第六章 蠢く者たち


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

……うん。そうにちがいない…きっと気にしている…
そう高林は思った

だがそんなことより高林の脳裏には『無表情』
という言葉が焼き付いていた。無論、ケンの脳裏にもその言葉は過っていた。
そんなことを考えてるうちに三枝子は
「そろそろ終わったようね」と言い扉をあけた…

セックスしていた姿を見られたにも関わらず3人はまたしても無表情であった……。
そんな姿をみかねたケンが思わずこう言うのである
「しょうへい、どうしてそんな表情でセックスするんだ?昔のしょうへいは楽しそうにセ

ックスしたじゃないか!」
しばらく無言の状態が続き…重々しい空気となった。
だがその重々しい空気を打ち破ったのは、しょうへいの不可解な一言であった……。



「ンアっ、どどすこすこすこどどすこすこすこどどすこすこすこ
ラブ注入っ////」

《ドビュ――――ーーーー~~~~~‐………‥‥・・・.....シーッ!!!!》

しょうへいがラブ注入と言いながら、荒ぶる鷹のポーズをした瞬間に上下2つのちんこか

ら、
真っ白でドロドロとしていて、それでいて美しい輝きを放っているソレが

常人離れした量、スピード…そして濃密で芳醇で、かつ上品な蜂蜜酒を思わせる香りをた

だよわせながら三枝子らに向かって発射された。

しょうへいの全身からは銀色のヌメヌメとした液体が染み出ていて、まるでしょうへいを守っているかのようだった。

「んふふ。成功したみたいね。
よくやったわ三人とも。」
自身の体にかかっている精子を気にもかけず目をきらきらさせながら三枝子は言った。

「パパ、お疲れさま。」
血まみれのすすむの性器にやさしくやさしく頬擦りしながら言う三枝子は恍惚の表情をうかべていた。


ばあちゃんは白目をむいている
どうやら力尽きたようだ。


「しょうへい…
お前もついになったってわけか…
これからは色々協力する事もでてくるだろうな。
あのしょうへいもおれのようにこの戦いに巻き込まれる事になるなんて不思議な気分だな

。」

「あぁ」
抱擁しあうドロドロのふたり。
二人はなぜか清々しく感じていた。

「えっ?えっ?え?
なになになにこの感じ
え!?」
なにやらおろおろしている高林を一瞥して三枝子は、

「みんな今日は休みなさい。
部屋は貴方達に一部屋ずつ、3部屋用意してあるから各自休んで。
明日から忙しくなるわ。」

高林「え?
一部屋足りなくね?
あぁ、おれか…」


「じゃあ解散ッ!」
最後にすすむのちんこに軽く口づけをしてから三枝子は自分の部屋へもどって行った。




三枝子が自分の部屋に入ると
(♪笑顔と歌声で 世界を照らし出せ~
行くぜっ!!
Let's Go!!!
ももいろのハートを
狙い撃ち☆♪)
まるで三枝子を待っていたかの様に着信音がなった
机の上に置いてあった携帯がメールを受信したようだ…………


【from 三枝 】
お母さん久しぶり、お母さんが家を出ていってからもうすぐ20年になるね。
あの頃はまだ僕子供だったからなんでお母さんがいきなりいなくなったか理解できなかっ

たけど、
もうお父さんに聞いたから全部知ってるよ。
お母さんがすすむって人と結婚したこと、あと3人の子供がいてそのうち2人がISだって

ことも、そしてなんで2人がISになってしまったってことも……
他にもいろいろ知ってるでもその全てを知っても僕は納得出来ない!
だから明日直接会ってお母さん自身に理由を説明してもらいたい。
12時に駅前のスタバにいるから。待ってる。




メールの内容はこういうものだった


翌朝…

三枝子は置き手紙をテーブルに置くと、しょうへいたちを家に残し、駅前のスタバへと向

かうのであった。


三枝子は店のドアを開けた。
一番奥の席に、いかにも部活の大会へ向かうバスの中で脱糞しそうな顔をした男が、一人遠くを見つめ

ながらキャラメルフラペチーノをすすっていた。

「母さんじゃないか…
久しぶりだね…」
三枝子に気付いたその男はこちらを向いて優しく微笑みかける。

「随分と大きくなったものね…」
十数年ぶりに再開する息子だというのに、心のない言葉を送る三枝子。

「メールでも送った通り、僕は母さんに戻ってきて欲しいんだ。」

「……
悪いけど、それはできないわ。

貴方に罪がないのはわかってる…

けれども私は犯罪者の彼との間にできた貴方をどうしても愛することはできないの…

憎いわ…憎くて仕方ない…

貴方が幼い頃、貴方の顔をそんなふうにグチャグチャにしたのは私なのよ…」

衝撃の事実を知らされた三枝は一瞬、戸惑うが…
「…で、でも
僕は母さんと一緒に暮らしたいんだ!!
どんなに冷たくされたって構わない!!

母さんが出ていったあと、僕は父さんに捨てられ、そのあとは養護施設で育てられたんだ


父さんの行方は知らないけど、ファンデーションを使って逃亡を続…」

「黙れ!!!!!」
三枝子は三枝の言葉の途中で、テーブルを叩きつけながら、怒声を飛ばした。


「私の前で二度とソイツの話をするな…」

息を荒立て、三枝子はそのまま席を立ち、店をでようとした。

「所詮、こうなるとは思っていたよ…

まぁ楽しみにしててよ…


母さんは絶対に僕のものだからね…」
不適な笑みを浮かべ、グチャグチャな顔をさらにグチャグチャにしながら三枝は言った。

「……
その異常なまでもの嫉妬心と執着心…

彼にそっくりね…」
三枝子は小声でそう言い残すと、そのまま店を出ていくのであった。
三枝の言葉が悲劇の幕開けを示唆しているとも知らずに…


三枝子が出てから数分後、三枝のとなりに、一人の女が座った。

「やはり、三枝子を説得するのは無理だったようね。」

「見ていたのか…

しかたないがやはり佐紀、君と協力せざるを得ないみたいだよ。」

「あら、その言い方は私と組むのが嫌みたいに聞こえるけど?」
佐紀は皮肉っぽく言う。

「そんなことはない。

ただ母さんを傷つけたくなくてね…
むしろ、母さんと血の繋がっている君と支え合えるのは嬉しいことだけどねぇ」

三枝はおぞましい笑顔で答える…

「勘違いしないで!
私とあなたはただ目的が同じなだけ!!

私が“性の支配者”になって三枝子を精奴隷にするかわりに、
あなたは私が完全体になるために、ペチンガーを量産する」

「フフッ…
ペチンガーのことは心配するな。
こうなることは予測していたからな…」

「そう…それはいい報告だわ…
じゃあ、お互いがんばりましょ…」

共同戦線を掲げた二人は、互いが遂行すべき任務のためにその場から立ち去っていった。