【クラス】

エンジェル(エクストラクラス)


【真名】

無道刹那@天使禁猟区


【パラメーター】

筋力B 耐久B 敏捷B 魔力B(EX) 幸運E+++ 宝具A+


【属性】

中立・中庸


【クラススキル】


救世使:A
 天使と人との狭間の子。
 選ばれし真の救世使。
 物質界だけでなく、星幽界、地獄、至高天をも終末から救った彼のランクはかなりのもの。
 意図するしないに関わらず、世界の危機に立ち向かう時、全てのステータスが1ランク上昇する。
 ――彼は救世“主”(メシア)ではない。救世“使”(エンジェル)である。

アストラルパワー:A+(EX)
 魔力放出の上位スキル。
 武器・自身の肉体に魔力(アストラルパワー)を帯びさせ、常時放出する事によって能力を向上させるスキル。
 放出量を瞬間的に倍増させることで、魔力砲やバリアのような使い方もできる。
 絶大な能力向上を得られる反面、魔力消費は通常の比ではないため、非常に燃費が悪くなる。
 また、背中の天使の翼を大きく損傷すると上手く力を操れなくなり、使用不能になることも。



【保有スキル】

少女の祈り:B
 正式名称大天使の加護。
 刹那の愛した少女は、水の四大天使ジブリールの生まれ変わりであり、彼の守護天使でもあった。
 水や水に関連するもの(鯨などの水生生物)が時に護ってくれ、水属性の攻撃などに耐性が付く。
 ――少年と少女は一生二人で戦い続けた。


カリスマ:D
 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
 刹那自身の生還率も上がる反面、彼に魅せられた味方が犠牲になりやすい。
 良くも悪くも真っ直ぐなその在り方は天使悪魔人間種族を問わず数多のものを惹きつけた。


神性:C
 創世神の最高傑作であるアダム・カダモンより力を受け継いた有機天使の生まれ変わりである刹那の神性は本来Aランクである。
 しかし、アダム・カダモン、有機天使、刹那に至るまで神に抗い、刹那は神殺し後ただの人間として生きたためランクが低下している。


時間魔術:C
 聖隠者アダム・カダモンの力を分けられ生まれてきたため、刹那は失われた時間魔術を使用できる。
 とはいえ刹那自身は一瞬だけ時間を操る、時間操作系能力に耐性を得る位の部分的かつ限定的な使用しかできない。
 意識して使用するのも苦手なため、咄嗟に発動できればラッキー程度のスキル。


【宝具】
『七支刀御魂剣(ななつさやみたまのつるぎ)』
ランク:B+ 種別:対神宝具 レンジ:1 最大捕捉:一柱
 通称:ななつさや。神剣にして魔剣。刹那のメインウェポン。
 第五元素でできており、地球上で最も硬い。
 また、戦う相手によって属性を変え、相手の弱点を突き、相手の武器や攻撃に耐性を得る。
 かつて神に反旗を翻したルシファーの魂が封印されていたこと、有機天使アレクシエルによって神への反乱に使用されたこと、
 刹那の手で創世神を遂に討滅したことから神や神性を持つ相手などには絶大な補正を得る。
 刹那自身も神性を持つが、この剣自体も意思を持っており、刹那に願われない限り刹那を傷つけることはない。
 加えて、四本腕の金属的な大女に変身することで自律行動もできる。


『運命に抗いし有機天使の三翼(アレクシエル)』
ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大補足:1人
 刹那の始まりの前世であり、自然無限物質(エーテル)の力を司り、火・風・水・土のルーンを操る有機天使アレクシエルの羽根。
 救世使としての刹那の象徴でもある。
 魔力が刹那本来のEXランクになり、強力な再生能力を得る。
 また、この宝具により、刹那は魂の浄化や救済といった奇跡を起こせる。
 ただしこの宝具が司ってるのはあくまでも正の力であり、自然に反するような奇跡は起こせない。
 本来は自然界から魔力を無限に得られるのだが、今回の聖杯戦争は電子空間内のため、効率は悪くなっている。
 尚、エンジェルはあくまでも無道刹那として召喚されたため、アレクシエルの人格が表に出てくることはない。  ちなみに宝具解放前は通常の二枚の天使の羽根を発現させている。


『その名は天使――(エンジェルサンクチュアリ)』
ランク:EX 種別:対神宝具 レンジ:1~5 最大捕捉:一柱
 アレクシエルの双子の弟で電磁場無限物質(アカシヤ)の力を司る無機天使ロシエル。
 彼が託してくれた『運命に翻弄されし無機天使の三翼(ロシエル)』を『運命に抗いし有機天使の三翼』と同時発動する。
 『運命に翻弄されし無機天使の三翼』は負の想念や電子を力とするため、ムーンセル内の魔都東京とも相性が良い。
 実際ロシエルは東京の電力と人々の負の念を糧に封印を解き復活したことがある。
 両翼が揃うことで正負無機有機を網羅し無限の宇宙元素、力を得られる。アストラルパワーもEXになる。
 使用後は翼の力で文字通り無限の力を生成できるため魔力消費は考えずに良くなる。
 しかしその力は神霊級であり、ムーンセル内で無事発動できるかは不明。
 できたとしても発動後はともかく、発動時に無限の魔力を消費するため、その一瞬だけでもマスターの命を奪うには十分である。


【weapon】

 燃費の良い七支刀御魂剣やアストラルパワーで強化した肉体やエネルギーの放出。


【人物背景】

 有機天使アレクシエルの生まれ変わりとしてその魂を内包する、救世使の少年。
 単純だが底抜けに明るく、強烈なカリスマ性を持っている。
 幼い頃から妹の紗羅を強く愛していた事で苦脳していたが、紆余曲折を経て結ばれた紗羅が刹那を庇って死んだ為、アレクシエルとしての力が暴走。
 寸前で地球を救う為に時間を停めたアダム・カドモンの助言で、紗羅を蘇生させようと旅立つ。
 天界・地獄・地球を股にかける戦いと、数多の出会いと別れを経て、すべての黒幕であり世界をリセットしようとしていた創世神を討つ。
 救世使としての全ての力を使い果たし、羽根も失い普通の人間として、最愛の妹と一生二人で幸せに戦い続けた。


【基本戦術、方針、運用法】

 七支刀御魂剣によりどんな相手とも堅実に戦えるが、スキルや宝具が救世・対神に偏っている。
また、アレクシエル発動前は決して燃費がいいとも言えず、発動したらしたで高確率で真名バレする。
 願いを叶えるための純粋な殺し合いとしての聖杯戦争にはあまり向いていない。
 悲業の死を遂げる呪いを輪廻に組み込まれ、神に翻弄され、幸運は最低クラスだが、その運命に打ち勝ったからこその彼でもある。
 救世使としての状況にハマりさえすれば一気に大化けするサーヴァントである。


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最終更新:2015年01月29日 21:57