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*カオスヒーロー&ランサー ◆EIyzxZM666 (これは夢…だったのか…わるい夢…いや…いい夢…だった…) ――――これで終わりだと思ったんだがな。 現世での最後の記憶。あいつと全力を振り絞って戦い、そして敗れた。 あとはただ消滅するだけで、実際俺ももう意識はなかったんだが、どうやらあれで最後とはいかなかったようだ。 原因は俺が使っていた刀。パートナーであったりえに貰った物だが、この刀の柄にゴフェルの木片というものが使われていたらしく、これが俺をここへ呼び寄せたらしい。 りえはこれがどういうものか知っていたのか、何を思って俺にこれを渡したのか、今となっては分からない。 この辺りは東京のどこかを再現したような街らしく、駅などなんとなく見覚えがある気がする。 当初は記憶を無くしたNPCとして、“カオスヒーロー”だなんて呼ばれる以前の、ただの人間であった頃のような生活をしていた。 記憶を取り戻せたのはあっちの方でのびているオザワのお陰だ。今更俺があんな奴に拘る訳が無いんだ。 お礼に今回は命は取らないでやった。しつこく絡んでくるようなら知らん。 ここで勝ち抜けば何でも願いが叶うらしいが、俺の願いは決まっている。 またあいつの前に立つことだ。 あの後世界がどうなったかは分からない。だがアスラおうにも天使どもにも、あいつをきっと止められないだろう。 もうガイア教もメシア教もどうでもいい。りえでさえも関係ない。 別にあいつを憎んでいる訳でも、殺さなきゃいけない訳でもない。 あいつと勝負をして、そして勝ちたい。それだけだ。 勝って何がどうなるとかは知らん。 一度消滅しかけたせいか、悪魔の力も殆ど失って人間だった頃の姿に戻っている。 だが、せっかくチャンスが来たんだ。 相手が悪魔だろうがなんだろうが、人のままでも戦い抜ける事は身を持って教えられた。 何もしないで、黙って負けっぱなしでいられるか。 「さて、俺の相方はどんな野郎だ?」 ここではサーヴァントと呼ばれる仲魔と共に戦うのがルールらしい。 英霊と呼ばれる存在の中から選ばれるらしいが、もしかするとあいつもここに来る可能性もあるのか? それはそれで面白そうだ。 地面に魔方陣が描かれ光を放ち、サーヴァントが姿を現す。 だが、そこから現れた野郎は、俺が言うのもなんだがとても英霊なんてものには見えなかった。 異常な巨躯。頭から生えた巨大な角。獣のような4足の下半身。 高位の魔獣か何かとしか思えない。これじゃ悪魔召喚だろう。 「キサマがマスターか!俺はランサーのサーヴァント!目指すは優勝あるのみだ!足手まといにはなるなよ、小僧!」 あ?誰が小僧だ?……一応サーヴァントで間違いないようだが。 ……そうか、分かった。 こいつは、俺の同類。力を得るため、人ならざるものを己の身体に受け入れた存在。 どんだけ取り込んでんだかわかんねえ、年季の入った大先輩ってところか。 「まあ、やる気満々な相方で何よりだ。よほど叶えたい願いがあるんだな。」 「俺の願いは最強!ここで多く強者と戦い、さらなる力を得る!そして、あやつに勝利する!」 「あんたにも勝ちてえ奴がいるのか。相手はいったいどんな化物だ?」 「いや、異種族の力も借りてはいたが、俺と戦った中で最も強い、俺が勝利したいあやつはあくまで人間であった。」 「……へえ。」 彼はランサーのサーヴァント、ダンターグ。魔物を吸収する事で強大な力を得た「七英雄」の一人。 彼ら「七英雄」と戦い続けたバレンヌ帝国。その歴代の皇帝は血族、種族の境なく、先帝の意志を継いだ者が就任した。 そうして代を重ねるごとに力をつけ、長き戦いに終止符を打った最強最後の皇帝。 再びその者と戦い、勝利する。それが彼の願い。 「まず俺自身で挑んで敗れ、俺たち七英雄が力を結集しても勝てなかった……。  別に、仲間たちの復讐だとかそんなつもりは毛頭ない。  ただ、このまま負けっぱなしでいられるか!必ず戻ってやるぞ!」 「……そいつは同感だ。」 荒ぶる英雄たちの、延長戦が始まる。 【CLASS】ランサー 【真名】ダンターグ 【パラメーター】筋力A+ 耐久A+ 敏捷C 魔力D 幸運D 宝具A 【属性】混沌・悪  【クラススキル】 対魔力:D 一工程(シングルアクション)によるものを無効化する。魔力避けのアミュレット程度の対魔力。 【保有スキル】 吸収の法:A 相手の肉体を吸収し、その能力や知識を取り込む「七英雄」の秘術。 ダンターグは己の強さに余計なものが混じるのを嫌い、取り込む対象を凶暴で力強い獣等に絞っている。 怪力:A 一時的に筋力を増幅させる。魔物、魔獣のみが持つ攻撃特性。ダンターグは獣系モンスターを吸収し続けた事で会得した。 使用する事で筋力をワンランク向上させる。持続時間は“怪力”のランクによる。 戦闘続行:A 往生際が悪い。瀕死の傷でも戦闘を可能とし、決定的な致命傷を受けない限り生き延びる。 【宝具】 『超進化(いじめ抜いた自慢の身体)』 ランク:B~A 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:1 何十年、何百年とただひたすら己を鍛える事に費やし、何千、何万もの魔物を狩っては取り込み、変貌していったダンターグの身体。 俗にいう第3、第4形態へと進化する能力。第3形態に進化すると筋力、耐久が強化され、第4形態ではそれに加えて再生能力が付き、槍と盾を装着する。 上位形態になるほど魔力の消費は大きくなる。 『活殺獣神衝(この俺の最強の一撃)』 ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:2~4 最大補足:1 長い時を経て習得した、ダンターグの最大威力の必殺技。第4形態でのみ使用可能。 破格のパワーで槍を振りまわし、狙い澄まして相手の急所をぶち抜く。 この技を受けた者は死を免れたとしても身体に深いダメージが残り、一時的に筋力と敏捷が1ランク低下する。 『武血火魔死(ぶ ち か ま し)』 ランク:B 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大補足:30 ダンターグの代表的攻撃手段。その名の通り、ただ思いっきり敵陣にぶつかっていく。 ただそれだけで魔物の群れは消し飛んだ。 【weapon】 己の身体を武器に戦う。第4形態では巨大なランスと面のついた盾も使用する。 【人物背景】 出典はロマンシング サ・ガ2。魔物を吸収する事で得た力で魔物から人々を守っていた古代の英雄「七英雄」の一人。 元は暴れ者と評判の傭兵。彼はただ自身を強くする事を望み、この一員に加わった。 古代人たちは次第に強くなりすぎた「七英雄」を恐れ、彼らを異次元に閉じ込める。元の世界へ戻ってこれた頃には長い時間が過ぎており、古代人たちは既に別世界へと旅立っていた。 「七英雄」たちはその後、ある者は復讐のため古代人たちを追う手段を探し、またある者は自身の欲望のために行動を起こす。 復讐等に興味がないダンターグはさらなる力を求め、ただひたすらに洞窟の奥深くで魔物と戦い続けた。 そして、野心を持った「七英雄」の一人がバレンヌ帝国に攻め入り第一皇子を殺めた事で、バレンヌ皇帝と「七英雄」の長い闘いの歴史が始まる。 【サーヴァントとしての願い】 強者と戦いさらなる力を得て復活し、最終皇帝にリベンジ。 【基本戦術、方針、運用法】 基本は第2形態で行動。強い奴を見つけて倒す。気に入ったやつがいれば吸収。 【マスター】カオスヒーロー 【参加方法】刀の柄がゴフェルの木片で出来ていた。 【マスターとしての願い】もう一度、あいつの前に立つ。 【weapon】 『無銘の刀』 カオスヒーローが使っていた由来不明の刀。数多くの高位悪魔を切ってきたこの刀はサーヴァントに対しても有効。 だが悪魔の力を失った今、白兵戦の得意なサーヴァントと切り結ぶのは危険。 【能力・技能】 炎の術と一部の補助、状態回復の術が使える。 以前はサーヴァントにも負けない力を持っていたが、かつての力の殆どを失っている。 大量の魔力を確保すれば、失われた力の補填も可能かもしれない。 【人物背景】 出典は真・女神転生。“力を求める渇いた魂”を持っていた男。かつて、悪魔が出現し混迷を極める東京である少年と出会い、行動を共にしていた。 悪魔と手を組み新宿を支配していた男、オザワと因縁のあった彼は、悪魔と合体し強大な力を得た事で復讐を果たす。 その後、考えの相違で少年と別れ、自由と混沌を重んじるガイア教の元で活躍し、いつしか彼は“カオスヒーロー”と呼ばれる。 その過程で、一匹狼であった彼も「りえ」というパートナーを得る。 そして彼女の見守る中、ガイア教の精神にも法と秩序を重んじるメシア教の精神にも染まらなかった、あの少年と対決する事となる。 【方針】 優勝を目指す。もっと強くなる。

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