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ジャギ&バーサーカー


「ヒャーッハハハハハハハァ! どうしたどうした! 物足りねぇなぁ!」
「同感だなぁ! どうしたー!? もっとこのジャギ様を満足させてみろぉー!」

人通りの激しい環状道路に、狂ったサーヴァントと狂ったマスターの笑い声が木霊する。
一人は妙な魔物を伴いながら青い攻撃的なバイクを運転するショートカットの青年。バーサーカーの英霊だ。
一人はワイルドさ溢れるバイクに乗り、イカれたメットを被った〝ジャギ様〟と名乗る男。マスターだ。
似たもの同士である彼らは今、マスターと二人乗りで馬を駆る敵サーヴァントと戦っているのである。

「俺のターン、ドロー! クッククククク!」

バーサーカーがバイクに乗ったまま、山札からカードを一枚引いた。
バイクに乗りながらカードゲームに興じているらしい。危険だ。二重の意味で。
まぁずっと見ていると、不思議と違和感が失せていくのだが。
ジャギも最初はビックリしたものの、すぐに慣れたし。

「さぁ行くぜ、見知らぬサーヴァント野郎! じわじわと殺してやるぜ! 俺のデッキでな!」
「良いぞバーサーカー! やっちまえー!」
「カードを一枚場に伏せ、インフェルニティ・デーモンでサーヴァントにアタックだ! 〝ヘル・プレッシャー〟!」

器用に腕を振るい、カードをいじるバーサーカー。
すると彼と追従するように宙を飛んでいた魔物が、魔方陣を展開する。
瞬間、敵サーヴァントの頭上から、禍々しい巨大な手が出現した!
バーサーカーの狂った笑い声をBGMに、敵サーヴァントはダメージを受ける。

「ヒャーッハハハハハ! まだ死ぬんじゃねぇぞ! ターンエンドだ!」

自身が攻撃を終えたとわざわざ宣言をしたバーサーカーは、防御を固めた。
するとその守りを突き破らんと、敵サーヴァントが弓を構える。
どうやらアーチャーのようだ。バーサーカーに従う魔物へと、凄い速度で矢が迫る!

「甘ぇよ! 罠(トラップ)カード発動! 〝デプス・アミュレット〟ォ!」

だが、その攻撃は不可視の盾によって無意味となった。

「手札一枚をコストに、相手モンスターの攻撃を無効にする!」

それはバーサーカーが伏せていたカードの効果だ。
彼の思考は敵サーヴァントの一歩上を行っていたというわけである。

「おいジャギ! こいつのターンは終わりだそうだぜ! 次はお前だ!」
「ほう! そうかい! ならこのジャギ様は……!」

そして敵サーヴァントが悔しがった一瞬を突き、ジャギがショットガンを放った。
といっても狙いは敵ではない。その前をちんたら走っていた何台かの自動車、そのタイヤだ!
突然のパンクについていけなくなった自動車が、激しくスピンしながら敵サーヴァントの進路を妨害する。
相手が慌てふためくのを見たジャギは、満足そうに「ターンエンドって奴だぜ」と邪悪な笑みを浮かべた。

「ならば俺のターン、ドロー! おお、こいつは……クッククククク! ヒャーッハハハハハハハ!」
「どうしたバーサーカーよぉ!」
「見せてやるぜ……まずはインフェルニティ・デーモンとそこのジャギを生け贄に捧げ……!」
「何ィ!? 今なんて言った!? マスターだぞ! オレの名を言ってみろォ!」
「ヒャーッハハハハハハ! 冗談だよ冗談! 俺はインフェルニティ・デーモンとインフェルニティ・ビーストを生け贄に捧げる!」
「ほう! それでどうするんだ!?」
「DT(ダークチューナー) ナイトメア・ハンドをアドバンス召喚する!」

すると余程良いことが起きたらしいバーサーカーが腕を振るい、場に変化を与えた。
なんと2体のモンスターが消滅し、赤紫色の例えがたいモンスターが現れたのである。

「ナイトメア・ハンドの召喚に成功したとき……手札からレベル2以下のモンスターを特殊召喚することが出来る」
「な、何だぁ! 今度は何をする気だ!?」
「インフェルニティ・ドワーフを特殊召喚!」「
「おいおい! こんな弱っちいので何が出来る!」
「焦るなよジャギ! この2体のモンスターをダークチューニングだ!」

しかも更には、そうして呼び出した2体の新たなモンスターをも使い、儀式を敢行!

「漆黒の帳下りし時、冥府の瞳は開かれる……舞い降りろ闇よ! ダークシンクロ! いでよ、ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン!」
「なんかすげぇのが出たー!」

するといちいちリアクションを返してくれるジャギを尻目に、いくつもの目を持つ奇っ怪なドラゴンが出現した!

「今のなまっちょろい攻撃で俺は確信した。お前では俺を満足させることは出来ない。お前はただ、目障りなだけだ! 邪魔なんだよ!
 だから予定変更、さっさと終わらせてやる! ワンハンドレッド・アイ・ドラゴンでサーヴァントにアタック! 〝インフィニティ・サイト・ストリーム〟!」

そして……!


 ◇ ◇ ◇


「ヒャーッハハハハハハ! 足りねぇ足りねぇ! まだまだこんなもんじゃ満足出来ねぇぜ!」
「良くやったぜバーサーカー! また一人汚物を消毒したな!」
「クッククククク! ねぎらいなんざいらねぇよ! まだまだ満足出来てないって言ったろ!?」

数分後。
あれから名も知らぬサーヴァントを葬り、共にマスターをも屠ったバーサーカーとジャギは、相変わらず公道を走っていた。
多数のNPCの悲鳴に晒されているが、2人にとっては心地の良いBGMに過ぎない。実に快適だ。
しかしそれでもバーサーカーのご機嫌は少しばかりナナメのようであった。

「もっと俺を満足させるサーヴァントはいねぇのか……? 俺のハンドレスコンボは、まだまだこんなもんじゃねぇんだよ……!」
「そう焦るな。こうして風を切っていりゃ、いつかは会えるだろうよ。貴様のハンドレスコンボや俺の北斗神拳に相応しい相手がな!」
「ヒャーッハハハハハハ! 良いこというじゃねえかジャギ! そうだな! よし、首を洗って待っていろ遊星! ヒャーッハッハッハッハッハ!」

クラススキルである狂化によるものか、少々支離滅裂な喜び方をして機嫌を取り戻すバーサーカー。
それを見たジャギは「適度にメンテナンスが必要たぁ、難儀なサーヴァントだぜ」「っていうか奴の戦闘ルールが未だによく分からん……」と聞こえないよう呟く。
周りのNPCは、相変わらず怯えていた。

世紀末めいた宴が、始まろうとしている。



【クラス】
バーサーカー

【真名】
鬼柳京介

【パラメーター】
筋力D(A) 耐久D(C) 敏捷B+(A) 魔力D(A) 幸運B 宝具B

【属性】
混沌・狂

【クラススキル】
狂化:B(A)
全パラメーターを1ランクアップさせるが、理性の大半を奪われる。
後述の「ダークシグナー」スキルの恩恵により、満足いく決闘が出来る程度には言語・思考能力を保てている。

【保有スキル】
騎乗:B(B+)
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。ライディングデュエル用には十分満足できる数値。

勇猛:C
威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
また、格闘ダメージを向上させる効果もある。
ただし現在はクラス能力により狂化している為、満足に発揮できない。

決闘者:B(B+)
TCG「マジック&ウィザーズ」によって未来を切り開く力。
Bランクともなれば、真の決闘者とも満足のいく戦いが出来ることに加え、状況次第では正負問わず奇跡も起こせる。
だが古代エジプトでゲームが儀式であったことが反映され、戦闘中は使用ゲームの規則を逸脱することが出来ない。
例えば「ターン制システムを厳守する」等。

ダークシグナー:A
深い恨みや未練を残して死亡しながらも、その身に良からぬ力が加わり蘇った決闘者。
狂化と精神汚染に相当する効果を持つが、戦闘用の言語能力と複雑な思考能力は保っている。
ただし同ランクの精神汚染がない人物やダークシグナー、決闘相手以外とは意思疎通が満足に成立しない。
かつてナスカに封印された邪神「地縛神」に憑依された状態であるため、人格が破綻している。

【宝具】
「インフェルニティデッキ」
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大補足:2人
バーサーカーが操るカードデッキ。自分の手札がない場合、真の力を発揮する。
具体的にはモンスター効果などが強化され、バーサーカーの各ランクも上昇する。
逆に言えば手札がある状態では満足いく戦いが出来ない。

「地縛神 Ccapac Apu(じばくしん コカパク・アプ)」
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~1000 最大補足:1000人
ナスカの地上絵の「巨人」を思わせる巨大で禍々しいモンスター。高いパラメーターだけで満足せず、効果も多彩。
まず自身は攻撃対象とならず、盾となるモンスターやサーヴァントを無視してマスターへの直接攻撃が可能。
また、モンスターやサーヴァントを倒した場合には、倒した者の攻撃力分のダメージがマスターに伝わる。
だが召喚する為には自軍モンスター2体と多くの人々の魂を生け贄を捧げねばならず、フィールド魔法が無ければ自壊するという制約が付きまとう。

【weapon】
宝具であるカードデッキと、Dホイールと呼ばれる決闘用バイク。
彼のDホイールは攻撃的なフォルムをした青いもので、満足な走りを約束する。

【人物背景】
出展は遊戯王5D's。かつて「チーム・サティスファクション」のリーダーだった男。
信長の野望よろしく群雄割拠の戦国時代と化していた「サテライト」という地を、決闘によって統一した。
だがその現状にも満足できなくなり、彼は更に大きな敵に無謀な戦いを敢行。
その際に捕まり、仲間であった不動遊星を「裏切り者である」と誤解したまま獄中死する。

しかしその後、ダークシグナーという存在に生まれ変わり復活。
不動遊星へと一方的な恨みを晴らして満足するために戦いを挑んだ。
しかし二度の戦いを経て、彼は不動遊星に敗北することとなる。
後に復活するが、今回サーヴァント化したのは敗北直後から。

【サーヴァントとしての願い】
不動遊星の元へと戻り再戦。完全に叩き潰して満足する。

【基本戦術、方針、運用法】
他人を巻き込むことに躊躇いや戸惑いがないのは困りもの。喧嘩を売りたい放題なのもいけない。
その反面、戦闘時には二手三手先を読む複雑なロジックの元で行動しているため、付け込むならここ。
上手くおだてるなどして彼の満足感を刺激し、どうにかコントロールしてみよう。
なお、バーサーカーが使用しているインフェルニティデッキは、手札0での運用を強いられるため上級者向け。
だがデッキへの理解が深ければ、その暴力的な力は無尽蔵に増していく。少なくとも中の人が大会で優勝する程度には。


【マスター】
ジャギ

【参加方法】
ケンシロウを騙って悪事を続けている途中、木片を発見する。

【マスターとしての願い】
北斗神拳伝承者となる。

【weapon】
ショットガンや仕込み針、そして己の肉体。

【能力・技能】
北斗神拳。

【人物背景】
出展は北斗の拳。北斗神拳の伝承者争いに最後まで生き残った強者。
なのだが弟のケンシロウに強いコンプレックスを抱き、その果てに自滅。
それからというもの、ケンシロウへの復讐に身をやつしていた。
だが真相を知ったケンシロウの手によって、今度こそ葬られる。

【方針】
優勝するため皆殺し。
バーサーカーの戦闘スタイルについてはちょっとよく分からん……。