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アリス・マーガトロイド&アーチャー」(2014/07/06 (日) 20:10:51) の最新版変更点

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*アリス・マーガトロイド&アーチャー ◆ZTnr6IpaKg なるほど、とマスターとして覚醒したアリスは先程までの自分を思い返す。 自分を失い、人形として操られるだけだった自分。 何も考えることなく、意思が伴わないまま外面だけで喜怒哀楽を表現し 意思持つ人間と何一つ遜色無い行動をとり続ける自分。 自立人形の完成を目指し、数多くの人形を作ってきたが、 まさか自分自身が人形になることを体験することになるとは思わなかった。 アレこそ単なる人形の限界、自分が目指すのはその先の先。 少なくとも自分の人形はあの意思を持たない段階を越えている、それは自信を持って言える。 しかし、一歩進んだだけでは、幾らかの心が宿っているというだけでは、 結局のところ他者の命令に従うという人形の人形たる限界を本当の意味で越えたわけでは無いのだ。 本当に自分の人形はアレと違うのかと言われれば、自分のどこか冷静な部分は 根本では同じだと認めてしまうかもしれない。 そう思ってしまうことに屈辱感のようなものを感じざるを得ない。 しかしだ、それを知ることができたというのは重要だ。 どれだけ長いかわからない自分の目標までの道のり。 その道中のどこに自分がいるのか、何が足りないのか、それを実体験として幾分か理解できたのだ。 そして、少し前まで人形であった自分は今、自立して動いている。 操り人形が自分の紐を切ったその瞬間を、自分自身で観測できたのだ。 無論、これは封じられていた意思を解放しただけであるので、本当の意味の人形の自立とは異なる。 しかしそれに通じる現象ではあるだろう。 これを経験できただけでも自分の目的に対する大きな糧になった。 この『方舟』で一つ、とても貴重な経験をし、学んだ。 それは良い。良いのだが、それはそれとして。 今現在直面している問題に目を向け、頭を悩ませた。 「本気の殺し合い、というのはね……。  まるで私向きじゃないわ」 アリスは本気を出さない。 魔法使いとして非常に高い能力を持ち、挑まれた勝負は避けない程度には好戦的なアリスであるが、 力押しで勝利するというのはどうも合わず、何事も相手の力を見極め、 それを少し上回る程度の力を上限として戦うのが彼女のスタイルだ。 例えそれで負けても構わない。 勝負自体は楽しいものになるだろうし、本気を出して負けて後が無くなってしまうのも嫌だ。 余りの強者と戦うのも好まない。余裕を持つことが第一だ。 そんな彼女が、魔術師と英霊が命と願いをかけて鎬を削る 聖杯戦争なんてものに参加するということ自体がまずありえない。 戦いに自信が無いというのではないが、弾幕ごっこならともかく、 どんなに商品が豪華なマジックアイテムであろうが形振り構わない全力本気の戦いをするなんて御免なのだ。 ではなぜここにいるのかというと、それもわからない。 願いが無いとは言わない。さしあたっては完全な自動人形の完成だ。 しかしそれはアリスの力で到達してこそ意味があるもので、聖杯に叶えてもらうものではない。 そんな彼女が、なぜ『方舟』とやらに呼ばれてしまったのか。 そもそも、召喚に必要な『ゴフェルの木片』とやらも心当たりが無い。 ここに来る前の最後の記憶では魔法の森の上空を飛んでいたはずだが、 そんな木片など持っていなかったし、木をぶつけられたということもなかった。 普段はそれこそ人形の様に表情を崩すことなく優雅に振る舞っているはずの少女が、 珍しく眉間に皺を寄せて本気で悩んでいた。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ ……一人で悩んでも仕方ない。サーヴァントとやらの意見も聞いてみましょうか。 と、ここでようやく気付いた。サーヴァントはどこだ? 見回して、少し離れたところにそれらしき何かがいるのを見つけた。 実体化はしていないようだが、ラインの繋がりとアリスの幻視は霊体を捉えることを可能としていた。 悩んでいたアリスを気遣って待っていてくれたようだ。 ステータスを確認し、声をかける。このサーヴァントは―― 「――アーチャー。  ごめんなさい。気を遣わせたみたいね。  少しお話ししましょう。実体化してくれる?」   (――はい) やわらかい女性の声、続いてその姿が現れる。 胸当てと赤い袴を身に着けた黒髪の女性。弓を持つのはまさしくアーチャーらしい。 しかし右肩に妙に大きな盾?を身に着け、背にも矢筒と金属製らしい何かゴタゴタしたものを背負っている。 「アーチャーのサーヴァント。航空母艦、赤城です。  空母機動部隊を編成するなら、私にお任せくださいませ」   「コウクウ…ボカン?」 意思持つ人形を目指す少女と、 意思持つ船である女性。 その出会い。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「ふぅん……つまり、付喪神みたいなものね?」 「ええ、そういう認識で大体合ってますよ。  私の様な物が実体を持ちやすい神秘のあり方の世界線がありまして、  その世界でこういうヒトガタの英霊として成ったものですので」 お互いに自己紹介と情報交換を済ませたが、このアーチャー、本来は巨大な『船』だという。 それが人に似せた意思と姿を以て現世に現れた『艦娘』という存在だと。 付喪神ならば幻想郷にもそれなりにいるが、聖輦船が付喪神になって動いている様なものと考えれば 幻想郷のそれらとはスケールが違うことを実感できる。 彼女は自立する船で、自分は人形を以てそこに至らんとしている。 器もあり方も異なるが、それでもある意味自分の目指す様な存在が召喚されたというのは、何かの縁だろうか。 戦闘方法に近しい所があるのも興味深い。彼女の場合は力押しの部分もかなり大きいが。 まだ少し話をしただけであるが、結構こちらに好意的な態度をとってくれているようだ。 これなら相談してみるのも悪くないか。 嘘はつきたくないからどちらにせよ話さなければならないことであろうし。 ……彼女を怒らせることにならなければ良いのだが。 普段のすました所のあるアリスでは考えにくいことであるが、 すんなりと自分の悩み、あるいはこの聖杯戦争においては弱みとすらいえるものを打ち明けることとした。 状況が状況だから、大分まいっていたところがあったのだろう。 「実は、私にはこの戦いに参加する動機は無いのよ」 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「―――それでは、何とか脱出する方法を探しますか?」 「………貴女はそれで構わないというの?  何か願いがあって、この戦いに参加したのではなくて?」 「ええ、無いとは言いません。  私が成った世界では、今この時も多くの提督と仲間達が戦い続けているでしょう  彼らを助け、私たちの敵を根絶することが私の願いです」   そう言って、何かを思い出す様に目を伏せるアーチャー。 自分の世界に思いを馳せているのか。 「しかし、彼らも私達も、それぞれ覚悟や想いを抱いて命がけの戦いに挑むものです。  自分たちが守るべきもののために、剣を取り盾となる。  その戦いに、無関係の方を巻き込むのは皆に顔向けができませんし、私自身もそれを認められません。  マスターが自分の願いの為に戦いたいというならば、私も共に願いを叶えることを目指したでしょうが、  貴女は純粋に巻き込まれた被害者です。  ならば私は貴女を助けるために力を尽くしたい」   アーチャーの眼差しがこちらを向く。 その眼と言葉からは、心からの自分への慈しみが伝わってくる。 ……これが物が意思を持つことか、と思う。 使われるだけだったはずの物が、心を持ち、その有り方に誇りを持ち、 自らの意思と望みとして役割を果たす者となる。   自分が目指す者、その同類である彼女にこれだけの想いを向けられている。 そのことに、彼女の願いを叶えられないことに申し訳なさを感じるとともに、 それでも、嬉しいと思ってしまった。 ……そこまで言ってくれるなら、甘えさせてもらおうかしら? 「フフッ。ありがとう、アーチャー。  それならお願いするわ。家まで送ってくれるかしら?」   「ええ、了解しましたマスター。  これでも無敵艦隊と呼ばれた身ですからね。  大船に乗ったつもりでいてください!」   アーチャーが自信満々に言い、二人で笑いあう。 うん、きっと何とかなりそうね。 【サーヴァントステータス】 【出典】艦隊これくしょん -艦これ- 【CLASS】アーチャー 【マスター】アリス・マーガトロイド 【真名】赤城 【性別】女性 【属性】秩序・中庸 【ステータス】筋力D 耐久A++ 敏捷D(C) 魔力E 幸運C 宝具E+++ 【クラス別スキル】 対魔力:E+++  魔術に対する守り。  本来であれば無効化は出来ず、ダメージ数値を多少削減する程度であるが、  宝具の効果により、対人規模の魔術であればダメージを著しく下げる。   単独行動:E-  マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。  ランクE-ならば、マスターを失っても30ターンの現界が可能。  自立しているとはいえ、『人に使役されるもの』としての本質も残しているため、  このスキルは最低ランクでしか持てない。 【固有スキル】 艦娘  『軍艦』が、人型をとって現界した英霊であることを示すスキル。  本来は武装や宝具として扱われるべき『物』でありながら、意思を持ち自立的な行動を可能とする。  また、『資材』を消費することにより魔力の補充、損傷や武装の修復が可能となる。  『軍艦』であるので水上に対するBランク相当の地形適応スキルの効果を備え、  水上では敏捷をワンランク上げての行動を可能とするが、水中や陸上では逆に敏捷がランクダウンする。   服従:C+  『軍艦』である故の上官に従う性質。  令呪の範囲および効果が強化され、命令行動に伴なう判定に補正がかかる。  命令者が『提督』であるか否か、及びアーチャーが命令者に向ける感情に応じて  ランクが上下する。   千里眼:C++  視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。  艦載機を通してより遠方を見ることを可能とする。   自己改造:C  自身の肉体に、まったく別の肉体を付属・融合させる適性。  資材の取り込み、他の艦装の装備、および近代化改装によるステータスの向上を行うことができる。  本来であればこのランクが上がればあがる程、正純の英雄から遠ざかっていくが、  アーチャーは『軍艦』であり、改造により強化されることはそのあり方として正常なものであるため、  英雄の格が低下するペナルティは発生しない。   【宝具】 『零式艦上戦闘機』『九九式艦上爆撃機』『九七式艦上攻撃機』 ランク:E+ 種別:対軍宝具 レンジ:10-99 最大捕捉:100人  アーチャーの搭載機。  人型をとる英霊の武装としては、弓により射る矢として発艦され、  小型化された機体はアーチャーの意思とパイロットである妖精により操縦される。  航空機であるために長時間・長距離の飛行が可能で、それぞれの機体に搭載された武装で攻撃する。  艦載機は補充が可能なものであるという性質を宝具化しても保持しており、破壊された場合でも  宝具としては少ない魔力の消費で復元が可能。  真名解放と共に発艦させることにより、発艦後に機体のサイズとスペックが航空機としてのものに戻る。  本来の対軍規模の攻撃力を発揮するが、逆にピンポイントの対人攻撃は難しくなる。  また、真名解放後は完全な航空機であり飛び道具の領域を逸脱するため、  矢避けの加護による機体への対応を無効化する。   『赤城』 ランク:E+++ 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:1隻  アーチャー自身が宝具である。  アーチャーの服と体そのものがEランクの神秘を帯びた装甲としての性質を持ち、非常に頑強。  また、本質が巨大な『軍艦』であるために、あらゆる対人規模の攻撃のダメージを大幅に削減し、  生物を対象とするスキルや宝具等の特殊効果の一切を受け付けない。  真名解放により、アーチャーは人型から本来の航空母艦へと姿を変える。  このとき、周囲に自分のマスターがいる場合、瞬間移動させ自分に乗せることができる。  宝具としてのランクは低いが、非常に巨大な質量を実体化させるため相応に魔力を消費する。  また、当然ながら水上でなければ移動は不可能。  しかし、人型のアーチャーがいた場所の周囲の任意の場所に出現することができるため、  敵の頭上に出現することで、その大きさと重量で押し潰すことが可能。 【Weapon】 『無銘・弓』  人型をとったアーチャーの艦装。  小型化された艦載機を矢として発艦させる。   『高速修復剤』  艦娘を高速で修復させる作用を持つ。  但し、修復に必要な魔力や資材は通常通りに消費する。   【人物背景】  大日本帝国海軍に所属する航空母艦。  「八八艦隊」で設計された天城型巡洋戦艦の2番艦として建造を開始されるが、  ワシントン軍縮条約の締結により建造途中で空母への改装を受ける。  完成した正規空母「赤城」は、その当時は空母そのものが運用の黎明期であったために  実験的な要素を多数持っており、それ故に問題が多かった。  しかし、後に近代化改装を受け、第一航空戦隊旗艦として太平洋戦争初期に大活躍を遂げる。  だが、1942年6月5日、ミッドウェー海戦にてアメリカ海軍空母「エンタープライズ」の艦載機の攻撃を受け大破炎上。  第四駆逐隊の雷撃処分により沈没した。同年9月25日、除籍。    英霊は人間ではない動物や機械などでも成る可能性があり、  彼女はその後者、艦船が英霊の域へと到達した存在である。  深海棲艦と呼ばれる存在が跋扈する世界において、『艦娘』と呼ばれる人型の英霊体で現界し、  自分たちを扱う素養のある提督(マスター)の指揮下に入り、祖国の人々を守るために日夜戦い続けている。 【サーヴァントとしての願い】  マスターに従い、助ける。 【基本戦術、方針、運用法】  アーチャークラスの中でも、広域破壊に特に長ける。  空母であり、武器が航空機であるために、攻撃範囲と破壊力は人間の延長に過ぎない他のアーチャーの追随を許さない。  サーヴァントの戦闘力は戦闘機1機分と例えられるが、それを数十機も操るわけである。  しかし、音速の攻撃にすら対応可能なサーヴァントの領域にあって、彼女の航空機は遅い部類に入る。  至近距離で不意打ち気味に巨大化させてぶつける場合などでない限り、  真名解放した航空機を1機や2機程度サーヴァントに向かわせても対処されてしまう可能性は否定できない。  宝具としてのランクも低いので、相応の宝具や技の持ち主が相手では破壊されやすいもの問題である。  対人攻撃を狙うのではなく、一度に多数の機体を投入して  敵には対応不可能な距離・高度から敵マスターを巻き込むことも視野に入れた  爆撃や機銃掃射などの範囲攻撃で一方的に叩くのが基本的な戦術となる。  宝具ランクの低さから大軍宝具としては真名解放の魔力消費は少な目で、  それにもかかわらず破壊力そのものは兵器であるために飛びぬけている。  しかし、効果的な運用には数が必要で、そのうえ戦場を選ばずに爆撃などやると  周囲への被害が大きくなるためペナルティを負う危険がある。    対人戦闘では、艦載機の真名解放は有効活用法が極めて限られるため基本的に小型のまま運用せざるを得ないが、  前述の通り速度に劣るため、接近戦の領域では容易く撃墜される可能性がある。  しかし、矢を射た後も矢が方向を自在に変えて自立的に動くのは通常のアーチャーには無い特性である。  放たれた後も敵を狙い続ける矢を多数放ち、数で攻めるのが常套手段となる。  また、軍艦であり自身が宝具あるために単純に頑丈であることに加え、  対人規模の攻撃である限り宝具であろうと彼女には殆ど通用しないのも強み。  接近戦での奥の手は、航空母艦としての船体での押し潰し。  4万トンを超える重さの鋼鉄の宝具が瞬時に頭上に現れ降ってくるという攻撃は、  どれだけ筋力・耐久・敏捷が高くとも対処は困難。  敵のマスターを巻き込めるならばなおさらである。  しかし、咄嗟の大軍宝具で撃墜される危険性はゼロとは言えないし、  天を支えたヘラクレスの様に非常に重いものを支えた逸話がある英霊には真っ向から対抗されてしまうかもしれない。  そしてこちらの宝具も周囲への被害が馬鹿にならない。    総合的に見て、主兵装が多数の同時運用を前提とする大軍宝具であるため、  燃費はかなり悪い部類のサーヴァントであり、運用する部隊の規模は常に注意が必要となる。  しかし通常のサーヴァントとは異なり資材による維持が可能であるので、  纏まった量を手に入れられれば逆に魔力効率は劇的に改善する。  たとえそうでなくとも、現在のマスターが魔法使いとして非常に優秀であるので、  資材の補給が無くとも十分な戦闘が可能である。  最大の問題は、周囲への被害を考慮する場合かなり戦場が限定されてしまうこと。 【マスターステータス】 【出典】東方Project 【名前】アリス・マーガトロイド 【性別】女性 【参加方法】  ムーンセルによる召還。  しかし彼女は『ゴフェルの木片』に関する一切の心当たりが無い。 【マスターとしての願い】  幻想郷への帰還。  『方舟』からの脱出方法を探す。   【能力・技能】  『主に魔法を扱う程度の能力』『人形を操る程度の能力』  七色の人形使いの二つ名を持つ、万能型の魔法使い。  しかし基本的には自作の人形を魔法で操って戦うスタイルをとる。  弾幕と人形で敵を追い詰める業師。  十体以上の武器を持つ人形を同時に操り、敵に多対一を強いることで優位に立つ戦術をとるが、  アリス本人は人形の操作で手一杯になってしまうらしく、そこが弱点である。  だが実際は人形を操りつつも縦横無尽に動けるので、本当に弱点なのかは疑わしい。  また、人形を大切に思ってはいるが、爆発物を搭載して特攻させることもある。    能力は高いが、戦闘での欠点として、本気を出したがらないというものがある。  本気を出して負けてしまうと後が無くなり、それを嫌うためである。  そしてその結果負けても、それはそれで構わないと思っている。  後が無くなるということを単純に嫌う性格をしているだけなのか、  戦略上奥の手を見せることを避けているのか、その詳しい理由は不明。  流石に聖杯戦争において本気を出さずに負けて殺されることを受け入れはしないだろうが、  それでもこの流儀が基本となっていることは大きな隙となるかもしれない。   【Weapon】 『人形』  自作の人形。魔法により操作する。  どれだけの数を持っているかは不明だが、非常に多い。  人形は色々な武器を持っていたり、弾幕を放ったり、爆発したりする。  人形が他の人形を操ることもできる。 【人物背景】  魔法の森の洋館に住む魔法使い。  属性の得手不得手の無い、万能型の魔法使いにして人形師。  元人間で、修行を積んで種族としての魔法使いなった妖怪の一種である。  しかし、人間の感覚がかなり残っており、不要であるはずの食事や睡眠をとり、  祭りになると街中で人形劇を披露するなど人里との交流が深い。  かつては魔界と呼ばれるところに住んでいたらしいが、経歴には不明な点が多い。 【方針】  幻想郷への帰還手段を探すことを第一とする。  戦闘自体には忌避感は持っておらず、必要であれば戦うが、  あまり本気を出す様なことはしたくはないと思っている。 【その他】 ○赤城は艦これ世界の彼女よりもだいぶ強化されている。  あちらは艦娘という英霊が当たり前の様に出現する、それが常識である世界であるため、  艦娘そのものの神秘の格が全体的に低くなっている。  それに対してこちらは本来の英霊としての格を保持したまま現界している。  上記の様な宝具を持っているのはそのため。 ○赤城が残念なところを見せるのは多分これから。お互いに気を許してから。  まあ最初だし、しっかりしたところを見せたがるよね。

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