両備&キーパー(エクストラクラス) ◆arYKZxlFnw



 摩天楼の輝きを、その更に上から受けながら。
 高層ビルの屋上に立ち、足元からネオンライトを浴びる、2つの黒い影がある。
「なるほど……貴方が両備のサーヴァントってこと」
 括った二房の茶髪を、夜風にさらさらと揺らすのは、10代半ばと思しき少女だ。
 されど翡翠とサファイアのオッドアイに、確かに宿った剣呑な気配は、ただの女子高生のそれではない。
 不敵な笑みをにやりと浮かべる、黒い学生服の少女は、おくびも弱みを見せることなく、目の前の存在と相対していた。
 秘立蛇女子学園に在籍する、現代の忍者の卵が1人――忍学生の両備である。
「そう。我が名は『キーパー』。遥か英霊の座より呼ばれ、この紅き月の地へ降り立った、門番(キーパー)のサーヴァントである」
 そんな両備と向き合うもう1つの影は、目に見えて異様な存在だった。
 闇に溶け込む黒ずくめのローブに、顔面を覆う黄金のヘルム。
 それらを纏う身の丈は、2メートルにも及ぼうかという巨体だ。
 兜の影に顔を隠しながらも、ハスキーな声と鋭い視線が、辛うじてそれが男性であることを伝えていた。
「門番……7騎のどれにも属さない、特別なエクストラクラスってやつ。なかなか強そうな駒じゃないの」
「それはお前の腕次第。我らサーヴァントの力は、マスターの持つ力によって左右される」
 完璧に瑕を穿つのも、鳶を鷹へと変えるのも、全てはお前の力次第と。
 得意気に笑う両備に対し、あくまでも静かに厳格に、キーパーはそう言い放った。
「ふぅん……まあいいわ。それなら貴方は幸運よ。この両備様以上に、強いマスターなんてありえないから」
「大層な自信だな」
「当然。貴方も両備の手足として、相応に働いてもらうわよ」
 右の拳を握りながら、両備はキーパーへと言った。
 その手に刻まれた支配者の証――紅き3画の令呪を、これ見よがしに突き出しながらだ。
 どれほど強力な英霊であっても、この印が刻まれている限り、マスターの前では奴隷に過ぎない。
 隷属者の意志をねじ曲げる、その印を両備が持つ限り、主従の関係は揺るぎはしない。
 それが彼女の持つ加虐心を、更に黒々と増幅させる。
 その絶対不変の法則こそが、両備の歪んだ支配欲を、強く支えていたのだった。
「………」
 対する英霊の答えは、静寂。
 口をつぐんで沈黙し、ヘルムの下の視線を向ける。
 見定めるように、値踏みするように、冷たく鋭い眼差しを、キーパーは闇の奥から光らせていた。
「……聖闘士(セイント)の中にも忍者はいたが……」
 夜風の音のみが聞こえる中、数秒ほどの沈黙の後。
 ややあって、重い口を開いたキーパーが、ようやく発した次なる言葉は。
「お前も負けず劣らずのいっっっっっっけ好かねぇ奴だなぁ!」
 これまでの厳かさが嘘のような、あまりにフランクな悪口だった。
「は……はぁっ!?」
 一瞬、両備は面食らって沈黙。
 そして一拍の間を置いて、素っ頓狂な声を上げる。
「いけ好かないって、アンタ、それ一体どういうことよ!?」
「そりゃ言葉の通りだっつの。令呪があるからってつけ上がってよ、上から目線で偉そうに」
「偉そうにって当たり前でしょ!? 両備はアンタのマスターなの! アンタより偉くて当然なのよ!」
 ぷりぷりと怒る両備に対し、キーパーはやれやれと肩を竦める。
 目に見えてうんざりしたと言わんばかりのリアクションは、先ほどの様子とはまるで別人だ。
「というかアンタ、キャラ変わりすぎじゃないの! そんなに両備が気に食わないってわけ!?」
「あーそうだなもうやめだやめだ! せっかく若い姿で出てきたってのに、堅っ苦しくなんてやってられっか!」
 半ばやけくそ気味に叫ぶと、キーパーは黒衣をひっつかみ、強引に自らの身から剥ぎ取った。
 はためく布地のその向こうから、新たに姿を現したのは、筋骨隆々とした大男だ。
 ラフなシャツとジーンズの下では、浅黒い皮膚に包まれた、鋼のような筋肉が盛り上がっている。
 それだけでもインパクト大だったが、両備の目を更に引いたのは、晒された彼の素顔だった。
 紫がかった銀髪の顔は、決してむさ苦しくはない。荒々しさを湛えつつも、同時に整った部分も感じさせる、いわゆるちょいワルのイケメンだ。
 だがその調和をぶち壊しにするのが、左目を深々と抉り取ったように、痛ましく刻まれた傷跡だった。
 それが男の印象を、ワイルド気味な美青年から、一挙に悪人面へと変える。
 由緒正しい英霊よりも、ゴロツキを率いる大悪党――そんな言葉が似つかわしい、強面の男の姿がそこにはあった。

「だいたい英雄だの教皇だのは、俺の性には合わねぇってんだよ。
 なのにどいつもこいつも揃いも揃って、好き勝手に囃し立てやがって」
 不機嫌そうに腕を組みながら、キーパーは愚痴っぽくぼやいた。
 その独り言の意味するものは、両備には何一つ理解できない。そしてその置いてきぼり感が、更に彼女の苛立ちを掻き立てる。
「アンタねぇ、黙って聞いてればぺちゃくちゃと……両備を無視して盛り上がってんじゃないわよ!」
「盛り上がってねぇよ! つうか黙って聞いてもいねぇだろうが!」
 理不尽な怒りに対して怒鳴り声が飛んだ。
 先ほどまでの緊迫した空気は、一体どこへ行ったのやら。夜景を見下ろす屋上の空気は、すっかりぐずぐずになってしまった。
「とにかく! アンタは両備のしもべなの! 両備の願いを叶えるためだけに、呼ばれてここにいる存在なの! これ以上文句言うと令呪使うわよ!」
「分かった、分かったよ。俺もそいつは理解してる。釈然としねぇが、他にすることもねぇからな。手伝いくらいはしてやるよ」
 手の甲を突き出す両備に対し、キーパーはやれやれといった様子ながらも、彼女の言葉に同意を示した。
 そうしてキーパーが折れたことで、だだっ子とチンピラの言い争いは、ひとまず終結したのだった。
「で? そのお前の願いってのは何なんだ」
 そうして話に一段落がついて、改めてキーパーが尋ねたのが、それだ。
 両備は聖杯に何を願うのかと。
 この聖杯戦争において、彼女はいかなる動機を携え、他者の願いを踏みにじる気でいるのかと。
「えっ!?」
 一瞬、両備は返事に詰まった。
 はっと目を見開いて、声を上げることしかできなかった。
 そんなことを聞かれるとは、両備自身思ってもみなかったのだ。
「な、何よ。願いくらい何だっていいでしょ。だいたいアンタには関係ないことじゃない」
「つっても願いが分からなくちゃ、協力のしようもねえだろうが」
 ろくでもない願いを叶えてやるわけにもいかねぇからな、とキーパーが言う。
 悪人面の割には正義漢じみた発言だが、そこを気にする余裕は両備にはなかった。
「でも、そんな急に言われても……」
 言葉に詰まった両備は、途端にしどろもどろといった様子になる。
 最初の余裕も、先ほどまでの怒りも、まるで嘘だったかのようだ。
 そんな両備の態度に対して、キーパーは半ば苛立たしげに、早く言えと視線で訴えてくる。
 結局沈黙と思案の末に、両備の口をついて出たのは。
「……………胸よ」
 発音にしてたった2文字。
 顔を赤らめながら言ったのは、体の一部を指す単語だった。
「胸?」
「そうよ、胸よ! 胸を大きくしてほしいのよ! 何か文句ある!?」
 こうなるともうやけくそだった。
 開き直った両備は、未だ顔を赤くしながらも、思い切った様子で喚き散らした。
 両備の胸はとても小さい。バストサイズは70台にも達していない。
 それが何よりのコンプレックスであり、巨乳族だらけのコミュニティの中では、殊更深刻な問題として、彼女の心を傷つけていた。
 それが大きくできるというなら、まさに願ったり叶ったりだ。
 大っぴらに人に言うには、やはり恥ずかしさがつきまとうが、切実な願いであることには変わりなかった。
「かぁっ、小せぇな! 乳よりもまずその願いが小せぇ!」
「なっ……!」
 が、その正直な願いを聞かされた、キーパーの反応ときたら、これだ。
 期待させといてそれか、と言わんばかりに、大きな手で顔面を覆いながら、がっかりした様子でそう言われたのだ。
 恥のかき損ではないか。両備としても不本意な反応だった。
「大体お前にゃまだ早ぇよ! どうせまだガキなんだから、そういうのをそこまで深刻に考えるこたねぇ! もっと他のこと考えろよ!」
「ガ、ガキって何よ!?」
「実際まだ何か有るだろ? もっと大事な願いってのがよ! そういうのに使えばいいじゃねえか!」
 そんな馬鹿馬鹿しい願いのために戦えるかと、キーパーは容赦なく言い放った。

「他の願い、って言っても……」
 対する両備はまたしても、言葉の先を濁らせる。
 豊胸の願望は、両備にとって、間違いなく渾身の願いだった。
 恵まれた体格を持った男には、恵まれない体型の女の気持ちなど、分かろうはずもないだろうが。
 それでもなお他に挙げろと言うならば、残された答えは1つしかない。
(そんなこと、言えるわけがないじゃない)
 しかしそれを口にできるほど、両備には願いに対する自信がない。
 それを果たすことが正しいのかどうか、心が揺らいでいるからだ。
 彼女の抱えたもう1つの願い――それは姉の仇討ちである。
 今の蛇女子学園には、彼女の仇敵が在籍していた。
 忍同士の抗争の中、敬愛する姉と刃を交え、そして殺害した女――雅緋。
 次期選抜チームの筆頭候補として、学園から働きを見守られている者の死こそ、両備の何よりの願いだった。
 そのために同じ学園に潜入し、幸福の絶頂から追い落とすため、暗殺計画を練り続けてきた。
(でも)
 それでも、今の両備は聞いてしまった。
 姉を殺した下手人は、雅緋ではないということを聞かされてしまったのだ。
 雅緋が戦場に駆けつけた時、既に姉は息絶えていた。
 それを聞かされてしまった今、両備の復讐の心は、揺らぎに揺らぎ始めていた。
 殺されたという事実そのものが、虚偽だったという可能性がちらついている。
 しかも仇だと知りながらも、彼女らのいる環境に、安らぎを感じてしまっている自分もいる。
 だからといって簡単に、復讐をやめるとは口にできない。それはこれまでの何もかもを、諸共に無為にする言葉だからだ。
 これまで歩んできた道のりが、何より両備のプライドが、その選択肢を許さない。
 だからこそ、願いとして口にできない。
 肯定の言葉も否定の言葉も、この場では口に出せなかったのだ。
「まぁいい。今はもう聞かねぇから、もちっとまともな理由を考えとけ」
 そして相手のキーパーも、これ以上は聞いても無駄だと考えたのか、そこで追及を打ち切った。
 それに内心でほっとしている、そんな惨めで情けない自分に、両備はひどく嫌悪感を覚えた。
「……そうだ。アンタの真名、まだ聞いてなかったわよね。アンタの名前、何ていうのよ?」
 両備がキーパーへと尋ねる。
 今はとにかく、話題を変えたいと思ったからだ。
 情けない話ではあるものの、このまま願いの件を考え続けるのは、とても両備には耐えられなかった。
「俺か? そうだな……この歳だと、こっちの方がいいか」
 一瞬、キーパーは考えこむ。
 そして少し言葉を選ぶと、両備とは至って対照的に、自信を持って問いかけに答えた。
「俺様の名はハービンジャー。力と破壊を司る黄金聖闘士(ゴールドセイント)」
 それは伝説の守護者の名。
 地上の愛と平和を守る、十二の太陽の戦士の称号。
 光すらも置き去りにする、必殺の拳を武器として、地を裂き海を割る最強の名だ。
「――牡牛座(タウラス)の、ハービンジャーだ」
 黄道十二星座に選ばれし、戦女神アテナの守護者。
 それこそがキーパーのサーヴァント――ハービンジャーの背負う名前だった。


【クラス】
キーパー
 拠点防衛や治安の維持など、ものや場所を守ることにまつわる英霊のクラス。
 適性値の高い英霊であればあるほど、防衛戦において優れた能力を発揮する。
 1つの街を守り抜いた左翔太郎(仮面ライダーW)や、法の番人であるユーリ・ペトロフ(ルナティック)などが適性を持っている。
 更に広義の意味では、自らの宝物庫の門番という解釈で、ギルガメッシュにも適性があると言われている。
 似たようなクラスにシールダーがあるものの、細かい部分ではアーチャーとガンナー程度には異なっている。

【真名】
ハービンジャー@聖闘士星矢Ω

【パラメーター】
筋力B+ 耐久B 敏捷C+ 魔力A+ 幸運C 宝具A+

【属性】
混沌・中立

【クラススキル】
防衛態勢:C
 マスターを護衛しようとした際に、耐久値が若干プラスされる。
 また、1つ下のランクまでの「気配遮断」スキルを無効化できる。
 ハービンジャーは金牛宮に閉じこもるよりも、自ら打って出ることを好んだため、あまりランクが高くない。

【保有スキル】
セブンセンシズ:A+
 人間の六感を超えた第七感。
 聖闘士(セイント)の持つ力・小宇宙(コスモ)の頂点とも言われており、爆発的な力を発揮することができる。
 その感覚に目覚めることは困難を極めており、聖闘士の中でも、限られた者しか目覚めていない。
 ハービンジャーの持つ莫大な魔力の裏付けとなっているスキル。

勇猛:A
 威圧・混乱・幻惑といった精神干渉を無効化する能力。
 また、格闘ダメージを向上させる効果もある。

戦闘続行:C
 瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。

【宝具】
『牡牛座の黄金聖衣(タウラスクロス)』
ランク:A+ 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大補足:-
 黄金聖闘士(ゴールドセイント)の1人・牡牛座(タウラス)の聖闘士に与えられる黄金聖衣(ゴールドクロス)。
 黄金に光り輝く鎧は、太陽の力を蓄積しており、他の聖衣とは一線を画する強度を誇る。
 この聖衣を然るべき者が装着することにより、装着者の筋力・耐久・敏捷・幸運のパラメーターが1ランクずつアップする。


【weapon】
なし

【人物背景】
女神アテナを守るために戦う、88人の戦士・聖闘士を統括する教皇。
かつては聖闘士最高位に位置する、黄金聖闘士の1人・牡牛座の聖闘士として、最前線で豪腕を振るっていた。
今回の聖杯戦争においては、彼が教皇の地位を得たきっかけになったと言われている、パラスベルダ戦役の際の年齢で現界している。
(私服はマルスと謁見した際のものとなっている)

大柄な体格と強面の通り、豪快で荒っぽい性格。
根っからの戦闘狂であり、「骨の折れる音が好き」「心の骨が砕け散る音はそれ以上に好き」と語っている。
一方で過去の境遇から、弱い者いじめは嫌っており、
金牛宮に攻め込んだ青銅聖闘士(ブロンズセイント)達を一蹴した時にも、露骨に不機嫌そうな態度を取っていた。
「骨の強さは心の強さ」という、独自の根性論を展開している。

元々はスラム街の出身であったが、過酷な環境の中で自然発生的に小宇宙に覚醒。
ろくに修行を受けていないにもかかわらず、正規の聖闘士すらも撃退した力を見初められ、火星の神・マルスのスカウトを受ける。
その圧倒的な力に屈服したハービンジャーは、修行を積み、彼らが聖域から奪い取った黄金聖衣を纏う黄金聖闘士となった。
その後はマルスの下で戦っていたのだが、ペガサス光牙との戦いや、マルスの討伐を受けて聖域に残留。
聖闘士達の誇りに触れていくうちに、そんな彼らを蔑ろにする神々への怒りを覚えるようになり、共に愛の女神・パラスと戦った。

当時の聖闘士達の中でも、比類なき超パワーの持ち主として知られている。
巨体を活かしたパワーファイターだが、決して鈍重というわけではなく、黄金聖闘士の光速拳も当然放つことができる。
必殺技は、腕を正面に突き出す勢いで、電撃と衝撃波を放つ「グレートホーン」。
更に両腕を左右に振り抜くことで、その威力を全方位に放つことができる、「グレイテストホーン」を併せ持つ。
その他に習得している技として、自らの体を不定形の影に変え、自在に変形しながら殴りかかる「シャドーホーン」がある。

【サーヴァントとしての願い】
特になし

【方針】
とりあえず両備について行く。
できれば強いサーヴァントと戦って、身と心の骨の折れる音を聞きたい。


【マスター】両備
【出典】閃乱カグラ SHINOVI VERSUS -少女達の証明-
【性別】女性

【マスターとしての願い】
復讐を果たしたい? 胸を大きくしたい?

【weapon】
スナイパーライフル
 長距離の敵を狙撃するために設計された、長大なライフル。
 両備は中距離の銃撃戦においても、この銃を使い回しており、問題なく使いこなしている。
 また、グリップ部には斧状の刃が取り付けられており、近接戦闘を行うことも可能。
 最大弾数は不明。そもそも弾切れを起こす描写がない。

【能力・技能】

 日本に古来から存在する、諜報や暗殺を主任務とした工作員。
 蛇女子学園の選抜メンバー候補として、ひと通りの忍術をマスターしている。

忍転身
 現代の忍の戦闘装束。この術を発動した雅緋は、マントを羽織った白装束を纏う。

忍結界
 忍同士の決闘時に発動される結界術。自身と対戦相手を一定空間内に閉じ込めることができる。
 本聖杯戦争では弱体化しており、バスケットコート程度の範囲にしか展開できない。

命駆
 命懸けの覚悟で臨む、決死の戦闘形態。
 防御力が半分以下になるが、追い詰められたことで潜在能力が解放され、攻撃力が大幅に向上する。
 なおこの状態になった瞬間、両備の衣服は全て弾け飛び、下着姿になる。

狙撃
 スナイパーライフルを用いた狙撃技術。

【人物背景】
非合法な任務であろうと遂行する忍・悪忍を養成する機関である、秘立蛇女子学園の生徒。
16歳の1年生で、スリーサイズはB69・W56・H90。
元は善忍を養成する学校・死塾月閃女学館の生徒だったが、
姉の両姫を選抜チーム筆頭候補・雅緋に殺害されたと思い込んでおり、復讐のために蛇女へと転校を果たす。
しかし教師の鈴音から、両姫が死んだ時雅緋は現場に到着していなかったと聞かされたことにより、
復讐を辞めるべきか否か、その狭間で苦悩するようになる。

他人をいじめるのを好むサディスト。
常に偉そうな言動を取っており、相手を軽んじた口調で接している。
一方で、自分の小さなバストには大きなコンプレックスを抱いている。
自らの理想を体現した忍転身時には、バストサイズが95までアップするのだが、
それですら転身を解いた時、そこから通常の体型に戻ることに虚しさを感じ、コンプレックスを加速させる結果を招いている。

忍法の性質を表す秘伝動物は鹿。
斧を備えたスナイパーライフルを用いることで、あらゆるレンジの敵に対応することを可能としている。
特に得意としているのは銃撃戦で、放った銃弾を壁に跳弾させ、変則的な機動で敵を追い詰める。
必殺の秘伝忍法は、周囲に複数の機雷を展開し炸裂させる「8つのメヌエット」、
その機雷を正面に撃ち出し、銃撃することで誘爆させる「リコチェットプレリュード」。
更なる威力を持った絶・秘伝忍法として、背中に背負ったユニットからミサイルを乱射する「メヌエットミサイル」を持つ。

【方針】
優勝狙い。向かってくる敵には容赦はしない。

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最終更新:2014年12月21日 15:39