このページは魔法書について簡単に説明します。

キャラクターは制作時に任意の『魔法書』を2冊まで所持できます。
便宜上の2冊ですので実際は何でも構いません。

また所持は強制ではありません、生来魔法なんぞ使えないという場合は習得しなくてもかまいません。
あとあと魔法を使いたい場合は不意に覚醒して所持することができます。(セッション中は生えません)

魔法書の属性
火・水・空・地・氷・雷・聖・闇
それに少し特殊な無属性という属性を加えて9種存在します

魔法書の役割
魔法書はその属性の魔法が使えるという証のようなものです。
複数の属性魔法書を所持していればそれだけ様々な魔法属性を操れることになります。
多属性を所持すれば攻撃方法や技能書の選択に幅が生まれてくるでしょう。

魔法書の重複
同属性を複数所持した場合、そのキャラクターはその属性が得意であることを表します。
二冊目以降、属性魔法の攻撃判定時に修正+1を受けることができます。
この修正は最大で修正+3まで上昇させることが可能です。

魔法書の追加
追加の魔法書は街で購入することができます。
初期の2冊と合わせて、最大で5冊まで所持が可能です。

購入価格は1冊目が20000、2冊目は40000、3冊目は80000です。

無属性について
特殊な属性として無属性というものが存在します。
無属性による攻撃は全てのキャラクターが使用できますが、魔法攻撃に-2の修正を受けます。
このペナルティは無属性の魔法書を二冊持つことで解消することができます。
また無属性の魔法書は三冊目以降を所持しても攻撃修正をうけることができません。


それじゃ無属性の利点ってなに?
その1、属性防御されない
無属性を軽減、半減、無効にする属性修正は特殊な例を除いて存在しません。ようするに取りあえず効きます。
仮に○属性以外半減などあった場合でも、無属性は含まれません。

その2、魔法具を問わない
無属性は限定魔法具でも使用可能です。とりあえず使えます。

 

要するにどういうこと?
炎使い魔法使いAと無属性魔法使いBの二人を例に説明します
互いに精神は7とします。魔法書は(火火)と(無無)仮定します

0、囚われて素っ裸です。なにもありません。
A:得意の火は使えません、唯一使えるのは、魔法具無し(1d6)に修正-2の魔法攻撃です。1d6+7-2
B:魔法具こそありませんが威力減衰はおこしません。1d6+7

1、このままじゃいかん、落ちてた割り箸(フレーバー魔法具)を手にします。
A:属性が合うわけもありません、ない方がましぐらいですよ! 2d6+7-2-3
B:多少扱いにくいが…これで十分だ!。2d6+7-3

2、途中で敵の魔法使いを雷使いを倒して限定魔法具(雷)を手に入れます
A:まだ得意の火は使えません、不慣れな無属性での魔法攻撃です。2d6+7-2
B:もう大丈夫いつもの貴方です。2d6+7

3、更に途中で魔法使いから完全魔法具を手にしました。
A:これで火がつかえます、さらに魔法書の修正が加わります。
2d6+7+1
B:とくに変化はありません、魔法具はAにくれてやりましょう。2d6+7

4、うわぁーボスだー。(聖以外の属性半減)
A:大変です、ダメージの期待値は半分になります。
2d6+7+1/2
B:無属性は属性効果の対象になりません。安定しています。2d6+7

4、うわぁー裏ボスだー。(雷以外弱点、ダメージ2倍)
A:やったぜ!、ダメージの期待値は2倍になります。
2d6+7+1×2
B:無属性は属性効果の対象になりません。安定しています。2d6+7
 

キャラクターの造形上以外にもこのように有利不利が存在します。
ちょっと考えてみると楽しいかもしれません。

 

最終更新:2016年01月24日 21:45