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*ネーナ・トリニティ&バーサーカー  ◆Gc3b00.81E . ――最後の記憶は、炎。    *    *    * 「うーん、さて、これからどうしようかしらね」 そう言ってソファーに寝そべりながら蠱惑的な体を伸ばす赤毛の女。 彼女の名はネーナ・トリニティという。 彼女がこの月に至る直前の記憶は――炎。 自身の搭乗するスローネドライに大型MA/レグナントの一撃を受け、爆砕したのだ。 そこで死んだ――はずだった。 だがこれは今際の際の夢ではない。 どういう理屈かは分からないが、ネーナ・トリニティは今、確かに生きているのだ。 『――ゴフェルの木片は、どの時代、どの世界にも存在しうるのです』 マスターとして目覚めてから最初に出会ったシスターはそう言った。 『ある世界ではそのまま聖遺物の一つとして、  ある世界では誰かの手によって加工されたアイテムとして、  ある世界では目の前に突如現れたただの木片として、  そのあり方は多種多様――共通することがあるとすれば、それは"資格のあるもの"をこのムーンセルに呼び寄せる  この聖遺物はそういう"もの"なのです』 それは、死者すらも? 『いいえ、アーク・セルが求めるのはあくまで生者。……まぁ余程のイレギュラーでもあれば別ですが』 だったら私はどうしてここに? 『つまり今の貴女はまだ死んでいないということです。  死ぬその直前に何らかの手段で、ゴフェルの木片に触れた……それだけのことでしょう。  とはいえそのままでは死んでしまいますから、優勝して延命を願う必要がありますが』 「言われなくてもそうするっての……!」 ネーナの美しい顔が歪む。 ――あのシスターは気に食わない。 圧倒的な上から目線。どこか哀れんでいるような、あの視線がネーナの神経を逆なでする。 銃を突きつけてやろうかと思った。 だがそれでもあの女は眉1つ動かさなかっただろう。 恐らくはサーヴァントが控えている。それもかなり強力なのが。 圧倒的な振る舞いをするものはバックに力を有している。 そう、あのイノベイターのように……! だから今は逆らわない。今は、まだ…… 「ねぇそうでしょ……バーサーカー?」 その視線の先、壁にもたれかかるのは短髪の女。 サーヴァント。あの女に教えてもらった情報曰く、自分につき従う強力な力を持った従者。 ネーナの問いかけにバーサーカーは答えない。 何でも多くの場合、バーサーカーというクラスは狂っているため会話ができないらしい。 だがネーナはこのサーヴァントを信用している。 何てったって目がいい。私と同じように、世界そのものを憎んでいるようなその瞳が。 『貴女が呼ぶのは彼女ですか――それはまた、奇遇ですね』 そうシスターは告げた。 何が奇遇なのか……そんなことには興味もないが、見下されているようで気分が悪い。 気分を切り替え、再度ステータスを確認する。 決して悪くないし、宝具も単純に強力で使いやすい。 (そう、私は力を手に入れた。……でもこれで終わりじゃない) だが単純な力はより強力な力にねじ伏せられる。 それはここ数年で身を持って教えこまされた。 無敵だと思っていた兄ィ兄ィたち。 だけど、三大国家群のガンダムに私達は押され、そしてあの男にいともあっさりと2人の命は奪われた だからその後の私は慎重に立ちまわった。 表では王留美に忠実な犬として働き、そして牙を向き、叩き潰すことに成功した。 だがそこでも更に大きな力に叩き伏せられたのだ。 タイミングを、間違えたのだ。 「今度は間違えない……間違えてなんてやるもんか……!」 ――長い間屈辱的な扱いをしてくれた王留美 ――兄たちを殺したアリー・アル・サーシェス。 ――私を殺そうとしたルイス・ハレヴィ。 ――あっさりと私を切り捨てたリボンズ・アルマーク。 気に入らない、全員気に入らない。 でもそれもここまでだ。 なんでも願いが叶うという聖杯を手に入れれば、自分が生き返るだけでなく兄ィ兄ィズを生きかえらせることだって、世界中を支配することだって可能だろう。 そのためには戦い、勝ち残らねばならないが……それはむしろ楽しみでもある。 そしてこの場所に集まったマスターたちにはきっと願いがあるのだろう。 多種多様な、それこそ命をかけてでも叶えたい願いが。 それを踏みにじった時、どんな感情を向けてくるのか。 「――あはっ」 その口元はいびつな快楽にゆがんでいた。 ------------------- その様子をバーサーカーはじっと見つめていた。 狂化によって彼女の思考能力は低下しているが、会話しようと思えば会話は可能だ。 その思考の中心にあるのはネーナ・トリニティと同一だ。 それは世界そのものへの憎しみ。 自分を棄てた誰かへの/世界への尽きることのない憎しみ。 癒えることのない、心に焼き付いた火傷が疼く。 「熱いよ、熱いよう、体が燃えるよう……みんな燃えてしまえよ……」 その笑みは狂気の笑み。 堕ちた聖女の、炎の笑み。 【クラス】 バーサーカー 【真名】 ジャンヌ・ダルク@ドリフターズ 【パラメーター】 筋力:A 耐久:B 敏捷:A 魔力:B 幸運:E 宝具:B 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 ・狂化:E+  身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。  言語機能こそ失っていないが、理性は減少している。  特に戦闘時は、激昂しマスターの言うことを聞かない。 【保有スキル】 ・対魔力:D  何者かの加護により対魔力が上昇している。 ・啓示:-  "直感"と同等のスキル。直感は戦闘における第六感だが、  "啓示"は目標の達成に関する事象すべて(例えば旅の途中で最適の道を選ぶ)に適応する。  根拠がない(と本人には思える)ため、他者にうまく説明できない。  しかし神を呪う現在の彼女からは全て消え去っている。 ・カリスマ:E  軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。  しかし神を呪うがゆえに本来よりもランクダウンしている。  国を統率はできても、兵の士気が極端に下がる。  ただし、一軍を率いる将官程度の役職であれば、天賦の才と言えるランクである。   ・聖人:-  聖人として認定された者であることを表す。  聖人の能力はサーヴァントとして召喚された時に、  "秘蹟の効果上昇"、"HP自動回復"、"カリスマを1ランクアップ"、"聖骸布の作成が可能"から、ひとつ選択される。  しかし神を呪う現在の彼女からは全て消え去っている。 ・騎乗:B  乗り物を乗りこなす能力。 【宝具】 我が神はここにあらず(フランメ・エテルネッル) ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人  戦闘時、狂化スキルを変動させ、身体能力をアップさせる。  炎のような気性が宝具化したもの。神を呪う、激昂の聖女。 業火の聖女(ラ・ピュセル) ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:60 最大補足:50人  呪われた炎を自在に操る。呪われた炎は有象無象を一瞬で焼きつくす。  剣をふるい炎を撒き散らす、投げナイフの着弾地点に炎の壁を作るなどが可能。  発動時は顔の右側が焼けただれ、そこから炎を上げる。  世界を焦がす憎しみの顕現。 【weapon】 ・剣・無銘  何の変哲もない両刃の剣。 ・小刀・無銘  何の変哲もない小刀。 【人物背景】 異世界を化け物によって統一せんとする黑王の配下。 火刑に処されているところを、謎の人物"EASY"の手によって異世界に廃棄物(エンズ)として召喚された。 廃棄物(エンズ)になったからなのか、それともそういう風になってしまったのか。 ……ルーラーとは違う世界で観測された、とある聖女の成れの果て。 【サーヴァントとしての願い】 世界のすべてを炎に包む。 【基本戦術、方針、運用法】 正直、割と強力ではあるが規格外というほどではないため。 他者をどうやって利用していくかが基本となるだろう。 戦闘となれば周囲への被害待ったなしのためマスターの立ち回りに八割かかっていると言っても過言ではない。 【マスター】 ネーナ・トリニティ@機動戦士ガンダムOO 2ndSeason 【参加方法】 【マスターとしての願い】 優勝を狙い、世界を手に入れる。 他のマスターの願いを踏みにじる 【weapon】 ・銃  未来技術で作られた銃。  対人としては十分な武器。 【能力・技能】 ・とくになし  限定的ではあるが脳量子波でのヴェーダへのアクセス能力を与えられている。  がこの世界ではどれだけの意味があるか不明。 【人物背景】 ガンダムチーム"トリニティ"の一員。 性格は一見すると明るく活発だが、その本性は身勝手そのもの。 気が向くままに破壊行為や殺戮行為を楽しみ、気まぐれで無関係な一般人を虐殺した。 【方針】 他人を騙しつつ優勝を狙う。 他人の願いは踏みにじる方向。

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