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「クソ、畜生! 何だってこんなことになってるんだ!!」

「まぁ落ち着けよマスター」

「これが落ち着いていられるか! 俺は元の世界に戻るぞ!!」

「そいつはヤクいぜマスター、死亡フラグって奴だ」

激昂する少年、村上良太をアサシンのサーヴァント・藤井八雲は宥めていた。
月海原学園の一生徒として何食わぬ生活をしていた彼は突然記憶を取り戻し混乱していた。
しかし――

「なぁアンタには願いがないのか?」

「ある」

アサシンの問いに良太は即答した。
先ほどまでの取り乱しようは見る影もなく収まり、今度は何か考え込んでいる。

(どうも、真面目な奴みたいだなこのマスターは……親近感があるといえばあるけど……さぁて)

「その願いって聞いてもいいか?」

「俺にはどうしても救いたい奴らがいる。このままじゃアイツらは救われなさすぎる!」

「ならそれを聖杯に――」

「それじゃ駄目なんだ! 他人を犠牲にして得た希望なんてアイツ等は……アイツは受け取らない!」

「だがそうは言ってもだ、この戦争に取り込まれた以上勝ち抜いて生還か、死かしかない。
 俺は聖杯によって呼ばれたサーヴァントだ。その辺りは承知済みだがアンタは覚悟を決めなきゃならないぜ」

「……」

沈黙。
良太は唇を噛みしめ、皮膚が破けるほどに拳を握りしめる。
今度はアサシンも口を差し挟まなかった。
ただじっと良太の次の言葉を待つ。

「聖杯戦争には乗らない。だが聖杯は手に入れる」

「どういうことだ?」

「まずは聖杯戦争というものの本質を知らなければ始まらない。
 知ってる奴を探して情報を手に入れる。この腕に浮かぶ令呪は聖杯から与えられたものなんだろ?
 つまりここからは魔術的に聖杯と繋がっているはずなんだ。全部の令呪を集めて魔力の流れを逆探知とか
 走査ができる魔術師に協力を得られれば、聖杯の力を解析できるかもしれない」

「希望的観測だな」

「その通り――だからまず知り、そして試す。希望(それ)が完全に否定されるまで諦めてたまるか!!」

決意のこもった眼差しで良太はアサシンを見据えた。

(この頑固さ……性格はまるで違うけどアイツを思い出しちまうな)

アサシンの脳裏に浮かぶのはかつて自分と命を共有していた一人の少女。

「いいさ、それじゃ試してみよう」

「いいのか?」

「いいも何も俺とマスターは一蓮托生。付き合うさ」

「……サンキュな、アサシン」

良太は照れ臭そうに笑った。

「俺に名は无の藤井八雲」

「村上良太だ」

二人の男は握手を交わす。

(アンタに見えた人間の持つ『聖なる力』――信じるぜ)

八雲は小さく呟いた。

二人の聖杯戦争が始まる――。




【CLASS】アサシン

【真名】藤井八雲@3×3 EYES

【パラメーター】
 筋力D 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B

【属性】
 中立・中庸 

【クラススキル】
気配遮断:D
 サーヴァントとしての気配を絶つ。隠密行動に適している。
 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断は解ける。
 原作でも何度か潜入工作を行っているが成功率はそう高くはない。

【保有スキル】

不老不死:B
 不老不死の術によって術者と命を同化し、不死となっている。
 しかしサーヴァントとして現界した際に術を完全に再現しきれず、超再生は残っているが不死は完全に再現できず
 死亡の際の復活には令呪の使用が必要となる。またマスターが死亡した場合、はぐれとなることなく同時に死亡する。

獣魔術:B
 魔導士ベナレスが生み出した獣魔術を習得している。Bランクはかなり高度な応用まで習得している。
 己自身の精のみでなく自然からも精を集める集気法、手だけでなく足や四肢の切断部など身体の何処からでも獣魔を放つ、
 一度解き放った獣魔を意志の力で自在に操作する、同じ獣魔を連射する、等の技術である。

無限の力:A
 マスターの命が危機に瀕した際に無限の力がアサシンの体に流れ込む。
 死亡状態からでも完全に復活し(この場合令呪は強制使用)、全パラメータが1~2段階アップする。
 また術の使用に際して無制限となる。(魔力や精気を消費しなくなる)
 マスターの命の危機が終わるまでこの状態は続く。

神性:D
 神霊適正を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。
 神話の女神の元となったパールバティ4世と命を共有していたため、低ランクではあるが神性を持つ。

【宝具】

【魔現封神】
ランク:B 種別:対妖宝具 レンジ:1~10 最大補足:100

ベム=マドゥライがベナレスを封じた術。龍脈系縛妖陣。魔物が四方に発散する精を利用し封じる。
そのため相手の力が強いほど封じる力も強くなる。しかし相手に対して封じる大地の許容量が足りなければ失敗する。

【哭蛹(クーヨン)】
ランク:B 種別:対術宝具 レンジ:1~50 最大補足:1000

サルラーマの一族が特別培養していたオリジナル獣魔。「ホエエエッ」と叫ぶのが特徴。
見るからに間の抜けた容姿をしており、初見では八雲からも役立たずと思われていたが、
「精食粒」と言う術の精を喰らう粒子を吐き出して、あらゆる術や力を無効化する能力を持つ。
ただしその力は敵味方を選ばず、月面で呼びだした時は八雲がコネリーから受け継いだ呪文操作球すら食い尽くした。
八雲の切り札の一つであり、終盤では電子暗号化され、世界中に張り巡らされた『破滅の術』を食らい尽くした。

【スペルキューブ】
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~5 最大補足:10
 術士でなくともこれがあれば4つの術を使うことが出来る聖石。
 八雲が持っているものは、束縛、火炎、衝撃波、転位の術が刻まれている。


【weapon】ワイヤー機構付手甲 自作爆裂缶

【人物背景】
主人公。糸目が特徴の少年。昭和46年3月27日生まれ(免許証より)。
物語当初の年齢は17歳で高校生。第二部では20歳だが、17歳で不老不死になってから外見の変化は一切ない。
父親は「妖怪狂い」(八雲談)の民俗学教授「藤井一」。母親は父の教え子。
普通の人間として高校生活を送っていたが、パイと出会い、不老不死の術で「三只眼」を守護する无となり、
パイと共に人間になる旅に出る。
戦いを好まない性格で、たとえ敵でも命を奪う事は好まず、自らの危険も省みず助けてしまう事がある。
特に女性型の魔物に対しては手加減が目立ち、裏切られて窮地に陥ることが多かった。
料理が得意で、一時期帰還したパイと一緒に店を開くつもりで専門学校に通ってもいた。
偶然により不死身の肉体を得た事で様々な闇の者に狙われる事になる。
当初は全く術を使えず不死力のみに頼った特攻戦法が主体であったが、第二部以降は体術や獣魔術を身に付け、
敵と対等に戦えるようになった。
しかしそれでも術者としては脆弱な方であり、ベナレスを始めとする一線級の魔物には歯が立たないことが多かったが、
鬼眼五将の行やベム・マドゥライの指導と能力を受け継ぎ、リトル・アマラを取り込んだことで力を増していった。
数多くの戦いを経ることで著しい成長を遂げ、最終的にはベナレスや鬼眼王に唯一対抗できる存在になる。
ただ、無鉄砲で考えなし、優柔不断で流されやすい性格は相変わらずであり、中盤以降でも何度も失敗している。
パイに惚れており、一度彼女を守れなかったことを悔やんでいる。また、当初は傲慢な「三只眼」を邪険にしていたが、
やがてパイと「三只眼」両方に心惹かれるようになる。
異人格とはいえ二人同時に惹かれていることについて密かに苦しんでいたが、
パイの「全部の自分を愛してくれて嬉しい」との発言で解消されたようだ。
「勘弁してよ」「ヤクイ」が口癖。高所恐怖症の気がある。また中国語は苦手。
サンハーラから4年後にネパールにてハーン、綾小路と再会、その後はパイや妖撃社の面々とともに
化物退治のため世界中を飛び回っている。

【サーヴァントとしての願い】
 人間に戻りたいがパイと一緒でないと意味がないため、今回はマスターの目的に尽力する。

【基本戦術、方針、運用法】
 とりあえず超再生があるからヒット&アウェイ戦法で敵の情報を探りながら戦う。


【マスター】
 村上良太@極黒のブリュンヒルデ

【参加方法】
 寧子とヴァルキュリアの決戦後、戦闘跡地でゴフェルの木片を拾う。

【マスターとしての願い】
 魔女たちを救いたい。
 が、寧子がそれを受け入れるはずがないので聖杯そのものを研究したい。

【weapon】
 なし

【能力・技能】
 写真記憶能力

【人物背景】
 幼馴染への思いからNASAの研究員を目指す高校生。唯一の天文部員で、
 毎日のように天文台の望遠鏡で星を観察している。学校では女嫌いとして有名。
 宇宙人の存在は信じるが魔法は「非科学的だから」と信じない。幼馴染にそっくりな黒羽寧子と出会い、
 彼女に迫る危険を守ろうとする。一見すると、単なる巻き込まれ型のヘタレ主人公に見えるが、
 全国模試で全国3位になるほど成績優秀者で電波暗室や薬の製造番号など、雑学にも詳しい。
 一度見たものを全て記憶出来る写真記憶能力を持つ。
 この記憶は記憶操作の魔法使いでも消すことはできない反面、辛い記憶は容易にトラウマとなりえる。
 幼馴染を思い続ける一途さ、寧子のためなら殺されても構わないという度胸、
 死の恐怖に怯えるカズミ達を力強く励ます自信漲る姿、常に現状を的確に把握する沈着な思考と分析、
 困難を乗り越える強さと勇気など、高いスペックを誇り寧子達からの信頼も厚い。
 これらは基本的に、幼馴染を失った時のような悲劇をもう二度と繰り返さないという、強迫観念めいた信念に基づくものである。
 そんな彼だが「お金を払う価値のあるおっぱい」について女の子の前で真顔で真剣に語るというオープンスケベでもある。

【方針】
 戦闘はなるべく避けながら聖杯についての情報を集める。