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いつか、どこかで、そうであったかもしれない私。 人を斬り、肉を千切り、骨を砕き、すり潰し、バラ撒いて、バラ撒いて。 真っ赤な絨毯、真っ赤なお手々。 怖くて、辛くて、笑えなかった。笑うことができなくなった。 そして私は逃げ出した。 あの子の前で笑うのを我慢できそうになかったから。 だって、気持ち良かったもの。 正直、スカッとした。 嫌いなヒトを虐めるのも。憎いカタキを殺すのも。 だから私は逃げ出した。 きっと、愛するヒトたちを壊すのも楽しかったと思うから。 これはそうであったかもしれないというお話。 実際はそうならなかったのだから、それで良いんです。 だから、私に触れないで。 少年は、大いなる意思に選ばれた。 そして与えられた役割をこなし、定められた道を進まされた。 決められた大きな流れの前には、自分が掴み取ったと思った答えさえも路傍の石ころのようなものだった。 しかし少年は進むと決めた。 たとえそれが、与えられた役割で、定められた道だとしても。 物語の犠牲になった者達の命は無駄にはできない。 「この戦いの先ににあるのが万能の願望機だというなら……  ビッグ・ファイアを止められるかもしれない!」 かくして、彼、草間 大作少年は聖杯戦争の舞台に降り立った。 しかし、この大作少年に殺し合いという舞台で何ができるというのか。 彼自身は何の能力も持たないただの少年なのだ。 おまけに、彼の父親の遺産である強力無比なジャイアント・ロボもいない。 「万里の壁がここまで来れるかは賭けだったけど……上手く行ったみたいだな」 しかし、彼にはまだ九大天王達が憑いていた。 九大天王・万里の壁。 大作少年の生きた世界の中でも突出した実力を持つ英傑達がその身を捨て、魂となり大作少年を守護しているのだ。 先の戦いで失われた魂もいるとは言えその守りはいまだ堅牢。 ならば、大作少年の魂の記憶封じる隙などあろうはずもない。予選などというものは無いにも等しい。 そして、能力者の力の源はこの世界でいうならば魔術回路。 「九大天王達の力なら、どんなサーヴァントも! いけ、バーサーカ―!」 「し■死■■ネ死ネア■■あァ■ァ■■■ーー■ーッ!!!」 大作少年は命じる。ただ、己の世界を救わんがために。 彼女は、魔剣の意思に選ばれた。 魔剣を振るい、仲間を助け、彼女はそれで良かった。 だが、魔剣の与えた役割は違った。魔剣の定めた道は、彼女の望むものでは無かった。 己の意思を体現させるため、魔剣は彼女を蝕んだ。 しかし、彼女は乗り越えた。 全てを守るために、犠牲を出さない為に、魔剣さえ打ち直した。 だから、これはもしもの話。 もしも、彼女が何かを取り零し、与えられた役割から抜け出せなかったら。 名も無きサーヴァントを討ち果たし、笑えないはずの彼女は笑う。 碧眼の双眸鈍く光りは宙をうつろう。 ―――ツギハだレを殺セばいイのダろウ? 彼女に与えられた称号は伐剣者。聖者は狂者に成り果てた。 【クラス】バーサーカー 【真名】アティ 【パラメーター】  筋力A 耐久B 敏捷A 魔力A++ 幸運D 宝具A 【属性】  中立・狂  【クラススキル】  狂化:A  負の感情に汚染された魂がクラススキルによりさらに狂わされている。  理性と言語能力の喪失の代わりに全てのパラメーターがワンランクアップし、魔力はさらにワンランクアップしている。 【保有スキル】  魔力暴走:A   魔力を使う行動の威力がワンランクアップする。     戦闘続行:A   致命傷を受けても、宝具の影響で戦闘を続行できる。   たとえ霊核を傷付けられようともマスターの魔力が枯渇しない限りは消滅しない。 召喚:--   本来は触媒さえ得られれば高度な召喚魔術を行使できたが、狂化により失われている。    【宝具】 『碧の賢帝』(シャルトス)  ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:-- 最大補足:1人  疑似的に作られた界(エルゴ)を介し、使用者を強化する緑光の剣。  ただし界の代用試作品の研究実験の際に多大な犠牲者が生み出されたため、  使用者を犠牲者達の負の感情で汚染する魔剣となってしまっている。  解放と同時に抜(伐)剣者の疲労・損傷を全快させるとともに、パラメーターをワンランクアップさせる。   ムーンセルに遺跡は無いが、廃棄された虚数部分から類似データを集積し逸話と合わせ疑似的に効果が再現されている(超理論) 【weapon】 『無銘の剣』  バーサーカーの意識が混濁しているため判別ができない。  それなりに切れ味のある剣である。 【人物背景】  アティ先生はこんなこと言わない。   【サーヴァントとしての願い】  負の感情をばら撒く。   【基本戦術、方針、運用法】  九大天王達の魔力? は多分スゴいので狂化したままガンガン攻めよう。  理性を失いせっかくの魔力が腐っているけど。  物理でも原作のルートボス軍団を単身で斬り殺せるくらいには強い。 【マスター】  草間 大作(くさま だいさく) 【参加方法】  燃え尽きる世界の果てに聖杯戦争を見つけ出し、ゴフェルの木片を探し出し参加した。 【マスターとしての願い】  ビッグ・ファイア及びGR計画を止める。 【weapon】 『棺の右手』  すべての超能力を封じる右手。  型月的には超能力も魔術回路によるものっぽいので、魔術もこの右手で触れられている限り行使できない。  サーヴァントも消滅まではいかずとも実体化はキャンセルされるだろうが、大作自体はただの子供のため触れるのは難しいだろう。 【能力・技能】 『九大天王・万里の壁』  九大天王及び村雨一家の命使ったバリアー。  九大天王及び村雨一家の長、竜作が作中最高レベルの能力者だったため、大概の攻撃は無効化される。  また、最終手段として九大天王と村雨一家は一時的に万里の壁から抜け出し戦うことができる。  その場合、能力が尽きると抜け出たものは消え去る。サーヴァント風に言えば単独行動スキルE-を得て現界する。  現在残っているのは韓信元帥、静かなる中条、神行太保戴宗、大塚署長、九紋竜史進、村雨竜作以下村雨一家全員。  大作は魔力を持っていないため、バーサーカーの維持は万里の壁の魂達の魔力回路により行われている。 【人物背景】  原作:横山光輝・脚本:今川泰宏・漫画:戸田泰成による漫画版『ジャイアントロボ』の主人公。  ジャイアントロボに命令ができる選ばれた少年だが、ジャイアントロボは聖杯戦争に出てないので割愛する。  彼なりに頑張っているが彼が動くとなぜか死人が続出する。雑魚も強者もみんな死ぬ。災厄スキルでも持ってんのか。  この度めでたく完結したが、伏線もストーリーも投げっぱなしで終わった。  果たして大作少年に未来(次回作)はあるだろうのか。 【方針】 『幸せは不幸なしに得ることはできないのか  時代は犠牲なしに越えることはできないのか』    だが、自分の世界を救うために犠牲はやむを得ないので優勝する。

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