第十七章 業物十指


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「くっ…
ペチンガー!!!

何のためにここへ…」

「こ…これが
ペチンガーか…」
初めて見るペチンガーに腰を抜かすあきのり。


しかし、普段は獰猛で襲人性のあるペチンガーが二人に目もくれず、刀の入った箱へと歩

き出した。

そして、箱の引き出しを開け、刀の鞘の部分を掴み、次々と抱えてゆく。

「おい…こりゃどういう…

ま…さか…

おい!お前、やめろ!!」
そう言うと、城能はペチンガーから刀を奪おうとした。

ンッペッチンググググッガッ!!!

しかし、城能はあっけなく、ペチンガーにこんにゃくで猛打され、気絶してしまった。

「う、うわぁぁぁあぁあぁ…」
悲鳴をあげるあきのり。

「ゴシュブジビンブサバマノジャバマバスルバナラオマバエベモコボロボス!!!」

さっきまでおとなしかったペチンガーは何か叫ぶと、あきのりの方へと襲いかかってきた

!!!

「うぁぁぁ!!もうおしまいだぁぁぁああ!!!」
恐怖のあまり、失禁するあきのりに容赦なく、こんにゃくを振りかざすペチンガー!!!!










「“調教術”…

『手刀螺旋-フォーシームジャイロ』!!!!!」


ブリャリャリャリリリリロブッスザザザザザドゴーン!!!!


あきのりの目の前に現れた人影が、手刀を左向きにジャイロ回転させながら、ペチンガー

の肛門めがけ、打ち込んだ。


「ぁ…あぐぅをぉん~」
肛門を血だらけにしつつも気持ち良さそうな表情をするペチンガー。


「ケナンチェヨ?


兄さん……」

あきのりの目の前には、満面のドヤ顔を浮かべたしょうへいが立っていた。


「しょ…しょうへい…
ありがとうぅぅぅうう」

安心して泣き崩れるあきのりを、しょうへいは抱きしめた。ドヤ顔で。

そして、落ち着きを取り戻したあきのりは全てを説明した。


「そうなのか…
兄さんも…

一緒にこの大戦を戦い抜こう!!

だけど……
このペチンガーなんかおかしいんだ。」

「あ!そう言えば、そこの城能さんもそんなようなこと言ってた。」

「このペチンガー…
先に誰かに調教されてた…

俺が調教した瞬間わかったんだけど、こいつの中から物凄い強さの気功が流れてきたんだ


そして、その気功には

『“業物十指”を奪え』

そういう命令が込められてた。」

「……やはり…

そうか……」
さっきまで倒れていた城能が目を覚ました。

「やはり?…
“業物十指”って何なんですか?先生…」

「“業物十指”は先代が作り上げた10本の名刀でね、それを僕がイノセンスに改造した言

わば超強い装備型イノセンス。

そこの箱に入ってる刀たちがそうだ。

でもそれをなぜやつらが狙うのか、全くわからないよ。」

「そうなんですか…
一体誰が…」



「ウガガガガガガ!!!」

ペチンガーが再びうなりだした。

「!!?…
イノセンスも使ったし、調教術も施したのになぜ?…

ん!?こいつ……
ペチンガーじゃない…

もう人間に戻ってるのに…

まさか…
もともとのコイツの調教者一体どれだけの気功を…」

「ウガガガガガガ!業物十指ハカナラズゴシュジンサマノモノニナルノダァァァア!!!!」
そう言うと女は血を吹き出し、死んだ。


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「はい…わかりました
父上…
“業物十指”は必ず手に入れて見せます。
彼女を向かわせます…」


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「じゃあ、俺は帰るから。
刀選びがんばって!!」

そう、しょうへいが言った瞬間、城能の叫び声がした…

ギィィィィアアアア!!!

「なんだ!?またペチンガーか!?…




な……姉さ…ん?」

しょうへいとあきのりの前に立っていたのは佐紀だった。

「しょうへい…
あなたにもちゃんと言っておかなきゃね

私はあなたちの


なのよ。あきのりは充分わかってるわね…
あの日は玉だけにたまたま逃げられただけよ。

この戦いに勝って私は

“性の支配者”

になる!!
この“業物十指”はいただいてくわ…」

「待って姉さん!!」
そう言うとしょうへいは佐紀に調教術を使おうと身構える。

ジョッ、ジュッポン!


「あふぁあ…ぁあん」

「ふぇぇぇあんっ…」

気付くと、しょうへいとあきのりは佐紀に調教されていた。

「調教術を使えるのはあなただけじゃなくてよ…フフ…」
そう艶かしい声をしょうへいの耳元で発すると、佐紀は刀、10本全てを持ち去っていった


「ちょ…直刺だけっ…で…ハァ…ハァ…こんなにきもちゅいなんてぇん…

あはんっ……」

しょうへいとあきのりはそのまま気絶した。