マスターとしての願い】
聖杯戦争をぶち壊しにして黒幕を打倒し、できる限り多くの人々と生還する。
その過程で聖杯をセイバーに使わせてあげられたら上々。
【weapon】なし。
その場にあるものを利用し戦う(防弾ガラスや鉄パイプ、紅茶やグリス、黒夜海鳥などなど)
【能力・技能】
幻想殺し: 魔術・超能力などの異能の力を打ち消す右手。
耐久力:異常。どうして生きていられるのかさっぱりわからない状況でも生き残る。
話術:メリット・デメリットをはっきりさせた内容で相手をうまく説得することに長けている
前兆の感知:超能力や魔術の余波、視線や敵の筋肉の軋みなどから敵の攻撃を察知する技能。
右腕:切り落としても生えてくる。……人間?
【人物背景】
幻想殺しという特殊な右腕を持ったツンツン頭の東洋人の少年。
普段は飄々とした平凡な少年のようだが、その心根は熱く、優しく、誰かの危機には駆けつけ助けずにいられない。
「誰に教えられなくても、自身の内から湧く感情に従って真っ直ぐに進もうとする者」,
『大きなうねりに繋がる種』とも評されるが本人は無自覚に、ただひたすら走り続け、他人の人生を殴って直していく。
それゆえ多くの人を惹きつけ、また敵視される。
生来の不幸体質故、幼少の頃は差別と無理解に苦しんでいたが、現在では友人たちから不幸の避雷針として重宝されるとともに、
「不幸だからこそ事件に巻き込まれて誰かを助けることができる」として、誇りにも思っている。
【方針】
聖杯戦争を破壊し、黒幕を倒して聖杯を奪う。
セイバーの願いについて:
本編内でできる限り色々な体験をさせてやりたい。その上で彼女の意志が変わるようなら嬉しい。
変わらないならせめて改変後の彼女がどんな形でもいいので幸せになってくれることを望む。
【備考】
新約10終了直後より参戦。
セイバーが召喚されたのは竜という因子を二人が持っていたこと(そのまま竜の因子と竜王の顎)、
世界を改変する/したものというつながり。
魔方陣が機能した理由は不明。
魔力供給は上条の生命力を右手の中の人がなんかしてむりやり魔力にしてセイバーに渡している(効率はあまりよくない)。