【銀十字社】

池袋にあるフィギュアメーカー。井上純一が代表取締役。(他、取締役に谷口和也氏)
よく住所が移転するがその内の一つにある自転車の写ったアパートであったことがあった。
井上氏が運営する同人サークル「希有馬屋」で販売した同人フィギュアの不良品の交換先が、同じアパートであったことが判明している。

【A-LABEL】

池袋にあるフィギュアメーカー。現在の登記簿に於いて、社長は金子賢治氏。
よく住所が移転するがその内の一つに「銀十字社と同じ」ある自転車の写ったアパートであったことがあった。

【有限会社ビート】

池袋にあるフィギュアメーカー。よく住所が移転するがその内の一つに「銀十字社と同じ」ある自転車の写ったアパートであったことがあった。
A-LABELや銀十字社との関係性は不明。

【原型】

フィギュアの元となるもの形。紙粘土のような硬化する物体で少しずつ元を作っていく。
当然原型は量産する前の一点ものであるから、その価値は大変高い。

【WF】

ワンダーフェスティバルの略。フィギュア版コミックマーケット。
趣味人から会社まで多数のフィギュア関係者が集まる。企業参加と一般参加では大きく金額がかけ離れている。
余談だが希有馬屋は企業規模の販売数を一般参加で申請していたため、同じ参加者から大きな非難を浴びた。
かつてフィギュア制作の大御所原型師Vispo氏が参加しているスペースに井上氏が押しかけ、制作を依頼したことがあったが
(WFにおいてこういった行為は迷惑であり非常識であるが、井上氏はそれを承知の上でやらかしたらしい。)
Vispo氏は「私のことは一切マンガに描かないでください」と念を押し、自身のサイトでも希有馬屋フィギュアについて全く触れていない。
なおこれ以降の希有馬屋のフィギュア制作に於いて、この作品を超える出来のものはないと専らの噂。

【シリコンで取る】

一般的な同人フィギュアの作り方。原型を作った後、液状のシリコンに原型を入れ硬化させ、原型を抜き出す。鯛焼きの型を考えると分かりやすい。
途中で劣化するため大量生産出来ないが安価に作れるので、フィギュアの趣味人は普通こちらで参加する。
またプロであっても趣味で参加する時はこちらで作る。

【金型を取る】

企業のフィギュアの作り方。原型を3Dプリンターなどにかけ、金属による型を取る。
こちらも鯛焼きの型と同じで、一つの金型から多くの同じ形のものが出来る。
シリコンとの大きな違いは劣化の遅さ。金属なのでなかなか痛まないので、大量生産出来る。
ただし金属で型を取るという行為は金属を掘削し、精密なフィギュアの形を作るということで素人には不可能。
専用の工場で行うが莫大な費用がかかる。
大手フィギュア企業にとって金型はそれそのものが資産であり、盗まれる・破損するというのは、
そのフィギュアの再販が不可能になるということを差す。
有名フィギュアの金型は冗談抜きで数百万の価値を持つ。
それでも金型もいつかは劣化する。フィギュアの再販売が難しいのはここにある。

最終更新:2015年02月01日 19:01