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クロエ・フォン・アインツベルン&アーチャー ◆zOP8kJd6Ys


「チュ……ピチャ……んっ――や……」

「あン……チュル――フフ、ホントにやめてほしいの?」

「フゥ――ンン……ッ」


月海原学園初等部。階段脇の廊下で2人の少女が唇を重ねていた。
一人は特に特徴のない一般的な少女といえる。
その少女はもう一人の少女に両腕を拘束され、壁に押し付けられた状態で唇を重ねられていた。

「フぁ……ンちゅ……チュバ――ジュルるッ」

接吻と呼ぶほど微笑ましいものではない。
幼き少女にとってもはやそれは口腔内への蹂躙と言ってよかった。
凌辱している方の少女は薄桃色がかった銀髪で、褐色の肌をしている。
見た目は同じ初等部の少女相当なのだが醸し出す雰囲気が完全に淫魔のソレであった。
果てないと思われた恥辱の時間も少女が全身を火照らせ気を失ったところで終えたようであった。
銀髪褐色の少女はゆっくりと唇を離す。

ぷっくりとした桃色の舌が粘着質な音を立て――ツウと唾液の橋がかかる。

「フフ、美味しかったわ。ありがとね」
「――クロ……ちゃん、好きぃ……」

まるで言葉を返すかのように気を失った少女がのぼせ上がりながらうわ言を漏らす。
それを聞いた少女――クロエ・フォン・アインツベルンは微笑んだ。

「フフ、さーてと。まだ物足りないけどとりあえず腹八分目ってところで自重しておこうかな」

そう呟いた彼女の背後の廊下には死屍累々――幾人もの少女が頬を上気させて倒れていた。

踵を返し、廊下を歩み去ろうとするクロエの背後に一つの影が表れる。

「マスター」

「あら、アーチャー。どう? 魔力供給は滞りないかしら」

「無論……だが、これは本当に必要だったのですか」

「もちろんよ。私の事情は話したでしょう? あなたのような強いサーヴァントを扱う為にも
 そして私自身の為にもこれは必要な行為なのよ。彼女たちの尊い犠牲は決して無駄になんかならないわ」

クロエは悪戯気に笑う。
実際彼女たちはクロエとの接触によって魔力を吸われ、魔力欠乏の症状が出ているだけでその身体に異常が残るわけではない。
数時間の休息で元に戻るだろう。

「でもやっぱりただのNPCからだと効率が悪いわね。
 はやく他の協力的なマスターを見つけたいところね……女の子の」

「……」

影はため息をつくような気配を見せた後、ゆっくりとその輪郭を確かなものへとしていった。
完全に現界したその姿は黄金の鎧と翼をまとった一人の騎士だった。

彼の名は射手座(サジタリアス)の黄金聖闘士(ゴールドセイント)・アイオロス。
かつてギリシアの聖域にて無念の死を迎えた信念の騎士である。

(私はかつて女神をお守りすることができなかった。志半ばで他人に女神を託さざるを得なかった。
 全ては私が未熟だった故に。だから今度こそは……この幼き少女を、マスターを護り抜く!)


「マスター、これからどうされるのです?」

「そうね、とりあえず専守防衛しながら話の通じるマスターを探すってところかしら」

「聖杯は求められないのですか?」

「……私は――魔術師として生まれたわ」

万能の願望器、聖杯の器として生まれる前から調整され続け、生後数か月で言語を解し
あらゆる知識を植え付けられた。
「とある理由」により封印されたものの、封印された状態で彼女は成長し、「クロエ」になった。
理由は解らないが肉体をえ、封印から解き放たれた。
ならば自分は生まれた理由に沿って生きるべきだと。魔術師として生きるべきだと思った。
それならばこの聖杯戦争は自分の魔術師としての実力を示す好機だ。
聖杯を得、亡くなったというアインツベルンを復興させて――

「そうすべきなんだって思ったのにな……」

浮かぶのは自分を受け入れてくれたもう一人の自分。
イリヤの顔。
そして母アイリの、兄シロウの、家族の友達の顔。
自分の居場所は魔術師の道にしかないと思った。
だが違った。
自分の居場所はもうそこにあったのだ。

「イリヤや美遊を泣かせるわけにはいかないから――アーチャー」

「ハッ」

「壊すわ……この聖杯戦争!
 アインツベルンのパクリ儀式なんて許せるほど私は寛容になれないみたい」

「マスターの御心のままに。この命に代えて御守りいたします」

覚悟と決意の瞳を交わし、二人は笑った。

「あなたみたいな頼れる大人の騎士がサーヴァントで良かったわ、よろしくねアーチャー」

「? ハッ――ですが大人……とは?」

「へ? アンタのことだけど――」

「私はまだ14歳ですが……」

クロエの目が点になる。

身長182㎝。黄金の前身鎧を身にまとい、凛々しい顔つきの青年――に見える少年アイオロス。
彼は享年14歳。青春ど真ん中であった。



.

【CLASS】アーチャー

【真名】アイオロス@聖闘士星矢

【パラメーター】
筋力C+ 耐久D(B+) 敏捷A+ 魔力E 幸運E 宝具EX

【属性】
 秩序・善 

【クラススキル】

対魔力:E (B)
 魔術に対する守り。無効化はできず、ダメージ数値を多少削減する。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。

【保有スキル】

小宇宙:A
 体内に存在する宇宙的エネルギーのこと。聖闘士はこれを燃焼させて繰り出す闘法を使用し、
 拳で空を引き裂き、蹴りで大地を割るほどの威力を誇る。
 小宇宙は主に精神力・集中力などに比例・呼応して高まるため、六感(五感 + 第六感)のいずれかを
 意図的に封じるなどして助力とし、爆発的に小宇宙を増大することもできる。
 Aランクの使い手は第六感を越える第七感セブンセンシズに目覚めている。
 目覚めた者は小宇宙を最大限まで増幅し、光速の動きを体現することができるが、
 それが可能なのは黄金聖闘士など聖闘士の中でも少数である。

聖闘士の見切り:A
 敵の攻撃に対する見切り。聖闘士に同じ技は何度も通用しない。
 特にAランクを持つ黄金聖闘士に対して二度も同じ技を仕掛けることは愚の骨頂である。
 もはやこれは聖闘士を知る者にとって常識。
 一度見た技に対して解析を行い、次回以降は小宇宙を使い世界の理に介入、
 その「技が決まる」という事象を書き換え、「技を防ぐ」という事実に変えてしまう
 「因果の上書(オーバーライド)」である。
 ただしこれは技術によってなし得る事のみが対象であり、純粋な火力や腕力などによる
 結果に介入することはできない。

飛翔(偽):C
 聖闘士の驚異的な跳躍力と聖衣の背に装着されている黄金の翼によって
 疑似的な飛翔を行うことができる。空中での姿勢制御、や滑空による加速などが可能だが
 あくまで跳躍の延長であるため、跳躍の限界点から更に上昇することは出来ず、滞空時間も存在する。

【宝具】

【射手座の黄金聖衣(サジタリアス・ゴールドクロス)】
 ランク:B 種別:対攻宝具 レンジ:―― 最大補足:――

 黄道十二星座の射手座に対応する、黄金に輝く防具。聖衣の中でも最上級に位置する黄金聖衣の一つ。
 全身を覆うほどの重装備となり、凍結温度が絶対零度であるなど、その強靭さは他の聖衣とは一線を画す。
 誕生以来破壊されたことは一度も無かったといわれ装着することでBランク以下の攻撃を無効化し、
 対魔力もBランク相当までアップする。また黄金聖衣の中では天秤座以外に唯一武器として黄金の弓矢を持つ。
 太陽の力が蓄積されており黄金聖衣12体のエネルギーを集結すると小規模ながら太陽の光と同等の力を発動できる。

【失われし伝説の神技(ロスト・ファンタズム)】
 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:??? 最大補足:???

 射手座の黄金聖闘士が使用する技は伝承から失伝しており、僅かな外伝にいくつかの記述があるのみとなっている。
 そのためアイオロス本人が使用する技はサーヴァントとして召喚された際に確定されておらず
 外伝に残された射手座の黄金聖闘士の技を自分のものとして一時的に上書きし、使用することができる。
 しかしそのランクは本来のものよりも1~2段階下がったものとなっている。
 アトミックサンダーボルト、インフィニティブレイク、コズミックスターアロー、ケイロンズライトインパルス等が対象となる。


【暗黒の世界に射す一条の光明(ゾディアック・エクスクラメーション)】
 ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:1~50 最大補足:1000

 女神の元に集いし同朋、他の黄金聖闘士11人を召喚しその最大限に燃やした小宇宙を全て黄金の矢に込めて放つ絶技。
 その力は小規模ながら太陽と同じ力を保有し、神の力によって閉ざされた結界をも撃ち貫く。
 当然ながらその魔力消費は絶大で、令呪を三画すべて消費して魔力増幅を行いようやく発動できる可能性がある、
 というレベルである。もし条件を揃えて発動できたとしてもマスターの魔力枯渇と背中合わせの賭けとなる。
 魔力供給の手段なしに使用することは自爆とほぼ変わりないと言える。


【weapon】拳

【人物背景】
人馬宮を守護する。獅子座のアイオリアの実兄。享年14歳。
13年前にアテナが降臨した数日後、前教皇の牡羊座のシオンから仁・智・勇に優れた聖闘士とされ、
来るべき聖戦に際して次期教皇に指名されている。
教皇シオンを殺害して教皇に扮したサガが赤子のアテナ暗殺を目論んだ際、間一髪でアテナを救い脱出。
そのためサガによって聖域への謀反者という汚名を着せられるが、聖域全体を敵に回してなお、
たった1人でアテナを守って戦う。追っ手から逃れる中で山羊座のシュラにより致命傷を受け、
偶然にも日本から旅行でギリシアを訪れていた城戸光政に、アテナと黄金の杖(勝利の女神)と
射手座の黄金聖衣を託した後、絶命している。

【サーヴァントとしての願い】
かつて女神を守り切れず他人に託した後悔を拭うため、今度こそマスターを守り抜く。

【基本戦術、方針、運用法】
基本専守防衛だがマスターの指示があれば攻撃も辞さない。


【マスター】
クロエ・フォン・アインツベルン@Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei!

【参加方法】
美遊の平行世界へ転移した後、偶然ゴフェルの木片を拾う。

【マスターとしての願い】
魔術師としてこの上ない舞台の筈だがイリヤを悲しませない為に聖杯戦争を止める。

【weapon】アーチャーのクラスカード

【能力・技能】
クラスカード・アーチャーを夢現召喚(インストール)することにより、アーチャーの能力を体現する。
投影魔術等を使用可能。

  • 疑似聖杯
イリヤと同じく、願望器としての「過程を省いて結果を実現する」魔術特性を持っており、
その特性により、原理がわからないにも拘らずクラスカード「アーチャー」の夢幻召喚を
行使することが可能である。また、「本来はイリヤが持つはずだった魔術知識」を持ち合わせている為、
イリヤ本体とは異なり、魔術理論に関する知識も豊富である。

【人物背景】
もともとは、まだ赤ん坊だった頃に、アイリによって力と共に封印された「本来のイリヤの人格
(生前から施された魔術的処置により、赤ん坊ながら自我と様々な知識を有していた)」。
イリヤが危機におちいった際、封印が一時的に解かれ、危機を回避した後に再封印される、
というプロセスを経るはずだったが、円蔵山の地下大空洞の地脈逆流時に危機を回避しようとした際、
地下に眠っていた『大聖杯の術式』の力により「弓兵」のクラスカードを核として受肉化した。
顔の造りはイリヤと同一だが、「弓兵」のクラスカードを触媒に現界している影響のためか、
イリヤと違って肌が浅黒く、髪もより銀に近い色合いになっている。当初は髪型も一緒だったが、
クロエと名乗るようになってからは左側頭部の髪をまとめたものに変えている。
アーチャー化すると髪は後ろにまとめたものに変化。
基本ラインは一緒だが、イリヤがアーチャー化したものと衣装も異なる。デザインイメージは割れたハート。
封印中もイリヤとは記憶を共有していたらしく、分裂直後でも美遊といった周囲の人々のことは把握している。
性格の基本骨子はイリヤと同じだが、「もしイリヤが魔術師として育っていたら」という存在であるため
「stay night」本編のイリヤに近い性格で、小悪魔的な言動が多い。
キス魔で同性に対して非常にアグレッシブで、イリヤの周囲の女子5人のファーストキスを奪った。
封印の反動か、「日常」や「家族の愛情」といったものに飢えており、
最初にイリヤの命を狙ったのもそれを手に入れるための手段であって、イリヤを憎んでいたというわけではない。
家族として暮らすようになってからは、義兄・衛宮士郎に積極的に迫っては、イリヤと喧嘩する。
ちなみに、イリヤとどちらが姉でどちらが妹かを争っているが、決着はついていない。

【方針】
聖杯を破壊する。
イリヤの元へ帰還する。
魔力供給に協力してくれそうな女マスターを探す。