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*吉井明久・セイバー ◆mIEy19SzEw その木片を見つけたのは通学の途中だった。 宝箱に入っていたとか魔物からドロップしたとかそんなんじゃなくて、普通に道端に落ちていたんだよね。 何かあったとき雄二を殴るのにちょうど良さそうなサイズだったから思わず拾っちゃって……。 その後いつものように鉄人に捕まって、雑用をさせられることになって。  サ モ ン 「試獣召喚ッ!」 鉄人に逃走防止のアイアンクローをされながら、決まりきった文句を叫んで。 ポケットに入れた木片が光っているのを視界の端に捉えたのを最後に、僕の世界は暗転した。 ---------------------- 【第一問】 ドリルを使う利点を答えなさい。 セイバーの答え 『360度回転するから攻撃力が360倍になる 』 マスターのコメント いやあり得ないよ! ……でも、僕より戦いに詳しいセイバーが言うなら本当なのかな? ということはドリルの二刀流なら720倍になるの!? ---------------------- 「――スター。おーい、マスター!」 誰かに身体を揺すられている。揺すられているということは、少なくとも雄二ではないことはたしかだ。 あいつが身体を揺するなんて優しい方法で僕を起こすわけがないもんね。 ムッツリーニはたぶん起こそうともしてくれないから、候補は秀吉ぐらいなんだけど……。 そんなことを思いながら目を開けると、目の前に知らない男の人が立っていた。 誰だろう。学校にこんな赤い服を着てきているってことは、少なくとも 生徒ではないよね。 ツンツンの茶髪。赤い服。紺のズボン。やっぱり赤いブーツ。腰に下げた二本の剣と鞘――剣? 「い、命だけはお助けをぉッ!?」 即座に起き上がって距離を取る。Fクラスで、試召戦争で培われた危険察知能力は伊達じゃない。 剣を持ってるなんて生徒ではないどころか明らかな危険人物だ。 いくらババアが腐りきっているとはいえ、そんな人が学校に侵入するなんて……ん? 「……あれ、学校は?」 辺りをよく見てみると、そこは学校ではなく屋外だった。更に言うと、朝じゃなくて夜だ。 おかしい。てっきり鉄人のアイアンクローで気を失っちゃったのかと思ってたのに。 いくら鉄人が鬼でも、気絶した生徒を外にほっぽり出して夜まで放置す るなんてことはないはず。 謎だ。僕の優秀なる頭脳を持ってしても現状が把握できない。 「ああっと、悪い、驚かせちゃったみたいだな」 うんうんと悩んでいると、男の人が声をかけてきた。 思わず身構えちゃったけど、その笑顔はすごく気さくで、Fクラスの皆のように性根が腐りきっているようには見えない。 もしかしていい人なんだろうか。完全に信用するのも危ないけど、よくよく考えてみれば僕の周りにいたのはこの人だけ。 そうなると、この人が何か事情を知ってるかもしれないよね。 聞いてみよう。 「あの、ここは一体……というか、君は?」 「人に名前を訪ねる前に、まず自分から名乗ったらどうだ?」 正論で返された。 雄二相手なら間違いなく文 句を言っていただろうけど、今ここで文句を言ったら斬られるかもしれない。 「あ、うん。僕は吉井明久」 「明久か、よろしくな! 俺はロイド・アーヴィング。明久のサーヴァントだ。クラスはセイバーだぜ」 「ロイド、ロイドね。うん、よろしく」 男の人――ロイドはどうやら僕のサーヴァントらしい。 セイバーのクラスを引けるなんて、かなりラッキーな……。 そこまで考えて、ある疑問が頭に浮かぶ。 サーヴァント。セイバー。 それらは馴染みのない言葉のはずなのに、意味をすぐに理解することができた。 聖杯戦争を戦うマスターに召喚される英霊。その中でも最優と呼ばれる剣士のクラス。 聞いたこともない単語なのに、どうして僕はそれを知っていたんだろう? 不思議なのはそれだけじゃない。色んな知識が次々に頭に浮かんでくる。 願いを叶える聖杯。それを巡る聖杯戦争。 99 名前:吉井明久・セイバー ◆mIEy19SzEw[] 投稿日:2014/07/02(水) 03:22:15 ID:jN4nCsV.0 [5/9] 覚えようとしたわけでもない知識を完全に暗記しているというこの状況。 ……どうしてこれを勉強に活かせないんだ! 僕の馬鹿! こんなことができるなら、勉強しなくてもテストでいい点をとれるのに! 「……ぷっ、明久、お前面白いな!」 頭を抱えていると、ロイドが僕を見て吹き出していた。 人の悩んでいる姿を見て笑うなんて失礼な。 「それでさ、明久。明久はこの聖杯戦争、どうするんだ? いや、どうしたいんだ?」 文句を言ってやろうかと思ったところで、ロイドが真面目な顔で聞いてきた。 どうしたいか。それはつまり、優勝を目 指すのかどうかということだろう。 優勝すれば願いを叶えられる。でも、負けたら消滅してしまう。 文章にしてみればシンプルで、それでいてすごく恐ろしい。 それなのにそれを自然に受け入れているのは、やはりそれを知らぬ間に知っていたからなんだろうか。 でも、願いが叶うってのは魅力的だけど、思い浮かぶ願いといえば頭が良くなりたいとかゲームがいっぱい欲しいとかその程度。 それが死んじゃう危険を冒してまで叶えたい願いかと言われると……違うよね。 それに、これは試召戦争とは違う。相手を倒すということは相手を消滅させちゃってことだ。 別室送りで済むなんてことはない。 「うん、僕は……僕は、この聖杯戦争には、乗らないよ」 「そっか。じゃ、どうする か考えないとな!」 僕の言葉に、ロイドはあっさり頷いて笑顔を見せた。 ……あれ、サーヴァントとして召喚されるってことは、ロイドも何か願いを持ってるはずなんじゃ……。 「えっと、ロイドはそれでいいの?」 「ああ。明久がそう決めたんなら、俺はサーヴァントとして協力するよ」 「でも、ロイドの願いは?」 「たしかに俺にだって願いはあるけどさ。なんでも叶うものでそれを叶えちまったら面白く無いだろ?  それに、そんなものに頼らないで、皆の力で叶えなくちゃいけない願いだってあるしな」 皆の力で叶えなくちゃいけない願い。 そう口にするロイドは、どこか寂しそうだった。 「さて、方針も決まったところで、明久に俺の武器を知ってもらわ ないとな」 「武器っていうと……宝具のこと? その剣とか?」 ロイドが腰に刺している剣を指さす。 セイバーのクラスなんだから、きっと宝具も剣のはずだ。 でも、ロイドから返ってきたのは意外な答えだった。 「いや、これは宝具じゃないんだ。大切なものだけどな」 「あれ、そうなんだ」 「ああ。俺の宝具は二つあって、その片方が剣なんだけどさ……今は見せられないんだよな」 「消耗が激しいとか?」 「そんなところだな」 消耗が激しいものを無闇に使いたくないのはよくわかる。 僕だって必要でなければフィードバックのある試験召喚獣は使いたくないもの。 ……まあ、そう考えていても結局必要な場面が来ちゃうんだけど。 「もう一つの宝具 は?」 「そっちは――」 ---------------------------- 宝具の説明を受けたところで、目覚めた直後から気になってみたことをロイドに聞いてみる。 「そういえば……剣が二本ってことは、ロイドって二刀流なの?」 「ああ、そうだぜ」 「二刀流かぁ。かっこいいよね」 「おお、明久も二刀流の良さがわかるのか!」 「うん、知り合いにも二刀流がいるけど、たまに羨ましくなるよ」 「手数の多さが魅力だし、それでいて強さの真髄はシンプルなのがいいよな」 「強さの真髄?」 「もちろん――」 一呼吸置いて、ロイドは自信満々に言った。 「剣が二本で二倍強い! これしかないぜ!」 ロイドとは仲良くなれそうな気がする。 そう、強く感じた瞬間だった。 【マスター】吉井明久@バカとテストと召喚獣 【参加方法】『ゴフェルの木片』により召還       (雄二を殴るために拾った木片がたまたま『ゴフェルの木片』だった) 【マスターとしての願い】生還              【weapon】なし       【能力・技能】試験召喚獣という自分によく似た召喚獣を呼び出せる。        その力はテストの点数次第であるが、明久は馬鹿であるため能力値自体はそれほど高くない。        その代わり、観察処分者として雑用などをするために物に触れる(本来試験召喚獣は物に触れない)ようになっている。        また、雑用をこなしているため他の生徒と比べると召 喚獣の操作が上手い。         【人物背景】テストの点数によって強さが決まる召喚獣を用いて戦う『試喚戦争』を導入している文月学園の生徒。       学力によって分けられる6つのクラスのうちの最低ランクであるFクラスに所属している。       Fクラスのメンバーがあまりにも性根が腐っていることもあって、荒事にはある程度慣れている。 【方針】聖杯戦争には乗らない。 【クラス】セイバー 【真名】ロイド・アーヴィング@テイルズオブシンフォニア 【パラメータ】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具EX 【属性】秩序・善 【クラス別スキル】対魔力:B 騎乗:D 【保有スキル】精霊の加護:B 大樹の精霊の加護を受けている。一定ランク以下の精神干渉を無効にする。        道具作成:E 手先が器用。魔術的なものは作れないが、様々なものを加工することができる。   【宝具】 「時統べる永劫の剣 -エターナルソード-」  ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:??? 最大捕捉:???  精霊王より与えられし時間と空間を操る魔剣。世界を二つに分かつほどの力を持つ。  ロイドが持つマテリアルブレード(weapon参照)を融合させることで発動が可能。   「天駆ける蒼翼-天使化-」  ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1  自らの身体を無機生命体化し、それによる耐久の向上などの恩恵を受ける。  また、その背中にはマナ(この聖杯戦争では魔力)で構成された翼が出 現し、飛行が可能となる。   【weapon】  マテリアルブレード…フランベルジュとヴォーパルソードからなるロイドの愛用の二刀。   フランベルジュは炎の、ヴォーパルソードは氷の属性を持つ他、二刀を融合させることでエターナルソードとなる。 【人物背景】  世界再生の神子である幼なじみコレットの旅に同行する中で、 【サーヴァントとしての願い】  現段階では不明。 【基本戦術、方針、運用法】  マスターに従う。 ----
*吉井明久・セイバー ◆mIEy19SzEw その木片を見つけたのは通学の途中だった。 宝箱に入っていたとか魔物からドロップしたとかそんなんじゃなくて、普通に道端に落ちていたんだよね。 何かあったとき雄二を殴るのにちょうど良さそうなサイズだったから思わず拾っちゃって……。 その後いつものように鉄人に捕まって、雑用をさせられることになって。  サ モ ン 「試獣召喚ッ!」 鉄人に逃走防止のアイアンクローをされながら、決まりきった文句を叫んで。 ポケットに入れた木片が光っているのを視界の端に捉えたのを最後に、僕の世界は暗転した。 ---------------------- 【第一問】 ドリルを使う利点を答えなさい。 セイバーの答え 『360度回転するから攻撃力が360倍になる 』 マスターのコメント いやあり得ないよ! ……でも、僕より戦いに詳しいセイバーが言うなら本当なのかな? ということはドリルの二刀流なら720倍になるの!? ---------------------- 「――スター。おーい、マスター!」 誰かに身体を揺すられている。揺すられているということは、少なくとも雄二ではないことはたしかだ。 あいつが身体を揺するなんて優しい方法で僕を起こすわけがないもんね。 ムッツリーニはたぶん起こそうともしてくれないから、候補は秀吉ぐらいなんだけど……。 そんなことを思いながら目を開けると、目の前に知らない男の人が立っていた。 誰だろう。学校にこんな赤い服を着てきているってことは、少なくとも 生徒ではないよね。 ツンツンの茶髪。赤い服。紺のズボン。やっぱり赤いブーツ。腰に下げた二本の剣と鞘――剣? 「い、命だけはお助けをぉッ!?」 即座に起き上がって距離を取る。Fクラスで、試召戦争で培われた危険察知能力は伊達じゃない。 剣を持ってるなんて生徒ではないどころか明らかな危険人物だ。 いくらババアが腐りきっているとはいえ、そんな人が学校に侵入するなんて……ん? 「……あれ、学校は?」 辺りをよく見てみると、そこは学校ではなく屋外だった。更に言うと、朝じゃなくて夜だ。 おかしい。てっきり鉄人のアイアンクローで気を失っちゃったのかと思ってたのに。 いくら鉄人が鬼でも、気絶した生徒を外にほっぽり出して夜まで放置す るなんてことはないはず。 謎だ。僕の優秀なる頭脳を持ってしても現状が把握できない。 「ああっと、悪い、驚かせちゃったみたいだな」 うんうんと悩んでいると、男の人が声をかけてきた。 思わず身構えちゃったけど、その笑顔はすごく気さくで、Fクラスの皆のように性根が腐りきっているようには見えない。 もしかしていい人なんだろうか。完全に信用するのも危ないけど、よくよく考えてみれば僕の周りにいたのはこの人だけ。 そうなると、この人が何か事情を知ってるかもしれないよね。 聞いてみよう。 「あの、ここは一体……というか、君は?」 「人に名前を訪ねる前に、まず自分から名乗ったらどうだ?」 正論で返された。 雄二相手なら間違いなく文 句を言っていただろうけど、今ここで文句を言ったら斬られるかもしれない。 「あ、うん。僕は吉井明久」 「明久か、よろしくな! 俺はロイド・アーヴィング。明久のサーヴァントだ。クラスはセイバーだぜ」 「ロイド、ロイドね。うん、よろしく」 男の人――ロイドはどうやら僕のサーヴァントらしい。 セイバーのクラスを引けるなんて、かなりラッキーな……。 そこまで考えて、ある疑問が頭に浮かぶ。 サーヴァント。セイバー。 それらは馴染みのない言葉のはずなのに、意味をすぐに理解することができた。 聖杯戦争を戦うマスターに召喚される英霊。その中でも最優と呼ばれる剣士のクラス。 聞いたこともない単語なのに、どうして僕はそれを知っていたんだろう? 不思議なのはそれだけじゃない。色んな知識が次々に頭に浮かんでくる。 願いを叶える聖杯。それを巡る聖杯戦争。 99 名前:吉井明久・セイバー ◆mIEy19SzEw[] 投稿日:2014/07/02(水) 03:22:15 ID:jN4nCsV.0 [5/9] 覚えようとしたわけでもない知識を完全に暗記しているというこの状況。 ……どうしてこれを勉強に活かせないんだ! 僕の馬鹿! こんなことができるなら、勉強しなくてもテストでいい点をとれるのに! 「……ぷっ、明久、お前面白いな!」 頭を抱えていると、ロイドが僕を見て吹き出していた。 人の悩んでいる姿を見て笑うなんて失礼な。 「それでさ、明久。明久はこの聖杯戦争、どうするんだ? いや、どうしたいんだ?」 文句を言ってやろうかと思ったところで、ロイドが真面目な顔で聞いてきた。 どうしたいか。それはつまり、優勝を目 指すのかどうかということだろう。 優勝すれば願いを叶えられる。でも、負けたら消滅してしまう。 文章にしてみればシンプルで、それでいてすごく恐ろしい。 それなのにそれを自然に受け入れているのは、やはりそれを知らぬ間に知っていたからなんだろうか。 でも、願いが叶うってのは魅力的だけど、思い浮かぶ願いといえば頭が良くなりたいとかゲームがいっぱい欲しいとかその程度。 それが死んじゃう危険を冒してまで叶えたい願いかと言われると……違うよね。 それに、これは試召戦争とは違う。相手を倒すということは相手を消滅させちゃってことだ。 別室送りで済むなんてことはない。 「うん、僕は……僕は、この聖杯戦争には、乗らないよ」 「そっか。じゃ、どうする か考えないとな!」 僕の言葉に、ロイドはあっさり頷いて笑顔を見せた。 ……あれ、サーヴァントとして召喚されるってことは、ロイドも何か願いを持ってるはずなんじゃ……。 「えっと、ロイドはそれでいいの?」 「ああ。明久がそう決めたんなら、俺はサーヴァントとして協力するよ」 「でも、ロイドの願いは?」 「たしかに俺にだって願いはあるけどさ。なんでも叶うものでそれを叶えちまったら面白く無いだろ?  それに、そんなものに頼らないで、皆の力で叶えなくちゃいけない願いだってあるしな」 皆の力で叶えなくちゃいけない願い。 そう口にするロイドは、どこか寂しそうだった。 「さて、方針も決まったところで、明久に俺の武器を知ってもらわ ないとな」 「武器っていうと……宝具のこと? その剣とか?」 ロイドが腰に刺している剣を指さす。 セイバーのクラスなんだから、きっと宝具も剣のはずだ。 でも、ロイドから返ってきたのは意外な答えだった。 「いや、これは宝具じゃないんだ。大切なものだけどな」 「あれ、そうなんだ」 「ああ。俺の宝具は二つあって、その片方が剣なんだけどさ……今は見せられないんだよな」 「消耗が激しいとか?」 「そんなところだな」 消耗が激しいものを無闇に使いたくないのはよくわかる。 僕だって必要でなければフィードバックのある試験召喚獣は使いたくないもの。 ……まあ、そう考えていても結局必要な場面が来ちゃうんだけど。 「もう一つの宝具 は?」 「そっちは――」 ---------------------------- 宝具の説明を受けたところで、目覚めた直後から気になってみたことをロイドに聞いてみる。 「そういえば……剣が二本ってことは、ロイドって二刀流なの?」 「ああ、そうだぜ」 「二刀流かぁ。かっこいいよね」 「おお、明久も二刀流の良さがわかるのか!」 「うん、知り合いにも二刀流がいるけど、たまに羨ましくなるよ」 「手数の多さが魅力だし、それでいて強さの真髄はシンプルなのがいいよな」 「強さの真髄?」 「もちろん――」 一呼吸置いて、ロイドは自信満々に言った。 「剣が二本で二倍強い! これしかないぜ!」 ロイドとは仲良くなれそうな気がする。 そう、強く感じた瞬間だった。 【マスター】吉井明久@バカとテストと召喚獣 【参加方法】『ゴフェルの木片』により召還       (雄二を殴るために拾った木片がたまたま『ゴフェルの木片』だった) 【マスターとしての願い】生還              【weapon】なし       【能力・技能】試験召喚獣という自分によく似た召喚獣を呼び出せる。        その力はテストの点数次第であるが、明久は馬鹿であるため能力値自体はそれほど高くない。        その代わり、観察処分者として雑用などをするために物に触れる(本来試験召喚獣は物に触れない)ようになっている。        また、雑用をこなしているため他の生徒と比べると召 喚獣の操作が上手い。         【人物背景】テストの点数によって強さが決まる召喚獣を用いて戦う『試喚戦争』を導入している文月学園の生徒。       学力によって分けられる6つのクラスのうちの最低ランクであるFクラスに所属している。       Fクラスのメンバーがあまりにも性根が腐っていることもあって、荒事にはある程度慣れている。 【方針】聖杯戦争には乗らない。 【クラス】セイバー 【真名】ロイド・アーヴィング@テイルズオブシンフォニア 【パラメータ】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運B 宝具EX 【属性】秩序・善 【クラス別スキル】対魔力:B 騎乗:D 【保有スキル】精霊の加護:B 大樹の精霊の加護を受けている。一定ランク以下の精神干渉を無効にする。        道具作成:E 手先が器用。魔術的なものは作れないが、様々なものを加工することができる。   【宝具】 「時統べる永劫の剣 -エターナルソード-」  ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:??? 最大捕捉:???  精霊王より与えられし時間と空間を操る魔剣。世界を二つに分かつほどの力を持つ。  ロイドが持つマテリアルブレード(weapon参照)を融合させることで発動が可能。   「天駆ける蒼翼-天使化-」  ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大捕捉:1  自らの身体を無機生命体化し、それによる耐久の向上などの恩恵を受ける。  また、その背中にはマナ(この聖杯戦争では魔力)で構成された翼が出 現し、飛行が可能となる。   【weapon】  マテリアルブレード…フランベルジュとヴォーパルソードからなるロイドの愛用の二刀。   フランベルジュは炎の、ヴォーパルソードは氷の属性を持つ他、二刀を融合させることでエターナルソードとなる。 【人物背景】  ドワーフの義父に育てられた少年。  世界再生の神子である幼なじみコレットの旅に同行する中で、彼女の身に起こる天使化の弊害に心を痛めながらもそれを助ける。  「目の前の人間も救えなくて、世界再生なんてやれるかよ!」 などの信念を持つ優しい理想論者であり、その強き想いが精霊王にも認めらろ、かつて二つに分かたれた世界を統合する「真の世界再生」を成し遂げるに至った。  なお、17歳であるにも関わらず九九ができない他、「一刀で100の力なら二刀流にすれば200の力になるだろ」というロイド理論により二刀流を選択するなど、学力に関しては少々残念な頭脳の持ち主である。 【サーヴァントとしての願い】  現段階では不明。 【基本戦術、方針、運用法】  マスターに従う。 ----

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