俺は人間どもに殺されて後に再び狸として生まれ変わり第二の生を生きていた。 前世の記憶はなく人間どもへの怒り憎しみを忘れのうのうと生きていた俺だったが ある時鉄籠の中のうまそうな肉に飛びついた!それが罠だった!
輪廻転生かくありなん、という話だが、これは月におわしまする神が 全狸の同胞を救う定めを持った俺への試練だったに違いない。 鉄籠を運ぼうと近づく人間を目にした瞬間に湧き上がる人間共への怒り! その瞬間前世の俺の記憶が蘇り、俺の体にこの文様が浮かび上がった。 同時に現れた「サーヴァント」に人間は頭を風船みたくパァンと吹っ飛ばされてお陀仏!って有様だ。
もちろん始めはその「サーヴァント」が人間だったもんだからワケが分からなかった。 髪は木苺をすり潰したような赤色で、人間とも獣ともつかねえ雄たけびを「ヴェェアアアアア!」ってあげてやがる。 どうやらそいつは頭がイカれていて、自分を「化け鼠」と思ってるらしく、 笑いながら人間を妖術でばらばらにしやがるんだ。そういやあ確かに鼠の叫びに聞こえねえこともねえ。 俺たちみたいな狸や狐でもないのに妖術を使うんだ。本当の化け物ってのはこういうのを言うんだろうな。 ぎゃあぎゃあ喚くか気持ち悪く笑うだけで話すこともできねえ奴なのに、 なぜか俺はそいつがそういう奴だってわかった。 これも月の神が手下として使わしたこいつに関する知識を天啓として授けてくださったんだろう。 人間どもは月にはウサギがいるとか言ってるが、本当は月にいるのは狸の神様なのかもしれねえ。
神様はこの力で他の人間共や化生の類を倒し続ければなんでも願いを叶えてくれるらしい。 俺はこの人間のガキを使い、人間どもを一匹残らず絶滅させてやる! 人間どもにノッペラ丘にされた鷹ヶ森を元の森に戻してやる!
「いいかガキ!人間をぶっ殺せ!!人間を滅ぼせ!!一匹残らず絶滅させろ!!」 「ふぇ・・・へへへ・・・・!」
【CLASS】バーサーカー 【真名】無し(通称「悪鬼」)@新世界より 【パラメーター】 筋力 E 耐久 D 敏捷 D 魔力 B 幸運 E 宝具 無し 【属性】 ・混沌・悪 【クラススキル】 狂化:B……筋力と幸運を除いたパラメーターをランクアップさせるが、言語能力を失い、複雑な思考が出来なくなる。 【保有スキル】 呪力:バーサーカーの生まれた世界の人間が備えているPK(念動力、サイコキネシス)。 脳内でイメージを描くことによってそれを具現化し、様々なことに応用することができる。 呪力を行使するには目標を視認しイメージする必要がある。視力に少しでも不安を感じた場合には予測不可能な危険を伴う。 また一人の人間が呪力を行使している対象に、他の人間が行使して割り込むと虹のような干渉模様が現れ、 空間が歪み極めて危険な事態となる。 使えるエネルギーには事実上上限が無く、強力な呪力行使は核兵器の威力すらも上回る。 ただし呪力行使には集中力が必要とされ、呪力を行使する人間の体力・精神力には限りがある。 攻撃に特化した一方、防御では弓矢や投石をせき止めるなど応用できるものの、呪力による直接攻撃を防ぐことはできない。 また視認できない攻撃(火縄銃、死角からの攻撃など)・罠・毒ガス・薬物・生物兵器などにも 対処が困難であり不利となる。 呪力の原理は、恒星の莫大なエネルギーを利用しているというものと、 人間の脳を介して量子力学的な現象をコントロールしているという、二つの説が提唱されている。(wikipediaより)
呪力による直接攻撃では視認した相手の体を一瞬で跡形もないほど燃やしたり、 体を直接捻ったり捻ったりして殺害することができる。 「石を飛ばして攻撃する」のような間接的な攻撃でない分防御するのが非常に難しい。 聖杯戦争では対魔力などによって防御可能。 【宝具】 愧死機構:バーサーカーの世界で、人間は誰一人彼(彼女?)を傷つけられなかったという由来から生まれた宝具。 バーサーカーの世界にある「愧死機構」という仕組みを敵対者に無理やり植えつける。 人間にカテゴリされる存在は、たとえ英霊であってもバーサーカーを傷つけることに対して強い拒否反応を感じ、 眩暈・動悸などの警告発作が起こる。それでもなお警告を無視し攻撃を続行した場合には、強直の発作により死に至る。 魔術師やサーヴァントの場合は魔力の暴走によって自傷が起こる。 人間などの高い理性を持った生物により強く作用するが、狂化などで理性を失ってる相手や人間以外の存在には無効。 【weapon】 無し 【人物背景】 呪力と呼ばれる超能力がある世界で、能力者たちは遺伝子操作や教育により暗示により、 人間同士で殺しあわないように「攻撃抑制」「愧死機構」という仕組みを作った。 しかし彼(彼女)は産まれてすぐバケネズミと呼ばれる家畜のような種族にさらわれて育てられたため、 「愧死機構」が人間に働かず、バケネズミに働くように成長した。 その結果バケネズミの人間への秘密兵器として利用され、大量の人間を殺した。 真名がないのは境遇ゆえに名前をつけられなかった為。 バケネズミ達からはバケネズミの救世主「メシア」と崇められ、人間からは愧死機構がないと思われて「悪鬼」と呼ばれた。
自分が人間であることを知らなかったため、鏡を見せられて自分の姿を始めて見た時には大きなショックを受けた。 最期は人間側の策によってバケネズミを自分の能力で殺してしまい、愧死機構が働いて死亡した。
原作では少年だがアニメでは少女。 アニメの20話ぐらいから登場。21話以降は大暴れすることとなる。 アニメ版の容姿は母親似で、年のころは12歳ぐらい。粗末なコートのようなものを纏っている。 【サーヴァントとしての願い】 なし 【基本戦術、方針、運用法】 サーヴァントとして呼ばれたため、マスターの命令を聞く本能は一応刷り込まれている。 愧死機構で牽制しつつ呪力によるダイレクトアタックが基本戦術となるだろう。 ただし対魔力が強いサーヴァントが多いなか十分に活躍できるものだろうか…。
【マスター】権太@平成狸合戦ぽんぽこ 【参加方法】死んだときたまたまゴフェルの木片の上に倒れた。 【マスターとしての願い】優勝狙い。聖杯を手に入れて人間を滅ぼし故郷の山や森を復活させる。 【weapon】金玉 【能力・技能】 化け術: 精神集中の極点で体の全細胞・全組織を一瞬のうちに組み換える自然界最高の驚異。 人間や別の動物や無生物やお化けに化けることができる。 また狸である権太は金玉袋を使ってムササビのように飛んだり金玉を巨大化させて押しつぶしたり 金玉袋を道のように擬態させて上を渡ろうとした車を落下させたりした。 【動物背景】 人間たちの環境破壊のせいで住む山や森を奪われた狸の一匹で、人間を追い出そうとする一派のリーダー。 激しい気性で同士の狸たちを率いて人間達との抗争を繰り広げる。 【方針】 優勝狙い
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